妊娠・出産・育児

バックナンバー5〜2006年4月

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教師になりたい! ゆかりんご  -- 2005/12/17 ..
 いつも読ませていただき、みなさんのお言葉に励まされています。そして、はじめて投稿します。
 私には、現在1歳6ヶ月になる娘がおり、フルタイムの正社員として勤務しています。実は大学を卒業して新卒で入社した03年に妊娠し、04年5月に出産し、産休育休を経て05年4月に復帰しました。実務経験2年目です。。
 タイトルに書きましたが、私は以前から教師になりたいと思っていました。自分の子供を育てているうちに、この思いがどんどん強くなっています。短大卒業した後大学に編入し、育休中に教員免許を取得しました。小学校の教員を目指しています。
 もし、現在教員をされている方がいらっしゃれば、子供を育てながらの仕事の様子などを教えていただけるとありがたいです。また、みなさんに質問ですが、自分の子供を受け持つ教員に要望すること、理想とする教師像などありましたらお聞かせください。


夢と希望と現実   みかんまま
母親が教師です   パフェママ
みなさんありがとうございます。   ゆかりんご
理想と現実   kana
若さがうらやましい   凛
育休中の教諭です   ひなひなママ
相談出来る先生   Rain




 

   >>> 夢と希望と現実 みかんまま   -- 2005/12/17..
 
こんにちは、わたしも小学校の教員をしている二児の母です。
ゆかりんごさんのように、教師という職業に夢と希望を持っていることが大変うらやましく感じます。
残念ながら、教職18年目のわたしにはもう夢も希望もありません。漠然とですが日本の将来を憂えています。
自分勝手な人間ばかりが増殖しているとしか思えないのです。(子どもも大人も)それでも、なんとかしたいと思い、いろいろ手を尽くしているのですが、やっていることは、砂漠に一滴の水を垂らしているようなことしかできないのが現状です
そして、そんな奴らに振り回され、くたくたになった母親が、まともな子育てをできるでしょうか。ほったらかしがいいとこです。だいたい、教員の子はろくなのがいないというのは、周知の事実です。つまり、自分の子が本当にかわいかったら、教師なんてつづけられません。
おそらく、近い将来、家庭の中で子どもを養育するという機能は失われることでしょう。
それでも、子ども達のために、未来の日本のためにというのなら、ゆかりんごさんのような方こそ、教師になるべきかもしれません。
がんばってください。ただ非常に険しい道のりです。
まとまりのない文になりましたが、失礼しました。
 





   >>> 母親が教師です パフェママ   -- 2005/12/16..
 
産みの母ではありませんが、父が再婚した母は教師(来年で勤続40年になります)です。
父の再婚自体が私が成人してからですのであまり参考にならないと思いますが一例として参考にしていただければとレスさせていただきます。

まず、教員になろうと教職を取られた努力は立派だと思います。
ちなみに私も教員免許は持っていますが、教育実習を経験し母のように自分の生活よりもまずは教え子達のためを優先することが自分には難しく、また子どもの成長における教師の影響力・責任の重さに重圧を感じ採用試験を受けず民間に就職しました。

両親が再婚したときには母は私学(中高一環の女子高)の管理職であったこともあって、かなり家庭に影響がありました。
生徒が補導されたと深夜の2時に自宅にTELがかかってきて、父が不在だったため私が車で補導された警察まで送っていた事もあります。
また、生徒が家出をしたと捜索のために夜10時過ぎに帰宅したのにそのまま学校にトンボ帰りすることも何度かありました。
問題が起きなければ普通に日中のやりがいを感じられる職種だと思いますが、今は時代背景からも心配が必要ですね、

家族旅行も役職いかんでは行けません。
緊急連絡を受けたら2時間以内に学校に行かなければならないため、両親が再婚してから15年で家族で旅行に行けたのは1回のみです。

成人した私でも学校からの深夜呼び出しなどの影響でしんどい思いをしました。
母を学校に送って徹夜で私自身も会社に出勤したこともあります。
「身内に教員がいるというのはなんてしんどいのだろう・・・」なんて感じた事すらありました。

