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NHK教育TV土曜フォーラムご覧になりました? taro  -- 2005/10/04 ..
少子化問題に興味をもっている一児の母です。10月1日の23時からNHK教育テレビで「人口減少ニッポンとどう向き合うか」をご覧になったかたおられますか?子育ても介護と同じように、家族の問題から社会の問題に変えていく必要性を感じました。キャリアも家族も両立できると経済も出生率も高くなっていくんですよね。私達女性の働く力を企業に雇用者に理解してもらい、大切にしてもらいたいものですね。そのバックアップとして国や自治体の制度改革は不可欠ですが。お金をばらまくのではなく、若い世代に子供を産んで育てたいと思わせるような環境が必要ですよね。日本は今、金欠なんですから。


見ました   Que
こんにちは   こうちょ
一番の少子化対策   Masa
大勝した自民党は。。。   ろあじす
少子化問題について   ぴかりんこ
同感です。   みゃあ




 

   >>> 見ました Que   -- 2005/10/04..
 
途中からしか見てないのですが、海外の例もとりあげていて、とても興味深い内容でしたね。

結局子供を持つも持たないも、結婚するもしないも個人の自由。
だけど、社会として子供が減ることは、将来の労働力不足、税収不足、社会不安とマイナス面しかないのですから、子供は社会の将来のためにみんなのお金で育てる仕組みを作っていけば良いんじゃないでしょうか。

子供を持つ人も持たない人も同じく社会の将来を担う人間に対して負担していくようになれば、少子化は改善される問題だと思います。

税収面では、社会制度が整って、育児をしながらも仕事画で着る環境になれば、専業で家事をしていた人からも税収がでるし、消費も増える。子育てや家事の一部に対して保育施設やホームヘルパーにお金を使うようになればそういうところにも雇用が増えるでしょう。外食産業も上向きになるんじゃないでしょうか。

価値観が多様化した社会だからこそ、そうした社会制度の構築が一番大切であり、公的制度改革によって企業の意識や国民の意識を変えていく必要があるのだと思いました。今は、働きたいと思っても、子供を安心してあずけられる保育園が十分ない。私が生まれた約30年前から変わらないこの現実。はっきり言って、これは行政の怠慢です。
 





   >>> こんにちは こうちょ   -- 2005/10/04..
 
今の政治家のおじさんたちにはもっと勉強してもらいたいですね。自分の育ってきた環境をもとに、感情論で議論する議員が多すぎると思います。

統計資料によると、女性の社会参加、高学歴は経済の発展に間違いなく貢献しているそうです。また今の人口減少がつづくと20年後には間違いなく労働者を海外から呼び寄せないと日本の市場経済がまわらなくなるそうです。

日本は先進国のなかで唯一女性の就職率がM字カーブ(20代から40代くらいまで仕事をしていない)を描いていて、結婚、育児で退職する女性が多いです。しかし機会さえあれば働きたいと考えている女性が多く、その数を上乗せするとM字ではなくなり、他の先進国なみの就職率になるそうです。

高齢者の福祉を充実させるのは大切なことです。しかし、福祉を支えるのも経済を支えるのも、お金だけではだめです。マンパワーが必要だと思います。そのためには、産めよ増やせよです。

自分達が年をとったときに住みやすい環境をつくるためにも、女性が仕事をもって育児をするというのが当たり前になるように、そして負担が少しでも軽減されるような制度が必要だと思います。

男性の育児休暇は確かにとりにくいと思います。長く休めばそれだけキャリアへの道が遠くなると考えて男性が育休をとらないのはごく自然な気もします。しかしそこを工夫している企業もあります。

資生堂は5年間の育休を設けていたそうですが、やはりとる人がほとんどいなかったそうです。そこで2週間の育休を設けたところとる人がでてきたそうです。短期間だし有給であれば、男性も気兼ねなくとれます。

いままでの古い制度や考えを見直してどんどん新しい制度をつくってほしいです。政治家に女性が増えているのはいいことです。変なフェミニズムではなく、本当の男女共同参画社会をつくるための提言をどんどんしてくれることを私は期待しています。
 





   >>> 一番の少子化対策 Masa   -- 2005/10/04..
 
