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66才で出産 sachi  -- 2005/02/16 ..
以前ゆーみんさんのレスで67歳で出産?というのがあり、ふーん、とおもっていましたが何も知らないのでレスしませんでした。
今日のニュースでやっていたのでああこれか、と思いました。
結婚したことのない女性でアートフィシャルによる妊娠とあったのでどんな治療かわかりませんが私には美しいものには思えませんでした。生まれたての女児は新しい命としてどんな環境においてもすばらしいものだとは思いますが9年治療した彼女の女の性というか、自分の身内しか愛せないのかという我の強さが気になって。
高齢出産を望む女性に医学の進歩は嬉しいニュースかもしれませんが66歳にもなってほかのことに幸せをみつけられなかったこの綺麗にお化粧した66歳の女性を両手をあげて祝福できません。
彼女は授かったからよかったのかもしれませんがこのまま治療を続けていたら悲しい人生だと思います。
賛否両論あるでしょうが私の感じたことをお話したくなりました。
私も仕事が大事だったしキャリアをつんでいるうちに高齢になってしまうのは女性としてはがゆいとおもわれますが昔の女性のように女は結婚して子供を産んで育てるものだ、という価値観が戻ってくるのもいいんじゃあないでしょうか。女は年をとってもいつでも子供を作れる、という環境よりも。
かといって有能な女性が家庭におさまるのももったいないですが。
ジレンマはジレンマとしてみなさんはこの66歳の女性をどう思われますか?
決して否定するわけではなく私は私の感じたことをお話しました。


ありがたい先輩   黒猫
ふたりの 幸せな人生を祈って!   Kiki
人生、人それぞれ   Ringo
ありがとう。   sachi
ここまで読んできての感想です   芽衣
大切なのは、やはり愛。。心の平和。   ロゼオ
お互いの意見の否定をしているのではないです   黒豆
高齢代理出産だったのでは?   リュリュ
想うことや意見は大事だと思います   とらえみょん
どうして折り合いをつけなくてはいけないのかな。   sachi
欲望充足医療   たんぽぽ
色んな意見があって当たり前。   通りすがり
はじめまして・・・   ぽー
Sachiさんへ   ミウミウ
sachiさんの意見に違和感   黒豆
皆様ご意見ありがとうございました。   sachi
ロゼオさんの意見に共鳴   Elina
不妊治療…?   pon
考えさせられますね   あきみ
生殖期間   あんよん
愛の結晶   fumi5780
違和感etc、という言葉に対して   わんこ
ななさんへ 私もHNが なな なんですが・・・   なな
不妊治療の一つの成功例に変わりはないと。   ロゼオ
なにが違和感を感じさせるのか。   くらすぷ
倫理観とは   青い空
将来・・・   fumi5780
望まれて生まれてきた子です。   なな
かわいそうとは思いません   kurumi
やっぱり、人生いろいろ。   まいうえー
想像しかできないけど   つれづれ
『不妊治療への警鐘?』   ミウミウ
皆さんご意見ありがとうございました。   sachi
こわいですー   tonchan
怖いと感じました   k
人生の時期   たんぽぽ
子供の立場から。   さぬきうどん
わからないですね〜   もなか
出産がゴールではないから   とらえみょん
もうひとこと追加です   わんこ
赤ちゃんの人生は・・・   わんこ
同じような考えです   ちあき
私も違和感を覚えました。   匿名
私もです。   ずっこ
へえ〜   黒豆
私もあまり美しいとは思えません   芽衣
人は人・・・   あさみ
違和感を感じました   智子




 

   >>> ありがたい先輩 黒猫   -- 2005/02/16..
 
66歳での出産無事を聞き48歳未婚でこれから出産をする気になったのでありがたいことです。

自分の人生を女性でも選択できるのようになるのは大いに歓迎すべき。女性自身が足をひっぱってきたのが今までの歴史。
子供には両親が。。。とか、子供には若い親が。。。と言っていたのはでは未来は何もかわらないと思います。

幸せな愛されるこどもになるはずですね。





 





   >>> ふたりの 幸せな人生を祈って! Kiki   -- 2005/02/04..
 
みなさんの色んな意見を読んで考えさせられました。

どの考えも、人それぞれの自由です。

でも、”おぞましい”と、言う言葉にショックを受けました。
”おぞましい”と、言う言葉には、”恐ろしい。ぞっとする。”という意味があるそうですが、新しい命の誕生とその誕生を実現した人に対して、本当にひどい言葉だと思います。

私は、この66歳の女性に心から拍手を送っています。
66歳で産んだ彼女は、全ての条件を考えつくして、自分で決断したはずです。HIVを持って、出産する人。シングルでマザーになる人、色んな人がいます。でも、新しい命を送り出し、それを自分の可能な限り慈しみ育てる意思があれば、出産する事は許されるし、素晴らしい事だと思います。子どもも、育って行く過程で、母親の生き様から、多くの勇気を学ぶでしょう。ただ、今よく聞かれるニュースで、性別を人工的に選び、望まない性別だったら、堕胎すると、言うような事は、どうしても許せませんが。

子どもを持ちたいという気持ち、それは、20代でやってくる人もいれば、30,40、50そして、60代でやってきても人それぞれだと思います。その代わり、遅く産めばそれなりのリスクと責任は、追加されます。

66歳で、出産されたこの女性と赤ちゃんの幸せを心から祈っています。
 





   >>> 人生、人それぞれ Ringo   -- 2005/01/29..
 
私は黒豆さんの意見に賛同します。 それと同時に人生、人それぞれだと思いますよ。 

彼女がしたことはすごいことです。 素晴らしいことじゃないでしょうか。 世の中に子供が欲しいと思っても66歳という時点で不妊治療に取り組めるという人がそんなにたくさんいるでしょうか。 彼女の国の国民性がどんなものか私は知りませんが、周りにはいろんな中傷もあったかもしれません。 何と言っても66歳ですから。 産まれてくる子の将来を懸念する声なども。 でも彼女はそんなことは充分考えた末のことだと思いますよ。 そして彼女には今までにも充実した人生もあったのではないでしょうか。 でも人間には欲望があります。 今の人生で幸せであったとしてもこうしてみたい、ああしてみたいと欲が出てきます。 それは高齢になればなるほど少なくなるかもしれません。 保守的になってくる人が多くなると思いますので。 そんな中で彼女が屈しなかったのはすごいことです。 

私は彼女の子供が大きくなったときに仮に母親である彼女が早く亡くなったとしても、自分たちは産まれてこなければ良かったとは思わないと思いますし、むしろそんな高齢で自分を産んでくれた母親を誇りに思うのではないかと思います。

私もsachiさん同様、アメリカに永住しています。 ここ、アメリカではいろんなタイプの家族が存在しますよね。 そして、ここに暮らす人たちやアメリカという社会はそういうことを受け入れてくれますよね。 世の中にはいろんな人がいて、皆それぞれの人生を送っているのだと思います。
 





   >>> ありがとう。 sachi   -- 2005/01/29..
 
私のふと感じたことから皆さんのご意見をたくさん伺うことができて本当に勉強になりました。ありがとうございます。
男はいらないけど子供は産みたい、66歳だけど産みたい、同性だけど子供が産みたいということにおおいに結構といえない保守的な私です。 いろんな背景でしあわせに育っていく子もいるでしょう。
でもお父さんとお母さんがいて育つ環境ってやっぱり自然でしあわせな環境じゃあないでしょうか。 私の子供が育ち学校にいったときにOOちゃんのおうちはお父さんとお父さんがいるのよ、というのを自然に“普通のことでしょ?”というふうに覚えさせなくてはいけないのでしょうか?
産みたくても産めないということは辛いことだと思います。しかし子供が育つ環境を思えば自分が産むことをがまんして今ある多くの子供たちのことを考えるのも優しさなのではないかと思います。
アメリカ人の夫とは同じような意見でした。今度は超リベラルなアメリカ人のお友達と意見を交換してみたいと思います。
またみなさんとほかの機会でもいろんな意見の交換ができたら嬉しく思います。
たくさんのかたがたにご意見いただいたのでひとりひとりにお返事しないことをお許しください。
たんぽぽさん、いつもあなたのご意見注目させていただいています。思慮深く、思いやり深く、いろんな知識をお持ちでいつも感嘆しています。あなたのような方が身近にいたらとっても素敵だろうなーといつも思っています。
あなたがお育てになるお子さんは幸せだと思います。
お子様を抱かれる日を祈っております。
ほかのレスでも意見注目していますのでばんばんいろいろ教えてくださいねー。

 





   >>> ここまで読んできての感想です 芽衣   -- 2005/01/29..
 
