妊娠・出産・育児

バックナンバー5〜2006年4月

2005年8月〜2006年4月の投稿バックナンバー


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大きな赤ちゃんを授かった気分 匿名  -- 2006/04/28 ..
こんにちは。以前、夫が交通事故になりとても辛いと投稿させて頂いたものです。もう仕事は辞めてしまっているし、子供を授かっている訳ではないのでこの場に投稿すること自体、間違っているかもしれませんが以前何人もの方にこちらで励まされ、また毎日このサイトを見て私自身皆さんの頑張りに頭が下がる思いで一杯なので再度投稿させて頂きました。

おかげ様で、夫は日に日に良くなっており本当に誰もが感心するほどリハビリも頑張ってくれています。失った下半身の機能は戻っていませんが、いつ何のタイミングで動くようになるかもしれないという1%の希望を持って頑張っています。よく、このサイトでお子さんが熱を出されて仕事との両立に頭を悩ましておられるWMの方の投稿がありますが、本当に気持ちが良く分かります。
私は毎朝9時〜夜の面会時間が終わる20時まで病院に居て2回のリハビリ&3食の介助を手伝っています。もちろん、完全看護の病院なので、家族が付き添えない事情の家庭の方などは仕事が終わってから面会時間ぎりぎりになって来られています。
私の夫の場合は交通事故でしかも加害者が100%悪い事故だったので、金銭面での苦労は全く無く事故前の生活レベルを落とすことなく生活できているので本当に事故の中でも不幸中の幸いだと良く言われます。また夫も体調は万全ではないので熱が出たりその他後遺症で体調を崩すこともあるのですが、幸い小さな赤ちゃんと違って、年齢的にもちろん物の分別も出来るし私を困らすような事は絶対に言わないので私も用事がある時は、看護婦さんにお任せして早く帰ったりする日もあるのですが、やっぱり後ろ髪ひかれる思いで帰ります。
生きていく上で、お金が大切なことは十分分かっています。ただ前述したおとり金銭面での苦労は今後生きている間は皆無と言っていいと思います。でも私は全く満たされていません。夫の足はお金では買えないし、通常妊娠も出来ません。もちろん、高度医療によって人工授精が成功すれば赤ちゃんを授かる可能性もあると思います。私はずっと赤ちゃんに拘っていて、この前も実家の母に泣いてその辛い思いを伝えました。けれど、母が私に言いました。内容は。。母が病院に御見舞いに来たときのこと。私は夫の車椅子を押していたのですが急にトイレに行きたくなりました。夫と母にトイレに行くのでここで待っていてね。って言って私はトイレに向かったのですが、その時に夫が私の後ろ姿を追いかける目が、母が言うには、本当に赤ちゃんがお母さんの後ろ姿を追っているようなまん丸な目でちょっと不安そうで私しか頼れる人が居ないって目をしていていつも寝る前にお母さんはその赤ちゃんのような夫の顔を思い出すのよ。って。ことでした。夫はもう33歳です。赤ちゃんのような、、、っていう表現はおかしいかもしれませんが、母からすれば息子同様の夫。下半身不随になってもちろん今後リハビリ次第で健常者と同じ生活を出来るようになるかもしれません。けれど、今は本当に聞き分けの良い大きな赤ちゃんのような存在。私は母のその言葉で気持ちを切り替えようって思いました。夫が生きていただけで有り難かったのに、どんどん欲が出てきてしまっている自分がいることに気づいたのです。仕事を辞めてからもやっぱりキャリアを捨ててしまったことが悔しくて加害者を責めまくった時期もありました。けれど、私は夫の秘書として夫の仕事を支えていってあげようって思えてきています。
とりとめもない文章になりましたが、とにかくこのサイトで頑張っていらっしゃるWMの方の苦労や仕事と子育ての両立の大変さを読むたびに、私も頑張るぞ!って思います。私も皆さんに勇気をあげれるよう今後も頑張っていきたいと思います。


頑張って下さい   おさおさ
100%はないけれど   kameko
少し勇気をもらいました   悩める父




 

   >>> 頑張って下さい おさおさ   -- 2006/04/28..
 
私はもう10年前になりますが、夫を交通事故で失いました。
当時、悲しみは当然の事ですが夫との生活も、もちろん赤ちゃんを授かる事も全て一度に失ってしまい、立ち直る迄に相当の時間を費やしました。
動けない状態でもいいから生きていて欲しかったと当時も今もその思いは変わりません。
今は悩みに悩んで再婚し、子供も授かり幸せな毎日を過していますが、今でも今の幸せを味わわなくてもいいから生きていて欲しかったと思う気持ちは持っています。
死んでしまうと、本当に何も無くなってしまいますよ。
どんな状況であってもご主人が生きている事をどうぞ大切に思って下さい。
一番哀しい思いをしているのは、他でもないご主人だと思います。
 





   >>> 100%はないけれど kameko   -- 2006/04/27..
 
こんにちは。
久しぶりにサイトを見たら、(多分私が前に何度かレスを送らせていただいた方だと思うのですが、)その後のことを書かれていたので読ませていただきました。

神様は本当にいたずら好きで、欲しいものとそうではないものをどうしてこうも希望に添ってくれないのかと思いますが、人間は、どんな時も考え方一つです。

匿名さんの失ったものの大きさは、本当に大きく、体験したことのない私には、何を言うこともできませんでしたし、これからもそうですが、ご自身で気づかれている通り、今のご主人には、奥様がすべてです。
つらいリハビリも、今後の不安も、一緒にがんばってくれる奥様がいらっしゃることが、最大の支えなのでしょう。
「聞き分けのいい」と言うことですが、心の中では不安がいっぱいかもしれませんね。
生きる為に大切なものって、そんなにたくさんはないと思うんです。
離婚を経験した私にとって、信じ合えてお互いを思いやれる相手がいるということは、生きる上での大切なものの一つをお持ちになっていると思われます。
欲が出てしまってとありますが、人間は欲深い生き物です。
それが普通です。
幸い現れた私の二番目のパートナーも、「一人でいいから」と言っていた子供ですが、いよいよ産まれるとなって、「もう一人お願い」にかわって来ています。
他の人から見た100%の幸せはないけれど、自分の中で100%の幸せにすることはできるはず。
気持ちの上で今はあまりあせらずに、大好きなご主人を大切になさってください。
ご主人の生きる元気の元は奥様なのですから。
 





   >>> 少し勇気をもらいました 悩める父   -- 2006/04/27..
 
はじめまして。悩める父と申します。匿名さんの文面からご苦労が伝わってきます。文章は分かりやすいことから,ご自身の気持ちが整理されて,一段落したものと思います。詳細は分かりませんが頑張ってください。でも無理をなさらないように。朝一番で読みましたが,朝から少し勇気をもらった気分です。ありがとうございました。