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育児放棄してると言われ、ショック ちはまま  -- 2005/02/15 ..
みなさん、こんばんわ。1歳2ヶ月の女の子を保育ママに
預けて正社員で働いています。
今日、会社でちょっとショックなことがあったので、聞いてください。
はじめての投稿なのに愚痴で申し訳ないのですが・・・。

私が働く会社は、誰でも一度は名前を聞いたことのある、
そこそこ大きな会社です。最近ではWMも増えてきて、
上司により考え方の違いはあるものの、会社的には
制度も整い働きやすいと思います。
少なくとも、WMに対しての暴言(?)は思っていても
口に出して言う人は一応いなかったのですが・・・。
今日、会社の保健室に常駐している年配の看護士さんに
WMに関する批判を散々きかされました。

「子供預けて働くなんて、育児放棄よ」
「預けてて、朝晩の短い時間しか子供といなくて
 子育てしてるなんていえない、あなたは子育てしてない」
「最近のお母さんは恵まれていて電化製品もたくさんあって、
 やること少なくなってヒマだから育児ノイローゼなんかになるのよ」
(これは、昔のお母さんは一日にやることがたくさんあって、
 考えるヒマもなかった、と言いたいらしい)
「子供は母親がずっと一緒にいるのが一番に決まっている。
 離れたほうがいい場合もあるなんて、考え方がおかしい」等々・・・。
その他非科学的な持論も展開していました。

びっくりしました。
このような考えの人が保健室で社員の悩みなどを聞いているなんて。
色々な考えがあってもいいとは思いますが、一方的に決め付けるような言い方、
さらに、育児放棄しているとは・・・。
どんなに仕事に自信を持っているママでも、預けるときに
泣かれたりしたときなど少なからずも「ゴメンネ」と心を痛めつつ
頑張っていると思います。
また、かんばっているママが大好きな子だっているはずです。

この看護士さんの考えが偏ったものだし、家庭によっての
考え方もあるわけで気にしなくてもいいと頭で分かっているのですが、
あまりに悔しく今日は久しぶりに悔し泣きです。
(いつもはムッカーと怒るのですが、ちょっと体調悪く気分が弱っているので)

乱文失礼しました。
読んでいただいて、ありがとうございました。


誰にも分かりませんよねー   ぺろこ
WM vs 専業主婦ではなく・・・   ぶぅまま
イタリアで   ミキ
ありがとうございました   Ea
お互い中身で勝負☆がんばりましょう。   パフェママ
Eaさんへ   Rain
便乗です   きよたん
世の中は   小町
Rainさんへ   Ea
私だったら抗議する   ひめママ
ごめんなさい。   めら
大変でしたね。   Rain
育児放棄?   あーねまま




 

   >>> 誰にも分かりませんよねー ぺろこ   -- 2005/02/15..
 
まずちはままさんの体験されたコト、本当に残念ですね。
もう元気になられているといいですが・・・!!
個人的にはお腹の中で誰がどんなことを考えていても、
それは自由だと思いますが、ちはままさんの会社で
この看護士さんの言葉は、その立場にある人が言ってはいけないことですよねッ。
その点、私も抗議したい気持で一杯です・・・(怒怒

それからこのスレの発展を読ませて頂いて・・・
私はEaさんのおっしゃることが分かる気がしますー!
べったり子育て。結構じゃないですかッ♪
許されれば私だってしてみたいです(?!
Eaさんもしっかり書いておられますが、
Eaさんのおっしゃるべったりは子供の全てをしっかりキャッチして対処していってあげたいということではないでしょうか?
それを母親の負担、子育て100%になってしまう、と言うのは
確かにそうかもしれないけど、そうじゃないかもしれない。
それを「そうに決まってる」と言い切るような必要はないと思うのですが・・・・

