......その1
入院中の授乳」
○生まれたらすぐおっぱい問題
○初乳
○母乳の中味
○おっぱいのあげ方
○授乳時間
○抱き方の工夫
○陥没乳頭とへん平乳頭
○夜中の目覚めは授乳の準備
志村季世恵(バース・セラピスト)協力/癒しの森治療院(整体療術室)
Photo by きくちさかえ
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入院中の授乳
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産後、入院中の授乳のし方は産院によってさまざまです。授乳室で決められた時間にたくさんのお母さんたちが授乳をする施設もありますし、入院室で授乳するところもあります。母子同室の場合には、好きな時間に授乳をすることができます。
授乳室では、いろいろなお母さんや赤ちゃんがいますから、ほかの赤ちゃんが何cc おっぱいを飲んだのか気になるかもしれませんが、赤ちゃんにもそれぞれ個性があるので、生まれた直後から競争させることはありません。
母乳哺育をじょうずにスタートさせるためには、入院中のおっぱいケアは大切です。母乳哺育に力を入れている施設では、マッサージをしてくれたり、母子同室をすすめています。母乳哺育をしたいと考えるなら、出産施設を選ぶときに、母乳を推進している病産院(baby friendly Hospital)や母子同室が可能な施設を選ぶと、いつでも授乳ができます。
入院中、あるいは退院したあと、施設によってはおっぱいのケアを十分受けられないことがあるかもしれません。その場合、地域にはおっぱいケアをしている開業の助産婦さんがいますので、その方に相談されるといいと思います。おっぱいマッサージと授乳相談にのってくれます。
(*地域の開業助産婦の情報は、babycom の助産婦情報、または日本助産婦会http://www.josanpu.or.jp/index.html が参考になります---babycom)
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