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バックナンバー4〜2005年7月

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サポートについて MANA  -- 2005/04/01 ..
2年ほど前、この掲示板を通して一度ご意見をいただいたことがあります。

私は、新聞のコラムで家庭事情が紹介されていたことがきっかけでワーキングマザーが抱える問題や状況などに関心をもちました。関心をもったと言うよりも、私は20代男性で独身、しかもまだまだ社会人としての経験も浅いですが、このような状況やそれぞれの方が抱える悩みもこの掲示板を通して実感し、どうしても他人事には思えず、ある意味では使命感のような、何か自分でも行動を起こして少しでも状況が変わるための努力ができるのではないかと思ったことがはじまりです。それに、自分が結婚したときの、好きな人を取り巻く環境への理解も深まると思いました。ただ、本当に、会社での状況を知るたびに、大げさでもなんでもなく偽善でもなく、何か役に立ちたいと思って、2年前も、ここに、男性で場違いかとは思いましたが恥を忍んでお邪魔させていただきました。

この2年間、ベビーシッターの講習を受講したり、幼児教育に関する資格を取得、料理教室など、自分なりに子育てに関する知識を得ようと努力してきました。働くお母さま方に貢献するには、まず、そのお子様に目を向ける必要があると感じたからです。お子様に大切に接することこそが、働くお母さま方に対して貢献するためには必要かと思ったのです。その一つとして、お子様に学校の予習や復習・反復にいっしょに取り組むことも考え、準備を今まで進めてきました。スタートラインにやっとたどり着けそうです。しかし、自分が準備してきたことを改めて振り返ると、利用される方がいないことも心配の一つですが、ビジネス抜きに考えてもお子さまと学ぶ時間を共有することが、果たして本当に働くお母さま方のためになるのかどうか、それよりも、お子さまのお迎えや深夜での対応など、短い時間の中で行動的になることの方が直接的に助かるのではないかと思えてきました。しかし、お客さまに信頼を得て、いろいろなことを任せていただくためには、時間が必要なことも承知しております。ですから、私の立場からできることの一つのステップとして「学ぶ・復習・予習などの時間」に焦点を当てたつもりですが、それがいいのか、もっと考えを詰めて、実際に考えるよりもやってみる事の方が大切なのかもしれませんし、女性同士のほうが悩みも共有できることが多いと思うので、私のようなものは必要ないのかもしれません。ですが、どうしても、行動したいと強く思います。

分かりにくい文章で申し訳ございませんでしたが、方向性があっているのか、男性としてサービスを提供するのは、家庭教師のように、勉強くらいまでしか有り得ないのか、など、どんなことでもご意見を聞かせていただけると幸いです。


言うは易し 行なうは難し   MANA
素晴しい経営者・職場ですね〜!   Mie
こんばんわ   MANA
経験を積んで下さい   siho
頑張って!   第2子希望
男性の方に求めること   Mie




 

   >>> 言うは易し 行なうは難し MANA   -- 2005/04/01..
 
Mieさん、こんばんわ。コメントをいただけて、とても感謝しております。ありがとうございました。

私が、今の段階で具体的に行なおうと思っていたことは、ただ単に「勉強を見る・宿題を見る」というところを越えて、受験対策などとは全く別な、「学問に取り組む時間」を提供することでした。主に、学校の授業やテキストを復習する時間を作ろうと考えていました。学校のテキストは「なぜ」が豊富であるような気がしたからです・また、少し学年が上の方を例にすると、もし、中学2年生が小学校4年生の勉強を復習したいと考えていたら、もしくは、小学校4年生の勉強の理解不足が原因で、それ以降の学年の理解に影響を与えていると分かれば、小学校4年生のテキストを私なりに編集(分かりやすい形で咀嚼し自作する)し理解を深めるたの時間を作る、というようなイメージで「学ぶ時間」を作ることを考えていました。もちろん、日々の復習・反復も含めてのことです。理解不足の場所をいっしょに探して、原因を突き止めようというコンセプトです。でしゃばったサービスは決していたしません。
しかし、考えを進めると、いつの間にかWMとの関連性がなくなって、ただ単に自分が提供しやすいサービスになっていることに気づきました。「子供の学び」だけに焦点を絞って考えていることが分かりました。しかし、私と接する時間があるということの意味は、お母さまが働いていることであり、これからの社会環境を作るお子さまにメッセージを伝える役目を果たすことが出来るかもしれません。そういう意味では、「子供の学び」に焦点を与えることは外れていなかったと思います。WMに対するサービスとしては満足は得られないのではないかと思い、視点を元に戻し、改めてこの場でコメントをいただこうと思いを綴ったわけです。

