ワーキングマザーの自然食計画
ワーキングマザーの自然食計画タイトル

自然食はシンプルクッキング(2)

− はじめる前に知っておきたいこと −

監修:(故)花田美奈子先生(ナチュラルフード・プロデューサー)


自然食ではご飯は玄米・分搗き米、雑穀米などを使います。究極は玄米ですが、初めての方には少し抵抗があるかもしれません。

最近では発芽玄米が多く出回り、電気炊飯器でも簡単に炊けて手軽に玄米が食べられるようになり、忙しい時には便利です。また、雑穀や分搗き米、古代米などは白米に混ぜて炊くと、おいしく食べやすくなります。

このように100%白米から少しずついろいろな穀物を食べるだけで、栄養バランスがよくなり、体の調子が変わってくるのを実感できるでしょう。


白米は胚芽、胚乳などが精米によって取り除かれ、玄米に比べて、ビタミン、ミネラル、繊維質などの大部分が失われています。しかも精米することで熱が加わり、酸化が始まっています。ご飯は胚芽米、分づき米(三分、五分、七分)、玄米を食べましょう。 初めは胚芽米に麦、ヒエ、粟などを入れてみるのもよいでしょう。 最近では発芽玄米も手軽に炊けて人気があります。


玄米と白米の栄養の違い 資料:クシ インスティチュート インターナショナル

玄米は食物繊維を豊富に含み、便秘を解消します。また新陳代謝を高めるビタミンB群を含むので、代謝を上げ、体の中の老廃物を体外に排泄する力があります。

必要な栄養素をバランス良く含む玄米はそれだけでもおいしく、おかずがいらないほどです。噛めば噛むほど甘みが出てくるのと、唾液がたくさんでるので、臓器の働きも活発になります。またよく噛むことで、あごの発達にもいいのです。

玄米にはフィチン酸というリン酸化合物が含まれていて、体の中の有害物質を体外に排出する働きがあるので、現代のように添加物の多い食事にはたいへん有効です。


ワーキングマザーの自然食計画タイトル

CONTENTS

ワーキングマザーの自然食計画TOP

自然食はシンプルクッキング

成功のための5つのポイント

自然食で離乳食
Part1.離乳食に使えるナチュラルフード

自然食で離乳食
Part2.手軽に作れるメニュー


菜食レシピbook-babycom-

Organic Kitchen菜食レシピ

「菜食レシピ」とシーフードベジタリアン「クイックレシピ」から、素材名や料理名で検索できます。



babycom おすすめ記事
babycom Site
離乳食レッスンbabycomわが子のペースで考える離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱい。わが子のペースに合った離乳食のコツを 紹介します。


おすすめ調理器具

忙しいママお助け&優れもの調理器具



TOP▲