要は、たとえ100人200人の親子を知ってるor調べたからといって、
そこから何か納得の行く法則みたいのが見つかるのでしょうか?
親の性格、子供の性格、周囲の人間の性格、環境・・・
そういう条件パターンはそれこそ無限大ではないかと思います。
仮定Aがかならず結果Aになるなんてこと、ないと思うのです。
何億人、何十億人を調査したら分かるのかもしれませんけど・・・
すいません、統計学とかには弱いので分からないのですが(苦笑

WMだから、とか、専業主婦だから、とかも同じコトで
私自身、そこにはなんの垣根も見えません・・・
逆に子育てという(大きな)共通項があるのに
両者が構えてしまっているのは、本当に残念なことだと思います。

ぶぅままさんのご意見に、とても共感しますー。
本も読んでみたいです・・・私にはチト難しそうですが(涙
 





   >>> WM vs 専業主婦ではなく・・・ ぶぅまま   -- 2005/02/13..
 
「子供を預けて働くのは育児放棄」・・・。強烈です。もし自分が言われたら、やはり、ショックを受けると思います。単なる暴言だから気にしないでいいや、と簡単にやり過ごせない、何か、深〜い問題に触れられてしまったような気持ちになりました。

私の周りでは、WMは少数派だし、仕事と育児を両立させるための情報は少ないと感じています。だから、この掲示板は貴重でありがたい存在です。そして、いつもRainさんの発言は、WMの先輩として心強い支えとなっています。一方、今回、EaさんがWMと専業主婦の確執の問題を指摘されたことは、重要なことだと思いました。私は、Eaさんの指摘を読むまでは、このWMの掲示板に、専業主婦の立場に対して配慮に欠ける言葉があったとは気づきませんでした。

ところで「育児放棄」って、そもそもどういう意味だっけと考えてみました。それは、扶養義務のある保護責任者が、乳幼児だけで長時間放置することを繰り返したり、十分な食事を与えない状態を放置し続ける状態、あるいはその結果子どもが死んでしまうような状態のことをいうのではないかと考えます。

ところが、今回のちはままさんの投稿にあるような使われかたもショックですが、ふと改めて育児放棄という言葉の使われ方を気にしてみると、幼い子を持つ母親が、少しでも息抜きをしたり、場合によっては、育児を重荷に感じると発言しているだけでも、育児放棄と人から言われてしまうこともあるようです。他にも、子育てに専念している母親自身が、子供の要求のすべてに応えられない状態を悩んで、自分は育児放棄しているのではないかと、真剣に育児相談したりしています。

これは、WMか専業主婦かどうかというレベルではなく、そんなこと関係なく、幼い子を持つ母親は、母親自身の生活を省みずに、子の欲求のすべてに応え続ける・・・、そんな過度の期待が今の時代の常識になっているようなのです。

そんな世の中の、母への育児の過度の期待は、子を産み育てる女性にとって、大変な重荷です。母親は「仕事したい」「遊びたい」という欲求どころか、「もっと眠りたい」とか「ゆっくりお風呂に入りたい」という欲求すらがまんして育児をするのがあたりまえとされています。このことは、母親の育児不安や、子どもへの虐待、そして少子化への影響もあるでしょう。そして、子の欲求のすべてに応え続ける育児は、欲求を制御できない子どもの増加や、小学校の学級崩壊の問題、キレるなど他人とよい関係を築けない子ども、赤ちゃん時代のままの万能感が続いた子がひきこもりとなる社会現象などともつながっているのでしょう。ひきこもりの子どもの家庭環境に特徴的なのは母子密着、溺愛という親子関係があると指摘されています。Rainさんがべったりの愛情はよくないと切実に訴えてらっしゃるのは、この母子密着、子の自立を阻む溺愛の親子関係のことだと思いました。また、Eaさんが、子供へのべったりの愛情が大切であると主張されてらっしゃるのは、溺愛と表裏一体の関係にある、放任の親子関係を問題視されての主張なのではと思いました。放任も溺愛も同じく不幸な親子関係となる可能性があります。

