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   babycom & JTB 共同企画「ハマウリの休日」
  
 
 by 文・写真/きくちさかえ(掲載 2002.3.26)
 
 
 
 
  ミート・ザ・ドルフィンとグラス・ボート 
  ルネッサンス・リゾート・オキナワは、南国の自然テーマパークのようなリゾートホテルです。
 プライベートビーチのとなりには、桟橋に囲まれたイルカの棲むエリアがあり、そのとなりには魚や海の動物たちがいる池があります。
 参加者たちは、イルカのいるプールのすぐそばまで行って、イルカの声を聞いたり、水しぶきを浴びたりとイルカとのコミュニケーションを楽しみました。
 イルカたちは間近に見ると、親しみやすくて、なんともかわいらしい顔だち。子どもも大人もすっかりイルカファンになってしまいました。
 
 
   その後は、グラスボートで海へのクルージング。沖の珊瑚礁のスポットには、南の海ならではの、色とりどりのたくさんの魚たちが棲んでいます。 イソギンチャクの中に棲息する、オレンジ色の縞模様のクマノミの姿も見えました。青い空、エメラルドグリーンの透き通る海。心地よい風を切って走るクルージングは、最高に贅沢な時間です。
 
 
 
 
  ベビーマッサージ 
 
  1才までの赤ちゃんを対象に、ベビーマッサージクラスが開かれました。講師は、沖縄で活躍中の助産婦、小森香織さん。赤ちゃんの肌にやさしいアロマオイルをつかって、全身をマッサージするベビーマッサージは、赤ちゃんの健康増進はもちろんのこと、母親と赤ちゃんのタッチコミュニケーションとして、世界的にも注目されているエクササイズ。 赤ちゃんを裸にして、脚、腕、おなか、背中と、全身を円を描くようになでていきます。コツは、良質のオイルをたっぷり使って、力を入れずに軽いタッチでなでること。裸にされた赤ちゃんは気持ちよさそうになでられながら、あたりをキョロキョロ。赤ちゃんの肌は、むっちりツルツルしているので、なでるお母さんにも気持ちよさが伝わってきます。
 
 
  マッサージをしたあと、タオルの上でちょこんとお座りをした赤ちゃんがいました。「今までお座りができなかったのに」と、お母さんはびっくり。生後6ケ月の赤ちゃんで、お座りの準備は整っていたのでしょうが、マッサージをして筋肉を刺激したことで、からだが新しい感覚に目覚め、お座りのバランスがとれるようになったのです。 
 日頃寝てばかりでからだをあまり動かさない赤ちゃんにとって、マッサージは刺激を与え発達を促す面でも効果があります。
部屋中にラベンダーやユーカリの甘い香がたちこめ、大きな窓からは海が見える。赤ちゃんにとってもリゾート気分のベビーマッサージでした。
 
 
 
  人気のベビーシッター&エステ 
 
  オプションのベビーシッターやエステを利用された方もたくさんいました。ホテルと契約しているベビーシッターさんは、地元の保育所から派遣されるプロフェッショナル。 ホテルの部屋へも来てくれますし、希望によってはすぐそばにある保育所で、地元の子どもたちといっしょに預かってもくれます。
 ベビーシッターさんは、子どもを飽きさせることなくじょうずに遊んでくれました。
 安心して子どもを預けて、ママはエステへ。ルネッサンス・リゾート・オキナワには、プールサイドにタラソテラピーサロン「エステ・デ・リポース」があります。フェイシャル・エステ、タラソテラピー、ボディケア、サイコテラピー、アロマテラピー、ソルトピーリング(海水によるパック)などコースも充実。このときばかりは、「おんな」を磨く至福のとき。もちろんお肌はすべすべ。
 たまには、子どもを預けて、自分のために時間をつくることも、母親業の大切なリフレッシュ法のようです。
 
 
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