......その2
おいしいおっぱい、まずいおっぱい
○おっぱいと食事の関係
○入院中の差し入れにも注意
○和食で粗食
○マッサージを受けよう
○乳腺炎にはじゃがいもシップ
○おっぱいが足りているかどうかの心配
○舌小帯って何?
志村季世恵(バース・セラピスト)協力/癒しの森治療院(整体療術室)
Photo by きくちさかえ
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おいしいおっぱい、まずいおっぱい
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おっぱいがおいしい、まずいということを、赤ちゃんは敏感に感じとります。あまり神経質になることはありませんが、赤ちゃんの飲みが悪いなとか(飲みながら暴れたり、噛んだりします)、調子が悪いなあとか思ったら、食事を検討し見直してみるといいでしょう。
食事をしたあと20分くらいで、口にしたものがおっぱいに出てきます。私自身、ビールを飲んで20分くらいしてからおっぱいを上げたとき、子どもの目の回りがぽわっと赤くなってきたことがありました。とうがらしが入った料理など、辛いものも反応が出ます。
アルコールや刺激物などは、母乳に移行して、それが出てしまうまで乳房に蓄積されていますので、自分で絞るか、赤ちゃんに強引に飲んでもらうかしかありません。私も子どもたちに、ごめんねと言いながら飲ませたことがありましたが、飲んでくれる子と絶対に飲まずに拒否する子がいて、個性がありました。
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