こういった社会問題の背景に、「子ども中心子育て」という、1980年代以降の日本に特有の子育てについての価値観があるのではないか・・・ということが、昨年出版された本に書かれているので紹介させてください。その本は、品田知美さんが書いた、中公新書の「<子育て法>革命」です。新書なので入手しやすく読みやすいです。この本には、子ども中心にかたより過ぎた価値観をもっと親子対等へ、親の主体性をとりもどすことが、親にとっても、子にとっても、社会にとっても必要なのではないかと書かれています。親と子の欲求は様々な場面で対立するもので、それは母親が働くか働かないかという問題から、子どもの授乳の要求にいつまで応じ続けるかという育児法にいたるまで、今の日本では、極端に子ども中心へと傾いていることが指摘されています。

私たちの子育てや、育児と仕事の両立における悩みについて、時代は大きく変化しているのに、社会の価値観がその変化に追いついていないために苦しんでしまう。この一冊の本に出会って、大きなヒントをもらうことができたので、皆さんにもぜひご紹介したいと思いました。

 





   >>> イタリアで ミキ   -- 2005/02/13..
 
イタリアに来て結婚、出産、そして、今息子は5歳になりました。日本での経験がないので、的外れかも知れませんが、こどもは親が育てるものではなく、社会が育てるものではないかと思います。母親が働いているか、うちにいるかは、あまり重要な問題ではないような気がします。どちらにしろ、こどもの扉が外の世界へ開らかれていて、数多くの人が関わり、多くの考え方、愛し方が展開されれば、こどもはきちんと、バランスよく育つのではないでしょうか。
 





   >>> ありがとうございました Ea   -- 2005/02/11..
 
※横レスの続きです。
※ちはままさん、横レスばかりの投稿になってしまって、本当に申し訳ありません。

Rainさん、パフェママさん、ご意見ありがとうございます。

Rainさんのおっしゃる「保護者の人が、囲うように、1人で子育てすること」は私も反対です。
核家族化が進み、周りに育児経験者が少ない環境で、1人で子育てするのは保護者にとって大変な負担です。
私も育児休暇中、泣き止まない赤ちゃんだった子供と一緒に、四角い部屋の中で二人きりで過ごし、生まれて初めてノイローゼを体験しました。
「ノイローゼのような」ではなく、完全なノイローゼというのは、自分では何も制御が出来ないんですね・・・。
一人で追い詰められる辛さはよく解ります。
追い詰められると、正常な判断も出来ず、自分だけでなく周りも巻き込んで辛い状況になります。
私もたくさんの人に迷惑をかけ、たくさんの人に助けられ、たくさんの人に励まされ、ここまでこれました。

Rainさんが譲れないように「べったりの愛情」に関しては、私も譲れません。
私自身も愛情をべったりと受けて育ちました。
両親からも、保育士や先生、友達、近所の方々・・・いろいろな方から受けました。
「べったり」って表現が悪いのでしょうか、「つきっきり」といった意味もあるので確かに負の意味に捉えやすい言葉ですね。
溢れ受ける愛情?・・・他にいい言い回しがあればいいのですが、言葉がみつかりません。
パフェママさんの挙げた例は、おっしゃる通り自己満足であって愛情では無いと思います。
パフェママさん、私は前の投稿で書いたのですが、「突き放すのも愛情」だと思ってます。
また、「べろべろに甘やかすだけが愛情じゃない」とも。
私は子供を仕切るつもりも、全てのことにおいて庇護する気もありません。
子供は私とは別の人格ですし、いずれ自分で判断し、自分の力で歩いて欲しいです。
悪いことや、やってはいけない事をして叱られた事も、今思い返せば愛情です。
そういった様々な愛情をべったりと受けて育つのは、私は素敵な事だと思います。
無関心ばかりが溢れる環境では、子供は育たないと私は思っています。