 sachiさんや黒豆さんほか皆さんのご意見をふむふむと読むうち、以前少ない情報で通り一遍の感想のようなものを述べた自分を恥ずかしく思いました。
 今回のsachiさんの立てられたスレッドは論争ではなくていろいろな意見の交換の場になりましたよね。誰が正しいの正しくないのと決め付けている方はいなかったように思います。自分とは違うさまざまな深い考え方に触れることができて私にはとても有意義でした。だからこのサイトは勉強になりますし、好きな場所です。どなたか息がつまりそうと書いておられましたが私はそうは感じませんでした。
 私自身の不妊治療のとらえかたは基本的にくらすぷさんに似ているので、特に黒豆さんの>自分のおなかの中から命を育てることをしたかったのではないでしょうか。赤ちゃんにとってはまさに彼女のおなかこそ「借り腹」です。彼女のおなかがあったからこそ産まれて来られた「命」という見方もできます。>というご意見はそういう肯定もあるのだな〜と感慨深いものでした。
 このスレッドを読んでいる皆さんに共通していること、それは望まれて生まれてきたこの赤ちゃんの幸福な人生を祈る気持ちだと思います。
 蛇足ですけど私もシングルマザーを選択された方を決して否定するものではありません。
 sachiさんありがとうございました。
 





   >>> 大切なのは、やはり愛。。心の平和。 ロゼオ   -- 2005/01/28..
 
人は様々な価値観をもち
様々な事情を抱えて生きていますから
皆さんが云われるように
意見の違いがあって当然だと、私も思います。

ただ、私もトピ主さんの
>私がいいたいのは独身でキャリアにある経済力もある
頭脳明晰なこの女性が66歳まで不妊?治療をしたということ、
ほかのことで幸せをみつけられなかったということが
悲しいというのです。
この部分が、やはり気になりました。

たぶん、66歳の彼女は仕事を通し
それなりに幸せを感じることもあったはずです。
それでも孤独。。では。。なかったかと、私は思うのです。
どれほどの経済力や能力に恵まれていても
50歳半ばを過ぎた女が、独りで生きて行くのは辛いものです。
つきなみですが、心を授けられた人間にとって
最後は皆、「愛」なのではないでしょうか。
命がけ?だったかもしれないこの出産で
彼女はとりあえず与える愛、愛のある暮らしを
手に入れたのですから、この瞬間は祝福すべきことで
悲しいことではないのですよ。
そう思ってあげることは出来ませんか。

トピ主さんは39歳で我が子を授かったようですが
あなたがもし、50代後半になった時
夫もなく子もなく、本当に独りだったら。。。
人並みのモノサシでは自分の人生を測ることが出きない
そんな女性の生き方もあることを理解して欲しいと思います。

今回の66歳の出産は、今の世間のモノサシで言えば
違和感をもたれて当然です。
しかし、夫婦間の体外受精をはじめ
精子卵子提供による体外受精や代理出産に至まで
これが、望まれた子供の誕生ならば
私は、全てを許し理解して行くべき考え方です。

もうこの国は、昔のように同じ女性が
何人も子供を産むという事は考えにくく
少子化は深刻な問題になっているわけですから
出産のカタチに拘っている場合ではないと思っています。
もちろん、この選択が
道理的責任を見失うものではなく
子供の幸せと親の心の平和を
生み出すものでなければならないと思いますが。。

 





   >>> お互いの意見の否定をしているのではないです 黒豆   -- 2005/01/28..
 
 sachiさんの意見を否定、非難しているわけではありません。
 またsachiさんが否定、非難していると言っているわけではありません。66歳出産という異例ゆえ、お互い率直に思うことの交換
をしているだけでしょう。論争までに至ってないですよね。

 このスレッド、意見の平行どころか、賛否の根拠にそれぞれの違いが微妙にあって興味深く、改めて勉強させていただいています。話題を提供していただいたsachiさんに感謝です。

 現実に満足せずないものねだりではしあわせになれない。その通りだと思います。
 しかしそれがないものねだりかどうかは、本人によって、見る人によってちがうのではないでしょうか。

 男はいらない、66歳でも子どもを産みたい、同性同士でもこどもを産みたい。こうした欲望は大いに結構だと私は思います。
 本当に子どもを愛し、大事に育ててくれる人たちであれば。
 だって正真正銘の、出産適齢期の若い男女から産まれたのに、
虐待受ける子どものが現代はなんと多いことか。
 本来ならば子どもを産めないと思われていた人たちが、本当の愛を見せてくれればいいと思います。

 sachiさんが誤解されているようですが、貴女が20代の女性が40代の女性に思うことを発言したとは私は書いていません。
 ただ、66歳に思うことは40代にも思うのではと、私が考えたことです。

 ねえsachiさん。 
キャリアも経済力もあって頭脳明晰な66の彼女が出産以外に幸せになるものを見つけられなかったとは私は思えないのです。
 他にもたくさん見つけたのではないかしら。
 だから66歳にもなって子どもを産み育てようという強く優しい愛情をもてたのではないかと想像します。
 心の狭い人にはできないことだとは思うのです。

 アフリカのお母さんが貧しくても子どもの目がキラキラする子育てをしているなら、66歳のお母さんはおばあちゃんのようでも
きっと子どもの目がキラキラするような育児ができると私は思いたい。sachiさんはいろいろなところを旅行したんですね。
 うらやましいなあ。

 最後に、フォスターマザーをしていなくても、自分の子どもを一生懸命育てている普通のお母さんも、素敵なお母さんだと私は思います。

 
 





   >>> 高齢代理出産だったのでは? リュリュ   -- 2005/01/28..
 
ヤ○ーの記事で「高齢出産の現実 見落とされがちな提供卵子 上下」を読みました。
今回の66歳の女性の出産の事についても書いてあります。
それによれば、<このような事例を報じる記事の中でしばしば見過ごされてしまうのは、この妊娠は本人の卵子を使われていないという事実。
今回のケースでは卵子も精子も第三者から提供されている。
イリエスクさんは実質的には、他人のDNAの代理母になったに過ぎない。>
卵子も精子も他人のものであるので、この女性は代理母出産になるというわけです。
代理母についてはまたいろんな意見があるとは思います。
それと高齢出産とはここでは一緒にしてしまうのもまた別かなと思います。

いろんな意見を持った人がいるので、誰が正しいとか、誤ってるとは決める事はできないと思います。
違和感を感じる人もいれば、別にいいではないかという人もいるでしょう。
sachiさんはご自身の感じたままを、表したのでしょう。
別に決めつけているようには感じません。
頑なに見えてしまって、もしそうなら悲しい‥くらいなのではないでしょうか?
読む側のそれぞれの状況、状態もあるのかもしれません。

話は少しそれますが、このヤ○フーの記事の中で、多くの著名人(女優や芸能人)が40代や50代で出産して、生まれた子供との取材に喜んで応じているが、卵子の提供を受けたかという質問には答えたがらない。という所が気になりました。
その辺りはプライベートだからなのでしょうし、どうだっていい問題なのかもしれません。
ですが、卵子提供は受けてないなら別に「受けてないですよ」と言い切ってしまえばいいわけです。
ハッキリさせないというのは、やはり誤解を招くことになりかねないのかもしれません。
高齢でも生めるということが先歩きしてしまい、実際は提供された卵子かも、精子かも‥ということはわかりません。

いくら高齢出産の医療技術が進んだといわれても、生殖技術はまだ現代女性の要望には追い付いていないそうです。

読んでいて体内時計の話が出てきましたが、今更ですけど女性の体内時計の中の生殖の時間は限りがあるのですね。
つい忘れてます。




 





   >>> 想うことや意見は大事だと思います とらえみょん   -- 2005/01/27..
 
いろいろな意見があってしかりではないでしょうか
わたしはsachiさんがここでこの意見を提示してくださったことは素敵だと思っています
それに67歳で出産した子どもの幸せを誰もが願っていると思うのです
けれど67歳で思い通りになったこの人の育児がどんなものかはその子が成長して大人になってみなければわからないと思います
>誰よりも意志の強いやさしいお母さんに育てられるのだから。
 きっと十分過ぎるほどの愛情が注がれるでしょう

子育てはそんな簡単に言い切れるものではないことを言っておきたい、虐待されなくなった子どもですら産むとき、妊娠したときは素敵な家庭を築こうと思っているのです

でもできないからこんな虐待死のケースもあるのです
この場所は高齢不妊の方が多いせいか気負いが多すぎて息がつまりそうになります
いろいろな意見があることを理解してほしい
妊娠出産がとりあえず目標だからでしょうが育児に入ると本当にいろいろな人がいるのだと理解せずにいられません
ここでくらいいろいろな意見を受け入れていきましょうよ
そして自分はどうするか。それでいいのではないでしょうか
いろいろ意見を見聞することは人生を豊かにします

 





   >>> どうして折り合いをつけなくてはいけないのかな。 sachi   -- 2005/01/27..
 
