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養子についてご意見お聞かせ下さい オーリー  -- 2006/06/23 ..
こんにちは。いつもこちらは覗かせていただいています。
今、アメリカ在住で、2人目が欲しいと思っていますが、年齢的(40代後半)にもう望めないと思い、では養子は?と考えているところです。子供は今7才で、これまで仕事やいろいろな事情で2人目は特に作る努力をしてきませんでした。が、子供が将来このままアメリカに住むとすれば、私たち両親がいなくなった後、身内がいなくなること(日本には仲のいいいとこが何人かいますが)、何より子供自身が兄弟をほしがっていることを考えると、もう1人欲しいなあ、と切実に思い始めました。本当はもっと早くに行動を起こしていれば良かったんですけど!

養子はこちらアメリカでは一般的で、周りにも養子をもらわれた人は何人もいます。皆幸せそうなので、そういういい例を間近に見ていて、養子もいいかなぁ、と思い始めたのでしょう。ですが、少し調べてみると、例えば中国からの養子は、エージェント(養子縁組の機関)に依頼するとしてもアメリカ市民(国民)でないと養子縁組できないようです。考えてみれば、養子自身のアメリカ市民権を取得するために、親が市民でないといけない、と言うことなのでしょう(アメリカで出産した子供は親が市民でなくても自動的にアメリカ市民権がもらえますが)。国によっては親が市民でなくても養子縁組できるところはあるようですが。

養子縁組自体も思っていたほど簡単ではなさそうなのですが、もうひとつ考えるところは、男の子がいいか、女の子がいいか、という問題です。養子を取ること自体難しいのに、その先を考えても仕方がないと言えばそうなんですが、皆さんのご意見をお聞かせ下さい。

うちは、男の子です。もし、養子がもらえれば、本人には養子であることを告げ、でも上の子と分けへだてせず、同じだけ愛情を注いで育てたいと思っています。上の子にも私のお腹から生まれたわけではないけど、本当の家族だよ、と教えつつ、育てたいと思います。でも、上の子がいるだけに、成長の過程で、養子としてもらわれた子供がひがんだり、悩んだり、することも出てくるかと思います。その場合は、性別が違う方がいいのでは、と思うのです。同じ性だと、実子、養子の違いがさらに強調される気がして。

では、女の子は?というと、これは兄弟であり家族なんだけど、血縁はない、と言うことで、将来的に上の子と養子の間にセクシャルな問題が起こらないか、という心配が出てきます。本当の兄妹として幼いときからよく気を付けて育てるつもりですが、人間の気持ちは予測できません。万が一、兄弟で恋愛感情が芽生えたら?何か性的問題が起こったら?と心配する自分がいます。私自身は、養子をもらうなら女の子がほしいのですが、そういう問題を気にするなら男の子のほうがいいのだろうか?とも思っています。

まだ現実的でなく、ぼんやり考えている段階ですが、皆さんならどう思われますか?いろいろな情報、ご意見、ご感想などお聞かせ下さい。




子どもの権利   匿名で失礼
匿名で失礼さんへ    マンゴぷりん
障害を持つ子について   茶々
るりまつり さんへ   あのみあす
アメリカの養子について−2   マンゴぷりん
マンゴぷりんさんへ   匿名で失礼
参考例ですが   未久
養子・日本の場合   るりまつり
私も考えています。   茶々
アメリカの養子について   マンゴぷりん
小猫や子犬を買ってくるわけではないですから   あのみあす




 

   >>> 子どもの権利 匿名で失礼   -- 2006/06/23..
 
マンゴぷりんさんへ 今回投稿させていただいたのは、子どもには自分の出生を知る権利があると思うからで、たとえ親であれそれを否定することはできないと思ったからです。それを、ひとりの精子ドナーと子どもとして、主張することは、親にたいして失礼(かわいそう)なことでしょうか。ちなみに、だまされたような気持ち(だまされたとは言ってません)、等の表現は、もちろん親の前ではそんな態度はとらない(とれない)ものの、心の中では大きな失望感や不信感で苦悩したという意味です。おっしゃるとおり精子ドナーの子どもにもさまざまな方がいらっしゃるでしょう。ただ私個人の意見としては、家族間でこの種の秘密は作るべきではないし、秘密の上には本当の信頼関係は築けないと思っています。ひとりの、精子ドナーの子どもの気持ちを述べたまでで、ご参考いただけたら幸いです。

オーリーさんへ 話題とはあまり関係のない所でしゃしゃり出てきて、本当に申し訳ありませんでした。オーリーさんとご家族にとって納得のいくベストな選択ができることをお祈りします。
 





   >>> 匿名で失礼さんへ マンゴぷりん   -- 2006/06/21..
 
