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ひなひなさんー子宮内清掃術と胎児の組織検査 あじさい  -- 2005/12/29 ..
ひなひなさん、名指しで申し訳ありません。“ダウン症は大多数は遺伝要因によりません”という題で“ダックさん”宛に11月25日付けでお返事を書いていらっしゃったのを拝見して是非相談させていただきたいと思い投稿させていただいています。
または以下の質問に対してお返事を下さる専門知識を持っておられる方や経験者の方からのお返事いただければ大変嬉しいです。

先日2度目のけいりゅう流産を確認した者です。 一度目の流産(約8週間)後は何の検査もしませんでした。(医師も一切何も言わなかったのでそう言うものと思ってしまいました。) しかし2度目もほぼ同じ結果となり何らかの検査をする事によってこれから3度目の妊娠を試みる事自体が賢明なことなのかどうかを調べる必要があるのではと強く感じております。

最初のけいりゅう流産の確認後は自然流産を選びそれが幸運にも成功いたしましたので、出来れば2度目の流産も自然にしたいという願いはありますが子宮内清掃術(D&C) により成長が止まった赤ちゃんの組織を調べる事によって非常に重要な情報を入手できるとすればD&Cを受けることが意義深いことかも知れないと思っています。

私の主治医は胎児の組織を調べる事によって染色体に異常があったかどうかが分かるとだけおっしゃいます。 その異常が今後私たちがどうするか、つまり(再度妊娠を試みるか子供を持たないようにすることが賢明かなどを決定する上での鍵ともなる情報なので、胎児の組織を調べる事の具体的な価値がどれほどあるのか是非もう少し詳しく知りたいと切望しています。 ただ異常があるかないかだけの結果なら今後色々な決定をする際の重要な情報とはなりかねると感じています。 其の異常いかんによっては3度目を試みるのをやめた方がよい場合があるかとも思います。最後に2度ともほとんど同じ時期にけいりゅう流産しているという事は同じ問題があったと考えるのが妥当なのでしょうか?  お返事心よりお待ちしています。 宜しくお願いいたします。


ここで調べると、いろいろわかるかもしれません。   トマトの気持ち
一応   ムム
葉子さんのお話について   ルル
高齢不妊治療がからんでいますが、御参考になれば。   葉子
子宮内清掃術、胎児組織検査、流産原因   あじさい
あじさいさんへ   ひなひな
私が聞いた話   ぺあぺあ
参考に   ムム
ひなひなさんではありませんが…   ルル




 

   >>> ここで調べると、いろいろわかるかもしれません。 トマトの気持ち   -- 2005/12/13..
 
あじさいさん初めまして。トマトの気持ちといいます。

私が染色体や遺伝子のことを調べるのに役に立ったのはフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』というHPです。
ここをみると、大変詳しくのっているので、参考になると思います。

YAHOOなどで「染色体」で検索すると6番目くらいにウィキペディアの染色体の説明のところが出てくると思います。
「ウィキペディア」で検索するとトップページのアドレスが出てくると思いますので百科事典に入ってから染色体で検索することも可能です。

本当は、わたしはこうだと思いますという文章を書きたかったのですが、あまりにも、素人の知識なので、間違いがあると申し訳ないと思い、取り急ぎ、参考になるところだけ書かせていただきました。

きっといろいろわかってくると、ひなひなさんのおっしゃっている
>両親のいずれにも、流産した胎児と共通する染色体の異常は見つかりません。
というのはなぜなのか?とか、凄く納得できるようになると思います。
 





   >>> 一応 ムム   -- 2005/12/12..
 
あじさいさんへ


もっと詳しい方のお話が出ているので今更かもしれませんが
その方の出産は39歳でした。
あじさいさんも3度目の正直になることを祈ってますね。
 





   >>> 葉子さんのお話について ルル   -- 2005/12/11..
 