この考えは、私の子供が2歳だという事も関係があるのかもしれませんね。
私もあと10年もすれば、また少し違った考えになるかもしれません。
けれど今は、何をするにも大人の手を必要とし、目が離せない時期の子供が、周りの愛情をたっぷりと受けて育つ様を見るのがとても楽しいです。
とても嬉しいです。
「見て見て」「聞いて聞いて」と言ってくる子供に、いつも忙しくて「ちょっと待って」ばかり言うのではなく、ちゃんと聞いてあげたい。
園で体験したこと、自分で組み立てたブロックを誇らしげに見せ、周りがそれをちゃんと受け止めてくれる時の嬉しそうな顔と、更に別なものに挑戦しようとする意欲。
そんな姿を見続けてる今だからこその、考えかもしれません。

そして、パフェママさん、ごめんなさい、
> 他の子と接する機会の多いWMの子の方が子ども自身が「おかしいな?」と
> 気が付けるチャンスがあるということ
Rainさんの投稿に対してレスを書いたのも同じ気持ちからですが、WMの子供は他の立場の子より・・・といった考えは、私は嫌です。
WMだから、と叩く人たちと同じ印象を持ちます。
最近私の周りでWM(私ではないのですが)と専業主婦の確執があったため、今回のRainさんの意見に過剰反応してしまったのかもしれません。
同じ母親という立場なのに、WMだから、専業主婦だからと括って非難・優越するのは嫌です。
個人的な感情を持ち出して申し訳ないのですが、不愉快になる人もいる事を知っていただけると幸いです。

正直、この掲示板ではRainさんは神格化されてますので、反論するのは怖かったです。
みなさんが素晴らしい!と思うような事に異を感じた私は間違っているのかもしれない、そう思った怖さと、異をぶつけた時の周りの反応を考えると怖かったです。
でも、間違っているなら間違っているところを認識したい思いもあり、今回の投稿をしました。
初めに謝っていただいてしまい、大変恐縮しています。
共感するものもありましたし、まだ、自分の中に溶け込めない部分もあります。
少しずつ少しずつ、噛みしめながら受け入れたいと思います。
ありがとうございました。
 





   >>> お互い中身で勝負☆がんばりましょう。 パフェママ   -- 2005/02/10..
 
会社の保健室の看護婦さんの発言としてはちょっと配慮がなさすぎですよね。
体調だけではなく心のケアも仕事でしょうに社員を傷つけてどんなつもりなのかしら?
職務怠慢ですね。
たしかに子育てで3歳までは親が責任を持って育てた方がよいというのは事実だと私も思います。
ですが、現在の日本の制度では3歳まで育児休暇を認めているところも極僅かですし経済的な保障はありません。
理想と現実がマッチしていないのが問題なのを理解して欲しいものですね。
誰もかわいい我が子と好き好んで離れているわけではないのに。。。
一緒にいる時間が制限されてしまっている分中身の濃い育児・愛情を注げるようにがんばりましょう。

横になりますが。。。
Rain さんへ
Rain さんはすばらしいですね。確かに最初のレスは専業主婦の方が読んだら不快に思う可能性があるのは事実ですが、Eaさんのレスに対し非は正し「ここは譲れない」とのコメント尊敬します。
私もRain さんのご意見には賛成です。
私の身内の話ですが、「べったりの愛情」だった専業主婦・WMの子どものを知っています。私の従兄弟と弟の話です。
叔母はWMでしたが息子にはべったりで周りが飽きれるほどの甘やかしぶりで小学生の時は夏休みの作文の宿題まで代わりにやってあげてしまうほどでした。
叔父従姉妹の私から注意を受け、まわりの友達を見て多少は自立した従兄弟は昨年の医師免許の国家試験を無事合格しDrになりました。
一方、母は弟が中学生になるまで専業主婦でした。
弟も従兄弟と同じように母に甘やかされまくり今は35歳になりましたが今でも母の保護下です。
(アメリカに7年留学しましたが卒業せずに挫折して帰ってき、日本の大学に入学しては中退してしまい最終学歴は高卒です)
幸い母は自営業を今はしていますので世間的には事務員としての社会的な立場はありますが、弟は母の事務所を出て生活することは出来ないと思います。
経済力・生活力もそうですが社会性にも問題があるワガママな大人になってしまったんですよ。
小さな頃、友達とのいざこざにはすべて母が出ていきましたから。。。
ちなみに私に対しては「女の子は欲しくなかったから」と無関心でしたので私と弟では環境が随分違うんです。
学費についても「娘はどうせ嫁に行って家には貢献しないのだから」という理由で公立以外は認めてもらえなかったので私自身は必死で学習し、大学は育英資金+バイトで生活・学費もまかないましたが。
Eaさんへ
私の身内は極端な例ですが「べったりの愛情」はある意味、親の自己満足でしかないと思います。
幸い二人とも犯罪などの心配はありませんでしたが、紙一重ですよね。
Rainさんはそういったことを仰りたかったんだと思います。
(Rainさん的外れだったらごめんなさい)

