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自分でつくる赤ちゃんスクスク環境TOP | 子育ハウスTOP 第5回 赤ちゃんを迎える前にできること。 家の中の危険度チェック!2【転落・転倒、やけど編】 2005年9〜10月掲載 取材協力:植竹篤志 さん 積水化学工業 株式会社 住宅事業部 住宅技術研究所 |
![]() ![]() 転落・転倒、やけど | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
![]() 家庭内で起こる赤ちゃんの不慮の事故についての第2回目は、最も事故件数が多い転落・転倒について。 日々成長をしている赤ちゃんは昨日できなかったことが今日はできてしまうもの。 「まだまだ大丈夫」と思っていても、気がついたら椅子の上に登っていた、ということも。 赤ちゃんが動き始める前に家の中をチェックしておくことは事故防止の第一歩。また、動き始めた赤ちゃんに多くなる「やけど」についても取り上げます。 ![]() つい最近寝返りができるようになった、と喜んでいたら、今日はもうハイハイ! かと思うともう何かにつかまりながらよろよろと立ち上がろうとしていたり…赤ちゃんの毎日の成長を発見するのは、親にとって何よりも楽しくうれしいものです。 しかし、喜んでばかりいられないのもまた事実。平成13年に東京消防庁が行った「家庭内における不慮の救急事故」という調査によれば、転倒による怪我で搬送された2歳以下の乳幼児は1308人。全体の26.9%を占める最も多い数となっています。これに「転落」(589人/12.1%)を加えると、事故の4割は家のなかのどこかで落ちたり、つまづいたりといったちょっとした不注意から起こっていることに。 乳幼児に関して言えば、交通事故よりも屋内の事故によるケガで医療機関にかかることのほうが多いということはあまり知られていません。 子どもたちにとって安全地帯であるはずの家の環境が、怪我をつくる原因になっているのはなぜなのでしょうか? ![]() 「バリアフリーの考えが浸透してきた昨今では、室内の段差は少なくなる傾向にはありますが、反対に増えたのが2階LDKという間取り。建物が密集する地域では、長く過ごすリビングに少しでも採光と通風を得るために、2階にプランすることが多いのです。そのため、階段を昇り降りする機会も多くなるために転落も増えた、ということは考えられますね」とセキスイハイム住宅技術研究所の植竹篤志さん。「特に上から下まで一直線になっている直階段は大きな怪我につながるので注意が必要です。踊り場がある折階段なら転がり落ちても途中でとまることができますが、直階段は下まで落ちてしまう上に、勾配がきついこともあるので勢いがついてしまうから注意が必要。 また、最近ではリビングのなかに直接階段をプランすることも増えました。家族が顔を合わせ、コミュニケーションを増やすプランとして人気ですが、こちらも赤ちゃんがいる家庭では転落の危険がある場所がリビングのなかにある、という意味で注意が必要です。対策としては、階段など危険な部分にはベビーフェンスなどを設置するとよいでしょう。(植竹さん)」 ![]() ![]() また、前回の【誤飲編】では日本ならではの床に近い生活が誤飲を起こす機会を増やしている、いうことがわかりましたが、転落・転倒に関しては椅子に腰をかける西洋文化がネックになってくるよう。
また、ベビーベッドの扉を閉め忘れていたことによる転落や、目を離したすきに幼児が柵を乗り越えて転落した、というケースも。赤ちゃんを寝かせたら必ず扉を閉めることはもちろん、子どもが立ち上がるようになり、その肩が柵の上に届くようになったら、ベビーベッドの使用をやめることを検討してはいかがでしょうか(植竹さん)」。 さらに、子どもが成長するにつれて、転落の危険度も上がってゆきます。頭が重い赤ちゃんは不安定なため、転倒して家具やテーブルの足など角張った所にぶつかることもよくあります。 クッション材を貼り付けておくのも有効です。 その他、「歩行器ごと階段から転落」「洗濯機によじ登って中に落ちた」「キッチンのシンクに座ろうとして転落」「エアコンの室外機を足場にして柵をこえ、ベランダから転落」「リビングを走り回っていてじゅうたんに足をとられ転倒(転倒時に、鉛筆、フォークなどとがっているものを持っていたり咥えている時は危険が増します)」「電気コードに足を取られて転倒」「座布団につまずいた」「床の上においてある紙などで滑った」など具体例を挙げれば枚挙に暇がありません。 歩き回るところは整理して安全にしておくことも必要です。中でも事故の数が多く、危険度も高いのが「浴槽への転落」と植竹さんは注意を促します。
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