それは折り合いをつけなければ悲しいと思ったから。
現実を受け止めることができず自分にないものばかりを求めていたら今ある幸せまでも忘れてしまいそうになる。
私は高度な不妊治療の発展で高齢の女性が妊娠できるようになることは素晴らしいと思っています。
しかし結婚をしたことのない女性が66歳で卵子、精子提供で妊娠することがこの治療の技術の進歩の目的なんでしょうか。
以前テレビで卵子、精子提供で妊娠した特集をしていました。その中で結婚はしたくないし男性もいらないけど子供はほしいという理由で青い目で頭脳明晰などという広告の中から選び見事妊娠というものがありました。女性が妊娠できる期間の間に子供を産みたかったこの女性の気持ちわからなくはありませんがほんとにそれでいいのかな、と感じました。
男はいらないけど子供はほしい。66歳だけど子供がほしい、そんなことがあたりまえの価値観になったらそれこそゲイカップルで性転換した人が子供をもててもあたりまえになるでしょう。
代理母による出産が認められない日本で(私は認められてほしい)66歳の女性が卵子、精子提供の出産を支持されることもいることをきいてとても参考になりました。
私の意見がただしいとは限らないので。
40代の治療中のかたに20代の人がそっくり向ける言葉と私が発言したとは思いません。
私のいいたいのは独身でキャリアにある経済力もある頭脳明晰なこの女性が66歳まで不妊?治療をしたということ、ほかのことでしあわせをみつけられなかったということが悲しいというのです。
私は35歳で17歳年上の人と結婚しました。
彼には大きな子供が4人すでにいましたし彼と結婚することは子供を持たないということへの選択でもありました。 現実を受け止めなくてはできない選択でしたが私の人生には彼が必要だと選びました。
しかし39歳でやはり、と気持ちがかわり反対の彼を説得して子供を授かることができました。しかしできなかったとしても彼とふたりでいい人生を歩いていきたいと思いました。できるかどうかは不安でしたが。 不妊治療をしたことがない私がこの女性、そして不妊治療をうけていらっしゃるすべての女性にいやな気持ちをもたせたとしたらわからないくせに、と思ってやってください。
そしていきいきとシングルマザーを立派にやってらっしゃる方へ結婚していないことを非難したつもりもありません。
女性は出産して母になるのではなく子供を育てることで母になるのではとおもいます。
私のまわりの素敵なお母さんたちは養子を育てていたりフォスターマザーとして恵まれない子供たちのお世話をしています。
そんな方たちの前では私の母親としての姿勢など足元にも及びません。
今回出産された66歳の女性はナニーもいて問題なく子育てをされることでしょう。アフリカを旅したときに会った貧しい子供たちの目がキラキラして微笑みが輝いていたのは物がなくても十分にうけている母親の愛情のおかげだと感じました。
彼女が子供を産んで目的完了ではなく幸せに子育てできることを祈ります。だからこそ神様が授けてくれたのでしょうから。
またまた自分の考えをおしつけるようで申し訳ありませんが私の娘が大きくなったら、彼女には愛する人の子供を産んでほしいとおもいます。もし好きな人があらわれなかったら子供を産まなくっても幸せに生きていってほしいです。
まあ、私の勝手なのかもしれません。

 





   >>> 欲望充足医療 たんぽぽ   -- 2005/01/26..
 
 sachiさん、こんにちは。

 おそらく、こういう話題になると、賛否両論あり、どこまでも続いてしまうのだろうなと思います。これは、どうしようもないことでしょう。sachiさんにはsachiさんの考えがあり、他の方には他の方の考えがあるということにしかなりません。おそらく平行線をたどることでしょう。人間の力でできることが多くなったために、人生の選択肢が増え、自ら規制することがなければ、どこまでも欲求充足のために努力できるようになりました。それを素晴らしいと感じる人もいれば、悲しいと感じる人もいるのでしょう。

 20代の人から見れば、40代で子どもを望む人たちが滑稽であり、「気が知れない」と思われるだろうことは容易に想像できます。ただ、女性が社会的に活躍しようとする場合、どうしても子どものことは後回しになり、両方を得ようとすれば高齢出産になってしまうのは、仕方のないことでもありました。
 これからは、出産がおそくなると予想した女性は、卵子を若いときに凍結するようになるのでしょう。それはそれで、私としては恐ろしいことに思いますが、それも人それぞれとしかいいようがないのでしょう。たしかに、私たちは大変な時代に生きているようです。

 卵子や精子の提供も、代理母も、ES細胞の利用も、認められ広まっていくのだろうなと思いながら、ES細胞について検索していたら、宗教学者島薗進氏(現東京大学教授)のコラムを見つけました。氏は医療目的が拡大していることを指摘し、医療が欲望に奉仕するものになっていると警鐘を鳴らしています。ES細胞とは胚性幹細胞の略であり、受精卵の細胞塊を取り出して培養したもので、万能細胞とも呼ばれるそうです。この細胞を利用できるようになると、人間の臓器作成も可能になるそうです。それゆえ、今後貧しい女性の卵子が狙われるだろうということです。

 これからどのような世の中になっていくのか、予想もつきません。着床前診断も実際に行われるでしょうし、遺伝子を操作して子どもをデザインするようなことも行われるようになるのかもしれません。ES細胞の研究が進めば、受精卵を医療目的に使うようになるでしょう。自分の遺伝情報を使えば、拒絶反応のない新たな臓器もつくれるようになるようです。そうすれば、そのようなサービスを受けられる人の寿命は飛躍的に延びるでしょう。そのために卵子や受精卵が売買されることも、それに人格を認めなければ当然のことなのでしょうか。

 私とは違う意見の人がいることは分りますし、反発もあるでしょうが、私は、欲望はある程度制御しなければいけないと思います。私もおそらく子どもを持つことは出来ないでしょうが、それはそれで仕方のないことだと諦めたいと思います。遺伝子を残さなくても、出産を自分でしなくても、人は人とつながれる。思いを人に伝えることはできる。誰かの役に立つことも、多少はできると思います。私は、それで満足し、死ぬべきときがきたら、それを受け容れたいと思います。制限を受け容れた上で、人間としての幸福を求めて生きたいと思います。
 その制限をどこに設定するかは、また難しい問題ですが。
 





   >>> 色んな意見があって当たり前。 通りすがり   -- 2005/01/26..
 
66歳の出産に賛成の方は、別にそれはそれでいいんじゃないんですか?
違和感があるという方もいて当然です。
(ちなみに私も違和感を感じました)



sachiさんは、最初から、

>決して否定するわけではなく私は私の感じたことをお話しました。

とおっしゃっています。
慎重に言葉を選んでいますし、読んでいて何も不愉快に感じるようなものはありません。

ここの掲示板は色んな事を自分達が感じた意見を語り合ったりする場所ですよね?
トピ主であるsachiさんはただ、この66歳で出産された女性についての事について自分なりの意見を言ったまでで、別に誹謗中傷したワケでも非難したわけでもないですよね?


意見交換の場なのだから色んな意見があってもいいと思います。



 





   >>> はじめまして・・・ ぽー   -- 2005/01/26..
 
sachiさんが優しい方なのは他の話題での意見などで知ってます。
いつも・・返信欄で『アッ!sachiさんだ』と一人でニコニコ
読んでます。

今回の話題で・・私も意見をと思い一度は打ち始めたのですが
私では自分の考え程度の意見でしかなくて・・
色々と考えやめてしまいました。
いつの時でも一人一人考えが違い・・文章では伝わりきれない
思いがあり、時には勘違いで不愉快になったり・・・

私的にはこの話題の色々な意見が見れて有難かったです。
(結構気になる話題だったので)ありがとうございました。。。
 





   >>> Sachiさんへ ミウミウ   -- 2005/01/26..
 
 おっしゃる事は全てその通だと思います。でもその言葉はそっくり20歳台の知り合いの女性が私達40歳台の不妊治療をする者へ向けられた言葉と同じなのです。経済力のある者しか出来ない、何歳になったから諦められるというものではない、等の点が不妊治療の「落とし穴」だという事を今回の出来事で学びました。
 





   >>> sachiさんの意見に違和感 黒豆   -- 2005/01/25..
 
