子育てハウスを考える Part.2

子育てにやさしい家と暮らし-5

子育てハウスを考える Part.2

化学物質やアレルゲンに最も感受性が強い幼児期。 シックハウス症候群やアレルギー発症のリスクを考えると、この時期に過ごす家の環境づくりが、子どもたちにとっていかに大切かということが今までの話のなかでわかってきました。
そこでシリーズ最終回では、子どもたちに優しい住環境に加えて、「そのなかでいかに暮らすか?」ということも考えたいと思います。

Part.1 埼玉県のIさんご一家を訪ねて
 秋田の杉でつくった家で、自然のリズムで子育て

Part.2 babycomからの提案
 子育てハウスとは? こどもの未来をひろげる家



こどもの未来をひろげる家

Part.2 babycomからの提案

子育てハウスとは?
こどもの未来をひろげる家


家のなかでどう暮らすか?
ということも重要な環境づくり。


 アレルゲンやシックハウスなど、子どもをとりまくリスクを抑えたとしても、子どものライフスタイルが乱れていては健やかな発達の妨げになります。子ども時代の食生活やライフスタイルは、生涯にわたって大きな影響を与えます。どんな家に住んでいるかということよりも、そのなかでどんな暮らしをしているかが重要なのかもしれません。

 ライフスタイル全体に「リスク回避」という考えが貫かれていて、はじめて子どもたちの暮らす環境が守られるということに、このシリーズを通して気付かされました。

自然のリズムで子育て


 子ども時代の食生活生活リズムは、生涯にわたって大きな影響を与えます。どんな家に住んでいたか?ということよりも、そのなかでどんな暮らしをしていたか?というほうが重要なのかもしれません。

自然のサイクルで子育て

 また、掃除や洗濯も合成洗剤ではなくせっけんを使えば環境負荷は抑えられます。早寝早起きの太陽のサイクルにあわせた生活は、結果的に節電にもつながります。こうした暮らしは人間の身体だけではなく、地球をとりまく環境にもやさしいということに、子どもたちは自ら気がついてゆくかもしれません。
環境破壊が進んでいる現代から、これからの未来を生きる子ども達にとって、こうした暮らしのセンスは欠かせないものとなるでしょう。
 子どもは私たち親の生活を毎日見続け、それにならって育ってゆきます。子どもたちが本来持つ健康な身体と精神の可能性を十分に発揮させてあげられる家とは何か?
これから子どもたちに必要なライフスタイルとは?
もう一度見つめ直すことが必要なのではないでしょうか。
babycom

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