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第4回 赤ちゃんを迎える前にできること。
    家の中の危険度チェック! 【誤飲編】

2005年8月掲載
取材協力:植竹篤志 さん 積水化学工業 株式会社
     住宅事業部 住宅技術研究所
  協力:飯田みどり(小児科医)


赤ちゃんの事故/家の中の危険度チェック

赤ちゃんの事故:誤飲


窒息そのうちの多くは誤飲

■表1子どもの年齢階級別死因順位別死亡数・死亡率
順位0歳児の死因
(死亡数/死亡率)
1〜4歳児の死因
(死亡数/死亡率)
5〜9歳児の死因
(死亡数/死亡率)
1位先天奇形等
(1220人/108.6)
不慮の事故
(230人/5.0)
不慮の事故
(221人/3.7)
2位呼吸障害等
(484人/43.1)
先天奇形等
(171人/3.7)
悪性新生物 
(117人/2.0)
3位乳幼児突然死症候群
(217人/19.3)
悪性新生物
(85人/1.8)
5〜その他の新生物
(50人/0.8)
4位出血性障害等
(183人/16.3)
心疾患
(79人/1.7)
心疾患
(38人/0.6)
5位不慮の事故
(151人/13.4)
肺炎
(70人/1.5)
先天奇形等
(30人/0.5)

■表2家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数
順位0歳児の死因
(死亡数)
1〜4歳児の死因
(死亡数)
5〜9歳児の死因
(死亡数)
総数111人102人44人
1位不慮の窒息
(92人)
不慮の窒息
(35人)
火災など 
(17人)
2位転倒・転落
(6人)
溺 死
(20人)
不慮の窒息
(12人)
3位溺 死 
(5人)
転倒・転落
(18人)
転倒・転落
(9人)

  ※出典:人口動態統計(平成15年度)
  ※0歳の死亡率は出生10万に対する率、他は人口10万対

「赤ちゃんの不慮の事故の多くは、住宅内で起こります」とセキスイハイムの住宅技術研究所の植竹篤志さん。

平成15年人口動態統計にある「家庭内における主な不慮の事故の種類別にみた年齢別死亡数」によれば、家庭内の不慮の事故死は0歳児で111名、1〜4歳では102人でした。
5〜9才になると44人とぐっと数が減ります。これを見ると、乳幼児がいかに家のなかで事故にあう確率が高いかがわかります。では、その原因はどこにあるのでしょうか?

「日本は0歳児の全死亡率が世界で一番少ないのですが、不慮の事故に限るとヨーロッパと比べて多い。2001年頃のWHOの統計資料を比較すると、日本は0歳の不慮の事故による死亡率がヨーロッパを含めた先進14カ国中、3番目に高いことがわかっています。床に座って暮らすスタイルが特に悪いとは思いませんが、これら乳幼児事故のケースのうちいくつかは、床付近に物を置くことに一因があると思います」。

まだ自分で動けない、もしくは動き始めの赤ちゃんは床上に敷いたふとんで寝ていたり、床をハイハイして移動したり…床に近いところで一日のほとんどを過ごします。赤ちゃんはとにかく身近なものを手にとって、いじったり口に入れたりするもの。そのため、赤ちゃんの目線の先にある座卓の上やその回りなどに何気なくおいたタバコやビニールなどを見つけて飲んでしまう誤飲事故がとても多いそう。
先にあげた、家庭内の不慮の事故でなくなった0歳児111名のうち、不慮の窒息や食物の誤えんによる死亡は106人。
死因のほとんどを占めているのです。床近くで暮らし床付近にいろんなものが置かれている日本ならではの生活習慣が、赤ちゃんの誤飲を招く原因のひとつになっているよう。

また、食物の場合でも気道をふさぐ恐れのあるものにも注意が必要です。例えば、ナッツ類、ゼリー、ウインナーなど。吐いたものが気管に入ってしまうことで事故につながる場合もあります。ミルクを与えてしばらくは様子を見ておくとよいでしょう。
また、不慮の窒息、食物の誤えんの数字の中には、ベッド内での窒息なども含まれています。やわらかすぎる枕やガーゼが口鼻を覆う、紐のついた衣類が首に巻きついてしまうことで起こります。赤ちゃんを寝かせるふとん、ベッドの周囲にはこうした窒息の原因となる寝具は置かないように注意を。

なお、0歳児の死亡事故1件発生に対し、入院を必要とするのは約20件、外来を受診するのは約800件と試算されており、不慮の事故は非常に頻度が高いと認識したほうが良いでしょう。


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2.1メートル以下に飲み込めるものをおかない習慣を
  おもちゃをなめる、口に入れることで発生する見えない危険
3.誤飲がおきてしまったときの飲んだもの別対策法




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