おなじ「べったり愛情」を受けても
他の子と接する機会の多いWMの子の方が子ども自身が「おかしいな?」と気が付けるチャンスがあるということ
「べったり愛情」は子どものためにならない
と私は思います。


 





   >>> Eaさんへ Rain   -- 2005/02/09..
 
ちはままさん、横レスごめんなさい。

そして、Eaさん、傷つけてしまったみたいで、ごめんなさい。
そうですね。少し、言い方に配慮が欠けましたね。
私は、気付いてなかったので、同じように傷ついた方がいらしたかも知れませんから、言ってくださって、ありがとうございます。

「今現在、大きな社会問題となる事件を起こした青少年のほとんどは、両親が揃い、母親が専業主婦で、とても恵まれた家庭に育った子供です。」と言う書き込みは、社会問題についての講演を聞いた時に、私自身、とても、印象に残っていた言葉だったので、そのまま書き込みました。
でも、確かに、こうやって、文章になったものを読むと、少し言い方がきついですね。その上、続き方が、専業主婦の方を非難してる風にも取れますし…。送信する時は、あんまり考えてませんでした。もう少し、言い方がありましたね。ごめんなさい。

参観日の話は、以前、ずっと来てもらったことがなかったと言うお嬢さんが、成人した時、「ただ一度だけ息をきらしながら、ほんの5分ほどお母さんが来てくれた参観日を、私は、一生忘れません。」と話して下さって、とっても感動した話を引用させてもらいました。とても、素敵な娘さんになられていて、「働いてきた母が誇りです。」と同じ道を選ばれました。
私も、親参加の行事に行けない時があったので、そのお話に、随分、励まされました。
でも、そうですね。違う受け止め方をしているお子さんもいるかも知れないのに、決め付けるような書き方でした。私自身、自分の子供達にも、そう思っていてもらいたいとの希望も入ってました。反省です…。

でも、「べったりの愛情」だけは、譲れないので、ごめんなさい。
私の言う「べったりの愛情」とは、保護者の人が、囲うように、1人で子育てすることです。それには、反対なのです。例え、専業主婦であっても、自分を生かすものを、子育て以外に持ってもらいたい。そうあって欲しいと言うのが、私の切実な願いです。
先の文章中にも書いたのですが、色んなお母さんを見て来ました。そんなに追い詰められなければならないのか、と思えるほど、苦しいくらい子供から離れられないお母さんは、本当に多いのです。
それは、「母は、愛情を一心にかけて育てなければならない」と切実に信じられ、Eaさんが指摘された通り「あのうちは、○○だから、子供が…」と言われないように、懸命過ぎるくらい懸命に育ててらっしゃるから…。
でも、そうじゃないんだよ、と、いつも、相談されると、私は言います。残念ながら、追い詰められて子育てすることは、誰も幸せにならないと、私は思います。
子供だって、カゴの鳥ではありません。大きくなればなるほど、自分で考え、判断し、行動しなければなりません。その判断と行動に、指針と責任を教えてあげるべきですが、親が、いつまでも、手を取って歩いて行くことは出来ません。ですから、「べったり」は、親子共にとって、良いことでは、ありません。