下でも投稿をされていただいたルルです。
葉子さんが『胎盤の組織検査を行うのは中期以降』と書かれていたので、また出て参りました。
胎盤という言い方で誤解をされたようですので、訂正させていただきます。

妊娠初期の段階では、まだ胎盤は完成されておりませんので、正確には、これから胎盤になる組織のことです。
私は8週の繋留流産で、この組織の検査を受けています。
エコー上では通常の経過をたどっていても、この検査で、一部が胞状キタイであったことが判明するケースもあると、病院の先生からは聞きました。
なので、流産後、どのような点に注意を払って、ケアや追加の治療を行っていくかを決める上で、重要な検査だということです。
通常は胎児の染色体検査とセットで行われています。
 





   >>> 高齢不妊治療がからんでいますが、御参考になれば。 葉子   -- 2005/12/10..
 
あじさいさんへ 何かの御参考になればと思います。

 40歳から体外受精での不妊治療をはじめ、2回の稽留流産を経験しました。子どもはいません。1度目は手術を受けました。2度目に44歳で稽留流産となった時には、主治医は手術の影響で子宮内膜が薄くなることを心配して下さり、子宮収縮剤で胎嚢を排出する方法をとりました。
私の年齢では、受精卵の染色体異常による流産のリスクが高いことはわかりきっていましたので、胎児の染色体検査(手術を要する)はしませんでした。胎児の検査は、あくまでその胎児の検査であって、次回を予測できる診断情報ではない場合がほとんどです。

 私は、自分たち夫婦の染色体検査を受けました。私の年齢では、卵子の数が少なく体外受精自体も困難な状態です。検査前に考えたことは、自分に染色体異常があれば、エッグドナーを受けて夫の子を残すか、或いは子どもを諦めるという選択肢が残る。夫の側に染色体異常があれば、そもそも年齢的に自分の卵での体外受精も困難なので、子どもは諦めるしかないだろう。ということでした。その流産は、実は10回目の体外受精でしたので、それまでの努力を無駄と結論づけるような結果がでたらどうしよう、と怖かったです。とりあえず、夫婦とも自分たちの染色体は正常だとわかったので、年齢相応の卵子のリスクは理解した上で、その後も治療を続けています。

 万が一夫婦の染色体検査で異常が見つかったとしても、あじさいさんが30代半ばくらいならば、着床前診断(体外受精を受けねばならないですが)が可能かもしれません。全く打つ手がないわけではありません。また、流産を繰り返して体を壊す可能性(妊娠3か月の流産ならば直ぐに回復できますが、7か月の子宮内胎児死亡で母体が危険になった時例も知っています)も、心配されて当然だと思いますので、不育症の検査(自己抗体や血液凝固系など)と併せて、血液検査で済むものがほとんどですから、受けられてもよいかと思います。自然妊娠できるのか、何らかの不妊治療を要するかによっても、その後の対応は異なると思います。

 余談ですが、胎盤の組織検査で血栓などがわかるのは、中期以降の場合です。妊娠10週くらいなら、胎盤の組織があることを確認するにとどまります。
 





   >>> 子宮内清掃術、胎児組織検査、流産原因 あじさい   -- 2005/12/10..
 
ぺあぺあさん、ムムさん、ルルさん — 親切で参考になるお返事どうも有難うございます。

ぺあぺあさん、そうですよね、“生まれてくる事が困難なアクシデント全てを染色体異常と結びつける”なんて単純すぎますよね。

ムムさんの同じ病室にいらした3度流産をして不育症の検査を受けて旦那さんのリンパの移植をした後出産されたという話は興味深いですね。 やはり色々な検査は必要ですよね。 其の方は4度目の妊娠で出産されたという事ですよね? その方も高齢出産ですか?