は、「30〜40代の子持ち女性からなる『少子化対策プロジェクトチーム』を作ること」なのかなあと思います。

今の対策は、「年金受給年齢を間近に控えた高齢の男性議員が、会議室の中で作ったもの」という気がしてなりません。当然、既得権を削って財源にあてようという頭はないし、当事者不在の場で出てくる案も、とんちんかんなものばかり。

よくある勘違い:
「育休の延長」→ブランクが長くなれば、ますます復帰しにくくなるだけ
「児童手当拡充」→子育てには3000万かかるといわれるのに、中途半端
「夜間・病児保育の充実」→結局は長時間労働が前提なのでしょうか?

望むのはそんなことでないのに。

母親に、仕事と家庭の両立を可能にする働き方を
父親を、もっと早く家庭に帰す働き方を

つまり、「雇用と働き方の改革」だと思うのですけどね。

個人の事情により、残業時間や仕事の量を調整できるとか、
子供が長期の病気のときには、在宅の仕事も選択できるとか、
育休を分割して取って、看護休暇に補填できるとか、

結局は、少子化ってみんな企業のせいという気がします。
 





   >>> 大勝した自民党は。。。 ろあじす   -- 2005/10/04..
 
私も番組は見ていませんが少子化問題に関心がある一人です。
本日の新聞を読んでいて、がっかりする記事を見つけました。
自民党のプロジェクトチームがジェンダーフリーに異論を唱えているという記事の中で、「男性が育児休業してまで育児をする必然性はない」との意見が相次いだとのこと。ジェンダーは家庭の崩壊につながるなどの記述もあり、要は女が家で家事育児をすればいい、ちゅうことですね。
正直あほか、と思いました。そこまでしなければいけないのであれば私だったらさっさと子供を持つことをあきらめちゃいます。
ちなみにプロジェクトチームの座長は安部晋三さんなんですが、こんな政党が大勝しちゃったんだなぁと改めて思いました。
夫婦別姓論議も「家族の一体感がなくなり家庭が崩壊する」とかおっしゃってますし、あなたの家庭はそんなに脆いんですか?といいたい。ちなみに別姓反対派の急先鋒だった高市早苗さんは、結婚後も通称で別姓を通されていらっしゃいますが。

・・・話がそれてしまいましたが、これだけ女性の社会進出が進み、高学歴化になっている中、また世の中の先行きに対する不安が増える中で「我慢して家事育児しろ」なんて暴論だと思いますし、どうやってじゃあ両立できるようにするかというほうが現実的な問題だと思ってます。
フランスでは3人以上の子供を持つと多産家族として認定され、経済面や様々な場面で優遇されるようになっており、「2人生むくらいだったら3人産んじゃう?」という状況になり出生率もアップしているとか。本当に少子化が大変な問題だと感じるのであれば政府がこうした対策を考えるべきだと思います。
 





   >>> 少子化問題について ぴかりんこ   -- 2005/10/04..
 
私も番組は見ていませんが、今後の少子化問題について日本の将来、子供たちの将来に不安を持っているので一言言わせてください。

私が納得いかないのは、今、保育園は減らされているのに、高齢者向けの施設が増えていることです。もちろん、増えている高齢者向けのビジネスは今後も発展していくでしょうが、政治家にしろ、将来を担う子供たちの教育をないがしろにしているように思えるのです。そりゃあ、選挙権のない、子供達有利の公約を掲げるよりも、高齢者受けする公約を掲げたほうが、政治化には得策なのでしょうが、なんか腑に落ちません。
大体、子供達が日本を背負う頃には、今の政治家なんておじいちゃんおばあちゃんになっていて知ったこっちゃないってことになるだろうし。今までがっぽりためた貯金と年金をしっかりもらい悠々自適に暮らすのか・・・
かわいいわが子の暮らす将来は、今よりも、住みにくい社会になるんじゃないかと思うととてもせつなくなります。

私的には、産む産まないは個人の自由だと思います。
結婚しない人、子供を産まない女性が増えているのは、女性が優れた能力を持って社会で活躍するようになって仕方ないことかもしれません。
(もちろん、キャリアのある女性が安心して子供を産める社会が理想であり、そうあるべきだと思います)
で、子供を育てている人・・・周りを見てみると、一人いる人は、もう一人と考える人が多いように思います。兄弟はつくってあげたい。でも、二人は欲しくても、三人はちょっと・・・という方が多いように思います。
私たちの世代は三人兄弟が多く、三人兄弟の良さもわかっていながら、経済的に難しいというところのようです。
なので、三人欲しいと思っている私は、三人産むと補助が多くなる政策!三人産むと得だって思わせるような政策ができるととても嬉しいのですが。
所得による、手当の制限も無くして欲しいものです。