小さなお子さんを育てながら本当に両立は可能ですか?
親御さんと同居などでイレギュラーなことがおきた場合、全面的にフォローをしてくれる環境でしたら問題ないかもしれません。
今は小さな子どもを狙った卑劣な犯罪が頻繁に起きている為、ハタから見ても教員という仕事は私が挫折した15年前よりもさらに劣悪になっていると思います。

なんか否定的なコメントになりましてごめんなさい。
私のレスを読んでも「それでも私は教員になりたいんだ」と意欲を持たれるほどでしたら是非がんばってください。
私は敵前逃亡した職種なだけに応援します。
 





   >>> みなさんありがとうございます。 ゆかりんご   -- 2005/12/16..
 
 Rainさん、ひなひなママさん、凛さん、返信ありがとうございます。
 まず、私がなぜ教師になりたいと思ったか。。。ということです。私は小学生のころから、小学校の教師になることが夢でした。大学を選択するときも、迷わず教育学部を受験しました(結果不合格のため、泣く泣く短大へ行き、その後大学に編入学しました)。教師になっている友人も多いです。大学時代、家庭教師のアルバイトをしていたとき、そのご家庭のお母さんが、「うちの子の学校にこんなひどい先生がいるのよ。。。。。(愚痴)子育てもしたことないくせに、学校にしか勤務したことなくて世間知らずなくせに、何にも分かってない、頭でっかちでほんと頼りない!」のようなことを言っていたんです。。。教師になることが不安になったというか、ちょっと怖くなったというか。。。
 また、教育実習のときの指導教官が一般企業に5年勤務し(その間に通信教育で教員免許を取得したそうです)、教師になった方でした。その影響もあると思いますが、私も教師になるなら教師以外の仕事を経験してからなろう!と決めたのもその時です。いろんなことを経験するは悪いことではないと思いますので。ただ、その分卒業後すぐに教師になった方とは経験差がでます。これは避けられないことです。その差を埋めるため、教師になってから相当な苦労をするでしょう。でも教師になりたい!という思いは変わりません。最近、子どもが巻き込まれる悲しい事件が多発しています。自分の妊娠、出産、育児の経験を生かし、命の大切さや家族の大切さを教えていきたいです。また、Rainさんのおっしゃるとおり、子どものことを相談されるような頼りがいのある教師を目指します。
 
 まだ決定ではありませんが、来年春から夫がドイツに長期出張になるかもしれません。そのときは私と娘も一緒に行こうと考えています。教員採用試験を受けるのは、ドイツから帰国してからになります。ドイツでの生活も、今後の仕事に生かせるようにしたいです。

 だらだらとまとまりのない文章を書いてしまい、申し訳ありません。これからもたくさん相談させてください。よろしくお願いいたします。
 





   >>> 理想と現実 kana   -- 2005/12/16..
 
