味覚の一歩を育てる離乳食レシピ

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味覚の一歩を育てる離乳食

きほんのレシピ帳

離乳食づくりは、あまり難しく考えないで。
赤ちゃんがよろこんで食べてくれる
カンタンで栄養満点のレシピを紹介します。

レシピ/小野田レイ 栄養学監修/久保田洋子(NPO法人みんなの食育)


きほんのレシピ4ニンジンご飯

きほんのレシピ
大人も楽しめるオレンジ色のご飯
ニンジンご飯

普通のご飯より少し軟らかめに炊いた炊き込みご飯は、野菜などの旨味成分とお米のデンプンの甘味が相まって、赤ちゃんはよく食べてくれます。 ご飯がサフランライスのようなオレンジ色になるため、大人も楽しめます。
中医薬膳でいうニンジンには補血作用があり、身体を潤します。また消化を助ける作用もあります。

材料
米:2合 ニンジン:50g(2分の1本) 水:2カップ
塩:小さじ2分の1


作り方

1. 米を水に浸ける
 

米は30分水に浸ける。


2. ニンジンをすりおろす


ニンジンをすりおろす

3. 材料を入れて炊飯する
米、水、塩を入れ、最後にすりおろしたニンジンを加えて炊飯する。

ニンジンを加えて炊飯



離乳食栄養コラム
栄養コラム
米の糖質は赤ちゃんにとって重要な栄養素
久保田洋子(NPO法人みんなの食育 管理栄養士)

人間の主食は穀類ですが、その中でも日本人の主食は、弥生時代から2000年以上食べられている米です。米の主成分は糖質で、身体を動かすエネルギー源となるほか、身体の構成要素として利用され、余剰分はグリコーゲンや体脂肪として蓄えられます。エネルギー供給源である三大栄養素の中で最もスムーズにエネルギーとして使われます。脳にとっては唯一のエネルギーでもあります。糖質は人間の身体の中では最も消化されやすく、消化能力の未熟な赤ちゃんには重要な栄養素です。

また、米の旨味成分は主にグルタミン酸とアスパラギン酸、アラニンで、糠層と中心の胚乳部の間にあります。ご飯を炊くとこの旨味成分が炊飯した湯に溶けて、飯粒の周りにくっつき、おいしさを閉じ込めます。炊き込みご飯では、ニンジンなど一緒に炊く具の旨味成分も閉じ込めて、旨味を増強させます。

[参考文献]
・奥村彪生.おくむらあやおのごはん道楽!:古今東西おいしい米料理.東京.農山漁村文化協会.2006.185p




きほんのレシピ1
昆布の出汁

きほんのレシピ2
ニンジンと玉ネギの煮物

きほんのレシピ3
カブの煮物

きほんのレシピ4
ニンジンご飯

きほんのレシピ5
ビシソワーズ風スープ

きほんのレシピ6
たけのことトマト煮

きほんのレシピ7
とうもろこしご飯&スープ

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豆腐まんじゅう

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