高齢出産

平均初婚年齢があがったこと、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことなどで、高齢出産のパーセンテージは年々高くなっています。ともするとリスクばかりが強調されがちですが、高齢出産でなければ得られない喜びやメリットもたくさんあるはず。
babycomでは、みなさまの声をもとに、今までとはちょっと角度を変えて、喜びや満足度にスポットをあて高齢出産をとらえてみたいと考えています。

高齢出産VOICEバックナンバー


C.M.さんへのコメントと 高齢出産は本当に「高齢」なのだろうか?という疑問


C.Mさんへ

「高齢故のリスク、犠牲も大きい」とありましたが、たとえばどんなことでしょう?
確かに35歳を過ぎると、さらに40歳を過ぎると、飛躍的にダウン症児の出生の確率は上がります。しかし、その他の障害を持つ子どもの率は、年齢によるものではないのがほとんどではないでしょうか。さらに言うと、私の個人的な意見としては、世間での確率が何パーセントであろうとも、自分の子どもが障害を持つかどうかは、「持つ、持たない」の常に50%である、と思っています。

つまりリスクといった面では、「誰にもわからない」が正解だと思うのです。犠牲については、私にはどういったことを犠牲とおっしゃるのか、ちょっと想像がつかないのですが。 私はまだ子どもが一人だけなので、そういう点で甘いところがあるのかもしれません。



高齢出産は本当に「高齢」なのだろうか‥‥?という疑問

私自身は37歳で帝王切開で出産しました。
今年も誕生日が来たら41歳。でも来年にはちょっと大きな予定があり、二人目はそれ以降に授かれば‥‥と思っているところです。

私はカリフォルニア在住で、長女もこちらで出産しましたが、こちらでは「高齢」だの、ましてや「高齢ゆえのリスク」だのは、ダウン症児のことについて以外、一切言われませんでしたし、こちらから医師に何度尋ねても、普通の妊娠・出産と変わるところは特にない、と繰り返されました。

そんなことから、日本で「高齢」「高齢」と大騒ぎされるのは、医学的なことよりもアジア的な文化背景にも関係があるかもしれない、と思うようになりました。今では、私自身もかなり気楽に二人目を考えることができています。

年齢を気にするのはアジア的な一般的考え方ですが、こんな環境もあるのよ
ということで一筆入れたくなりました。

(2000.12 絵理子さんより)


もう一度、ゆっくり子育てを/C.M.さんより

もう一度、ゆっくり子育てをのC.Mさんへ/hiroさんより



妊娠・出産、母乳ワード101妊娠・出産・産後ワード101
安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説しました。
監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長


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