妊娠・出産・育児

バックナンバー4〜2005年7月

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働いていくって・・・・ アッキー  -- 2005/06/06 ..
2人の子供を持ち、フルタイムで働いています。現在の職場で2人目を生み、育児休暇を10ヶ月とりました。仕事(経理)の都合もあるため忙しくなる4月に復帰し、3年がたとうとしています。会社は職員70人ほどの福祉施設を経営しており、私は開所前の立ち上げの準備の時期からいる2人のうちの1人のため、社長にとっては使いやすい存在のようです。

もともと、3人子供がいたらいいな〜と思っていたので、職場でも公言していました。
ある飲み会の席で、ある人からその話しを振られ、「そうですね〜もう一人ほしいですね。」というような話をしていたら、横にいた社長が「だめ〜!そういう人には戻ってきてもらわなくていい。社会は厳しいものだ。」というようなことをいいました。

私も周りもその発言には驚き、周りはなだめるようなことを言ってくれましたが、引っ込めませんでした。もともと暴言・失言の多い社長で、職場・近所でも評判の人ですが、この発言には本当にびっくりしました。

私の採用の時に、一人目の子供が1歳だったため、立ち上げの時期に、すぐ休まれても困るからということで、顔見知りだった義母を呼びつけて「そういう予定はないか」と聞いたという経緯があり、採用後1年で、第2子を妊娠・出産・休暇を取ったことが今でも気に食わない様子ですし、2人目の育児休暇中に出した年賀状の返事にも「あまり長く休むと・・・」と意味ありげな、いやなコメントを書いてきました。

以上の発言・行動に対していかが思われますか。ほかの職員もみんな多かれ少なかれひどいことを言われているようですし、何か社会的に、法律的におかしいのはわかっていますが、どう対処したらよいのでしょうか。

もうひとつ、夜間に緊急呼び出しがあった時に、ちょうど子供2人とも39度の熱を出しており、夫は夜勤、2世帯住宅で同居している両親もその日に限って泊まりで出かけており、85歳のおばあちゃんしか残っていなかったため、やむをえなく"出動できません"と伝えました。その翌日、社長室まで呼ばれ、昨日はどうして来られなかったのかと聞かれたので、そのとおりに答えると、「あなたの立場上(庶務係の副主任)、緊急出動には来たほうがいい。周りから何か言われていやな思いをするだろうし。もしものときのために家族以外に、近所に預け先を確保しておきなさい。」といいます。
言っていることは一理あるとも思えます。福祉施設なので、利用者に何かあったときには緊急出動もやむをえないでしょう。でも、39度の熱がある子供2人を置いていくぐらいなら、そんな仕事って何だろうと考えてしまいます。

職員である前に、私は家族の一員で、母であり、妻であるわけです。そういったその人のほかの立場や役割は仕事をする上ではまったく犠牲にしなければならないものでしょうか。
働くってそういうことなのでしょうか。


やっぱり家族でしょう   ゆき
考えさせられますね・・・   monkey
いいえ、家族あっての仕事ですよ!   Rain




 

   >>> やっぱり家族でしょう ゆき   -- 2005/03/04..
 
私も自問自答することあります。うちの職場は昔男性しか採用しない方針のところでしたが、男女雇用機会均等法ができて初めて女性を採用したような職場です。私が入ったころは結婚して退職するひとが多く、あまり女性は長続きしないのかなと思ってました。しかしその一年後妊娠した先輩がいましたが風当たりが強かったです。結局出産されて退職されましたが・・・。
途中、40代の女性が人事異動ではいってきました。このひとは味方してくれるとおもってましたが逆でした。私のころは育児休暇なんてなかったわなんて平然と言ってしまう人。
職場は医療関係でもちろん立ち仕事、当直もあります。うちは私が働かないと経済的にきついのでやめるわけにもいかなくて。。こんな職場で妊婦に対する配慮はなく(さすがに重いものははこんでくれましたが。。)最初の妊娠で流産してしまいました。とても悲しく泣いて明け暮れてましたが、しばらくすると流産してまで働くって・・て思うように。つらい時期をすごしましたが、半年後妊娠。しかしこのときも勤務条件は変わりませんでした。私も悲しみ乗り越えてつよくなってたのか迷惑かけないよう当直も普通にこなしてました。現在一男一女に恵まれ幸せです。子供たちはまだまだ小さく病気もしょっちゅうですが、そんなときはなるべくそばにいてあげたいと思うし、職場に迷惑かけない程度に仕事も最低限はやろうと思ってます。それでもガタガタいわれるようなら、すっぱり仕事はやめようと思ってます。仕事はかえられますが、家族は変えられないですよ!家族あっての仕事・・甘いという人もいるかもしれませんが家族に支えられてないといい仕事できないと思います。
 





   >>> 考えさせられますね・・・ monkey   -- 2005/03/04..
 
