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保育園民営化 沙良  -- 2003/06/13 ..
私は公立保育園の保護者会で役員をしているものです。
その保育園も属する自治体で、来年度から保育園の民営化が始まります。
「税収が減っている現状では仕方ない。」「保育の質が落ちる。」
「子供への影響が心配。」等の賛否両論(実際は反対意見が多いようです。)が飛び交っている状態ですが、なかなか経験された保護者の生の声が聞こえてこないのが現状です。
実際に民営化を経験された方、身近にあった方、民営化のメリット・デメリット等の率直な意見・感想を聞かせていただけませんか?


みほママさんへ   沙良
沙良さんへ   みほママ
ありがとうございました。   沙良
2年前 民営化を経験しました。   みほママ




 

   >>> みほママさんへ 沙良   -- 2003/06/13..
 
ご主人のおっしゃるように「子供が元気に喜んで通園できる。」ことが一番大事ですね。
そのことを第一に考えていきたいと思います。
 





   >>> 沙良さんへ みほママ   -- 2003/06/11..
 
 みほママです。昨日の投稿に追加させてください。読んで頂けたら幸いです。

 民営化の時、ほとんどの子供が継続して民営化後も通園しました(反対派のトップにいた人の子供さんも)。民営だからといって定員割れすることなく、今年度も定員150人に対し、170人弱のめいっぱいの子供を受け入れています。年長年中のクラスを減したのは、1歳児2歳児クラスを多く入園させて、将来のために子供を早くから確保するというねらいもあったようです。
 
 1年目は何にしてもやり方がかわるので、保護者と園側が対立することもありました。(といっても文句を言っていたのは一部の保護者ですが・・・) 保護者はいままでと同じようにと願いますが、園は新しい園としてのカラーを出したいと言う想いがあったようです。先生も親も不慣れで行き届かないこともありましたが、その1年で卒園していく園児もいるのですから、今年は失敗だったなんてことがないよう園と保護者が協力してやっていかないといけません。2年たって、人も入れ替わりが進み、苦情もあまり聞かなくなって来ました。(表面下でくすぶっているかもしれませんが)

 主人は他の保護者から文句が出るたびに「子供が毎日元気に喜んで通園してたらそれでいいじゃないか」と言います。親から見るいい先生と子供がいういい先生は違いますもんね。保護者は「先生が怒らないから不満だ」と言い、子供は「今度の先生は怒らないから嬉しい」と言います。何が子供にとって一番いいのか難しいです。改めて考えさせられました。

 沙良さんの期待していたような意見かどうか分かりませんが、一経験者の意見として参考にして頂けたらうれしいです。
 





   >>> ありがとうございました。 沙良   -- 2003/06/11..
 
とても、参考になりました。
民営化に関しては、「とにかく反対!」か「無関心」に別れてしまっているようです。
冷静に話し合いをして、子供にとってのよりよい保育を考えたいと思います。
ありがとうございました。
 





   >>> 2年前 民営化を経験しました。 みほママ   -- 2003/06/10..
 
 2人の子供が通う保育園も人件費削減という理由で2年前民営化されました。市内では一番大きな保育園で、定員が安定していることから一番に対象となりました。
 
 民営化前はやはり保護者会の反対は強く、「経営のため先生を減らし、子供を増やすと先生に負担がかかり、結果として子供にしわ寄せがいく」という意見が出て、他市の民営保育園の園長からは「子供の顔がお金に見える」なんて話も聞きました。私は特に反対派ではなく、それまでの保育園に不満はなかったため、できれば止めて欲しいなくらいの気持ちでした。
 
 民営化されて変わったことは1年目で年長が2クラスが1クラスに、2年目で年中も2クラスを1クラスにまとめました。元々教室が不足していたのはありますが、人件費を削るのが一番の理由だと思います。今子供のいる年長では32人を1人の先生が担当しています。人数が多くなるとやはり目が行き届かなくなることがあるようです。年中の時は2人の先生でしたが、それでも先生の目が行き届かないのをいいことに食後の歯磨きをしていない子がかなりいたことが今年度になって発覚しました。でも悪いことばかりではなく、先生が忙しいと自主的にお手伝いができるようになっているようです。

 経費節減もあります。1年目の12月に年内は暖房を入れないという園長の方針で、子供たちが寒くて昼寝が出来ないということがありました。子供はあまり暖かい所にいるものではないという園長先生の考えがあったようですが、先生方からも反対の声がでて、結局保護者会から強い要望をだして暖房を入れてもらいました。教材なども節減されているようです。でも、各家庭から持ってきてもらった廃材(空箱や新聞紙など)を使っていろんな作品を作ってくるようになりました。そのアイデアにはいつも感心し、同時に物を大切にするということを考えさせられます。
 
 あと民営化になると園長と先生の関係が雇用者と被雇用者という関係になってしまうそうです。園長が絶対的な決定権を持っていて先生方はあまり口を出せないという傾向があるようです。これは少し残念なことで、会社のようでがっかりです。

 民営化された最初は少し大変でした。入園式に行くと、当然知らない先生ばかりで、雰囲気もやはり違います。子供は当時3歳でしたが私にぴったりくっついたまま離れませんでした。先生方も混乱していて細かいことが決まってなかったり、連絡事項が行き届いてないことがたびたびありました。朝保育園にいくと慣れない子供と慣れない先生で園中が泣き声に包まれているようでした。でも初めての子が1ヶ月くらいで保育園に慣れるように落ち着いてきました。子供って慣れるのが早いんですよね。親の方がなじめなくて戸惑いました。

 民営化前園長先生に言われたことは「子供の前で不安だ不安だと言わないでください。今度はどんな先生が来てくれるのかな、楽しみだね。とい言ってあげてください。でないと子供が不安になります。」ということです。民営化が決まっているのであればもう反対をしても仕方ありませんから、前向きに考えてください。民営化されてたから保育の質が落ちると言うことはないと思います。ただ先生に負担がいくことは確かです。今度新しくくる先生の力量にかかってくると思います。メリットとデメリットは表裏一体です。デメリットをどうメリットにかえていくかだと思います。ホントに不安は尽きないですよね。お気持ちは分かります。文章がめちゃくちゃで読みづらくてすいません。子供たちのために良い保育園になるといいですね。がんばってください。応援してます。