高齢出産

平均初婚年齢があがったこと、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことなどで、高齢出産のパーセンテージは年々高くなっています。ともするとリスクばかりが強調されがちですが、高齢出産でなければ得られない喜びやメリットもたくさんあるはず。
babycomでは、みなさまの声をもとに、今までとはちょっと角度を変えて、喜びや満足度にスポットをあて高齢出産をとらえてみたいと考えています。

高齢出産VOICEバックナンバー


何人も40才過ぎて出産されている方がいらっしゃるのを知り、勇気付けられました。

私はもうすぐ40才、サンフランシスコでずっと仕事をしています。主人の家族は東海岸なので、仮に問題を解決して子供が生まれたとしても、子育ては自分たちでどうにかしなくてはなりません。

今年はじめにこぶし大の子宮筋腫が発見されました。今のところ大して症状はありません。幸いなことに、今日の検診では大きくなっていなかったものの、本気で出産したいなら向こう数ヶ月のうちに筋腫摘出をして準備するようにアドバイスされました。筋腫があると着床しにくい、妊娠中かなりつらい、などの不都合な点があるからだそうです。

それより問題なのは、妊娠を望むのが私だけということ。主人とは結婚12年目でずっと仲良く暮らしていますが、子供のことになるといつも意見が衝突します。若いころは私も子供はほしくなかったのに、4年くらい前からほしくてたまらなくなりました。性別は問わず、一人だけで良いから何とかほしいと思います。 どうしても生みたい向きには,不妊治療や提供された卵子を使う方法も医者から紹介されましたが、私は自分の子供が自然分娩でほしいのです。

主人が賛同する可能性はまあ1-3%くらいのものです。このままあきらめるのは悲しいし、かといって、子供がほしいばかりにいまさら離婚してひとりで育てていけるかは、はなはだ不安だし、悩んでいます。

こんなに子供がほしくなるってわかっていれば、日本にいて親の望むような結婚をしていればよかったかと思うこともあります。ご意見をおきかせください。

(2001.10 あきらめきれない40前さんより)



妊娠・出産、母乳ワード101妊娠・出産・産後ワード101
安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説しました。
監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長


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