明らかに社長の発言には問題ありですね。こんなトップの下で働くなんて、先が思いやられます。社会人である以上、有休の使い方や結婚のタイミング(新婚旅行のための長期休暇等)は、会社の繁忙期をさけるなど配慮するのは当然ですが、出産に関しては話は別です。欲しいときにすぐに授かるものではないのですからね。だから産まない女性や高齢出産が増えるのです。

私自身も悩んでいるところですが、会社というものは「働く」という選択をした以上、男性がそうであるように滅私奉公を要求してきますね。「子供を作るのは個人の自由だが、残業なしでは成り立たないような仕事量は変わらない。親とは同居しないのか?(大きなお世話!)」のようなことを暗に言われることもありますよね。

いつも思うのですが、もっとフレキシブルな働き方を認めて欲しいですよね。収入は半減するけれど、1つの担当を2名体制にするとか。それも、働く母親がある程度の多数派にならなければ議論されないのでしょうが・・・(今のように、何十人もの職場に1人いるかいないか、ではお荷物扱いも止むを得ないのですかね)。
そういう考え方で、「時短」という制度も会社によってはあるのでしょうが、現実的に時短の人間にさせてもらえる仕事があるのか、現実どれだけの利用者がいるのか、疑問です(少なくとも今の職場では)。

働く女性の地位を守るための法律を明文化してほしいところですね。それも単なる努力目標でなく、罰金や社名公表など、ある程度インパクトのある罰則規定つきで。それによって、女性が優遇されすぎだという批判や、守られた地位にあぐらをかく女性が増えるというデメリットもあるのでしょうが、とにかく今は、職場における働く母の割合を増やすことが課題だと思います。少数派が何を訴えたところで会社にとってはウルサイお荷物、圧力をかけられてもみけされるだけですから。


 





   >>> いいえ、家族あっての仕事ですよ! Rain   -- 2005/03/03..
 
世の中は、色んな考え方の人がいますよね。
特に、「まず、仕事ありき」の考え方をする人は、家庭を顧みずに仕事に没頭し「家庭は女が守るもの」と公言し、その通り「仕事する者は、仕事が何より最優先」だと思っているようです。ここで、矛盾しているのは、その家庭も守っているWMに対しても「仕事は最優先」と考える人がいることです。
不思議なもので、そう考えている人ほど、家庭を他人任せにして来ているので、大変さをまったく理解してません。

察するに、アッキーさんのお勤め先の社長様は、この典型例なのでは?

私も、以前、子供が病気でも出勤を余儀なくされる職場にいたことがあります。
そこの経営者の考え方は、「仕事に男女差はない」でした。聞こえは良いのですが、出勤して来たら、例え妊婦でも就業内容を変えません。立ち仕事、配達、重い物の持ち運びのある職場でしたから、私の在職中3人妊婦がいましたが、全員、途中でトラブルに見舞われ、退職しました。
保育園から「熱が出ました」と連絡が入っても「配達に出ているので、迎えに行けません。」と答えたり(ちなみに、目の前にいました)、私も、子供が学校でケガをして病院に運ばれたことがありますが、終業時間になるまで、行くことが出来ませんでした。

それでも、小さい子がいて、頼る親戚・知人のなかった私には、次の職場を見つけることが困難だったので、4年間勤め続けました。でも、辞める頃には、言いたい放題言ってました!ベテランさんが「ここに居たら、寿命が縮まる」と言い残して退職され、一番の古株になったことも理由の一つですが、そんな職場なので、人が、長続きもしなかったですしね。
その後、今の職場に就職したら、「まず、家族」と言う考え方でした。多少、それに偏り過ぎているところはあるのですが、WMとしては、働きやすい職場です。

確かに「仕事か家庭か」の究極選択を迫られる局面は、数々あります。でも、雇われている側は、何もここで働き続ける必要はない訳で、でも、家族を放り投げることは出来ません。そうなると、究極の選択の決着はついてますよね。
ちなみに、最後の方に言いたい放題だったと言う前職場ですが、私が「辞める」と言い出してから、めちゃくちゃ待遇が良くなったりもあったんですよ。
むちゃを言う職場と言うのは、それだけ頼りにされている裏返しとも言えるかもしれませんね。
アッキーさん、くれぐれも無理なさらずに、出来る範囲の仕事に全力投球!で良いのではないでしょうか?