本来これはオーリーさんへのレスですので、かけ離れた内容のレスですと別にスレッドを立てた方が良いと思いますが、これはオーリーさんの論点とも通ずるものがあると思うので、返信します。

私の場合、共に不妊治療で励ましあっていた友人がいました。
あきらめかけていた彼女は自然妊娠し、私も自分の事のように喜びました。
3ヵ月後、彼女に私の妊娠報告をしたところ「未婚で精子バンクで生まれた赤ちゃんなんて、まわりから非難されると思うけど、がんばって産んでみれば?」と他人事のように言われ、その友人と絶縁した。という経緯があります。
彼女は、養子や卵子/精子ドナーに対しては「そうまでしてほしい人の気持ちがしれない」と常々いう人でした。

その時に強く学んだ事は「人の口に戸は立てられないな」でした。
近所に「君は養子だ。Specialなんだから」と子供の頃から言われて育ったご主人がいます。大人になった後でもひがみやすい性格で、彼は奥さんに「子供のころ、そう言われるのが本当にイヤだった」といつもこぼしていたそうです。彼は会社をレイオフされた後、妻と幼子を2人残して失踪してしまいました。

各家庭には各家庭の事情があり、匿名で失礼さんはもっと早くに「父親が精子バンクだったと知らせてほしかった」と思ったかもしれませんが、人によっては「聞くたくなかった。(大人になるまで)内緒にしてほしかった」という人も多々います。

どうしても必要なら、私は娘が「生命の誕生」「不妊治療」「精子ドナ−」等々の各意味やその背景、それを提供/享受する人の心情をよく理解できる年齢/思考になった時に教えるのが良いと考えます。
また、偶然知ってしまったなら、それなりの心の準備と話すタイミングを待って、子供が不愉快に思わないように配慮し、言葉を選んで話してあげたいと思います。それが親の/回りの大人の努めだと思っています。
でも根本は、嘘をつくつもりもありませんが、聞かれないのにわざわざ教える必要もないと思います。
相手を大切に思う気持ちに、愛情に、血のつながりは必要/関係ないと言うのが根本にあるからです。
また"子供の命"と"出生秘密の開示の必要性"は、事柄が違うので同じ秤にはかけられません。

親はいつもその親なりに、他人から見れば未熟な経験の中から「その子にとって一番良い方法を」といつも精一杯、一生懸命考えています。

「当事者の子どもにとっては自分の根本的な存在に関わる問題なのに。。。」とありますが、子供は一人で育ったわけではありません。自分の親+周りの協力があって育つのです。
「自分に関することだから、何でも自分が第一優先で考えられ、暴露/あからさまにされ、自分が思うようにまわりが行動されなければならない」というのは、回りの大人なりに子供を思い/配慮して打ち明けなかったことに対して、今まで彼らなりに匿名で失礼さんを何十年も育てて/見守って下さった方々に対して、失礼/かわいそうではないでしょうか?

匿名で失礼さんが 「ふざけるな」「だましたな」と思うような「幼い頃から感じてきた家族の中での違和感」という環境でお育ちになったことは、ほんとうに残念です。
私はもし自分の子供が偶然知ってしまったなら、「親が自分を他人の刃から守るため、傷つけまいとして秘密にしておきたかった、その親の苦悩や優しさを理解したい」と言ってくれるような子供に育てたいと思っていますし、そのような親子関係/家庭環境を築かなければならないと思っています。

親だって人間ですから、完璧になるのは難しいですが...
 





   >>> 障害を持つ子について 茶々   -- 2006/06/20..
 
