健康な食生活とは
(1)必要な栄養素を過不足なく食品からとること。
(2)きめられた時間に規則正しく食事をすること。
食事時間で生理作用にリズムができ、消化酵素やホルモンが分泌されます。
(3)食事は楽しくすること(免疫力がたかまります)。
書いてみると簡単ですが、例えば(1)では、具体的にどうしたら良いかわかりません。 これを分かりやすく実践できるように、いろいろな工夫が提案されています。
どの方法でも自分によく合う方法を選んで実行してみましょう。
そのうえで、栄養補助食品やで栄養を補うことは、結構なことですが、
毎日の食生活が悪いのに、いろいろな栄養補助食品で健康になろうとするのは、ナンセンスです。
栄養三色運動 社)栄養改善普及会
赤の食品(血や肉になる)
魚介類、肉、大豆製品、牛乳、乳製品
黄色の食品(働く力になる)
米、麦、いも、パン、パスタ、そば、うどん
緑の食品(体の調子をととのえる)
野菜、果物、海藻
毎食この「赤」「黄」「緑」から食品をそれぞれえらんで食べると、バランスが良い食事になります。
六つの基礎食品(厚生労働省)
食品が3つの分類では少ないのでさらに細かく分類して、そのなかからそれぞれ選ぶようにしたものですが、数が多いだけ複雑になります。
第1群 魚、にく、卵、大豆
第2群 牛乳、乳製品、骨まで食べられる小魚、海藻
第3群 緑の野菜
第4群 その他の野菜、くだもの
第5群 ごはん、パン、麺類、いも類
第6群 バター、マーガリンなど油脂
一日30品目食べましょう(厚生労働省)
六つの食品群は複雑で面倒なので、簡便法として一日30品目(調味料はいれません)の食品を食べることを勧めています。
この場合2、3品目不足したからといって不都合がおこるわけではありません。大体この程度で片寄らないバランスのよい食事になります。
Five a day 運動
野菜果物とりまぜて一日5種類を食べる。
これは、アメリカで提唱されているものですが、日本でも外食やコンビニ弁当がおおくなると、野菜と果物の摂取がへってきています。
癌の予防には野菜と果物を毎日食べるのが良いことは、学術的にも認められています。
※ペットボトルの野菜ジュースや果物ジュースは野菜果物の代わりにはなりません。