働く母親の負担
働きつづけて12年、ワーキングマザーとしては6年生の私です。6歳と3歳の男の子の母です。
確かに、私も保育園の送り迎え、父母会の役員、社宅管理人の仕事、子供の病気の看護、すべてひとりでやってます。おまけに双方の両親 ともに遠距離で、頼れる親族といえば独身族のわたしの妹だけ。でもほっとんどあてになりません。いつもいつもがけっぷちにいる気分です。子供が病気になったときが一番気分的にも落ち込みます。子供というものは、病気をしながら強くなるんだとわかってても、水疱瘡にふたり立て続けにかかったり、インフルエンザに交代でかかってあげくのはてにふたりともまた寝込んでしまったときなど、なんでわたしばっかり仕事を休んでこんなにイライラしなくちゃいけないんだー、と荒れたっけ。 幸いわたしは今すごく職場に恵まれてて、働くママである、上司・先輩 の存在もあり、子育て中であることをひけめに感じることはそうありません。ただ、独身の後輩もいるので、彼女にも当然負担がかかっていることはわたしもよくわかってますので、自分の都合がつくときは、すすんで頼まれごともひきうけるようにしています。 でもきっといろんなことで悩んだことは無駄なことではなかったと、今思います。4月から上の子は小学校に行きます。3人のり自転車がちよっと軽くなって、アレッと思うかな。あかちゃんのとき、早く大きくなって欲しいな、と思ってたのにちょっとさびしい気がしている今日この頃です。これからも子育て中だということに甘えないで、仕事はキリッと、子供にはニコッとやっていこうと思います。なんか、どんどん強くなっていく自分が怖い。母親ってこんなに強くなれるんですね。
(かおりんさんより/1999/3)
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