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 ......その3 アレルギーについて

おっぱいとアレルギー・食事を見直す

 妊娠中に気をつけておくこと
 アトピーの赤ちゃんへの授乳
 牛乳神話
 除去食って?
 自分のうちのやり方で

 志村季世恵(バース・セラピスト)協力/癒しの森治療院(整体療術室)  Photo by きくちさかえ

食事を見直す

赤ちゃんのアレルギー的な症状は、大抵生後3ケ月を過ぎたころからあらわれてきます。母乳には母親の食べたものが反映しやすい、ということはこれまでお話してきました。母乳によい食事は、基本的には野菜を中心とした和食ですが、毎日、同じものを食べ続けないことがポイントです。毎朝決まって、卵と牛乳が食卓にあるような場合には、ちょっとメニューを工夫してみましょう。今日は卵を食べたから、明日はとうふにするとか、バリエーションを組んでいきます。

タンパク質によるアレルギーを引き起こす3大原因は卵、牛乳、大豆です。個人差はありますが、もしこうした食品を母親が食べたときにアレルギーが出るような場合は、発酵食品に変えてみるといいかもしれません。牛乳の替わりにヨーグルト、とうふの替わりに納豆というように、時間がたって発酵したもののほうがタンパク質は吸収されやすくなります。けれど、発酵食品であればいくら食べてもいいということではなく、毎日たくさん摂取すれば同じようにアレルギーが出てしまうこともあります。

母乳をあげていると、母親の食べ物によって赤ちゃんに変化が出ることがわかると思います。あるものを食べると、おしりがただれて真っ赤になるとか、顔に湿疹ができるとか、目のまわりがかゆくなるとか。それに気がつき、食べるのをやめると、実際に症状がやわらぐから不思議です。まずは、それをキャッチすることから。

何を食べたときに湿疹やアレルギーが出るかをみつけて、めやすをつけておきましょう。けれど、そのように顕著に変化が出る場合もあれば、出ない場合もあり、症状もそれぞれに違うので、見極めるのがなかなか難しいこともあります。



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