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クアトロ検査の結果が92分の1 さとさと  -- 2006/06/04 ..
15週で受けたクアトロ検査の結果、ダウン症の確率が92分の1でした。
その他の先天性以上の確率は、6000〜12000分の1でしたので、
かなり高い確率のように思いました。
現在、41才ですので、年齢だけによる確率66分の1よりも低い確率ではあるものの、羊水検査を受けるつもりでした。
しかし、胎盤の位置の関係で、羊水検査をする場合は胎盤に針を刺しての検査になり、普通の羊水検査の流産のリスクよりも確率が高くなり危険であることを医師から伝えられました。通常は胎盤を避けて針を刺すようです。

クアトロ検査の結果が41才で92分の1というのをどう受け止めていいものでしょうか。
また、胎盤を通しての羊水検査を受けた方がいたしたら、何か情報をいただけると幸いです。

主人は羊水検査は受けなくていいのではと言っていますが、
私は、迷っています。

どうかよろしくお願いいたします。


ありがとうございました   さとさと
胎児の命と子供の命   もものりん
クアトロ対話   hunahina
妊娠週を進めてみてはどうでしょうか?   トマトの気持ち
ただの確率ではありますが   さとさと
必要なら遺伝カウンセリングをうけるとよいでしょう。   hinahina




 

   >>> ありがとうございました さとさと   -- 2006/06/04..
 
三人目を妊娠中であと3日で18週になります。1人目を34才、二人目を37才で出産しました。
現在、41才、上の二人の娘の時は、頚部浮腫は指摘されなかったこと、クアトロ検査ももちろん羊水検査も受けずに出産しました。
ただ、一年前稽留流産したことや、今回、頚部浮腫はすぐ消失したものの、頚部浮腫を指摘されたことや、41才という年齢や、クアトロ検査の結果があまりよくなかったことなどから、羊水検査を考えるようになりました。

頚部浮腫を指摘された以外、超音波上で、現在、病気を疑わせるような状況はないようです。おととい相談に行ったところ、クアトロ検査が92分の一というのは41才であることを考えれば、悲観する数字ではないと言われました。年齢から考えて、1000分の一といった低い数字はめったに出にくいことも指摘されました。
担当の先生も、あまり強く羊水検査をすすめていませんでした。それは、超音波上で今のところ異常所見がないことや胎盤の位置が17週の段階であまりよくなく、リスクが高いためもあるようです。3日後に、羊水検査を受けるかどうかの返事をして、もしするののなら、当日か近日中にするようです。

トマトの気持ちさんがおっしゃられたように、週数をすすめることができるのかどうか聞いてみるつもりです。また、もものりんさんのご指摘のように、詳しいスクリーニングエコーの結果を待つことができるかどうかも。
様々な可能性を検討して、水曜に返事をしたいと思っています。

いろいろ貴重なアドバイスをいただき、本当にありがとうございます。

また、ご報告させてください。

ありがとうございました。
 





   >>> 胎児の命と子供の命 もものりん   -- 2006/06/03..
 
さとさとさん、こんにちは、はじめまして。もものりんと申します。私は1歳8ヶ月の娘がいて、現在妊娠23週目、もうすぐ39歳の妊婦です。
さとさとさんは今回初産でしょうか?・・・と言うのも、実は私、初産の時と今回の妊娠とでは、意識が全然違うからなのです。

初産の時、20週のエコースクリーニングで娘にちょっと診断の難しい物が見つかりました。「他に怪しい所見が無いので、恐らく異常無いとは思いますが絶対大丈夫とは言い切れない。必要ないとは思いますがどうしてもと言うなら羊水検査しますが」と言うような、判断に悩む事を言われ、どうしたら良いのか悩み、何日か廃人のように過ごしました。
でも結局、羊水検査は受けなかったのです。それは単に、検査を受け、結果によって堕胎をするには日程的にもギリギリか間に合わないか・・・という事もあったし、あと、実は何も問題の無かった胎児を万が一流産してしまう事と、産んでみたら染色体に異常があったと言う事と、どちらがより後悔するかと考えると、勿論染色体異常を歓迎する訳では全くありませんが、健康な子を死に至らしめる後悔の方が大きいだろうと想像したからです。