養子をもらうのは簡単なことではありません。
>男女どちらでも、たとえ障害があっても、無条件で紹介された最初の子を受け入れる人というのが、養子を受け入れる資格のようです。

たとえ障害があっても・・・国際養子縁組のサイトで読んだのですが、日本人やアジア系の人種は「もらえるのならば完璧な子」という、自分本位の考え方を持つ人が多いとのことでした。
韓国では、障害を持つ自分の子供を、欧米に養子に出す親が結構いるとか。
逆に欧米では「私たちが育てなくてはこの子(障害児)は幸せになれない」と考えるのだそうです。宗教観の違いですね(・・;
これを読んだときには、自分が障害児を受け入れられるのか・・・考えさせられました。

子供の幸せを第一に考えるのは当たり前のことです。
養子を育てる事で、優越感を持ったり、善良である事をアピールしたい偽善者にもらわれるのなら、施設にいた方が幸せです。
養子をもらうのは尊い行為ですが、とても難しい問題をはらんでいますね。

オーリーさんの話からずれてしまいましたがm(__)m


 





   >>> るりまつり さんへ あのみあす   -- 2006/06/20..
 
>日本では、親はこどもを選べないと思います。
男女どちらでも、たとえ障害があっても、無条件で紹介された最初の子を受け入れる人というのが、養子を受け入れる資格のようです。
(最初の子を断った場合、二度目はありません)


少し誤解があるように思います。もちろん、ペットショップで、並んでいる子犬を選ぶ感覚で養子を選択することは出来ません。しかし、家庭状況や子育ての経験などを加味して、ある程度の希望を伝えることが出来ます。「紹介を断ったら二度目は無い」などということもありません。養育環境などについてマッチングを行いますから、虐待経験など養子や里親にとなる場合に、難しい条件がある場合には、子育て経験のある特別な方が選ばれるようです。

>(最初の子を断った場合、二度目はありません)
一度受け入れた養子の養育につまずいて、施設に返すなど養育能力のミスマッチがあった場合には、次回の紹介は控えると思います。人間ですから「返品」は出来ません。「返品された子供」の気持ちを考えれば当然のことですね。
 





   >>> アメリカの養子について−2 マンゴぷりん   -- 2006/06/20..
 
すみません。伝え忘れましたので、追記させて下さい。

ご存知の通り、アメリカでは地域で"教会"のネットワークが働いています。
その関係で養子を探すことも可能だそうです。
エージェントよりはわりと信頼がおける機関のようです。

ただ現実問題として、宗教的体面から偽善的に養子のやり取りが行われ、得に実子がいる家庭に招かれた養子は、「ウチの子と合わない」「この子はウチに溶け込めない」「このままだと家庭がだめになる」等々の理由で追い出され、色んな家をたらいまわしにされている子供も多くいるそうです。
養子縁組に制限がない反面、それを反故にも出来るようです。
結局"養子縁組"とは契約であり、その契約の遂行/履行が難しければ白紙撤回も可能ということです。

迎い入れる家族の都合もありますが、その子(養子)の人生にとってその子の親としてどう責任をまっとう出来るのか、その子の立場にも立って考えないと、結局は家族の皆が不幸になることもありえると思います。
まわりの大人の都合に振り回され、自分の意志とは関係なく/深い認識なく養子に来た子供達も、いたたまれないと思います。

それぞれのご家族にはそのご家族の悩みや思いがあるので、他人がどうこう言えることではありませんが、"養子"を今ある家族にとって「足りないものを補う」ように考えることは、皆にとって幸せな結果を生まないような気がします。

やはり実子のように育てるというのは、大変に難しいことだと思います。

最後に養子の性別ですが、血のつながった家族でも近親相姦はありえます。
事実その昔、アメリカの田舎では母親が早くに死んで、成長した娘が父親の子供を産むことは、珍しいことではなかったそうです。

要は「血がつながってないから、恋愛(性欲)の対象になる」ということではなく、どいういう家庭で育ったか、その家庭で子供をどう教育してきたか、ということにつきると思います。
同性愛なら相手の性別は、同性の方が対象になりますし...

それに本当に愛し合っているなら、彼らがそれで幸せなら、同じ家庭で育ったお互いを良く知りえた血縁関係のない息子/娘が結婚しても、なんら問題はないと考えます。
 





   >>> マンゴぷりんさんへ 匿名で失礼   -- 2006/06/19..
 