 どうして自分の人生に折り合いをつけなくちゃいけないのかな?
 折り合いをつけて生きてきた高齢者がいるのにと、sachiさんが老人ホームで見た老人と66歳の彼女を比べなくてもいいのではないですか。人は人です。一人一人生き方も考え方も違う。
 
 どうして彼女が頑なだと決めつけるのかな。
 彼女は希望を持ち、前向きに目標に向かっていたのかもしれない。世間の偏見に屈しない強さを持って。
 
 精神的に強いと、人と違うと、折り合いつけられないとか、頑なだとかレッテル貼られるのでしょうか。

 彼女が不妊治療を9年して、それを頑なだというなら、彼女より年下でも9年以上治療している人も頑ななんでしょうか。
 20代の若い女性が、40過ぎても9年10年と治療を続けている人のことを折り合いつけられない、頑なだと思うかもしれない。
 誰かが書いていたように、20歳の女性からみれば、40歳で子ども産むなんて気が知れないと思われるかもしれない。
 40代の私たちが60代の彼女を気が知れないと思うように。

 自分の分身しか愛せないと、彼女は言ったのでしょうか。
 他人の卵子と精子だったら、彼女の分身じゃないですよね。
 「世に命を送り出すという大役を果たせた」と彼女は語ったそうですね。彼女の目的はまさにここにあったのではないですか。
 自分の子を産むことではなくて、「命」を産むことだったと。
 自分のおなかの中から命を育てることをしたかったのではないでしょうか。赤ちゃんにとってはまさに彼女のおなかこそ「借り腹」です。彼女のおなかがあったからこそ産まれて来られた「命」という見方もできます。
 「命」は意志あるところに産まれてくる。子どもは望まれて産まれてくるべきだと彼女は世間に示したかったのかもしれない。
 
 彼女の子を不憫だという意見もありましたが、そう思ったら、
その子がかわいそうです。
 どんな産まれ方をしても子どもはすべて幸せになってほしい。
 彼女の子はきっと幸せになるでしょう。
 誰よりも意志の強いやさしいお母さんに育てられるのだから。
 きっと十分過ぎるほどの愛情が注がれるでしょう。

 賢明な66歳の彼女のことだから、自分にもしものことがあったときの手だてをこうじていることでしょう。
 誰よりも愛する娘のことだから。
 どんな手だてなのか、そういうことを週刊誌などは報じてほしいですね。

 最初、ゆーみんさんが67歳が産むのだから、私たちも勇気づけられると書いてあったのを、それは大げさだと思っていたのですが、まだ子宝に恵まれない方、66歳までがんばれとは言いません、でも彼女の勇気にあやかって、自分が納得するまで、折り合いつけず頑なでいましょうよ。
 


 





   >>> 皆様ご意見ありがとうございました。 sachi   -- 2005/01/25..
 
一度皆様にお礼のレスをしたのですが掲載されていないようなのでまた同じ内容ですが書いています。彼女の選択を美しいと思えなかったのは私が意地悪なのかなとおもいましたが同じような意見もたくさんきけてとても参考になりました。あさみさんのおっしゃるように人は人、他人が意見することではないのかもしれませんし答えは何が正しいのかはわかりません。同性カップルの結婚を支持する人たちもたくさんいるアメリカですので彼女のニュースは賛否を述べるものではなくどちらかというとギネスみたいな扱いでした。
彼女のもとに生まれた赤ちゃんはほかの赤ちゃんと同じように神様からのプレゼント、命は奇跡です。
かわいそうとはおもいません。幸せか不幸せかは彼女が生きていって答えがでることでしょう。このニュースをみて悲しいとおもったのは母親である66歳の彼女の9年間の治療の苦労を思うとどうしてほかのことで幸せをみつけられなかったのかなとせつなくなりました。
子供の出産でしあわせをみつけたと彼女は発言していました。
私の好きな詩人、あいだみつをさんのことばに�しあわせはいつもじぶんのこころがきめる”というのがあります。
自分で産むことにこだわり、分身じゃなきゃあ愛せなかった彼女のかたくなさ、彼女は出産したからよかったもののもしできなかったら彼女の9年間の悲しみはとても深いと思うのです。高度な不妊治療が発展するのは不妊に苦しむかたにとっては朗報なのでしょうか。私にはみえないトンネルが長くなったように思えるのです。
私の住むアメリカで老人ホームで働いたときいろんな素敵なおばあちゃんにお会いしました。たくさんの孫に囲まれて幸せそうな人、何の問題もないのに老いを恐れて愚痴る人、さすがアメリカ90歳くらいのおばあちゃんでも一生独身を通して自由人でいる人、いろいろお会いしておもったことですが素敵なおばあちゃんは自分の生きてきた人生に折り合いをつけているということでした。
子供を産まなかったから不幸せとか、結婚もせずひとりぼっちで老後をおくることになっても自分の選んだ選択を受け入れているということでした。
私は年をとったときに自分の人生これでよかったと折り合いをつけることができるのでしょうか。
それには今、この毎日を幸せに生きていかなくては、と思います。
60歳をすぎてもかたくなに自分で出産することにこだわった彼女の人生を切なく思えて同じ女性として悲しくなりました。
たんぽぽさんのおっしゃるようにそれだけの経済力、精神力があったら養子でもフォスターファミリーでもまたはほかにもできたことはなかったのでしょうか。
私の意見でいやな思いをしたかたがいらしたらごめんなさい。
 





   >>> ロゼオさんの意見に共鳴 Elina   -- 2005/01/24..
 
前出の「どこかで折り合いをつけなければ」って文章には自分のものさしをヒトに宛がうニュアンスを感じます。この女性にとっての折り合いは67歳で子供を産む事だったのではないでしょうか?

子供が大きくなった時に親がいない可能性が大きいから可哀相・・・?それって未婚の出産にも言える、最初から父親がいないなんて可哀相・・・に繋がる発想なのでは?私自身は小さい頃に父が癌で亡くなっていて商才に猛た母の元、財力、母の愛情には恵まれ片親で育ちました。父がいてくれたらと切実に思う事は過去多々ありましたが、願っても叶わぬ事。自分の運命だと受け止めるしかありません。今回産まれた赤ちゃんもそう自分の運命を受け入れられるのでは?

大学教授のその女性、67歳での出産にあたり、その子が困らない十分な財産を蓄えてるかも知れないし、兄弟や甥姪のサポートが受けれる状況を整えてるのかも知れない。他人の子の将来を云々論じるのは余計なお世話な気がします。

ロゼオさん同様、私も幾つになっても人生を諦めなかった67歳のこの女性に強い感銘を抱いています。そんな歳になって・・・とこのサイトで言うヒトがいるのならその意見の方に疑問を抱いてしまう。私達も40過ぎて子作りなんてと一般で思われているかも知れないのですから。ただヒトより遅く妊娠、出産しただけ。

彼女の言った「世にやっと命を残せた。大役を果たせた、感無量です」これって老若関わらず母親になった女性が感じる女性しか体験できない感動なのではないでしょうか?それを67歳のこの女性が切望し、体験し、感動をかみ締めているのなら、現実へと導いた医学の進化共々、素晴らしい事だと私は喜んでいます。
 





   >>> 不妊治療…? pon   -- 2005/01/24..
 
今回は私も一言言いたくて初めて書き込みさせてもらいました。私自身不妊治療のすえ、現在妊娠6ヶ月です。

この話題に関しては、私も違和感を持つ一人です。もちろん、人それぞれ価値観が違って当然なので、正解も不正解もないと言うことを前提に言わせてください。

私が違和感を感じる部分は、あの女性が行ったことが、果たして「不妊治療」なのか?というところです。私は、不妊治療の経験者ですが、基本的にはくらすぷさんと同じ考え方です。第三者から精子・卵子・子宮の提供を受けての妊娠・出産は、「不妊治療」とは異質な感じがするのです。確かに、「生殖医療」という大きな枠の中では同じですが、いわゆる「不妊治療」とは一線を画すべきだと考えます。

この話題が、ニュースやワイドショーで取り上げられれた時に「不妊治療の末に…」という説明がされていました。そのことがクローズアップされればされるほど、「不妊治療」の印象が実際とは大きくかけ離れていくように感じました。今でも、無知や誤解から来る偏見が多くあります。報道する側も「人工授精」と「体外受精」を混同しているくらいですから…。

もちろん、世の中には、色んな考え方や立場の人がいます。何が何でも子供が欲しいと願う人がいて、それを叶える技術があり、さらにそれが犯罪にならない以上、非難したり中傷したりする権利は私にはありません。
そしてまた、誕生した赤ちゃんが幸せになるよう願っています。
 





   >>> 考えさせられますね あきみ   -- 2005/01/23..
 
