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第2回 ダニ対策の要は寝室!
    最も効果的な布団のお手入れ法は?
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2005年6〜7月掲載
取材協力:植竹篤志 さん 積水化学工業 株式会社
     住宅事業部 住宅技術研究所
     邱 紅梅 先生(中医師)


ダニ対策の要はふとんの手入れ

ダニ対策!布団のお手入れ法


アレルゲンの温床、ふとん

前回のお話では、赤ちゃんをアレルゲンから守るための対策法として、室内でダニが多く生息する場所を押さえ、順序良く掃除をすることが効果的であることがわかりました。そこで、ダニの生息場所のひとつとしてあげられたものに、寝具があります。この寝具こそ、最も注意が必要だとセキスイハイム住宅技術研究所の植竹篤志さんは指摘します。

「ふとんこそ、アレルゲンの温床。ほこりが溜まりやすく、人が長時間、直接接触することでダニにとっては最も好ましい環境が整っているのです。横になるところですから、口や鼻がふとんと近いこともあって、直接アレルゲンを吸入しやすくなります。布団の手入れをしていないと、寝返りの時に埃などが舞い上がり、長時間吸入してしまう恐れがあると言われています」と植竹さん。

一般に梅雨から秋までは最もダニが多くなる時期で、特に注意が必要になります。湿度が高まる夜は、ダニの活動が活発になるとき。ふとんの奥にいるダニも表層部へ現れ、最も数が多くなる時間帯は明け方だそう。喘息の子どもが激しく咳き込む時間帯と、ダニが多い時間帯がリンクしていることが気になります。
生まれたばかりの赤ちゃんは、一日の大半を寝具の上で過ごしますから、さらに心配はつのります。どう対策をとればよいのでしょうか?

「ふとんをよく日にあてて乾燥させたら、時間をかけて裏表に掃除機をかけること。日に当てただけではダニは減りません。布団の中にもぐったり、裏側に移動するとも言われています。湿気がなくなるのは良いことですが、アレルゲンであるダニの死骸、かけらや糞もそのまま残ります。除去するには吸い取るしかないのです。敷ふとんや厚手の掛けふとん、ベッドのマットレスはしっかりと掃除機をかけること。1平方メートルあたり20秒くらいの時間をかけておこなってください。このとき、人の寝ている中央部だけでなく、やや離れている周辺部も重点的に。そこがダニの多いポイントと言われています。 また、アレルゲンは除去するだけでなく、発生させないことも必要です。そのためには除湿機などを用いて湿度を低減させるのも、アレルゲンの発生を抑えるという意味で効果的と考えられます」 。

ちなみに、布団干しの際にパンパンとほこりを叩き出すことはダニ対策にはなりません。布団をたたくとかえって埃の量が増えるというデータもあるくらいです。そのうえ、ダニの死骸が粉砕されて細かくなり、より舞い上がりやすく、身体に吸収されやすくなってしまうというデメリットも。ダニはあくまで掃除機で吸い取るのが有効です。布団用の吸引口が市販されているので利用すると良いでしょう。


前回の話 第1回「赤ちゃんをアレルギーから守るためのハウスキーピング術」


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