分娩体位[出産の姿勢](ぶんべんたいい)

お産は仰向けの姿勢(仰臥位)で、いきむというイメージがありますが、分娩台の上で仰向けの姿勢で長く過ごすことは産婦にとっては苦しいばかりでなく、背骨のわきにある太い血管(腹部大静脈と大動脈)が圧迫され、胎児にとっても都合のいい姿勢とはいえません。

陣痛のときは、歩く、立つ、座る、よつんばいの姿勢など、自由な姿勢で過ごすことができます。

分娩台の上でも横向き(側臥位)やよつんばいの姿勢、上体を起こした前傾姿勢など楽な姿勢で出産すること(フリースタイル出産)をすすめている施設もあります。



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安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説しました。
監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長

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妊娠・出産-babycomあたたかいお産と子育て
お産は子育ての出発点。産む人と生まれてくる人が尊重される「あたたかいお産」の環境ついて考える、産婦人科医の進先生の連載コラムです。


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