ルルさん、胎盤組織の検査の検査の話有難うございました。先生からは何も聞いていなかったのでとても参考になりました。

大変悩みましたが・・・たとえ限られた情報だけでも(?)手に入れた方が、あの時あの検査をしておけばよかった後悔することがないようにするためD&Cを受けてみることに致しました。 胎児の染色体に問題がないと言う結果がでた場合にはそれなりの更なる検査があるわけですものね。 ただやっと勇気を振り絞り(?)D&Cの予約を入れるために主治医に連絡して『経験のある腕のいい丁寧な先生をお願いします。』と懇願しようと思っていたら手術するのは先生本人ということ・・・で不安を感じています。なぜかと言いますと、1年半前に流産した時には他の医師に手術を頼んでいたのでもしかして最近手術を手がけ始めたという可能性があるので。取り越し苦労? D&Cは先生の腕次第でかなり違うとも聞いていますので、既に精神的に辛い状態なのでますます憂鬱になっています。愚痴ですみません。 (主治医は女医で学校をでて4−5年目の先生です。)  皆さんのD&C後の経過はどうでしたか? 何か気をつけることやアドバイスありますでしょうか?

話しかわって、流産の原因についてですが・・・私の主治医は「恐らく、(私の)年齢が原因の染色体の問題でしょう。」と言っています。 確かに、(申し忘れましたが・・) 先日40歳になりましたから生殖年齢が高齢であるのは認識しております。 3ヶ月ほど前に行った“FSH、甲状腺、TSH 、E2”などの血液検査 (いずれも正常数値で特に目立った問題はないとのこと) 以外の検査という検査は他に何も行っていないので“年齢”だけが問題という結論では納得しかねます。 ちなみに最初の妊娠と流産は38歳の時でした。 

皆さんのお返事の中で“夫婦の染色体に異常がないかどうかを検査”することを勧めて下さっています。 私も主人も検査に同感です。 実は主治医にその旨を伝えたのですが、「他の検査はする必要はない、あなたの年齢です。」と繰り返されるだけで(主治医が正しいかも知れませんが?!) より深く落ち込みます。  3ヶ月前に受けたFSH、甲状腺、TSH 、E2”などの血液検査をする前も私の年では妊娠する事すら難しい。 妊娠しないのは年齢だとだけ何度も言われました。  そうかもしれないけど、そうですかと簡単に納得しては駄目ですよね? 結局その直後に1年半ぶりに妊娠しましたが (ちょっと不思議でした)。

最後に、けいりゅう流産の原因のひとつとしてホルモンのバランスに問題があるという事があると聞きました。 その点について何かご存知の事ありましたら教えていただければ嬉しいです。(参考になる資料なども含め)

なんだかまとまりもなく思いをぶつけてしまいました。現在アメリカに在住しているため思うように行かない事もあり不安の中・・手探りで(?)行動しています。 年齢的にあんまり先がないと思うとますます気がめいってしまいます。 その上2度目ですから。?   みなさんのお返事、アドバイス、経験をシェアーしてくださったり本当に感謝します。

 





   >>> あじさいさんへ ひなひな   -- 2005/12/09..
 
あじさいさんへ

 早い段階(妊娠3ヶ月前後)での流産胎児に、高い頻度で染色体異常が認められるのは事実です。しかし多くの場合には、両親のいずれにも、流産した胎児と共通する染色体の異常は見つかりません。つまり、受精にかかわった個々の精子もしくは卵子における偶発的な染色体の構成異常(不分離など)が胎児の染色体異常の原因のほとんどです。
 
 他の方がお答えされているように、流産胎児の各種検査により、流産の原因や両親が何らかの遺伝的な問題を保因しているかどうかを明らかにできる場合もあり、時として治療の方法が見つかることもあります。しかし、通常行われる範囲の検査では、原因が分からない場合も非常に多くあります。遺伝は、あなたがたご夫婦以外にも、親類縁者にまで影響が波及する可能性があり、デリケートな問題ですが、血縁者に同じような流産を経験されている方が複数おられる場合には、遺伝相談のできる医院を受診されることも検討されるとよいかもしれません。

 一般的な基準として、2度の流産では、特別な理由がないかぎり、両親の染色体転座ないし、特定の遺伝疾患の保因者を強く疑う理由にはなりません。流産には、遺伝以外の原因も多数あります。

 2度の流産を経験されたことは、非常におつらい経験をされたこととお察ししますが、必要以上に遺伝要因を疑う段階にはないように思います。
 





   >>> 私が聞いた話 ぺあぺあ   -- 2005/12/09..
 
