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不妊体験・不妊治療レポート
不妊を考える「ウノトリはやってくる?」


日本の不妊医療について感じること N・Aさん、研究者、New York, USA

不妊医療を受けることを自然に受けとめたい M・Mさん

冷え性の克服 ぴよよ さん、エドモントン

アメリカでの代理出産 KBさん、カリフォルニア州

心のケアを担う場所を S.Kさん


私はアメリカ、ロサンジェルスに住んでいます。今年40歳になり、初めての子供(男の子)を代理出産で授かりました。結婚10年目の奇跡です。

私達夫婦は9年間に渡り、アメリカと日本で不妊治療を受けました。かかったドクターも6人で、その間3回にわたる手術も受けました。最終的に代理出産を決意し、私達の精子と卵子を使って体外受精をし、代理母に妊娠、出産をしていただきました。現在その子供は8ヶ月になります。丈夫にすくすくと育っています。私も私の主人もこの赤ちゃんを本当に大切に思います。
代理母との関係はとても素晴らしいものになりました。彼女と彼女の家族は、私達夫婦と家族のような関係をもって、私達の子供を9ヶ月間大切に守ってくれました。代理出産を通して私達夫婦は素晴らしい経験とそして大切な贈り物を授かりました。代理出産は現在の日本では賛否両論があるようですが、私が経験した事はとても一言では表せないくらい私の人生にとって大事な事となりました。
不妊の治療(不妊症との闘いと言っていいくらいですが)は、精神的にも肉体的にもそして経済的にも当人にとって大きな負担を課します。それでも多くの夫婦が、それと向き合って頑張っている事は、本当に大変なことだとつくづく思います。代理出産はそんな人達の一つのオプションだと私は思います。どうしても自分の子供が欲しいと頑張っている夫婦にとって、(例えば科学的流産が頻繁に起こるとか、何度体外受精をしてもどうしても着床すらしないとか、医学的に説明がつかない不妊の人であるとか)代理母が自分に代わって、妊娠、出産を行ってくれることは、本当に素晴らしいオプションであるように思われます。大事な事は法律的なことと、精神的なことを充分にケア−しなければならないことです。

私は一人でも多くの人に、私達夫婦のようにそのオプションを広げて、そして子供に恵まれて欲しいと願い、こちらロサンジェルスで代理出産のコーディネートをするエージェンシーを立ち上げました。不妊治療、そして代理出産を自分で経験した私は、できるだけそのご夫婦の精神的、経済的な負担を軽くしたいと思っています。代理出産は、とても難しいハードルを越えなければなりませんが、そのハードルを一つ一つ越えていくお手伝いを一生懸命したいと思います。

日本の人達は、代理出産についての知識はゼロに近いほど、あまり無いように思われます。マスコミや著名人のコメントを聞く限りではどちらかと言うとネガティブな面ばかりが強調されて報道されているように思われます。その一つが料金についてです。何回も体外受精を試み、その都度高額なお金と精神的なロスを考えると、私達夫婦も最初の時点で代理母に依頼したほうが良かったと思うくらいです。経済的に体外受精を何回かやれるという夫婦であれば、代理母に依頼することは可能です。私は既成の概念を覆すようなエージェンシーを目指しています。
そして、日本の人達に代理出産のことを広く理解していって欲しいと願います。

1.不妊コウノトリはやって来る?

2.先端的不妊治療の中で

3.もう一つの不妊治療

4.不妊症のメンタルケア

5.コウノトリと母性



コウノトリVOICEバックナンバー
 過去ログ:2003年〜2011年 11月まで


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