私は大学卒業後、一般企業に就職し、やはり教員になりたくて退職、そして臨時採用を経験した後採用試験に合格し、現在正教員(小学校)になって13年目のものです。企業から転職という点でゆかりんごさんに近いかも知れません。そういう意味では、ゆかりんごさんの夢はあきらめないでほしいし、応援しています。
ただ、大きく違うのはゆかりんごさんはすでにご結婚をされ、お子様がおられるということです。ちなみにお子さんの二人目のご予定はありますか?例えばうまく採用試験に合格したとします。1年目は初任者研修といってかなりハードな研修と希望に沿わない学校に勤務する可能性があります。公務員ですから福利厚生はしっかりしており、リストラされることはありませんが、人のお子様を教育するという責任は重大です。少なくとも1年目に妊娠や産休になるといろいろな意味でお辛いと思います。初任者研修や学校の行事によってはどうしても休めない時期もありますし、二学期は特に休日に行事が行われることが多いです。持ち帰りの仕事も半端じゃありません。ご自分のお子さんの園の行事と重なることもあるでしょう。そして、自分が忙しいときに限って調子を崩すのが子どもです。そんな時必要になってくるのが、職場の理解とご主人や両親をはじめ、サポートしてくれる人達です。ゆかりんごさんはすでにお子さんがおられるのでそのようなサポート体制は絶対必要です。さらに子ども達や保護者のからの協力や励ましも大きいです。逆にクラスでトラブルが多かったり、保護者から批判されることが重なると、精神的にかなり追い詰められたり、時間外に家庭訪問等の対応に追われることも増えます。他の方も書かれていますが、今はいろんな保護者の方(子ども)がいますので自分が良かれと思っても裏目に出ることもあります。不審者による事件も多発している最近では、登校下校時の引率やパトロールも加え警察のような役割まであるのです。私は上の子が小学生になりましたが、小学校の方が保育園よりも大変に感じています。
子育て中の教員にはますます厳しい時代になってきたと感じるこの頃です。
他の方のレスも参考にされ、それでも頑張っていけそうなら採用試験にチャレンジし、正採用されると同時に今のお仕事を退職されると良いと思います。倍率が高いので、今のお仕事は採用が決まるまではやめるのが惜しい気がします。(ずっと臨時で教員をしている優秀な人でもなかなか合格できないのですから。)それから、臨時で少し経験を積まれ、学校の現状を把握された後でも採用試験の年齢制限には充分間に合うのでそれも1つの手です。
企業での経験も子育ても教員生活ではとても役立つことなので、教師になりたいという夢がある限りは、焦らず頑張ってください。
 





   >>> 若さがうらやましい   -- 2005/12/15..
 
 はじめまして。私は教員をしていて、現在育児休暇中の者です。
 教師になりたいという夢がおありのようで、そのバイタリティーと
エネルギーに感服いたしました。
 私の正直な気持ちを書かせていただきます。私が子供をもってみて思ったことは、自分の子供を育てるのと、自分の家庭を犠牲にしても生徒のために働くことはまったく違うということです。私にとっては、この産休、育休は天国そのものです。仕事の方が何十倍も大変です。休日もなし、夜10時を過ぎても悩める保護者からの電話あり、問題を起こせば、家庭訪問の連続、ましてや、今の時代、保護者の中にも常識やマナーが通じない人も多くいます。野放図に育っている生徒も大勢います。赴任する学校によっては、教員をするのも命がけと思ったことも何度もあります。授業以外での仕事に疲弊している教員はたくさんいます。優しい夫に恵まれた私でさえも、30代ですでに胃にポリープができ、不登校児を抱えたときは、不眠になりました。自分の子供は、自分たちの基準で思い切り叱れても、価値観の多様化した現在、他人のお子さんを保護者の理解や協力もなく、諭し、しつけることの難しさを日々痛感します。
 採用試験も高倍率で、熱心に講師をしながら、何年も受け続けている人の方が多いのですよ。教科によっては夢一筋に10年以上受け続けている人もいます。少子化の影響で空きがないのです。現状を把握されたうえで、教員を目指されるのであれば、心より応援したいと思います。
 でも、せっかくのフルタイムのお仕事をおもちのようなので、採用のめどがたつまでは慎重にご判断されたほうがよろしいかと存じます。
 親は、子供にとって人生の最初に出会う先生ですよね。すべての親がそういう認識で、愛情のうえに責任感と使命感をもって自分の子供に接してくれたらもう少し世の中は変わるような気もします。 
 





   >>> 育休中の教諭です ひなひなママ   -- 2005/12/14..
 