それなのに、当然のように「子供にとって、母親と、ずっと、一緒にいることが、一番良いに決まってる」と言う言葉には、とても、ひっかかります。その言葉に、追い詰められている母達が、あまりに、多いからです。
もちろん、子供は、保護される存在です。でも、同時に、母だって保護されるべきです。子育て以外に、自分を生かす時間や場所を確保してあげるべきだと、私は思うのです。
WMは、それが、たまたま仕事であるだけで、専業主婦だって、ボランティアや地域活動、自らの趣味と言った、自分を生かせるものがあります。
そう言った場を、「子育て」を理由に、自分自身の手で封印してしまったり、他人の心無い目につらい思いをしたりして、奪ってしまわないで欲しいと思っています。私自身も、その神話に苦しめられ、一緒にいられないことを自分自身に、追い詰めてしまったことがあります。

でも、育った子供達は、恐らく、私1人で育てていたら、こんな風に受け止めなかっただろう、こんな風に行動しなかっただろう、と思うノビノビさと、柔軟さを持ちました。それは、子供達の世界も広かったからです。同じように、専業主婦でも、お母さん自身が自分を生かすものを、子育て以外に持ってらした方の子供さんにも同じ傾向があります。
「べったり」ではなく、お母さん自身も、世界を広げることが、子供さんの世界も広げることだと、私は思います。そこだけは、譲れないのでごめんなさいね。
 





   >>> 便乗です きよたん   -- 2005/02/08..
 
本題とは関係ないのですが、Rainさんのお言葉、いつもながら胸に響きます。多くの人がこの文を読んでいただけたらと思います。
私もWMであることを誇りに思って頑張りたいです。
結局、子供の人生にとって、何が良かったのかなんて、子供が人生をまっとうするまで分からないですよね!今、仕事と育児の両立で悩んでいることが、すべて未来ではプラスになるように、今を一生懸命がんばりたいと思います。

 





   >>> 世の中は 小町   -- 2005/02/07..
 
結局は、さまざまな意見があるのです。
今回の看護士の意見も正しいとも言えないし、決して正しくないわけでもないと思います。
これからも耳にすることとは思いますので、「そういう意見もある」と受け止め、気にしないほうがいいです。

ただ大事なのは、自分の意見を述べるときに相手を傷つける恐れが無いかの判断や心遣いが社会人として大事なのではないでしょうか。
WMのいる会社の看護士にしては残念ですよね。

 





   >>> Rainさんへ Ea   -- 2005/02/07..
 
※Rainさんの書き込みに思うところがあったので、そちらのレスといった形になります。
※横レスになって申し訳ありません。

Rainさんへ>

> けれど、今現在、大きな社会問題となる事件を起こした青少年のほとんどは、両親が揃い、
> 母親が専業主婦で、とても恵まれた家庭に育った子供です。
> 愛情が溢れているはずの家庭で育った子供が、どうして、そうなるのでしょうね?

この部分は言い過ぎではないでしょうか?
家庭環境や子供時代の心理が犯罪心理に関わっている事は確かですが、それが全てではありません。
皮肉なのはわかりますが、これじゃ「あのうちは○○だから、あんな子が出来たのよ」と言ってるようなものです・・・。
また、

> 結局、苦労して育ててくれた親の背中を見て育った子供は、親を泣かせるような真似はしません。

これでは専業主婦は苦労して育てていない、というようにもとれるのですが・・・。
専業主婦の方も、WMとは違った苦労があると思います。
どっちが苦労しているかなど、比べるようなものではないと思います。
また、苦労して育ててくれた親の背中を見ても、親を泣かせるような真似をする子供はいます。
・・・私の家がそうでしたから・・・詳しい事は書き控えさせていただきますが、様々なケースがあるんです・・・。

