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ワーキングママなら当然なのでしょうか?/けいさんより

けいさんへ、WMはがんばらないで

もしかするとけいさんは、もう産休に入られているかもしれませんが、参考までに自分の体験と意見を書いてみす。WMがなるべくがんばらないように。

私はけいさんよりは条件が良かったと思いますが、とても辛い妊娠期間を過ごしました。私も残業有りの総合職入社、通勤は混雑した中を乗り換えつつ片道1時間以上。電車の中ってたとえ優先席の前に妊婦が立っていても、なかなか席を譲ってもらえませんよね。私も辛くて、電車の通路に座りこんでしまうこともありました。それでも「眠っている」方々から優先席を譲られることはなかったのですが。特に胎動を感じ始めた頃から体力的にもきつくて、疲れが取れることはありませんでした。ぼんやりと「死ぬかも・・・」と思ったことも。

でも、仕事自体は好きだったので辞める決心までには至らず、夜中に疲れ果てて帰ってくる主人に代わって、家事も全て自分がやっていました。そうこうするうちに無理がたたったのでしょう。結局「切迫早産」により、予定日より2ヶ月以上も前に入院してしまいました。

それからは毎日病院で点滴をうち続ける日々。一体自分は何のために頑張ったのだろうと、病院のベッドで泣けて泣けて仕方がありませんでした。子供はそれから1ヶ月半後に、やや早めかつ小さめでしたが無事に誕生しました。幸いなことに、子供はたくましく育っております。
私に体力がなさ過ぎたのも一因かもしれませんが、こうした体験の中で、苦い教訓として私が得たものは、

  ●WMの妊婦は極力体をいたわる、最大限体を休める。
  ●お金で解決できることはお金で解決する。

ということです。

夫も激務でしたが、「死ぬほど」疲れてはいなかったでしょう。夫も家事に参加させるべきだったのです。 そして、1ヶ月半もの入院代金に比べれば、外食や家事代行サービス、通勤の電車に代わるタクシー代など安いもです。こうしたサービスの利用により、私は自分へのいたわりの時間を金で買えば良かったのだと思います。

妊娠中、私はどこまでが自分の限界なのか分からず、結果的には随分自分の体を痛めつけ、生まれてくる子供にも辛い思いをさせたのではないかと思います。頑張るのも、WMはほどほどにしていた方が良いのですね。 けいさんが少しでも楽になればと願いつつ、参考までに自分の体験を書いてみました。

(2001.2/ まりさん より)


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