おそらく、個々の家庭で状況はさまざまで、それを一つのフローでカバーするのは難しいのではないかと思いました。「勉強に深く関わるよりも送り迎えだけでいい」「病気の時は必ずめんどうを見るような契約をする」「勉強は宿題を見るくらいでいい」など、基本は保ちながらも、個々のライフスタイルに応じてサービスの形を変えていった方が逆に対応しやすいのかもしれない、とも考えています。

サービス側と利用者側の間で、出来ないこと/出来ること の線引きをしっかりやって絶対にでしゃばらないことが重要だと思いかしたし、信頼度も上がると思いました。親の役割は、親のみが担う事が出来るものだと思いますし、決して他人が代わることはできないのではないかと思いました。
 





   >>> 素晴しい経営者・職場ですね〜! Mie   -- 2005/03/30..
 
MANAさん、お返事どうもありがとうございました。

以前の職場の社長さんのお話、とっても感動しました!「仕事と家庭のバランスをとること」をトップが身をもって実践できるなんて素晴しいことですよね。「ご立派な制度だけ謳っているけれど、実際は利用されない、利用する女子社員は居場所がなくなるのが現実」という大企業よりも、ずっとずっと立派です。働く女性の意識は変わっているのに、周囲の男性の意識が全く変わっていないのが最大の問題、と私は思っています。

有料のサービスの充実。それはそれで良いことだとは思うんですけどね。私個人的には、保育園に入れるだけであれだけの高額な保育料を支払い、その上更に時間外のサービスにお金を払うことは、今の家計からはちょっと考えられないです。

あと、これは個人の勝手な価値観で、二重保育を否定するものではありませんが、やっぱり親の役割をあまりにアウトソーシングするのも限度があるかな、と。中には深夜保育に対応してくれる無認可保育園もあるようですが、私には無理。子供が可哀想という理由でなく、経済的な問題と、何より私自身が寂しくて辛くなってしまいそう・・・。

 





   >>> こんばんわ MANA   -- 2005/03/29..
 
Mieさん、第2子希望さん、sihoさん、ありがとうございます!

私が、WMの方々の状況や問題にいろいろ考えるようになったきっかけは、2年前の新聞の記事でした。それは、「男性の家事参加」についてです。その記事によると、食事の支度の家事分担は、日本の男性の場合1.4%。他の国でも割合が高いというわけではありませんが、日本はずば抜けて低いです。つまり、「自分の好きな人も仕事を抱えているのに、家庭での分担は全て女性任せ」ということがどうも違和感を感じたし、納得いかなかったことがはじまりです。

「サポートする体制がいくらできたとしても、職場での理解が得られることがより重要」とのこと、全くその通りだと感じました。今の環境でも自分なりに出来ることがたくさんあると気づきました。

以前の職場は、いい経験をさせていただきました。ベンチャー企業だったのですが、社長は30越えたばかりの若い人です。その社長がある時突然休みました。理由は、小学校1年生の娘が高熱で体調が悪いから病院に連れて行くというのです。面会や会議も全てキャンセルされて、たびたびのようにオフィスに電話をかけていました。いいことなのか悪いことなのかは別にして、社長が率先して、有給も取るし、このように子供のために休むので(もちろん頻繁ではなく本当に特別な場合)こういう事が出来る職場なんだって思わせてくれたことを覚えています。普段、仕事で大きな責任を負っていることや仕事に対する姿勢をスタッフ一人一人が理解し、信頼関係が出来ているからこそだと思いました。私が病気で入院したときも、社長は家族そろってお見舞いに来ていただいて、基本的な性格がやさしい方なんだと感じました。今、私が最も尊敬する経営者です。

現場経験や運営体制とのご指摘、ありがとうございます。私も、勉強を進めるたびに、現場での経験の足りなさを痛感します。私は、仕事として、お金をいただく立場での仕事の経験はありません。ただ、特殊かもしれませんが、自閉症などの障害を持たれた方とのキャンプ活動に、ボランティアとしてキャンプリーダーで参加した経験がございます。私は、自閉症の小学校6年生とマンツーマンで4泊5日を過ごしたことがございます。私自身も、彼らから教わることがたくさんありました。その一つは、自分の意志を真剣に伝えることです。言葉に気持ちを乗せなければ、見向きもしません。本当にコミュニケーションをとろうとしているのかどうか、彼らは見抜くのでしょうね。これは、「実務」と言うことができるか分かりませんが、現場経験と言うのは、ボランティアで子供と関わる活動に参加するということも含めてよろしいのでしょうか?例えば、子育てサークルなどで託児ボランティアに参加するなどでも現場経験としてもいいものなのでしょうか?