> 時間をやりくりし、来られないと思っていた母が来てくれた参観日を、子供は忘れません。
> その感謝の気持ちも忘れません。

私は自営業の両親に育てられ、仕事の都合で参観日に来れない事の寂しさを覚えています。
時間をやりくりして来てくれた事は確かに嬉しかったですが、来れない時の寂しさの方が多かったです。
仕事があるから、頑張ってやりくりしたけど参観に来れないんだって理解は出来ても、幼少期の感情はついていけません。
自分の気持ちを割り切るしかなかったです。
親が頑張ってれば解ってくれるというのは、親のエゴだと思います。
親の立場を本当に理解して、感謝したのは自分が子をもってからです。
・・・かなり親不孝な娘だったんですね、私。

ただ、当時寂しくて、それを隠そうとして普通に振舞って帰宅した後、仕事が一段落してから母がホットミルクを持ってきて
「行けなくて、ごめんね」
と一言、私に謝ってくれました。
寂しさを解ってくれた嬉しさと、母に謝らせてしまった事への混乱で泣き出してしまった事を覚えています。
親を感謝するようになるのは素晴らしい事ですが、その背景にある寂しさを汲んであげられなければ、子供は辛い思いを抱えたままだと思います。

> べったり子供に愛情をかけることは、けして、子供の為にはなりません。

私はべったり子供に愛情をかけることはOKだと思います。
多分、Rainさんとは「べったり」のニュアンスが違うと思うのですが、べろべろに甘やかすだけが愛情じゃないですよね。
悪い事は叱るといった事も愛情ですし、子供の世界に手を出さずに見守るのも愛情、時には突き放す事も愛情だと思います。
そういった様々な愛情をべったりかける事が出来るって、とても素敵だと思います。
私達WMはその「べったり」の部分にかける時間が、専業主婦の方に比べて短いのは確かです。
預けている時の子供の様子は、保育士さんや先生とのやり取りなどでカバーしながら皆さん育児に頑張っているんですよね・・・。

まだ3歳にも満たない一人の子供を育てている若輩者の私が反論するような事を書き、RainさんおよびRainさんファンの方が不愉快になられたらごめんなさい。
Rainさんの考えを否定するわけではないのですが、今回の書き込みは少しひっかかるものがあったので、自分の考えを書きました。
決して自分の考えを押しつけるわけではないので、一意見として聞き流していただければ幸いです。
 





   >>> 私だったら抗議する ひめママ   -- 2005/02/06..
 
まあ正直なところ、「働くママは育児放棄」なんて人、世の中がわかっていない偏見の人、とは思いますけど悔しいですよね。
確かに私達の母親や祖母は専業主婦が多かったかもしれないけど、今みたいに流通も電化製品も整っていない中で、たくさんの子供を育ててきたんですからねー。はっきり言って、日本の専業主婦ほど自由に使える時間を持っている人種は他にいないと思いますよね。
それにしても、そのような発言を堂々とする看護師が会社にいるのはどうかと思います。私だったら保健室の責任者に厳重に抗議します。「そのような考えを持ち、ましてや社員を責める看護師を配置していることをどう考えているのか?」って説明を求めますね。
許さん!
 





   >>> ごめんなさい。 めら   -- 2005/02/05..
 
 看護師です。同じ職種の人間がいまどきそのようなことを話しているなんて・・・。情けない気持ちでいっぱいです。このような人がいるから、看護師のレベルもなかなかあがらないのだろうな、となさけない気持ちです。いやな気持ちにさせて本当にごめんなさい。

 看護師はやはり専門職であまりにブランクをあけると、復帰しにくい(自分の技術が)こともあり、結婚、出産しても仕事を続けている人が特に多い職種だと思います。

 私もその一人です。たしかに忙しい日々のなか何度もやめよう、と思ったことはあります。でも、やめる勇気もなく、やはり仕事をもっていたいとおもいがんばっています。
 それが育児放棄?ほんとうにばからしいですね。

 ちはままさんもわかっているとおり、偏った考えの方です。
 
 子供はいるのかしら?もしかしたら、自分は子育てしながら、諸事情で仕事をできず、ちはままさんのことがうらやましいのかもしれませんね。

 いずれにせよ、そんなかたが保健室で社員の悩みをきいているなんて、本当におかしな話です。どこかにはなせないのですか?社員のためにもやめていただきたいですね。悩みをきくどころか、余計に悩ませるなんて・・・。

 どうぞ、きにしないでください。腹をたてて、そのあとばからしいから気にしないでください。

 同職種として、あやまります。
 





   >>> 大変でしたね。 Rain   -- 2005/02/05..
 