確かに医療技術のアピールとして多かれ少なかれ利用されている感はありますね。
第一印象は「子供が不憫だ」でしたが、時間が経つにつれ、自然だと生まれなかったはずの、代理母からうまれた子供や、体外受精での子供、卵子提供・精子提供での実親を知らない子供、高齢出産の子供、貧乏子沢山の家庭の子供、障害があるとわかっていて生まれてきた子供、etc. その子達がみんな不憫であると言われているような錯覚を覚えました。
ある意味、親の様々な事情(我侭)で人工的に昔ではありえない出産を経て生まれ来る子供たちが増えてます。また多様化する時代の中で高齢出産も珍しくなくなってきています。子供が大きくなった時どう感じて受け止めてくれるのか心配ですが、「望まれて生まれた子」であるということは何事にも代えがたい縁(よすが)となり子供自身が生まれてきて良かったと思ってくれると信じたいですね。
短い親子関係でも愛情豊かな時間を共有できれば、そのお子さんは幸せだと感じると思います。
 





   >>> 生殖期間 あんよん   -- 2005/01/23..
 
私も久し振りの投稿です。
なんか釈然としないものを感じていたのですが、くらすぶさんと青い空さんの意見を読んで、この気持ちに近いなあと思いました。
40代の出産となにが違うのかという意見もありますが、私個人の意見としては大きな違いがあると思っています。人間の生殖期間ってたぶん生理が始まってから、閉経を迎えるまで可能性がある訳で、
すよね。現に私も43歳で出産しましたし、私の祖母も42歳で最後
の出産しています。
この事実は人間の遺伝子に、子育てできる
最後のラインとして組み込まれているような気がしてならない
のです。ただ今は医学が進んで人間の寿命事態が人間によって
伸びている事実はありますが。

>どこかで折り合いをつけなければいずれ別のところで破綻を生み 出します。

くらすぶさんのこの意見に思わず頷いています。
 





   >>> 愛の結晶 fumi5780   -- 2005/01/22..
 
生まれてきた赤ちゃんが 『二人の愛の結晶』 と言われていたのは遠い昔のこと・・・?!
この言葉に 新鮮さを感じます。
 





   >>> 違和感etc、という言葉に対して わんこ   -- 2005/01/22..
 
また出てきてしまいました。

これまでずっと皆さんのレスを読んでいて、
違和感とか、倫理観とか、という言葉が沢山出てきますね。
私も違和感を感じる、ひとりです。
でもそれらの言葉のもつ意味も、人それぞれ、人により違うようですね。

この66歳の出産を朗報として受け止めてらっしゃる方がたの反論意見に出てくる、違和感、倫理観、etcという言葉は専ら、”精子・卵子提供だから””未婚である””高齢であるゆえの母親の外見”などの”違和感”という意見に対しての反論に集中しているのではないでしょうか?
つまり意見は母親の行為、母親の姿、年齢、その他に集中しているように思えるのです。

私個人としては、精子・卵子提供だとか、そういったことに対して違和感を感じることはありません。
不妊治療技術が進み、どんどん妊娠への希望がつながれてゆく、それは科学の発達でしょう。古来より科学の発達を受け入れていく時、それは同時に人間の精神性の発達も伴って来ました。
どんどん不可能にチャレンジしてゆきながら道を切り開いて来た。

それでも私はこの赤ちゃんを不憫に思います。
科学は発達しました。人間の考え方も進化しています。
でも、寿命は、どうですか?
人の寿命は、誰にもわからない。
この66歳の女性は100歳まで生きるかもしれない。
でもそれは誰にもわからないし、100歳まで生きる、という自信がある!とはっきりと思える人もそうそうはいないのでは・・・。

20歳で成人というけれど(海外では18歳なのかな)その中身は本当に独立した、親も必要としない大人になりきれるでしょうか?
私はまだまだ沢山の悩みを抱えて不安定な、若者だと思います。
金銭、物質の支え、だけではなく、親がいてくれること、という精神的な支えというのはまだまだ必要とする時期だと思うのです。

年齢は関係ない、とか人それぞれの考え方、という意見もあると思います。
でもそれはまだ文字通り”ひとごと”だからなのでは?と思うのです。
私にとっての”違和感や可愛そう”という思いは子供の側にたって考えたときに起こります。
もしその子が自分の子供だったら、どうでしょう?
自分の寿命が80歳と想像すると子供は14歳でこの世にひとりぼっちになるのです。
そのことが不憫なのです。
どの親だって、子供のことは出来るだけ長く見守ってあげていたい、という思いがあるのではないでしょうか?、(子供のいない私なので、想像の範囲をこえることは出来ないのですが)

そしてレスを読んでいて同じような観点から違和感を感じたり、子供をかわいそうに思ったりする、という意見が沢山あると、私は思いました。人間の寿命は、科学の発達をもってしても、なかなか超えられるものではないのが現状だと思います。
 





   >>> ななさんへ 私もHNが なな なんですが・・・ なな   -- 2005/01/22..
 
すいません。

私もハンドルネームが なな です。

実は、ななさんの意見とは全く反対の者でして・・・・・

なので、ななさんの、66歳で出産された女性への「賛成意見」が私の意見だと思われたらちょっと抵抗があるので、この場をお借りして書き込みさせていただきました。

ななさんの方が先にハンドルネームを付けられていたんだとしたら
私が変えますね。

ななを辞めて、誰ともダブらないように バななン にします。
 





   >>> 不妊治療の一つの成功例に変わりはないと。 ロゼオ   -- 2005/01/22..
 
先天的障害のある夫婦が、不妊治療後に健康な子供を
授かる事があります。
他人は「なぜ、治療をうけてまで子供を?」と思っても
夫婦にとっては、大きな喜びであり幸せです。

児童書の作者で、大学でも教えていると言う
今回の66歳の彼女の出産に、トピ主さんは
「66歳まで生きて、自分の子供を産むことにかたくなに
こだわった生き方が、同じ女としてとても切なく。。」と
云われていましたが
私は、幾つになっても人生を諦めなかった彼女の生き方に
強いエネルギーと深い思いを感じました。
それが人並み以上に、苦しみ、切なさに耐えた結果ならば
この出産は、彼女にとって一つの光りと共に訪れた
幸せだったと思います。
その気持ちは
ここで不妊治療をされて、子供を授かった皆さんと
何も変わらないはずです。
ただ子供が欲しいと願う時期が
世間の女性より遅かっただけで、出産と子育てを
彼女のように人生最後の仕事とする選択は
これから益々、増えて来るのではないでしょうか。


 





   >>> なにが違和感を感じさせるのか。 くらすぷ   -- 2005/01/21..
 
ここのサイトはROMばかりで書きこむのは久しぶりです。

ワタシもこの記事には若干の違和感を持った者です。
どういう違和感かというと、皆さんが既に書かれていらっしゃるような年齢的、受精方法、などよりももっと基本的なところで感じました。

この方は閉経された後に妊娠されたのでしょうか?
もし、そうなのであればまさしく私の違和感はそれです。

もちろん年齢的にかなりなお年の方でも世の中には自然妊娠して出産されるケースもあります。

このような意見は不妊治療されてる方には申し訳無いのですが、すこしキツイ意見です。

ちなみに私個人の考えでは不妊治療というのは、あくまでも本人の妊娠・出産能力をすこし手助けするという範囲なら理解できます。
つまり、第三者を介入せず精子・卵子は配偶者同士のもので子宮体は卵子の持ち主であること。
(賛否両論あろうとは思いますが、私自身はこのように捕らえています)

本来、病的な原因でなければ閉経というのは生物学的に妊娠・出産は終焉を迎える段階としての必然的事象だと思うのです。
子育てする上で肉体が耐えうる体力、ホルモンバランス、そして卵子の質など。

こうした自然の摂理を無視して医療技術的に可能であったとしてもそれは単なるサンプルとしての存在としか思えません。
(もっとナマナマしい言い方をすれば、医療技術のアピールとして利用された)

人として、お金さえ出せばなんでも叶えられると思う事はどうなんだろうと思います。
手を出してはならない領域というのはあると思います。

クローンも同様の問題だと思います。
話しがそれますが、死んだペットのクローンを誕生させそれを実際にアメリカでは商売してる企業があるというニュースを見て、慄然としました。
遅かれ早かれ人間にも行われるでしょうね(闇社会では特に)

こうした生命を扱った問題は、おのおのの哲学や考え方という漠然とした領域に入ってしまうので、決定的にそれはいけない事だと言えない弱さがあります。

しかし、畏れと言うものを忘れないようにしなければいつかきっと人間はそのしっぺ返しを食らうと思います。

身体に起きる現象の全ては無意味にあることではありませんから。
あきらめきれない、という気持ちはどんな場合でも誰にでもありますが、どこかで折り合いをつけなければいずれ別のところで破綻を生み出します。

願わくば、この66歳の女性が心よりお子さんを愛せる人でありますように。

そしてこれらの拙文により感情を害した方がいらっしゃるとしたら謝罪いたします。

 





   >>> 倫理観とは 青い空   -- 2005/01/21..
 
