妊娠中の健診と検査
妊娠中の定期健診は妊娠23週までは月1回、24週から35週までは2週間に1回、それ以降は毎週1回受けることになっています。
各自治体では健診費(診察・梅毒血清反応検査・血液検査・血圧測定・尿検査など)の一部を負担しています。
母子健康手帳をもらうときに確認しましょう。
●初診
問診と内診、乳房の変化、身長・体重測定、妊娠反応尿検査、血圧測定、超音波断層検査(膣用プローブ)、血液検査(血液型とRh型、不規則抗体、白血球、貧血、B型肝炎、梅毒血清、風疹抗体など)
●初診以降
問診、触診(おなかを触って子宮のかたさや胎児の位置、姿勢、大きさをチェック)、血圧測定、浮腫検査(足のすねのむくみチェック)、尿蛋白・尿糖検査、体重測定
●妊娠12週以降
胎児の心音を確認。超音波断層検査
●妊娠16週以降
腹囲や子宮底長(恥骨結合の上端から子宮底までの長さ)で子宮の大きさ、胎児の大きさ、羊水量を計測。後期の貧血血液検査
●妊娠36週以降
毎回の健診+内診(必要に応じて)
[その他必要に応じて行なわれる検査]
●血液検査
血糖値、C型肝炎抗体検査、HIV(エイズ)抗体検査、トキソプラズマ検査、ATL抗体価検査、甲状腺機能検査、血液凝固系検査
●おりもの採取
GBS検査(B群溶血性連鎖球菌の有無)、クラミジア検査、カンジタ検査、切迫早産検査(絨毛膜羊膜炎菌の有無)
●細胞診
子宮頸がんの有無
●出産が近くなった頃
胎盤機能検査、ノンストレステスト、骨盤X線計測
(骨盤が小さいと判断された場合、あるいは赤ちゃんの頭が骨盤より大きいと疑われた場合、赤ちゃんが骨盤を通れるかどうかを診る)
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