体調が優れない時に、災難でしたね。
WMとして、仕事をしていることを、まるで、子供を犠牲にしていると言わんばかりの言葉は、頑張っている人達に失礼だと、私も思います。
でも、そう言ってる方達も、子供の為に、どうすればベストなのか、同じように悩んだり、自分に言い聞かせたりしながら、子育てして来た側面が、あったりするんですよね。

私は、長女を育て初めて13年余りが経ちますが、同時に、色んなお母さんを見てきました。
誰しも、人間を育てている訳ですから、不安になるのは当たり前。一生懸命になればなる程、がちがちの育児論を展開しだす方もいます。それは、言ってみれば、その方を支えている信念でもあるのですが、自分の中だけにとどまらず、相手に無理強いし始める方もおられて、閉口してしまうことが、確かにあります。

「子供は母親が育てるべき」
一瞬、正論に思えるので、言い返す言葉も出て来ず、それが出来ない立場で子育てしている者にとって、致命傷とも言える、言葉の矢です。
でも、実は、「専業主婦」等と言う言葉が出来たのは、昭和30年代後半に入ってから。その時代から、核家族化し、お父さんはサラリーマンとして外へ、お母さんは子育て専業に、と言う家庭が増えました。その前の世代は、母親とは言え、余程の裕福な家庭でない限り、重要な働き手でした。
そして、育児ノイローゼが社会問題化したのは、40年代以降。当時、社会問題化し始めた、子供に対しての諸問題を解決する為に、槍玉にあげられたのが「母親の愛情が足りない」と言う言葉でした。
この言葉が、どれだけの女性から、可能性を奪い、自信を失わせてしまったかわかりません。それが、母親を追い詰めたことに、今も、気付いてらっしゃる方は少ないようです。
けれど、今現在、大きな社会問題となる事件を起こした青少年のほとんどは、両親が揃い、母親が専業主婦で、とても恵まれた家庭に育った子供です。

愛情が溢れているはずの家庭で育った子供が、どうして、そうなるのでしょうね?

結局、苦労して育ててくれた親の背中を見て育った子供は、親を泣かせるような真似はしません。
時間をやりくりし、来られないと思っていた母が来てくれた参観日を、子供は忘れません。その感謝の気持ちも忘れません。

母親がやってくれて当たり前。いてくれて当たり前。そんな風に感謝する気持ちすら持たずに育ててしまうと、子供の要求は際限無くなり、必ず、対応しきれなくなります。一生懸命、べったり、愛情をかけたはずの子供の気持ちがわからない…と嘆く、思春期の母は、とても多いのです。

ですから、ちはままさん。自信を持ってくださいね。べったり子供に愛情をかけることは、けして、子供の為にはなりません。もちろん、子供が一生懸命SOSを出した時、仕事を諦めなければならない時があるかも知れません。それは、その時、すっぱり決断すれば良いことです。
今は、笑顔で、子育ても、仕事も頑張ってください!
 





   >>> 育児放棄? あーねまま   -- 2005/02/05..
 
子供がかわいくないから預けてる訳ではないし、生活の為 自分の為だったり理由があって働いているのですよね。
一緒にいる時間と愛情は 比例する訳でもないし 離れている時間があるからまた、かわいく思えるときもあるし。
人付き合いが苦手な私にとっては 娘を保育園に預ける事によって 母子二人だけの世界ではなくいろいろな経験ができるかなと思っています。
 おばさんおじさん世代の人たちは3才まではお母さんが育てる事が正しいとか言うけれど全然そんな事ないと思う。 
ママがブルーな気持ちになってると子供にも伝わってしまうから適当に聞き流して頑張ってください。