妊娠 7ヶ月(24〜27週)
ももの内側や外陰部に、血管が浮き出てきて、不快な症状はありませんか。
これは、静脈瘤と言って、大きくなった子宮がもものつけ根あたりを圧迫するために、下大静脈の血流が悪くなるために起こるもの。また、妊娠中に分泌されるホルモンの影響で、心臓に血液を送り返す静脈の弁の筋肉が緩むために、太ももあたりの血液が心臓に戻りにくくなってできるものです。
とくに、一日じゅう立ちっぱなしの仕事をしている人や、椅子にすわったままの事務職などの人に多く見られます。
長い時間同じ姿勢で椅子に座ったままでいないで、ときおりからだを動かすようにします。また、家に帰ったあとは、脚を高くして休みましょう。
仰向けに寝て、両脚を上げた姿勢で、つま先を自分のほうへたおし、かかとを押し出す体操も効果的。左右順番に行います。3〜5分。
外陰部も、静脈瘤ではれることがあります。痛みがある場合には、清潔なタオルなどで冷やすと不快感がやわらぐことがあります。この場合も、横になって休みます。
外陰部がはれるのは、とても驚いてしまうことですが、これも妊娠がもたらす変化です。
あまりひどくはれ、痛むようなら医師に相談しましょう。
babycom おすすめ記事 babycom Site |
妊娠期を健康に過ごして安産を向かえるためにも、健康のバランスには気をつけたい。おなかの赤ちゃんにもやさしいマタニティの療法を紹介。
babycom おすすめ関連コンテンツ