がんばってえびままさん
えびままさんおつかれさまです。
じつは、私は今29歳のWMですが、WMの子供でもありました。母は高校卒業後働きはじめ、夜間大学に通い父と出会い、結婚、出産、公務員への転職等の間もずっと働き続け、未だ働いている2児の母兼2人の孫持ちというパワフルママです。
そんな母も私達が小さい頃はいつも疲れていました。絵本の読み聞かせの途中で寝てしまったり、昼寝させるはずが子供より早く寝てしまったりとかよくやってました。
でも、私はそんな母が大好きで、母がいたからこそ今自分もこうして働いているのだと思っています。私もWMの子供として周りの人からずいぶんといい加減なことをいわれて(かぎっ子は可哀想。とか、一人で何でもしてけなげねえとか。)嫌な思いもしたので、今は「WMの子供だからといって可哀想なんてことはなにもないよ。」と周囲の人にふれ回っています。
えびままさんも、周りには同志(?)がいらっしゃらず、大変そうですが、どうか頑張って下さい。うちの母は保育園の中で仲良くなったお母さん達とお互い助け合っていました。(子供を預けあったりとか。当時はパパが協力してくれるなんて環境はありませんでしたから。逆に連帯感があったのかも。)でも、保育園でもさんざん嫌みを言われたそうです。(私は知りませんでした。最近教えてくれました。)
大変な時期はありましたが、母は「仕事を続けてきたからこそ得られたものがたくさんあったと言ってますし、事実、私が見てもとてもいきいきしていて魅力的に見えます。人生をエンジョイしてますよ。
お子さんも3人もいらっしゃれば、その御苦労は並み大抵のものではないと思いますが、でも、ちゃんと見てますよ。大丈夫です。口には出さなくてもお母さんの素敵なところちゃんと分かっていると思いますよ。ただ、子供は「口で言わなくても察する」ということはできませんので、何をするにでもなるべく(正直に)言ってあげて下さい。難しいかなと思うことでも、言えば、子供は子供なりにちゃんと考えますから。お母さんがなぜ働いているのか、なぜ忙しいのか、なぜ疲れちゃうのか、いいことも悪いこともなるべく話してあげて下さい。これが子供だった頃の私が一番してほしかったことだったと思います。
社会環境も遅々とはしていますが、昔よりは良くなっていると思います。一歩づつかも知れませんが、もっとWMが働きやすい環境を作るためにこれからもお互い頑張りましょうね。
(ともこさんより/1999.8.18)
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