私が具体的に考えていたのは、まさに「お迎え+」の家庭教育です。ビジネスの視点で考えるとコストや料金設定に関しては、私にとって大きな課題ですがクリアできると思います。また、マンパワーの要素がとても強いので、クリアすべき課題もたくさんあると思いますが、一つずつ着実に進めるつもりです。

 





   >>> 経験を積んで下さい siho   -- 2005/03/29..
 
どのような体制をとられるかは分からなかったですが、個人的にはサポートする側が複数の体制を取ってもらえないことには我が子をお願いする気にはならないです。
大学生や専門学校生などで専門知識を持っているフレッシュな学生さん+人生経験を積んだシルバー世代+きちんとした専門家などの人材を確保して欲しい。
専門家も「資格を持ってます」程度では二の足を踏んでしまいます。
子どもを育てるということは未来を育てるということ…という考えを共有して、子どもの成長に携わってくださる方は一人でも多くなって欲しいですが、我が子を預けるとなると慎重になります。
学校の先生による子どもに対する不適切な行動少なくなく、学童などでも不祥事があるので、仕方ないと思って下さい。
その点をどのようにクリアするか考えてみてはいかがでしょうか。
なお、どのようなことであれ、現場を長く経験してやり遂げることによって人間は成長します。知識だけではないように思います。
コレと思った実務の経験を積むことは遠回りのようで早道だと思います。
 





   >>> 頑張って! 第2子希望   -- 2005/03/29..
 
以前スレ、憶えています。
もう、2年も経つのですね。
その間、頑張ってこられた様子をお聞きして嬉しいです。
「学ぶ・復習・予習などの時間」に焦点を当てたつもり・・・とのことですが、具体的にどのようなサービスをお考えですか?
私としては、学童にお迎えに行っていただき、自宅で宿題等を見てくれたら助かりますね。
我が子は、女の子なので男性では不安がありますが、男の子をお持ちの方は男性のほうがいいと思われるかもしれません。
我が子はまだ保育園なのですが、小学校に入学してから自宅での勉強が心配です。
今でも、帰宅して食事・お風呂を済ませると、子供が寝る時間は10時近くになります。
それに加えて、勉強を見てやれる時間があるのか?
就寝時間が遅れてしまわないか?
と、いろいろ考えます。
なので、お迎え+家庭教師は夢のようなサービスです。
あくまで私の場合ですが、こういったサービスをしてくださる方に「悩みも共有」は期待しません。
こちらの状況への理解があれば十分です。
なので、その意味では性別は関係ないです。
確か以前のレスでは、実務経験はお持ちでなかったようですが、今の経験はないのでしょうか?
講習や資格も大事ですが、現場から見えてくる必要性の高いサービスも見つかると思いますよ。
また、利便性の高いサービスを提供するには、コストが高くなりますよね。
それに見合う料金設定でも、利用しようと思う人がどれだけいるのか、或いは顧客をどう開拓するかが難しいと思います。
一般的なワーキングマザーには、手の届かないサービスかもしれません。
 





   >>> 男性の方に求めること Mie   -- 2005/03/28..
 
男性の方からの投稿なのですね。WMの抱える問題に関心をもっていただくことは、たいへん嬉しく思います。

個人的には、問題は大きく2つあると思っていて、
1. 家庭における夫の理解不足
2. 職場における周囲の男性の理解不足

2.のほうが 1. とは比較にならないくらい根の深い問題と思っています。
MANAさんの投稿を拝見する限り、MANAさんは「WMとなるかもしれない将来の奥様をサポートできる、良い旦那様になるだろうな」と思いました。男性が、家事や育児のスキルを身に付けるのは良いことです。

が、1.だけでは、奥様にとって自慢の旦那様でも、世の中を変えるには不十分です。
WMの働きにくい世の中に対して何かをしなければ、と思っていただけるのであれば、2.に対して手を打つほうが何倍も効果があります。

具体的には(私の考えですが)、MANAさん自らがお父さんになったときに、堂々と育児休暇を取得し、前例を作って欲しい。もしMANAさんの職場にWMがいたとしたら、子供のトラブルのときには積極的に彼女をサポートし、また周囲の男性に対しても理解を求めて欲しい。子育ては「個人の事情(本人・夫婦・家族でなんとかしろ)」ではなく「社会の義務(皆でなんとかしよう)」であるという価値観に変えて欲しい。また、「より遅くまで残業をし、有休をとらない」働き方を良しとする古い価値観を壊して欲しい。つまり、男性であるMANAさんが率先して早く帰り、しっかり有休を取得し、他の男性の模範となって欲しいということです。

「そんなことしたら、僕の立場が・・・」と思われたでしょうか。
その気持ちが、私達WMの最大の悩みです。それをより多くの男の人に理解してもらいたい、というのが私の願いです。