味覚の一歩を育てる離乳食レシピ

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味覚の一歩を育てる離乳食

きほんのレシピ帳

離乳食づくりは、あまり難しく考えないで。
赤ちゃんがよろこんで食べてくれる
カンタンで栄養満点のレシピを紹介します。

レシピ/小野田レイ 栄養学監修/久保田洋子(NPO法人みんなの食育)


離乳食7とうもろこしご飯&スープ

きほんのレシピ
赤ちゃんが大好きな野菜
とうもろこしご飯&スープ

とうもろこしは甘みがあり赤ちゃんが大好きな野菜です。 とうもろこしは胃に優しく、浮腫を取る作用があり、産前産後のお母さんにもお勧めです。

材料(4人分)
とうもろこし(なければ缶詰):1本  タマネギ:2分の1個
塩:小さじ2分の1   鶏ガラスープ:4カップ  サラダ油:小さじ1


作り方

<とうもろこしご飯>

1. とうもろこしの実をそぎ落とす
米2合をとぎ、30分浸水する。とうもろこし2分の1本を生のまま、実をそぎ落とす。

実をそぎ落とす

2. とうもろこしを入れて炊飯する
塩小さじ2分の1と1のとうもろこしを入れて炊く。
炊飯する


<とうもろこしスープ>

1. 玉ねぎを炒める
玉ねぎを薄切りにし、熱したフライパンで、きつね色になるまで中火で炒める。とうもろこし2分の1本は生のまま実をそぎ落とす。

玉ねぎを炒める玉ねぎを炒める

2. 玉ねぎととうもろこしを煮込む
1の玉ねぎととうもろこし、鶏ガラスープ半量を鍋に入れ、10分煮込む。

煮込む

3. ミキサーで粉砕し、煮る
2のあら熱を取り、ミキサーで粉砕したら、鍋に入れてもう1度ひと煮立ちさせ、残りの鶏ガラスープを入れて、塩で味を調えて5分煮る。

粉砕し、煮る粉砕し、煮る
スープ


離乳食栄養コラム
栄養コラム
とうもろこしは離乳食にぴったり
久保田洋子(NPO法人みんなの食育 管理栄養士)

とうもろこしは、米、小麦とともに世界3大穀物の一つで、南米では主食として食べられています。焼いたり、ゆでたり、炒めたりして食べるほか、コーンフレークやポップコーン、コーン油、コーンスターチ、バーボンなどの原料にもなります。

とうもろこしにはデント種、ポップ種など数千に上るさまざまな種類がありますが、未成熟のものを食用にするスイート種は野菜として分類されます。

主な成分が炭水化物なので、赤ちゃんの離乳食にぴったりです。炭水化物以外にもタンパク質、ビタミンB1、B2、E、脂質がバランスよく含まれています。また、食物繊維も豊富で、整腸作用、便秘改善にも役立ちます。
主成分が炭水化物であるため甘みが強く、赤ちゃんにも優しいのですが、この甘みは時間とともに減ってきてしまうので、できるだけ早く調理しましょう。とうもろこしを選ぶときは、皮の色が鮮やかで、実がびっしりと詰まり、粒のそろっているものを選びましょう。

時間が経つとアクが強くなり、苦味やえぐみが増すので、手に入れたら早めに下ゆでしましょう。

[参考文献]
・橋本紀代子 “この野菜が効く!” 食べ物はくすり 東京.本の泉社.2005.P142
・石原結實 “Part2食べ物健康事典野菜・キノコ・ナッツ” 石原結實の食べ物健康事典 東京.日本文芸社.2005.P63




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