私たちはすごい時代に生きているのだと思います.
科学技術の進歩が人間の倫理観を凌駕している時代に.
66歳の女性が子供を産むことに違和感を感じるのは,それが今までの世界では不可能であり,ありえないことだったからだと思います.
でも科学技術の進歩により不可能が可能になる世界が現実になっています.何が正しく,何が正しくないかを客観的に測るものさしはもはや万人に共通するものはないのだと思います.
66歳の出産は,倫理的に問題ありと思えますが,それを問題ないとするものさしを持った人も同時にいることは否定できません.
そこでは,「あなたはそう思うかもしれないが,私はこう思う」ということしか言えないのではないでしょうか.
この極端な高齢出産の例だけでなく,倫理観の多様化は代理母や出生前診断でも同様だと思います.
つくづく難しい時代に生きていると実感します.
 





   >>> 将来・・・ fumi5780   -- 2005/01/21..
 
生殖医療の技術もずいぶん発達しました。
30年ほど前に世界中の話題になった『試験管ベビー』ルイーズちゃんでしたっけ。今では不妊治療の初期の段階ですよね。
まだまだこれからもこの技術はすすんでいくでしょう。

でもいくら技術が進んでも 人間の手が踏み込んではいけない世界があるのではないでしょうか?
クローン技術はもちろんですが、この66歳の彼女に関しても(この方の場合は技術よりも倫理・考え方ですが)釈然としないものがありました。

さぬきうどんさんのご意見、ごもっともだと思います。(「提供卵子・精子の子どもたちはみんなだ」というご意見がかえってきそうですが・・・。)

長年不妊治療をされてきたご夫婦(たとえ66歳でも)の出産であれば、提供卵子・精子の子どもであっても世間の反応は また違ったものになったのではないでしょうか?

この赤ちゃん、お母さんにたくさんの愛情をもらって育っていくことでしょうが、将来 苦しむことのないことを願っています。
 





   >>> 望まれて生まれてきた子です。 なな   -- 2005/01/21..
 
高齢、独身という二点が物議をかもしているのでしょうか?
ミウミウさんも書いていらっしゃいますが(名前を出してごめんなさい)どこからが変でどこまでならいいという線引きは難かしいと思います。

これが男性だったら、そんなにニュースにもならないですよね。芸能界などでは時々あるし、そんな場合はたいてい「天晴れ!」という祝福ムードで報道されていますよね。
お母さんだけ若ければ問題ないんですかね?

若いお母さんだからって、永遠に生きているわけではないです。
自分の命を引き換えにしてでもと思い出産する女性もいます。
いろんな家族のあり方があると思います。
あのお母さんに生まれたから赤ちゃんが可哀相なんて、失礼な決め付けです。

あなたのお子さんが「ブサイクなママの子供に生まれて可哀相」なんて言われたらどう思いますか?
「え?私ブサイクじゃないわ!失礼ね」と思うなら、それでいいですよね。お子さんもあなたが好きなら親子とも幸せだと思います。

内戦状態の地で誕生する子もいます。過酷な環境の中で産まれる子もいます。
誰の子供に生まれたから可哀相とか、どういう人は産むべきじゃないとか、誰が決められるというのでしょう。

子供にとって一番大事なことは、望まれて生まれたかどうかではないでしょうか?
あの赤ちゃんは紛れもなく待ち望まれて生まれてきた子です。


 





   >>> かわいそうとは思いません kurumi   -- 2005/01/21..
 
66歳で出産。確かに違和感を覚えます。私は35歳ですが母の年齢よりも年とってる方が出産って・・・子育て大丈夫かしらと
心配にはなります。
でも、私は生まれてきた子供がかわいそうとは思いません。
もちろん他の子供の母親よりもだいぶ歳をとっていて
苦労することは多々あるでしょう。でもその子が不幸か幸せか
はその子にしか分からないことです。

私は35歳で出産しました。20代の若いお母さんからしたら
「年とってるお母さんだなぁ。。。子供かわいそう」と
思われてるかもしれません。
でも他人にそんな事言われたくないです。
いったいいくつまでの母親だったら子供は「かわいそう」
「不憫」じゃないんでしょうか?

私はその子の幸せを願います。
 





   >>> やっぱり、人生いろいろ。 まいうえー   -- 2005/01/21..
 
このニュースに、少し驚きながらも
「頑張りましたね〜」っと言ってあげたいような。。
そんな気持ちにもなりました。

医療の進歩により、体外受精等を受け
赤ちゃんを授かった夫婦は、国内でも多くなりました。
人には、それぞれの事情もありますから
母親の年齢だけを聞いて
産まれたばかりの赤ちゃんの将来を決めつけることも
語ることも、できないような気がします。

少子化や幼児虐待が深刻な問題となっている国内において
不妊治療の緩和と同時に、年齢とは関係なく
人の母親になると言う、その覚悟の重要性を政府レベルで
検討して欲しいと思います。(少し、話しがそれましたが。。)
実子を授かった者だけが、子供を幸福に成長させるとは限らず
現実を観れば、様々な母親が居て出来事があります。
もう私達は、何があっても。。起きても可笑しくない時代を
生きているのだと、改めて感じています。
 





   >>> 想像しかできないけど つれづれ   -- 2005/01/20..
 
きっと資産家で、お金の心配なんかはないんだろうな。信頼できる後見人のあてがあるんだろうか。とんでもなく長寿の家系で、もしかすると精子提供者は若い恋人?どうしても自分で生みたい事情があるんだろうか。たとえばなにかのトラウマとか、親の遺言とか。

なんて、少ない情報から色々想像はしてみますが、どう考えても身近に感じられる事例ではありませんね。

でも、どなたかもいっていましたが、人は人、皆それぞれ。結果的に、ひとり死亡、もう一人は未熟児という結果になったとはいえ、それなりに勝算があったから臨んだ出産だったんでしょう。生き残った女の子が幸せになれるかどうかは、神のみぞ知るですが、若いカップルのもとに望まれずに生まれた子供より、幸せになれる確率は高いかもしれない。

お腹の大きい66歳の映像を私も見ましたが、別段見苦しいとも思いませんでした。確かに我も強いだろうけど、意思も強い人なんだろう。責任感と希望で、きっとますます元気になるんだろうな。いや、なってもらわねば。90ぐらい、きっといけるさ。

一般庶民の感覚で言えば、人類が月面に到達した(古すぎっ)、という話と同じ意味で、朗報と捉えてもいいような気がします。もちろん、だれもが月に行けるわけでもないし、行きたいと思うわけでもないでしょうが。(もう一度言いますが例が古っ!)

不真面目な発言に見えてしまったらごめんなさい。私はただ、そんなに深刻に捉える必要はないような気がしただけです。クローンなんかの話とは次元が違うような気がします。
 





   >>> 『不妊治療への警鐘?』 ミウミウ   -- 2005/01/20..
 
 この方が66歳だ、と聞くから「変だ!」と皆さん口を揃えて言いますが、では何歳なら変では無いのでしょうか?
 結婚経験も無く卵子も精子も他人の物だから「変だ!」と皆さん口を揃えて言いますが、結婚経験の無い方の妊娠はよくある話ですし、事実ここのお仲間にもシングルマザーはたくさんいらっしゃいますよね。卵子提供や精子提供も良い悪いの議論は別として、そのどちらかならば、不妊治療では今や珍しい事例ではありません。
 どうしても子供が欲しい、でも相手さえもまだいない、そんな相談もここには時々登場しますよね。ズットその思いを持ち続けたまま歳を取っていって、何歳までなら「変」では無いのでしょうか?
 40歳台ならまだ自然妊娠の可能性があるから「変」では無い?そうでしょうか?40歳台でもいえ30歳台でも妊娠出来ずに不妊治療している人達が現に大勢いるではありませんか。
 「66歳で出産!」と極端な例なので「変だ!」と皆さん口を揃えて言いますが、若い頃にはウンと年寄りに見えた40歳台も、自分がなってみると別に20歳台の時と何も変わっている気は自分ではしないものです。多分60歳台になっても同じでしょう。
 「66歳で出産」「結婚経験ナシ」「卵子提供」「精子提供」と全てがそろった例なので「変だ!」と皆さん口をそろえて言いますが、不妊治療を経験している者から見れば、その一つ一つは人事とは思えないハズです。
 「明日は我が身」少なくても不妊治療を少しでも経験した方や今後考えている人に「変だ!」という資格はないと思いますよ。
 それより「不妊治療」そのものが50歩100歩で「変」な事をしている訳ですから『警鐘』として受け止めるべきかも知れませんね。
 20歳代の人達から見ればね私達が66歳の妊娠に「変だ!」と思うのと同レヴェルで私達40歳台の妊娠を「変だ!」と思っているのでしょうから。
 
 





   >>> 皆さんご意見ありがとうございました。 sachi   -- 2005/01/20..
 
