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子育ての経済学/基礎編
就学前にかかる費用あれこれ-2
教育にかかる費用

..........1.幼児教室に通う
..........2.英語、音楽などの教室
..........3.幼児向け進学塾
..........4.幼稚園に通う



早期教育の是非はともかくとして、幼児教室というのは何かと気になる存在。子供に何かを習わせたい、というだけではなく、「1日中子供と2人きりではお互いに飽きてしまう」「もっとたくさんの友だちと遊ばせたい」「私も子育て仲間が欲しい!」などの理由で幼児教室に行くケースも多いようです。
比較的どの地域にもあるのが、出版社やベビー用品メーカーなどの企業が主催する幼児教室。内容は、しっかり「お勉強」的なカリキュラムが組まれているところから、のびのびと遊べる教材で自然にことばや表現力、運動能力を伸ばしていくというところまで、実にさまざま。実際に行われていることは、パンフレットだけではなかなか分からないものなので、一度見学をさせてもらうといいでしょう。

気になる金額ですが、出版社系の教室は、入会金、月謝ともに5千円〜1万円程度のところが多いようです。このほか、教材費や運営費などが別途必要な場合もあります。


全般的な知育を行う幼児教室と同じくらい人気があるのが、英語や音楽、お絵書きなどの教室。小さいうちに始めれば、遊び感覚で基本が身につけられる、というのが人気の理由。でも、「絶対音感を身につけさせたい」「小さいうちから国際人に」などと期待しすぎると、子供の負担になることも。親も子供も楽しく通えるのがいちばんです。

専科の教室の場合、月謝にはかなりの幅があります。英語教室の場合は、入会金1万円、年会費で12〜3万円程度のところが多いようです。音楽教室の場合はもっと差が大きく、月謝ともに5千円〜数万円とさまざま。中には入会金20万円、月謝が3万円などというところもあります。せっかく高い入学金を払い込んだのに、子供がいやがって行かなくなってしまった…なんてことにならないように、慎重に選ぶ必要がありそうです。


何かと話題の「お受験」…。するかしないかは別として、どのくらい費用がかかるのかはちょっと気になるところ。
まず、有名私立幼稚園を受験するために通う「塾」ですが、入会金は32万円〜10万円、月謝も週に1回で4〜5万円、週に2回なら7〜8万円と、やはりかなりお高い様子。そのうえ、実際に通い始めると、交際費や先生へのお礼など、限りなく別の費用がかかるとか…。
やはり、かなりの経済力が必要な 世界のようです。

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3〜4歳になったら、いよいよ幼稚園。何を基準に選ぶのかは悩むところですが、なにはともあれ、子供が毎日楽しく通える園を選んであげたいものです。
幼稚園選びの大きなポイントとなるのは、まず公立か私立かということ。公立の幼稚園は、地域の教育委員会の所管のもと、教育要領にしたがってカリキュラムが組まれています。これに対して私立幼稚園は、理念や教育方針、カリキュラムの特徴などに園長や理事長の考え方や個性が反映されて、個性がはっきりしています。
経済面でも、公立と私立の差はくっきり。公立の年間保育料は全国平均で6〜7万円なのに対して、私立は約20万円。入園料も園によってかなりの違いがあります。

なお、私立の場合、保護者に対して補助金がおりる制度があります(自治体によって金額は異なります)。補助金は住居がある自治体から支払われるため、同じ園に通っていても、住んでいる場所が違えば支払う月謝に差が出ることも。なお、公立の場合は、同じ市区町村の園に通う児童の月謝が違うということはありません。


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