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医療者の方のご意見
助産婦:桂 真由美さん
アンケート内容
1.不妊の検査、治療を受けた患者さんたちの、具体的な症例を教えてください。
そのような方がいらっしゃいますか。
2.そうした方々は、どのような悩みや問題をかかえていますか。
3.そうした方々に、どのようなケアをしていますか。
4.不妊治療を受けた方々と実際に接していて、治療のメリット、デメリットをどうお考えですか。
5.そのほか、なんでも、ご意見をお聞かせください。
1.不妊の検査、治療を受けた患者さんたちの、具体的な症例を教えてください。
そのような方がいらっしゃいますか。
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9年間に渡り、婦人科外来と病棟にかかわってきましたので不妊の検査や治療を受け た患者さんはたくさんにはたくさんかかわってきました。 不妊症とは避妊せず普通の夫婦生活を送っているのにもかかわらず、2年以上たって も妊娠しないことをいいます。
原発性不妊といって今まで妊娠したことがない方、続 発性不妊といって妊娠の経験があっても次の妊娠ができない方の2種類があります。 原因も様々で、この原因を調べ必要なら治療が開始されます。 原因も女性因子と男性因子の2種類あります。
不妊の診断を受けたら、まず基礎体温を測定することからはじまり月経周期に合わせ て様々な検査を行います。同時に男性の精液検査もしていただきます。 女性にとって不妊の検査は、恥ずかしく痛みもともない、時期によっては毎日通院し なければならない時もありとてもつらいものです。お金もかなりかかります。 検査を行っている途中で痛みや屈辱感に耐えられず、泣き出したり怒ったりする方、 やむをえず検査を中止することも多々ありました。 じっと耐えて検査に望む方、頑張って検査に望んでも途中で体の不調を訴える方など 様々です。
特に子宮内膜の検査と子宮卵管造影はかなり辛いものです。 治療としては原因に応じてホルモン剤の薬や注射の投与、夫婦生活のタイミング指導など また、入院による腹腔鏡による通水検査や卵管形成術などもあります。 また、人工受精も行われています。精液を濃縮し子宮に入れるAIH、採卵し人工的 に受精させた受精卵を子宮にいれるIVFの2種類行っています。 皆望みをもって挑戦されているのですが、何度も何度も行っていくうちにあきらめて しまう方や、それでも頑張っているかたいます。
夫婦の協力がなく治療がうまく進まないかたもいます。 自分はこだわっていなくてもお姑さんに小言を言われ仕方なく通っている方もいます。
2.そうした方々は、どのような悩みや問題をかかえていますか。
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@検査や治療をしていく上で、仕事をされている方は毎日や一日おきなどの不規則 な通院を強いられるため仕事の融通がつかない。仕事をやめざるをえない。
A痛みに耐えられず治療や検査ができない。
B夫の出張などでタイミングが合わない。夫の協力が得られない。
C悩みを相談できない。
Dお金がかかる。
E夫婦仲がこじれてしまう。
など様々です。
3.そうした方々に、どのようなケアをしていますか。
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@、Bの方には原則的には午前外来であっても、午後に外来にきてもらう、また夜 間、休診日は救急外来で行うなどの方法をとっています。(救急外来では院内で 問題にはなっていますが)
A、Cでは検査治療を始める際には十分な説明が必要です。
理解されないまま行われるとこのようなケースがでてきます。
医師、看護婦はなるべく説明を十分にし、少 しでも不安な様子がみられたらお話しを聞くように努めています。
Dに関しては保険が使えるものはうまく使いなるべく費用がかからないよう考えて います。
4.不妊治療を受けた方々と実際に接していて、治療のメリット、デメリットをどう お考えですか。
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メリット:
原因によっては簡単な治療で妊娠することもできる、妊娠できる可能性が あれば妊娠に望みが託せる。
デメリット:
精神的に身体的に負担をかけること。
5.そのほか、なんでも、ご意見をお聞かせください。
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不妊で悩んでいる方はたくさんいます。相談したくても病院では忙しそうな医師や看 護婦に声をかけられず、相談できる友人もなく一人悩んでいる方もいます。 また、いまの日本のではまだ不妊に関してはまだ理解されておらず、人に知られたくない といった方もいます。
気軽に相談できる施設、機関がたくさんできることを願っています。 私も職場では相談者として皆様の役にたちたいのですが、職場の規制があり十分なこ とができないでいます。
なんらかの形で相談者として貢献したく思っています。
桂 真由美
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