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お乳の出が悪い人のための薬膳料理

1.金針菜入りの鶏肉スープ

金針菜(きんしんさい)30gを熱湯に30分つけておき、固い節を除き水を切る。
鍋にこれと鶏肉200gをいれ、水コップ4杯、みじん切りのしょうがを加えてアクを除きながら約30分煮て、醤油とごま油を適量加え味つけをする。


2.陳皮入り鯉のスープ

鯉1尾は内臓とうろこをとり良く洗う。
中か鍋に油を熱してしょうがの1かけらを炒め、そのなかに鯉をいれて1分程揚げる。これに水コップ7杯をいれて、椎茸3枚、切ったねぎ3本分と陳皮5gをいれて煮たたせた後中火で20分程煮るとスープが白くなる。
塩と好みによってこしょうで味つけする。
スープだけを飲む。
日本においても昔から鯉は母乳を良く出す効能があるとされていますが、そのような成分が鯉にあるかどうかはまだ科学的に証明されてはいません。

註: 陳皮や金針菜は漢方薬店にあります。


鈴木たね子(すずき たねこ)
専門領域:水産食品学、海洋生物利用学
東京生まれ。東邦大学卒。農学博士。
水産庁東海区水産研究所生物化学部長、日本大学教授を経て現在、国際学院埼玉短期大学客員教授。
総理府海洋開発審議委員。シンクタンクARACO代表
科学技術功労者として科学技術庁官長賞受賞。





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