babycom保育園情報
babycom ARCHIVE

WM特集 保育園情報
保育園VOICE バックナンバー

これから保育園に預けようとしているお母さんお父さんにとって、経験者の意見は何よりも参考に!
新規の投稿はワーキングマザーVOICEにお願いいたします。
入園準備中の方、経験者のご意見や情報の投稿をお待ちしております。

babycomワーキングマザーVOICE 発言の際には、投稿のジャンル【子育て】をチェックして投稿ください。

 ...............転園について
 ...............転園について
 ...............無認可園といっても、ピンからキリ
 ...............無認可保育園を選ぶポイント

わたしは、現在、小学校1年生と保育園の年中組の姉妹を持つ、ワーキングマザーです。

2人とも生後2ヶ月から無認可園に預けて、公立園へ措置されました。わたしの在住の自治体は、ほとんどの園が、0歳児クラスが9名で、1歳児クラスにあがるときに1名増員というパターンです。21園中、1歳クラスから入園できる3園と、1歳クラスが2つになる園しか複数人の入園はできないのです。1歳児で希望園に入園するのは、宝くじに当たるようなものといった人もいるくらいです。
実は長女も次女も早生まれなので、認可園へ入れることはたいへん難しいことでした。でも、幸い長女は6ヶ月から、次女は1歳クラスから公立園へ入ることができました。

長女の措置の連絡はあまりにも突然で、何の前触れもなく、職場に電話が入り、「公立園に入園するかどうか、今返事をしてください。あなたの他にあと9人待っていますから、どちらでもいいし、早く返事をもらわないと」という具合でした。まさか、年度途中で空きが出るとは夢にも思わず、提出した書類に書いた希望園がどこにあるかも知らないうちのことでした。近所の子どもが行っているから○○園でいいか……というくらい認可園の入園はあきらめていたのです。なぜその園に対しての待機児がそんなに多かったのかというと、我が自治体では、入所決定会議には第1希望も第2希望も第3希望者もその園に希望を出している限りは同じ条件で判定されるそうです。


転園について
転園については、ハッキリいってたいへん迷いました。乳児の時は、乳児だけで隔離された無認可園で、第二の母のように保育してくれるシステムがいいと感じていましたので。というより現実的には、無認可園に入って3ヶ月、保育園という環境に慣れ、親もやっと保母さんとのコミュニケーションがスムーズにいくようになった矢先だったので、環境を変えたくないと思ったのが、転園を迷った最大の理由だったと思います。
しかし、先は長い。経済的にも無認可園は負担が大きい。このチャンスを逃したら、いつ認可園に入れるかわからない。泣く泣く転園しました。


わたしの保育園探し
わたしの保育園探しは、妊娠がわかったらすぐに無認可園を訪問することから始まりました。仕事の内容から育児休暇はとれなかったので、妊娠中に、無認可園でもいいから入園を予約しておく必要があったのです。家庭保育員(通称保育ママさん)も訪ねました。こちらは直接交渉です。東京・江戸川区のように、0歳児のために保育ママさんの充実をはかっている自治体もあります。とにかく保育園は、自治体によって差があります。保育料の最高額が違ったり、細かいことではお昼寝のシーツの貸与が2枚だったり、父母参加の行事の平日開催率に差があったり、貧乏な自治体の保育園は水遊びの回数が少なかったりと保育内容まで異なります。


