![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() Zoom UP:被災地での企業による母子支援活動 | ![]() ![]()
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![]() ![]() ![]() 赤ちゃんとお母さんたちはいったいどのような環境に置かれているのでしょうか。 同じ子育て世代として、とても気になります。 被災地のいまと、震災以降ずっと現地で母子支援を続けるP&Gパンパースの活動を紹介します。 遊び場がない…母子のかかえる深刻なストレス ![]() 地震から半年経った今もなお、被災地の赤ちゃんとその家族はさまざまなストレスをかかえて生活しています。 たとえば、津波の被災地では、がれきの撤去が進んでいるものの、これまでの遊び場がなくなってしまったり、公園が仮設住宅の建設地となって使えなくなったり、また、粉じんがひどくて屋外で子どもを遊ばせられない、といった状況が続いています。限られた子ども用の遊び場は小学生などの大きな子も使うため、小さな子どもや赤ちゃんが安心して遊べる場所がすっかり減ってしまいました。 このようにして行き場がなく家にこもりがちになった赤ちゃんは、生活リズムが狂ったり、お昼寝ができない、夜泣きをするなど、さまざまなトラブルを抱えてしまいます。赤ちゃんにとって、遊ぶこととぐっすり眠ることは成長のためにもとても大切なこと。まわりがざわついている、今の被災地のような状況であればなおさらではないでしょうか。 震災直後は、おむつなど物資の不足が大きな問題とされてきましたが、時間が経過し仮設住宅の建設も進んできた現在、被災地では赤ちゃんとお母さんが安心して使える「遊び場」が必要とされているのです。 被災地の赤ちゃんに「眠り」と「遊び」を届けたい ![]()
具体的には、宮城県南三陸町の県立高校敷地内に、乳幼児連れの家族が自由に使える3つのスペースを設置。 赤ちゃんが沐浴したり、体のケアをしてもらったり、ぐっすり眠ったりできるスペース「パンパースうんと眠ろゾーン」、そして思い切り体を動かして遊べるスペース「パンパースうんと遊ぼゾーン」、お母さん同士が交流できるスペース「パンパースうんと集まろゾーン」の3つに、赤ちゃんのケア用品やおもちゃ、遊具、インターネット環境、ベビー雑誌なども用意し、広く開放しています。 利用された方からは「がれきや粉塵が多く、子どもを遊ばせたくても安全で安心に遊ばせることのできる場所がなかったので、非常に助かる」「家にこもりがちだったが、ここで同じ境遇のママ友ができた」など多くの反響が寄せられているとのこと。 7月19日からは場所を南三陸町体育館ベイサイドアリーナに移し、9月6日までの70日間で延べ1,353名の赤ちゃん、944組の親子の利用がありました。 これからも行政や支援団体と連携して、現地の要望や状況に応じたきめ細かい支援を続けていきたい、というP&Gパンパース。 被災地への支援は、刻々と変化する現地の状況を見極めて、復興の段階に応じた対応をしていかなければなりません。被災地の赤ちゃんとその家族が笑顔の日常生活を取り戻すためには、きめ細かく、息の長い支援を続けていくことが必要といえそうです。
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