 こんばんは。はじめまして。小学校4年間、中学校5年間の教諭経験をし、現在育休中のひなひなママです。まだまだ経験も浅いですし、第1子の育休中ですのでお返事するのは恐縮なのですが、きっと現在、同業者の皆様は、通知表の作成と学期末に向けての仕事でめちゃめちゃ忙しい時だろうなあ・・・とお察ししてしまいますので、つい、出てきてしまいました。

 さて、まず「教師になりたい」と思っておられた、ということですが、教師のどういう点に魅力を感じ、「なりたい」と思われたのでしょうか。結構このどうでもいいような部分が、大事なように私は思うのです。教師という仕事ですが、精神的にも肉体的にもタフであることが要求されてくるからです。脅すわけではないのですが、私は毎年、同僚のうつ病による休職・退職を目にしてきました。(本当に毎年、どの学校でもでした)精神的につらい時に支えてくれるのが、この「教師になりたい」という動機であるように思うからです。正直、経験のない世界に、家庭とお子さんをもった状態で飛び込もうとされるのは、本当に大変なことだと想像します。しかし、自分の強い気持ちがあれば、乗り越えられることでもあるように思います。うまくすれば、他業種での経験と子育ての経験がゆかりんごさんの武器にもなってきます。「なんとなく、教師って雇用の条件が良さそうだから・・」などという中途半端気持ちだと、間違いなく失敗しますし、教え子たちに失礼です。まずは、自分の動機をしっかり見つめてみてください。(育休中に免許をとられるくらいですから、きっと本気なのだなあ、とも思っています)

 その上でのお話なのですが、働き方には2種類あります。
㈰ 教員採用試験を受けて、教諭(正社員ですね)として勤務する。
㈪ 講師(常勤講師と非常勤講師があります)として勤務する。
どちらをお考えでしょうか。私としては、㈰をやはりお勧めします。給与はもちろん、休暇や福利厚生面で条件が良いです。㈪のメリットとしては、教員採用試験を受けなくても、教壇に立てるということと、非常勤であれば勤務時間が短い場合も多いため、お子さんとの時間が確保しやすい、といったところでしょうか。最近は、退職される年齢の方が多く、教員の募集人数が増えているので、採用試験の合格率もずいぶんよくなってきています。チャレンジするかいはあると思いますよ。ただし、㈪の講師をやりながら、採用試験の勉強をし、育児・家事も・・となると、無理があるように思います。

 私は、教員という仕事が大好きです。自分が小学生の時からの夢でもありました。実際に教員になって毎日が充実していました。学校があって、子どもがいて「今日は、子どもたちと何をしようか。どんなことを話そうか」と考える毎日です。忙しいけれど季節感があって、飽きっぽい私には刺激的です。今、育休中ですが、復帰したら、出産のこと、娘のこと、人が産まれて育っていく素晴らしさと大変さ、両親のありがたさと願い、命の尊さなどなど、いっぱい教え子に伝えたくて、わくわくしています。とりとめのない文章となってしまいましたが、ゆかりんごさんの健闘を、心より願っています。


 





   >>> 相談出来る先生 Rain   -- 2005/12/14..
 
こんにちは。
子育てを経験されてからの教員と言うのは、きっと、子供達のお母さん的な先生になれるでしょうね。頑張ってください!

さて、私は、一保護者でしかありませんから、保護者的立場からの理想の教師像になりますが、現在、小5の次女を担任して下さっている先生が、かなり、理想に近い先生です。
今まで、色んな先生と関わらせて頂きました。その中でも、かなりすばらしい先生だと思っています。
その先生は、倫理観がはっきりしていて、悪いことは「悪い!」と保護者の前でも叱ることが出来、ほめることは、手放しで誉めて下さいます。
親や周囲が、子供を否定的に捉えていても、必ず、本人の良い部分を見つけ出し、認識させてくれるのです。逆に言えば、保護者にも意見出来る先生です。
それだけに、子供のことを親身に相談にのって下さいます。これは、有り難いです。

近頃は、保護者の前だけ良い顔をしたり、言いなりになるような先生もいらっしゃいますし、子供達に「怒る」ことはしても「叱る」ことの下手な先生もいらっしゃいます。
私にも、先生をしている友人・知人はいますから、その激務ぶりや大変さも理解しているつもりですが、それを差し引いても首を傾げたくなる先生もおられます。
まして、相談出来る先生と言うのは、中々おられないのですが、子供のことを相談出来る先生と言うのは、一番、信頼出来る先生だと思います。

ぜひ、そんな先生を目指してくださいね。