横レスですみません。
ちょっと迷いましたが、マンゴぷりんさんにひとこと、いいでしょうか。

「ウチは彼が不妊なので精子ドナーで出産しましたが、その事実を知るのは一人の友人と彼だけです。子供には一生教えるつもりはありません。・・・子供が大きくなった時に持つかもしれない精子ドナーに対する心の不安や出生の秘密は、子供が知る必要のないことだと思うからです。」
必要がないとお考えですか。子どもは親の所有物ではありません。子どもの命は子ども自身のものです。必要がないと、どうして親が決めることができるのでしょうか。

私は成人してから、偶然、父親が精子バンクであると知りました。
そのとき、幼い頃から感じてきた家族の中での違和感の正体がわかりました。なぜもっと早く教えてくれなかったのか、とまず思いました。
さらに両親以外の親類が、このことを知っているとわかったときには、
「ふざけるな」とも思いましたね。
「墓場まで持っていくつもりだった」と言われましたが、もしあのまま自分の出生の秘密を知らずに今も生きていたら、と考えると本当にぞっとします。
知ったときのお子さんの不安が心配ですか。お子さんの反応も、そして親自身も本当のことを言うのは怖いですよね。でも、もしお子さんが何かの拍子に真実を知ってしまえば、深く傷つきますよ。だまされていたような気持ちになります。悪いことをしていないなら、どうして隠す必要があるのでしょう。知らない方が幸せとどうして親が決めるのでしょう。当事者の子どもにとっては自分の根本的な存在に関わる問題なのに。。。
精子ドナーを選択するまでの葛藤、どうしても子どもが欲しかった、というありのままの気持ちを、どうしてお子さんに伝えてあげられないのでしょう。私はそうしてほしかったです。確かにお子さんはそのときはとまどいや不安を感じるかもしれない、必死になって本当の父親の情報を求めるかもしれない、でもね、どうか温かい目で見守ってあげてください。愛情をこめて育ててくれたご両親であれば、そして自分のために勇気をもって真実を告白してくれたご両親であれば、決して心が離れていくようなことはありませんから。それが本当の愛情だと私は思うのですが。

人生、日常はどうあれ、本当に大事な局面でなにかを隠したり嘘をついてはいけないと思います。そこで嘘をつくと、自分もそして自分の大切な人も、生きる方向が狂ってきてしまいます。

 





   >>> 参考例ですが 未久   -- 2006/06/19..
 
オーリー さんへ
一つの参考ですが、私の仕事仲間のご夫妻、奥さんはイギリス人、旦那さんはスイス人
当時は東京で長く生活をしていました。第一子(男の子)がお二人の間に産まれてすぐに、
(誰も知らない間に本当に何気なく)ベトナムの男の子を養子に迎えて、本当に
皆幸せに暮らしていました。その後、スイスに移住されましたので、現在の状況は
分かりませんが、彼等を見る限り、縁って有るのだな、と思わせる成功例だと思います。
もちろん上手く行かなかった例も少なからず聞いていますので、楽な事では無いとは
思いますが。良いご縁が有ると良いですね!
 





   >>> 養子・日本の場合 るりまつり   -- 2006/06/19..
 
こんにちは。
以前、養子についてここで書かせてもらったことがあるのですが、アメリカと日本では、養子のもらい方がかなり違うみたいです。

日本では、親はこどもを選べないと思います。
男女どちらでも、たとえ障害があっても、無条件で紹介された最初の子を受け入れる人というのが、養子を受け入れる資格のようです。
(最初の子を断った場合、二度目はありません)
親のためのこども選びではなく、こどもにとって、最善の親を選ぶというのが、基本だそうです。

「養子という選択」で検索して下さい。
このリンク先は2000年のデータですが、受け入れる親の条件が書いてあって、なかなか厳しいなと思いました。

オーリーさんへのアドバイスにならなくてごめんなさい。
私個人的には、上の子のための養子ではなく、オーリーさんが幸せにしてあげたい、一緒に家族になりたい子との素晴らしい出会いが、オーリーさんにあればいいなと思います。
 





   >>> 私も考えています。 茶々   -- 2006/06/19..
 