育休を延長するというような政策よりも(キャリアがある女性にとって長時間ブランクを開けることは、自分の職場での立場も居心地の悪いものになるのではないかと思うので、本当に仕事をしたい女性にとってはあまり関係ないのでは)、子供を安心して預けられる保育園の充実を図って欲しいと思うのです。
専業主婦でも、社員とまでいかないまでも働きたいという人はたくさんいるはずです。そういう潜在的な労働力を上手く社会に引き出せる政策が必要なのではないでしょうか。

話はかわりますが、昨晩、深夜で見てる方は少ないと思いますが、NHKで「わたしがあなたを選びました」で有名な鮫島先生の勤務するクリニック(鮫島先生は開業するうようです)が取り上げられた番組をやっていました。胎児の命の大切さを、中絶を望む女性、カップル、夫婦に時間を割いて説得している、院長先生、鮫島先生の姿勢に感動しました。鮫島先生は中絶手術は一度もしたことがないそうです。
中絶もそれぞれの人生、将来、考えがあるので仕方ないことかもしれませんが、やはり、命はすばらしいですね。
だるまみたいで、ぴこぴこ心臓が動いていた娘も、今じゃ、生意気盛り、
そして今、お腹の中に新しい命が宿っています。上の子の世話で忙しいですが、「私も忘れないで」といわんばかりにお腹をぼこぼこ蹴っています。
3人計画の私たちにはまだ始まったばかりの子育てです。
大変だし、一人ひとりに十分にお金や時間は割いてあげられないけれど
大切に育てたいと思います。そして、その大切な子供達が安心して暮らせるように、子供達が成長し結婚し、またその子供を安心して育てられるような社会であることを祈っております。

長文失礼しました。
 





   >>> 同感です。 みゃあ   -- 2005/10/03..
 
くだんのTV番組は見ておりませんが、同じく少子化に関心を持っている人間の一人です。私も行政が、単に金をばらまくのではなく、taroさんの仰るように環境面等、他の制度面から支援して欲しいなと思っております。

「何故、女性が子供を産まなくなってきたか」、今年の白書によれば、その原因を有職者、無職者に分類して分析していました。曰く、

□有職者(兼業主婦)・・・時間貧乏。子育てに割ける時間がない。
□無職者(専業主婦)・・・金銭的に余裕がない傾向が強い。

という構図が浮かび上がってきているようです。
かくゆう兼業主婦の私も、「子供は二人まで。理由は『時間がないから』」の典型例です。専業主婦の姉は、経済的理由から一人だけ育てています。

専業主婦の「金がないから」は、本人が働き出すことである程度の解決が見込めるわけですが、実際には女性が働き出すと、「育児」も「介護」も「家事」も「仕事」も、女性ばかりが背負ってしまうことがとても多いですよね。そうなると、働くことに二の足を踏んでしまう女性が多いことも頷けます。
私は、この4種類の仕事のうち、少なくとも「育児」と「介護」と「家事」の3種類は、もっと男性も関わるべきではないか、と思えてなりません。実際、特に介護などは力仕事が多いので、男性向きかと思われます。
また、この3種類をもっと男性が担うようになってくれば、懸案の兼業主婦の時間的余裕も生み出されるかと思います。

では、どうすれば男性を「育児」と「介護」と「家事」に参加させることが出来るか?それは、皆様との知恵の出し合いになると思いますが、私の一つの案は、「男性の育児休業取得『義務』」です。ほんの1週間でも良いから、もっと男性が家庭生活の運営に協力して欲しい、と思います。英国のブレア首相だって、首相在任中に4番目の子供が生まれた時、1週間程の育児休暇を取った、と聞きました。だったら、日本人男性にも、もっと頑張って欲しい。仕事を離れ、育児や家事に関わることで、女性にお任せがちな家庭生活をもっと顧みて欲しい(!)と願っています。
それに、育児休業取得が社会のコンセンサス(暗黙の了解)として広がれば、女性側にとっても、より安心して出産に踏み切れるというメリットが生まれると思います。
こうしたあまり予算を必要としない制度上の改革も、少子化対策の一つの方策となるのではないでしょうか?

私も、皆様のご意見をお聞きしてみたいと思っています。