66歳のこの方におめでとう!!と喜んで祝福する気持ちになれないのは私だけじゃあなかったのですね。
私ちょっと意地悪なのかな、と思ったので皆さんの意見もうかがってみました。あさみさんのおっしゃるように人は人ですし賛否両論を話すことではないのかもしれませんし答えは誰にもわからないと思います。倫理的に考えて彼女を否定するというよりも人間が66歳まで生きて自分の子供を産むことにかたくなにこだわった生き方が同じ女としてとてもせつなく思ってしまえたんです。
不妊で苦しむ女性たちに朗報というより悲しいニュースとしてしか私にはとらえられませんでした。私の住むアメリカでシニアセンターでボランテイアをした際にいろんなおばあさんたちにお会いしました。たくさんの孫に囲まれて幸せそうな人、何の問題もないのに老いることに恐れと愚痴をいだく人、さすが先進国、80歳、90歳でも一度も結婚せず自由人として一生を生きた人、いろいろ素敵なおばあさんたちにであって思ったのですが素敵なおばあちゃんたちは自分の人生におりあいをつけているなあということでした。
私の好きなあいだみつをさんの詩に“しあわせはいつもじぶんのこころがきめる”という詩があります。
66歳の彼女は娘さんを出産したことで幸せをみつけられたといいました。66歳までに子供を産む選択をする前に彼女がほかにできることで幸福をみつけられなかったことが残念です。
ゲイマリッジなど繊細な問題を肯定も否定もあるアメリカなのでニュースではあまり否定的にはあつかわれずギネス記録みたいな扱いでしたがそのかげにある彼女の治療の苦しみ、人生のせつなさをどうしても感じられずにいられません。
お嬢さんはどんなかたちで生まれてもすばらしい命、人生はすばらしいと思えたら彼女の選択も悪くはないのかもしれません。
私の意見で気分を害した人がいらしたらごめんなさい。
これから私も老いていく中できちんと自分の人生におりあいをつけて生きていけるかしら、とふと思いますがそれには今日のこの日を幸せに自分の生活をしていくしかないなーとおもいます。

 





   >>> こわいですー tonchan   -- 2005/01/20..
 
一瞬、すごーい!と思う反面確かに怖くなりました。いろんな意味で。
私は現在41歳ですが、今から産むのってエゴだろうか..
子供がかわいそうかも..と、日々悶々としています。
私自身、母が35の時に生まれ(今考えるととっても若いんですが
その頃の私は、歳をとった母親で何かと嫌だった..お母さん
ゴメン!でも、昔の35はおばさんだったもーん)
やっぱりよその若いお母さんが羨ましかっただけに、悩んでしまうのです。

あと数年したら、嫌でもあきらめれる...あきらめないと
仕方ない時期がきて、後は違う価値観を大事にして生きていくことに
なる..せざるを得ないと思っていたのですが、
今回のことで、「人間っていくつになっても諦めきれないんだ..」
と、ある意味ショックを受けました。
私も、いくつになってもそう思うのかな..と思うとさびしいです。


 





   >>> 怖いと感じました k   -- 2005/01/20..
 
私も主人もテレビを見ていて
「ここまで来るとそのうち男も子供産めそうだな〜」
なんて言って笑ってましたが
先日のクローン赤ちゃんが生まれた事も含めて怖いと感じました。
誰がみてもお婆ちゃんなのに、、、

 





   >>> 人生の時期 たんぽぽ   -- 2005/01/20..
 
sachiさん、こんにちは。

 私も、66歳で子どもを産むことには賛成できません。66歳という年齢は、もはや死の準備をするべき年齢であると、私は思います。人生には、やはりその時々の課題というものがあると思うのです。

 そういう意味では、40代で子どもが欲しいと願うことも不自然なのかもしれませんが、まだ排卵もしていますし、自然妊娠も可能です。寿命も延びていますので、子どもが成人するまで育てることも常識的に可能です。

 しかし、66歳にもなると、そうはいきません。親を見ていても、もう世話をされる年代に入っているのであり、今から子どもを育てるには無理があります。実の父も母も知らず、実の父母に望まれず、自分を「産む」こどだけを望んだおばあさんが一人いるだけの環境で、子どもが育つことが望ましいことだとは思えません。

 ニュースを見ていませんので、その女性の姿や様子は分りませんが、66歳で地位も財産もあるのなら、できることはいくらでもあるはずです。既に生まれている、援助を必要とする子どもたちに手を差し伸べることができるはずです。役にたつことはいくらでもできるはずです。どうして、自分で「産む」ことにこだわったのか、理解できません。子どものことを考えたら、できないことだと思います。

 欲望が満たされなければ苦しいのは分ります。しかし、全ての欲望が満たされればいいとも思いません。反感をかうかもしれませんが、40代の私たちが妊娠しにくいのも当然のことだと思います。私は、不妊治療をすれば100パーセント妊娠できるようになればよいとは思いません。それほどまでに技術が進めば、人間の心は破壊されてしまうように思います。全ての欲望が満たされれば幸せになれるとは、思いません。
 代理母が認められるようになって、若い頃に採卵して凍結さえしておけば、好ましい遺伝子をもった精子を選択し、若い女性の肉体を利用して、いつでも自分の子どもがもてるようになる、そんなことを想像するだけで恐ろしい。

 自分の欲望を満たすことだけに懸命になることには賛成できません。そこに生じる義務や責任に耐えうるかどうか、常識的に検討する必要があるのではないでしょうか。
 





   >>> 子供の立場から。 さぬきうどん   -- 2005/01/20..
 
 こんにちは、さぬきうどんです。<高齢で子供を産む>なかなか子供が授からない夫婦にとって吉報なんでしょうか。ただ、区別しなくてはならないのは、卵子も精子も提供されたものということですよね。

私自身、母が早くに離婚してしまったため、父親の顔を知りません。写真すらないのです。これって悲しい事ですよ〜。自分のルーツを知らないんだもん。

何歳で子供を産むのもいいけど、せめて母親はこんな人で、父親はこんな感じという情報を子供に教えて上げないと、気の毒ですよ。
でも、提供者のプライバシーの尊重とかで不可能なんでしょうね。
生れてきた赤ちゃんの気持ちを考えると複雑、、、。

 





   >>> わからないですね〜 もなか   -- 2005/01/20..
 
とってもおめでたいと思っていましたが、私自身もネットニュースの記事を読んでてあれ?と思いました。
確かに長い不妊治療の末とありますが、長いといってもどのくらい続けてたのでしょう?
始めたのが40〜50代ならかなり長いなとなりますけれど。
諦める事ができない事情でもあるのでしょうか?
これから子育てしていく上でも一人ではなくて、誰かの手助けが必要になっていくとは思いますが。
本人も児童書?幼児書?だったか忘れてしまいましたが、書いている方だそうですが、経験無くても書けることだとは思いますが、なんだか説得力ないような‥。

66歳でどうしても自分の子供が欲しいという欲望は、エゴなのか、遅過ぎた希望だけに過ぎないのか。
なんだかわかりません。
以前TVで見たのですが、海外のドキュメンタリーで、自分の子供が欲しくて、精子バンクを利用して出産した人、代理母に産んでもらおうとしてる人、クローン技術で産もうと情報を集めている人、などなど状況は違っても求めてることは同じ。
自分の子が欲しい‥‥でした。
そこまでつき動かすのは生殖本能なのでしょうか?
でもどうしても、自分の分身が欲しい=身勝手さも感じるのです。
 





   >>> 出産がゴールではないから とらえみょん   -- 2005/01/19..
 
出産がゴールではないと思います
この赤ちゃんが母親に、みんなに愛されて、自分は生まれてきたよかったのだと思えるような子育てをして欲しいと思います
67歳だとやはり老化というものはありますし、気持ちだけではどうにもならないこともあります
老化、そして死だけは誰にも訪れるものですから、元気なうちだけでもこの子を大事に、そして責任を持って育ててほしい
自分で選んだ67歳出産という行動を、自分だけではなく子どものために考えて欲しいと思います
1日1日を大切にたくさん抱っこしてあげて欲しいと思わずにいられませんでした。
 





   >>> もうひとこと追加です わんこ   -- 2005/01/19..
 