2度の心拍確認後の流産を経験しています。

最初の処置後、胎児の染色体検査をしました。結果は異常なし。
「ならどうして流産したのでしょう?」

食い下がりましたが、要約すると、「染色体検査でわかるのは、あくまでも
染色体という限られた情報のみ」だそうで、わからない原因のほうがずっと
多いのだそうです。

そして、ある異常が見付かったからといって、同じ異常が続くかどうかは
わからないとのこと。
生まれてくることが困難なアクシデント全てを染色体異常に結びつけることは
早計だと言われました。


どうしても知りたければ、異常があれば両親の染色体も合わせて調べたり、
あるいは着床前診断を活用するしかないとか。
もちろん、それでわかるのも「染色体でわかる」情報だけ、と付け加えて
おきますね。

ちなみに、私は2度めの流産では検査をしませんでした。わかったところで
仕方がないし、赤ちゃんがかわいそうになってしまって。

愛児クリニックのHPをごらんになってみては。参考になりますよ。



 





   >>> 参考に ムム   -- 2005/12/09..
 
私は1年に3回妊娠しました。
1度目は2月に流産、2度目は5月に流産、3度目は8月に妊娠で出産しています。
私の行っていた病院は、2度目までは検査はしない方針で3度目も同じことがおきたら検査するそうです。なので2度目のソウハが終わった後に妊娠しないように気をつけ、3回生理がきたら不育症を扱う病院へ行くつもりでした。
3度目は正直いって、どうせまた同じことの繰り返し・・・と思っていましたが、初めて心拍の確認もできて無事出産にたどりついています。
ただ切迫で入院していますが。
その時同じ病室にいた人が3度流産していて不育症の検査を受けて、旦那さんのリンパの移植をされていました。彼女も無事出産しています。
私自身は2度短い期間に流産でかなりショックでした。もしも年齢的にも気になるようでしたら不育症を扱うサイトを見て、その筋の病院で検査してもらったほうがいいかもしれませんよ。
 





   >>> ひなひなさんではありませんが… ルル   -- 2005/12/09..
 
私もあじさいさんと同様、1度目は自然出血を待ちましたので、胎児の検査は行いませんでした。
2度目は胎児の検査を受けるため、手術を受けました。

確かに、ダウン症は遺伝因子による先天性の異常です。
もし仮に、あじさいさんの胎児が2人とも遺伝子異常の結果、流産してしまったのだとしても、今後、お子さんを持つのを諦める必要は全くないと思います。
それは年齢によるものや、不幸が偶然重なってしまっただけ、と考えて良いと思いますよ。

お子さんを諦めるかどうかを判断するには、胎児よりも、ご夫婦の染色体に異常がないかを検査された方が良いです。
何の障害をなく、普通に生活ができていても、中には何らかの染色体異常を持っている為に、正常な赤ちゃんを授かることが難しいカップルがいます。
心配なようでしたら、そちらの検査をする事をお勧めします。

でも、胎児の染色体検査をする際には、胎盤の組織検査もするとすると思います。
(先生からお話はなかったようですが、普通するはずです)
そうすると、血栓ができていたり、無血管の部分があったりと、胎児にうまく栄養(血液)が届いていなかったことなどが分かることがあります。
その場合には、治療方がありますので、次回の妊娠時には治療を受けることができます。
そのためにも、一度D&Cを受けられて、組織の検査を受けてみては如何ですか?