無認可園といっても、ピンからキリ
ところで、無認可園といっても、ピンからキリです。認可園に劣らず充実した保育をしている園もあります。手厚い保育を提供してくれ、冷凍母乳の協力や手作りの離乳食を用意してくれるけれど、園庭が狭いので認可されないという充実した園もあれば、マンションの1フロアーで業者のお弁当を食事にしていたり、保母の数が少なく、あまり散歩にも連れ出してもらえない、という園もあります。
園の質はピンキリでも、ほとんどの無認可園は認可園に比べて保育料は高いと思います。我が家でも、認可園に1人、無認可園に1人で、最高11万円近く支払っていた時期があります。無認可園は、保育料にプラスしてオムツ代、食事代、教材費、延長保育料などなど追加されていくので注意が必要です。基本保育料には、どこまで含まれているのか確認しておいたほうがいいですね。ちなみに、認可園の保育料は、2歳クラスまでの乳児料金とそれ以上の幼児料金とに分かれています。
 うちのお隣の自治体では、無認可園に預けている家庭に補助金が出て、出費が認可園とほとんど差がないように配慮されています。家庭に支払われる補助金が0円のところもあれば、何万円という自治体もあります。ちなみに我が自治体は、家庭には補助金0円で、我が家では無認可に次女を預けるようになったら、500円ほど、長女の保育料が減額された程度です。補助金と兄弟が保育園にいる場合の減額についても調べるといいですね。2人以上認可園に預けている場合は、自治体によって保育料の安い方を半額にしてくれたり、高い方を半額にしてくれます。補助金と減額制度を調べて、お得な方に転居していく家庭も珍しくないんですよ。


無認可保育園を選ぶポイント
無認可保育園を選ぶポイントは、順不同に1.食事、2.園庭、3.評判だと思います。
子どものことはそのときだけのことではなく、将来のことも考えてやる必要があると思います。離乳食は手間がかかりますが、丁寧に段階を追って、固いものや大きいものにしていかないと幼児になってもかめない子になったり、子どもにはなるべく添加物は摂取させたくないと思う気持ちから、極力手作りの食事を出してくれる園がいいとわたしは思います。また、赤ちゃんの時は、園庭がなくてもいいけれど、子どもには思い切り走り回る空間が必要です。近所に理解されている保育園でないとトラブルに子どもが巻き込まれかねません。子どもと保母さんとの関係、親と保母さんとの関係があり、どちらも円滑にいくことを願いますが、親と保育者が協力して子どもの保育園生活を守っていくという考え方が重要だと思います。
認可園でも、公立園と私立園とでは、入園の方法は同じだけれど、私立園は公立園とも違うし、他の私立園とも異なった個性があります。私立園は幼稚園のように教育カリキュラムが加えてあるなど保育内容に特徴があったり、保育時間が長いということもあります。私立園のなかには、バザーをやって収益を運営費に加えるなど、親の参加がしばしば要求されることがある園もあります。

保育園は、その自治体にすんでいる人の入園が優先ですが、空きがあれば他の地区の子どもも入園できるそうです。自治体によっては0歳児はダメだとか、制限はあるようですが、23区は少子化で定員割れしている園もあるようですよ。

いずれにしても、まずは役所に問い合わせることです。できれば、近隣の自治体や職場の地域のことも。次女の時は難関を突破しなければならなかったので、ケースワーカーさんの訪問調査を仕事を休んでお待ちしました。そして、どれほど保育に保育に欠けているか、無認可の保育料はいかに高くて家計を圧迫しているかを訴え、逆に入園しやすい希望園の出し方をアドバイスしていただきました。とりあえず希望外の園でも入園して置いて、希望園に空きができたら優先的に転園させてくれる制度があることも教えていただきました。大人が心配するほど、子どもの転園は問題ないようです。4月の入園を希望している人は、いますぐにでも役所へ行ってケースワーカーさんに相談して、アドバイスしてもらうといいと思います。自治体によって異なることが多いので、経験者の体験談も参考になりますが、まずは自分で体験してみることです。

  早めの対応がよい結果を生みます。結果次第では、保育園のために引っ越しを考える覚悟も必要ですね。がんばってください。あなたの情熱が入園につながります。

babycom保育園VOICE 保育園に関する悩みやご意見は、ワーキングマザーVOICE【子育て】をご利用ください。


babycom保育園情報

babycom 保育園情報インデックス

ママは自信を持って
普光院さん(保育園を考える親の会)からのアドバイス

希望の保育園に入るために

申請〜入園までのタイムスケジュール

母乳をどうする?

保育園に行く前に用意したいもの

参考になる本、父母会HP


babycom おすすめ記事
babycom Site

絵本・親と子どもの本棚babycombabycom 絵本 親と子どもの本棚

親子でいっしょに楽しめる本、想像力を高める絵本、読み聞かせ本など、いつまでもこころに残る本をセレクトしました。絵本選びの参考に。



TOP▲