さとさとさんも危惧しておられるとおり、羊水検査を受けないと決めても、出産までずーっと不安に思っていました。そして「第二子の時は絶対に最初から羊水検査を受ける!不安に思いながらマタニティライフを過ごすより絶対その方がいい!」と豪語していました。

ところがです、娘を育てて段々と親として成長する中、「自分の命を投げ出してでも、この子を絶対に守る」という強い想いが生まれて来ました。多分、お子さんをお持ちの方は皆さんそう思っていらっしゃるのではないでしょうか?第二子を妊娠したした時、まだ顔を見ぬ胎児ではあるけれど、その延長線上は今「自分の命に代えてでも守る」と思っている娘と全く同じ命、存在なんだと思った訳なんです。
染色体異常かどうか知りたいと言うのは、どちらかと言えば親の都合で、ですよね。「経済的な理由」とか「育てる自信がない」とか・・・。
でも、「既に生まれて育てている子供」に対して、親の都合で子供の命を危険にさらすかもしれない事ってしないと思うんです。何故同じ命なのに胎児にはしようとするんだろう・・・?顔を見て触れ合って育てていないから?まだ愛着が無いから?

愛する娘を育てながら時々涙が出ます。「あの時羊水検査を受けて万が一流産していたら、この可愛い可愛い娘を育てる事はできなかったんだ」と。

私の言っている事は結果論なのかもしれません。さとさとさんのお子さんを責任持って育てて行くのは、さとさとさんご自身ですものね。ただ、クアトロマーカーは単に確率を言われただけで、今まで何か異常を指摘されていないのですよね。でしたら、20週のエコースクリーニングを受けてからでも良いのではないかとも思います。熟練した先生ならエコースクリーニングで「鼻骨の形成」「脚の長さ」「首の骨の状態」や内臓、心臓、脳などを見て大体の事は判りますよ。勿論先生は「絶対大丈夫」とは仰らないでしょう。絶対を求めるなら羊水検査しかないのです。
先生と相談の上、20週のエコースクリーニングのすぐ後に羊水検査の予約だけ入れておいて、何か問題があれば受け、特に問題が無ければキャンセル出来るようにお願いしておく、というのはどうですか?病院にもよりますが、大きな染色体異常は1週間程度で結果が出るようですよ。(その辺は要確認です)

どうぞお身体大切に。さとさとさんにとって一番良い選択、結果になりますよう祈っています。
 





   >>> クアトロ対話 hunahina   -- 2006/06/02..
 
41歳の方のダウン症の確率がだいたい1/66。 つまり41歳の妊婦さん66人を、無作為に集めてくると、だいたい1人はダウン症で、残りの65人はダウン症ではない。

さとさとさんは、これにクアトロ検査の結果が加わったわけですから、1/92。
つまり、クアトロ検査で1/92という結果をもらった41歳の妊婦さん92人を集めてきて
追跡調査すれば、だいたい1人はダウン症で、残りの91人はダウン症ではない。

ですから、年齢だけから予想される結果 よりは、「さとさとさん」のリスクは多少,
低いことがクワトロ検査でわかったわけです。 
ですが、残念なことに、「さとさと」さんが、1人になるのか91人になるのかは、
誰にも予想できません。

頚部浮腫についてコメントすれば、ダウン症の場合には、頚部浮腫が見つかることが多い。
しかし頚部浮腫そのものは、それほど珍しいものではなく、何ともない子供にも見つかる。
書物によっても結果に違いが大きいようですが、頚部浮腫(程度不明)の中で、実際にダウン症などの重大な疾患をもっていた割合は、それほど高くはありません。

簡単にまとめると 
 ・ダウン症の胎児が頚部浮腫を持つ割合は、3割以上
 ・頚部浮腫(軽いのから重いのまで混合)を
  持つ胎児が実際にダウン症であった割は、0.3%〜2%ぐらい。