オーリーさんはじめまして、私は養子大賛成です。
私は結婚(42才)が遅かったので、不妊治療を開始する時に夫と話し合い、治療しても妊娠できなかった場合には(出来てもひとりなら)養子をもらおうという事になりました。

私たちは国際結婚なので、日本人の子供では父親の顔と違うと養子なのが判ってしまうので(養子なのは時期を見て話しますが)夫の国の子供を養子にしようとの結論に達しました。
しかし、外国から子供をもらうのは、出す国の考え、日本のビザ等の諸問題をクリアしなければならないので、大変難しいですね。
国際養子縁組を斡旋する組織もあるので、現実的になったらもっと詳しく調べようと考えています。

私たちの小さな力で、家族を持てる子供がいれば、それも自分達らしい選択かな?ってぼんやり考えています。
欧米では豊かな家庭が、恵まれない子供を養子として育てるのは珍しいことではないですが、日本ですと偏見とか好奇心とか、、、ありますよね。
それも乗り越えられる強さを持ちたいと思っています。
それよりも当面は自分の子供ですが・・・。

私の知人で、去年から里親として子供(女・15歳)を育てている方がいますが、自分の子供(男三つ子・19歳)よりも神経を使うようですが、愛を知らない、家庭のない子供を助けたいという使命感を持って頑張っています。
オーリーさんが心配なさっている点をわたしも感じたのですが、このご夫婦は
女の子を育てたいとの思いあがり、また実子も大きいので、余り心配はしていないようですよ。

様々な疑問はあるかと思いますが、気にいらなければ捨てられるものではありませんので、熟考の上決断をなさってください。









 





   >>> アメリカの養子について マンゴぷりん   -- 2006/06/19..
 
オーリーさん、こんにちは。
アメリカ在住のマンゴぷりんです。
私も不妊治療でできなかったら最終的には養子も視野にいれていたので、養子に関して私が聞いた話(実話)をします。

私の彼が若いころ、子供のいない会社の同僚(白人)が養子を2人(黒人の男の子と女の子)、別々の時期に迎いれました。
同じ養子だったので、わけ隔てなく同じように育てられました。
女の子は大学を卒業するほどになりましたが、男の子は高校を中退し刑務所を行ったりきたりの生活をするようになりました。
その同僚が後で調べたところ、男の子のお母さん(生母)は麻薬中毒患者で刑務所で男の子を産んだ後、養子に出したことが判明しました。

一概に養子とは言っても千差万別で、その子の遺伝的背景も考えないと、お母さん(生母)が妊娠中になんらかの問題を抱えて出産した場合、赤ちゃんの時には分からないような、病気ではない、育った環境とは関係ない、先天的な問題を抱えている場合もあるのだそうです。
こちらは養子に出される赤ちゃんがどんな背景で生まれてきたか等、紙面上でしか情報を得ることができません。その情報が改ざんされている場合も多々あります。それが国を超えてのビジネスになっている場合はなおさらです。

待ち時間も長く費用も倍以上掛かりますが、アメリカで生まれた赤ちゃんの養子も可能です。また、ヨーロッパからの養子もあります。

ウチは彼が不妊なので精子ドナーで出産しましたが、その事実を知るのは一人の友人と彼だけです。子供には一生教えるつもりはありません。
何故なら、私達にとっては産まれた後の毎日を一緒に過ごしている時間の方が大切で、それ以前の問題(なぜ彼が不妊なのか?精子ドナーを選択するに至った私の心の葛藤)や、子供が大きくなった時に持つかもしれない精子ドナーに対する心の不安や出生の秘密は、子供が知る必要のないことだと思うからです。
また精子ドナーの場合、そのドナー自身を知り得ることは不可能ですし...
(大体が提供のみで、提供した子供に会いたいという人はほとんどいない)

私も同じように「年老いた私たちが早くに逝ってしまったら、この子はこの世でひとりぼっちになってしまう...」と思っています。
ですので、45歳位までに環境が整えば、また挑戦してみようと思います。
現時点ではちょっと難しいのですが...
 





   >>> 小猫や子犬を買ってくるわけではないですから あのみあす   -- 2006/06/19..
 
小猫や子犬を買ってくるわけではありませんから、人身売買の恐れのある下手な仲介業者は使わないことです。

(広告で見ただけですが)高額の仲介業者は、かなり里親の希望を満足する子供を探しだしてくれるようですが、私は危険をはらんでいると思います。

福祉団体や人工中絶に反対する団体が行っている里親・養子関連の信頼のおける団体に登録をして、養子をもらうことへのカウンセリングをうけるのが1番だと思います。

実際に養子を家庭に受け入れることが、現在の家庭と養子になる子供の幸せになるかどうか、見つめ直してからで遅くないと思います。