先ほど投稿したものです。

もうひとつ、思うことは、
自分が強く高齢に関わらず妊娠を望んで、万が一妊娠できたとしたら、それは私のエゴのみで一方通行の妊娠なのかしら?と疑問を感じました。
無理やり来させてしまった・・

いえ、そうではなく、いつの場合でも赤ちゃん側からも来たい、という思いがあって、それはいつでも双方の希望の上、なのかしら??とも思ったり・・。赤ちゃんに意思があるとして。

なんだか科学的な発想じゃないのですが
そんな事も思ったりします。

もしそんな非科学的な考え方をすれば66歳の女性の子供も生まれてきてよかった、という事になるのでしょうね。
そうであるといいなあ、と、思います。
 





   >>> 赤ちゃんの人生は・・・ わんこ   -- 2005/01/19..
 
私も高齢で子供を望んでいますし、主人も更に高齢です。
人のことは言えないのかもしれません、あるいは、自分を見るようで恐いのかもしれませんが、私の気持ちを言ってしまえば、子供の先を考えると、子供が不憫です。
人の寿命は推し量れるものではないですが、やはり子供が20歳になるまで元気でいてくれるのでしょうか?
20歳で成人とはいえ、私自身が20代でも沢山迷いや悩みを抱えて不安定でしたので、親がいて支えてくれて幸運でした。
30代だってまだまだ前途多難だったし。
高齢出産が叶うとして、20代や30代よりもずっと自分自身が落ち着いていて、よい事も沢山、あるとして、それでも、子供が早い時期に一人ぼっちになる、ということも想像出来るだけに、実は、時折まだ妊娠したいと願っている自分に罪悪感を感じることがあるのです。

そう考える私にとっても、66歳という年齢はあまりにも限度を超えていると感じます。
その人の強いエゴのみで誕生させられてしまった・・という感じがするのです。

子供は一体どうなるんでしょうか・・。
 





   >>> 同じような考えです ちあき   -- 2005/01/19..
 
他人の卵と他人の精子を受精して66歳の女性の子宮に戻す。
排卵できる年齢はそんなに長くない。
卵の年齢と子宮の年齢は子宮の方がはるかに長いそうです。
だからそんなことも可能なのでしょうね。
66歳にしては子宮は若かったということでしょう。
医者と本人の自己満足みたいに思えました。
66歳で我が子が産めるっていうのとは違う、出産可能ということだと思います。
何かおかしいとは思います。
いいか、悪いかなんて個人的にはあるけど言えません。
何十年かしたら珍しいことではなくなるのかもしれませんね。


 





   >>> 私も違和感を覚えました。 匿名   -- 2005/01/19..
 
マスコミでは 『賛否両論があるようです』と言っていましたが・・・
私は正直、一種の おぞましさ を感じました。 ゾッとしました。

だって、66歳ですよ?!・・・とても考えられません。

里親制度だってあるのに、なぜ66歳の老体にムチ打ってそこまでして出産に拘るのか分かりません。
私も結婚して数年間も妊娠しなかったので不妊の辛さも子供が欲しいという気持ちも分かりますが、66歳になってから子供を産もうなどという考えは微塵たりとも考えないと思います。66歳で子供を産むなんて親のエゴだと思うからです。子供の将来を考えているのだろうかと疑問に思ってしまいます。

しかも彼女自身が独身で、精子も卵子も全く別の人間のもの。
生まれた赤ちゃんが物心付いた時に、その事実を知ったらどう思うでしょうね。

担当の産婦人科の医師は『母子共に健康』と説明している様子をテレビで観ましたけど、赤ちゃんは未熟児で1200g。もしかしたらこの先障害が発見される可能性だって否定できません。親が生きているうちはいいですが、その親が還暦過ぎの66歳なら子供の面倒ウンヌンよりも自分の身の回りのことを自身で出来るかどうかさえ覚束ない状態じゃないですか。

子供が10歳になった時には、母親はすでに痴呆症が始まっているかもしれない。

子供がかわいそうです。

このニュースについて、『賛否』されている方達が私のレスを読んで不愉快に感じるかもしれませんが、これは私自身の素直な、正直に感じた事です。この考えは変えようがありません。
 





   >>> 私もです。 ずっこ   -- 2005/01/19..
 
私も不妊治療の末子供を授かることが出来ました。故に子供が欲しいという気持ち、不妊の辛さは一応経験しているつもりです。
がニュースの彼女の姿を見て痛々しく悲しい気持ちが沸いてきました。
最近いつまでも元気で居て欲しいという願いとは裏腹に老いがひしひしと迫りつつある私の母親と同世代、同容姿、やはり老いた体に子供を身ごもらせるのは度を過ぎている、不自然過ぎる、あの赤ちゃんが道具のように思えて不憫です。
そして地位とか財力はあるようですが、何物でもない彼女のエゴです。自分の欲望のままでここまで神の領域を侵食してはいけません。

 





   >>> へえ〜 黒豆   -- 2005/01/19..
 
 「67歳で出産」というゆーみんさんの投稿しか詳しいことは
全く知らないです。
 最初知ったときは、その歳で出産しても先が長くないし、子育て大変だろうなあ、いくら子どもができてもその年ではごめんだわと思っていたのですが、
 今は、まてよ、97歳まで生きるとすれば子どもが30歳くらいまでは一緒に生きていられるんだよね、みのもんたの「おもいっきりテレビ」を見れば頭も体も元気な90代は結構いるわ、
 経済的に豊かでまさかの場合に子どもの後見人がいたら子育てができるでしょうね、よっぽど子どもが欲しかったのね、うれしいだろうな〜、と肯定的になりました。

 しかし「おもいっきりテレビ」に出てくる健康な高齢者は
昔日本が貧しかった頃の農山村に住み、貧しさ故に工夫された郷土の健康食を食し、孫子に見守られ、自然の中で適度に体を動かしていることが長寿の秘訣になっているんでしょうね。

 67歳の彼女の住生活環境はどうなんでしょうか。
 高度生殖医療を受けられるのだから、都市生活者?
 結婚したことないそうですね。恋人はたくさんいるのかしら。
 (占い師の細木数子さんが恋人は30代から70代まで6人の
恋人がいるそうです)そういうとりまきが彼女を温かく励まして
くれるのかしら。都市生活でも恵まれた財力で健康維持していけるかな。それとも歳とともに認知障害(痴呆)に勝てないかしら。
 それは私の知る由もないことです。
結局、価値観の違い、人は人、自分は自分ってことに行き着くのかしら。
 でもまあ、彼女と私のの共通点は、60代と40代の違いがあっても子どものために長生きしたいってことです。
 そしておっと、私もまぎれもなく都市生活者です。
 





   >>> 私もあまり美しいとは思えません 芽衣   -- 2005/01/19..
 
 sachiさん こんにちわ。
 私もこのニュースが気になっていました。よく知る前は長年授からなかった夫婦の間で卵子提供により妊娠したのだと思い、すごい、めでたい、と思っていました。が、事実はご本人は一度も結婚したことがなく、若い男女の精子と卵子を提供してもらった体外受精での出産だったのですね。血縁関係はないのです。
 66歳ということは、お子さんが20歳のときは生きていられても当然86歳。父親もなく、兄弟もない。そんな状況で子を望むのは子の幸せを願うというよりも、強烈な自己愛、自己中心的なものしか感じられません。だから私もこのニュースは歓迎できませんでした。
 





   >>> 人は人・・・ あさみ   -- 2005/01/19..
 
この66歳の女性も今まで仕事一筋だったのかもしれませんし、またそうではなかったかもしれない・・・
たまたま何かのきっかけで人生観が変わってどうしても自分のお腹を痛めた自分の分身が欲しかったのかもしれない・・・
理屈では説明できない欲望をどうしても成し遂げたかったのかもしれない・・・
どんな人生を生きようが、他人が賛否両論する内容のことではないように思われますが・・・

 





   >>> 違和感を感じました 智子   -- 2005/01/19..
 
私が住んでいる国でも先日このニュースが流れましたが、私も違和感を感じながらニュースを見ていました。
もちろん、66歳という高齢で無事に出産された事実はとても喜ばしいニュースなのですが、この女性の強いエゴが垣間見えて恐怖感さえ感じてしまいました。
もし、これがご夫婦揃って長年の治療の末に待望のお子さんを授かった、というのならまた違った気持ちで受け止められたのかもしれませんが.....

不妊治療の技術が進歩している事は素晴らしい事ですが、自然の流れに逆らってまでする過度な治療には疑問を持ってしまいます。
不妊治療が進歩すればするほど、逆に子供が作れない夫婦を追い詰めてしまう一面もあるのでは、と思うのは私だけでしょうか?