妊娠・出産 育児・子育て ワーキングマザー 食と健康 出産準備グッズ

産院選びのためのお産情報_マタニティのセルフ・ケア おっぱい
妊娠・出産・育児babycom
妊娠・出産-babycom妊娠・出産情報総合目次



 ......その1

陥没乳頭とへん平乳頭

 生まれたらすぐおっぱい問題
 初乳
 母乳の中味
 入院中の授乳
 おっぱいのあげ方
 授乳時間
 抱き方の工夫
 夜中の目覚めは授乳の準備

 志村季世恵(バース・セラピスト)協力/癒しの森治療院(整体療術室)  Photo by きくちさかえ

陥没乳頭とへん平乳頭

妊娠中、おっぱいのケアはとくに必要はありませんが、ただ陥没乳頭やへん平乳頭に関してはケアが必要です。
へん平乳頭というのは、乳房を横向きに見たときに、乳首が少ししか飛び出ていない状態のことをいいます。乳房全体がお碗のようになだらかな形になっています。この場合、赤ちゃんが吸いにくいので、妊娠中に乳首をひぱり出しておくことが必要になります。
また、乳首が完全に埋まってしまっている状態を、陥没乳頭といいます。この場合、乳首が中に入ってしまっているので、皮膚が弱く、トラブルを起こしやすいので、一度専門家に相談を。きちんとケアすれば大丈夫ですから心配ありません。

乳首は出ているのですが、乳首の先が谷間のように中にひっこんでいる状態になってるものも、陥没乳頭の仲間です。この場合、赤ちゃんは吸いつくことができますが、乳腺の出口がつまった状態になり、母乳がうまく出てこないことがあります。
乳腺というのは、片方のおっぱいに15本くらいあって、乳首の先にその出口があります。妊娠すると、乳首の先には白くポツポツしたものが見えるようになります。それが乳腺の出口なのですが、乳首が陥没しているとその出口がつぶれ、乳汁がうまく外に出てこなくなってしまいます。また、白いものがかすのようにたまってくるので、それを取り除くなどのケアが必要です。

自分の乳首が、もしかしたら陥没やへん平かもしれないと思われる方は、助産婦や専門家に見てもらって、妊娠中からケアを受けておきましょう。



Contents Copyright(C)1996- babycom