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 ......その3 アレルギーについて

おっぱいとアレルギー・妊娠中に気をつけておくこと

 アトピーの赤ちゃんへの授乳
 食事を見直す
 牛乳神話
 除去食って?
 自分のうちのやり方で

 志村季世恵(バース・セラピスト)協力/癒しの森治療院(整体療術室)  Photo by きくちさかえ

妊娠中に気をつけておくこと

今回は、アレルギーと母乳に関するお話をしたいと思います。
ご存じのようにアレルギー体質をもつお子さんはとても多いので、アトピー性皮膚炎やアレルギー性の疾患をもっている方は、妊娠中から気をつけておくことはないかと思われているかもしれません。たとえば、母親か父親に花粉症の症状がある場合には、多少アレルギー体質をもっているということになりますから気になりますね。アレルギーについてはいろいろな意見があり、医師によってもそれぞれの見解があります。

わが家の場合は、私も夫もアレルギー体質なので、4人の子どもたちはそれぞれ、なんらかのアレルギーをもっています。それでも、妊娠中まじめに食事を注意して過ごしていたときの子どもには、アトピーの出方は少なかったように感じます。3〜4番目のときはなかなか思うように食事に気をつけられなくて、その子どもたちは上の子どもたちよりアレルギーが強く出てしまいました。もちろん、たまたまそうなっただけなのかもしれませんが、自分や夫が子どものころに明らかに卵にアレルギーがあったり、牛乳にアレルギーがあった場合には、母親が妊娠中、食事に注意することによって、赤ちゃんへの影響を少なくすることはできると思います。とくに妊娠後期8ケ月以降は、そうした食品をなるべく控えるようにしたいものです。

ただ、こうしたことは個人差があり、細心の注意を払っていてもアレルギーが出てしまうこともあります。現代は、大気汚染や環境ホルモンといった社会的な問題もあり、そうしたこととも関係があるのではないか、という見方もあります。



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