だから、絶対を保証するわけではないけど、お医者様のお考えのとうり、頚部浮腫については、短期間のうちに消えたのですから、極度に不安に思うことはないでしょう。

胎盤を貫通する羊水検査については、貴方のドクターの説明の通りリスクの大きいと思います。
胎盤を傷つけると流産まで至らなくても胎児の成長に悪影響が出る不安があります。
検査したことによって(正常な)胎児に障害が出たら、本末転倒ですから、
ドクターが慎重になるのは当然だと思います。「どうしても、このような確定診断をうけたい」場合には、絨毛検査も検討できるとは思いますが、やはりリスクが高いと思います。

例えば、エコー検査による精査などをうけて、病気が強く疑われる状態。つまり、「流産のリスクより検査をうけるメリットが圧倒的に高いと、さとさとさんが心から思える状態」がないのであれば、市井のおせっかいとしては、貴方のお医者様の言うことが正しいと思います。

さとさとさんには、途中までお返事してしまったので、最低限の情報はお伝えしました。他の方にご指名いただいても「遺伝カウンセリングごっこ」はもうしません。

専任の遺伝カウンセラーに相談をうければ、私の説明の100倍わかりやすい言葉で、
100倍以上価値のある情報を、さとさとさんが理解するまで丁寧に説明してくれることでしょう。

私はその任にありませんが、どうか、遺伝カウンセラーを信じてください。
保険適用外ですが、経費に見合った情報が得られるはずです。
 





   >>> 妊娠週を進めてみてはどうでしょうか? トマトの気持ち   -- 2006/06/02..
 
さとさとさんこんにちは。

私と同じパターンになってしまったのですね。
私の場合、1回目の羊水検査の日、やはり胎盤が邪魔をして断念。
そして2週間後にもう一度チャレンジしました。
あかちゃんがもう少し大きくなれば、お腹も大きくなり、させる場所が出来るかもしれないということで、予約をしました。
といっても、私は2週間後もやはり刺す場所はなく、そこで羊水検査をしなくていいと私は思ったのですが・・・・。

どうしても、受けたいと思われているのでしたら、ギリギリのところまで待つことも可能ではないかと思います。
今の産院では、検査結果までどれくらいの日数が必要といわれていますか?
全部の染色体を調べるのはたぶん4週間ほどかかるかもしれませんが、
21番、18番などの限られた染色体だけを先に結果を出すタイプのものは、もう少し検査結果が出るまでの時間を短く出来るものもあるようです。
もちろん、そのあとに、全ての結果も出てくると思います。

ただ、今現状のエコー検査で何一つ疑わしいものは見えませんとおっしゃっていただけているのでしたら、それを信頼するのも気持ちの持っていきようではアリではないか?とも思うのですが…
あとは、さとさとさんご自身がどこで、その気持ちを区切れるか?何のために羊水検査を受けたいと思っているか?によると思います。


 





   >>> ただの確率ではありますが さとさと   -- 2006/06/01..
 
hinahinaさんがおっしゃるとおり、クアトロ検査は確率であり、確定診断ではない以上、数字のままに受け取るべきなのでしょう。
主人ともリスクの高い羊水検査を受けるべきかどうか話し合っている最中ですが、胎盤を刺す検査も熟練した医師が行えば、それほど難しい手技ではないことが今日わかりました。

出産まで不安なまま過ごすよりも、羊水検査を受けるべきなような気がしています。


 





   >>> 必要なら遺伝カウンセリングをうけるとよいでしょう。 hinahina   -- 2006/05/31..
 
常連様が、同じような体験をされていますので、体験談については過去ログにあると思います。
クアトロの結果の考え方にすいては、以前私が書いたことがあります。参照下さい。
私からの助言としては、「遺伝カウンセリングを受けてみてはどうか?」です。

数字のとおり、1/92と思えばよいのです。悲観するべき値ではないと思います。
この数字をどう理解するかについて、最尤法も確立分布の話をしてもあまり意味がないでしょう。