高齢出産

平均初婚年齢があがったこと、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことなどで、高齢出産のパーセンテージは年々高くなっています。ともするとリスクばかりが強調されがちですが、高齢出産でなければ得られない喜びやメリットもたくさんあるはず。
babycomでは、みなさまの声をもとに、今までとはちょっと角度を変えて、喜びや満足度にスポットをあて高齢出産をとらえてみたいと考えています。

高齢出産VOICEバックナンバー


初めてメールを書かせていただきます。

私は42歳です。先月(2000年1月)、助産院にて自然分娩で男児を出産しました。初めてのお産です。いわゆる高齢初産ですね。

babycomの高齢出産アンケートやマタニティ雑誌の高齢出産コーナーなどを見ても、30代の方々が多く、40代で出産された方々の声が聞きたいな、と私自身も妊娠中に思っておりましたし、今もその思いは変わりません。あらゆることが初めてで試行錯誤の繰り返しですので、私自身お教えいただくことの方が多いのですが、「こんな風だった」「こんなことに困っている」という私の経験が何かのお役に立てるなら、そして、同世代のメンバーとの意見交換のきっかけになれば、と思ってメールを書くことにしました。

さて、kikiさんが「幾つくらいまで出産可能なのでしょうか?」と書かれています。医学的なことはわかりませんが、自分自身の経験から考えると、母親や胎児の健康状態、家族や周りの理解などなど、状況が許す限りいくつでも「大丈夫!」という気がします。年齢差というより個人差だと思います。

自分の妊娠中は慎重に大胆に、という感じだったです。身体が発信する信号に耳を傾けるようにし、身体が嫌がることはやらないようにしました。この「信号」にはとても敏感になりました。動物的な感覚がよみがえってきた、という感じです。こうして自然体に過ごす一方で、仕事は産休期間に入るまで続けてきましたので、出張などはこなしていました。それがさして苦でもなかったです。

今は試行錯誤の繰り返しの母乳育児の日々です。育児休暇が明ければ会社に戻りますが、それまでは子どもとの時間を楽しみたいと思っています。これから更に色々と迷うことが起こるでしょう。babycomのようなネットワークは強い味方です。どうか新米お母さんに色々とお教えいただければ幸いです。

(2000.2.14 おのちゃんより)


40才以上で出産された方々アドバイスを/kikiさんより



妊娠・出産、母乳ワード101妊娠・出産・産後ワード101
安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説しました。
監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長


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