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卵子の提供について Shatzi  -- 2005/03/07 ..
現在43歳です。海外(米国ではないです)に住んでいます。治療はラパロを経て4度の顕微授精にチャレンジし、4度目で妊娠したものの11週で流産しました。ドクターからも年による卵子の老化によって、今後も妊娠・出産に至るまでの確立は非常に低いと言われ、今後も続けるのか、続けるのであればドナーエッグを使うのはどうかと話しがありました。

ドナーエッグを使う事は、全く考えていなかったのですが、かと言って成功する可能性の低い顕微授精を、高いお金を払って続けていく勇気もお金もありません。かと言って、一度でも妊娠してしまうと、子供を抱きたいと言う欲求は以前よりも増しています。

そしてドナーについての説明を受けた所、ここでは2〜4年待ちで38歳以上の人は、自分でドナーを探してもらってると聞きました。ドナーを探すすべも知らず途方に暮れている所、友人より『私で出来るのならドナーになる!』と申し出がありました。驚くと同時に嬉しくて思わず涙が出る程感動しました。

ここの国でのドナーの提供は、ほとんどが知り合いかららしく、よくあることのようですが、仲の良い友達だけに、今後、お互いの家庭にどのような事が生じるのか、全くわかりません。ここで、知り合いの人からの卵子の提供を受けた方とか、いらっしゃいますでしょうか。

また、そうでなくても、卵子を提供してもらう方、提供する方の気持ちや考えなど、忌憚のないご意見をお聞かせ願えればと思っています。よろしくお願いします。


レスありがとうございます。   Shatzi
難しいと思います   ボルドー
現在妊娠7ヶ月   さよこ
ららみさん、ありがとうございます。   Shatzi
難しいですね・・・   ららみ




 

   >>> レスありがとうございます。 Shatzi   -- 2005/03/07..
 
さよこさん、ご自身の体験をお話し頂きありがとうございました。今、妊娠していらっしゃるとの事、本当におめでとうございます。新聞広告で、ドナーを見つけられたのですね。良い人が見つかり、無事に妊娠されて、本当にすばらしいと思います。ここに至るまでには、さよこさんも悩まれた事だと思います。また、そのドナーの方と良い関係を続けていらっしゃるんですね。これは、私の理想です。さよこさんの仰る通り、人の卵子であろうと、自分の体で成長し出産するのですよね。その時点でもう実の母ですよね。お話し頂けて、本当に嬉しかったです。ご無事のご出産をお祈りしております。ありがとうございました。

ボルドーさん、確かに高度生殖医療には様々な問題がありますよね。一般には理解しがたいものがあります。私はこの話しがあってからずっと、『卵子提供』関係の記事をネットで調べていましたが、ほとんど体験談などを読むことが出来ませんでした。それで、『精子提供』によるAID経験者や、そのAIDで生まれた人達の記事をたくさん読みました。本当に読めば読むほど難しい事なんだと改めて思いました。私に卵子を提供してくれる友人は、一人子供がいます。彼女自身、二人目を望んでいて、私に卵子をくれる場合ではない中での申し出に、感謝しています。そうですね、これからもっともっと話し合いをしなければと思っています。もちろん、もし卵子を提供してもらうとなれば、彼女も彼女のご主人と共に、カウンセルを数回受けなければなりません。全ての人を巻き込んでしまう事に、安易に『はい、じゃお願いします』とは言えない内容に、まだまだ考える日々が続いていますが、ご意見をお聞かせ頂けて、とても嬉しかったです。ありがとうございました。
 





   >>> 難しいと思います ボルドー   -- 2005/03/06..
 
私個人の考えですが、知人から卵子を提供してもらうことは難しい問題をはらんでいると思います。

ドイツ在住です。
私が時々見る昼間のテレビ番組で、家庭裁判所の裁判の実録ものがあります。
たぶん実際にあった判例を俳優さんたちが演じているんだと思います。
それを見ると、親子関係の複雑さが伺えます。
不妊問題がらみでは、娘が子宮に問題があって実母が他国へわたって代理母をし、娘夫婦の実子として届けたが、自分の胎を痛めた「孫」を娘夫婦が海外に連れて行ってしまうのを阻止したいというのがありました。
ドイツの法律では「産んだ人」が母となるので、母(子を産んだ人、子の遺伝上の祖母)が勝訴しました。
人工授精を妻以外の別の女性に行って、夫婦の実子として届けたケースで、子を取り返したいと「代理母」の起こした訴訟もありました。

知人に卵子を提供していただいて、ご自分が出産するということですので、例としてあげた訴訟とは違いますが、生殖医療の複雑さにともなう問題はあちこちで起こっているようです。
遺伝上の母親が常に近くにいるというのは厳しくはないでしょうか?
ご自分が受け入れることができても、将来その知人が我が子として返して欲しいという気持ちにならないでしょうか。
ドイツや日本では現行法で産んだ女性が母ですから、Satziさんの立場の方の「母」としての権利はゆらぎませんが、そいう波風が立ってしまう可能性があるということです。
そのように一度もめるようだと、子供を含めたすべての関係者が苦しむことになると思います。
 





   >>> 現在妊娠7ヶ月 さよこ   -- 2005/03/06..
 
私の暮らしてる国でも卵子・精子提供の金銭授受は違法です。私には卵子提供に適した年齢の友人はおらず、駄目もとで新聞に広告を載せました。その結果、予想外の多数のレスポンス。聡明な中国人既婚、経産婦の女性に提供をお願いし、数回のカウンセリングを受け体外受精の運びとなり、現在妊娠7ヶ月です。彼女とはその後も連絡をとっています。出産後に日本から家族が来れない場合手伝ってくれると申し出てくれています。彼女には二人の子供、ご主人、仕事と忙しく充実した生活があるので彼女との出産後の接触も全く気にはなりません。実は彼女の前に中国人で24歳法学部学生、未婚、堕胎歴ありの女性ともカウンセリングまで受けましたが、カウンセラーは子供がいない女性は今後なんらかの理由で彼女に子供が出来にくくなった場合に彼女の卵子で出来た私達の子供に執着する恐れがあると示唆しました。知人からの卵子提供に少なからぬ懸念がおありのようですが、Shatziさんのお友達の環境や性質にもよりますよね。よくカウンセラーとご相談なさっては如何でしょうか?

着床前は本当にこれで良かったのか?と不安だった「他人の卵子で受精した卵」も悪阻を経験し、いざ自分のお腹が脹らみ始め、胎動を感じるようになると自分の血と骨を分けた我が子。なんの躊躇いも一点の曇りもなく愛しい私の子です。
 





   >>> ららみさん、ありがとうございます。 Shatzi   -- 2005/03/05..
 
ららみさん、レスをありがとうございました。トピックの内容が難しいし、誰にでも経験のあるものではないので、レスは無いかも・・・とあきらめていました。でも、ららみさんのレスを見つけて、とても嬉しかったです。

ららみさんが仰る通り、これは私たち夫婦だけの問題ではなく、彼女と彼女の旦那さんをも巻き込む事です。生まれてくればきっと、彼女自身も、一生思い入れのある子供になるでしょう。こんなに大きな影響のある事をしようとしているのは、もしかしたら罪なことなのかもと、思い始めてもいます。正直、夢のような『卵子提供』と言う事が、友達の申し出により現実的な展開になり、悩み考え、怖気づいていると言う状況です。

彼女は、『私の遺伝子を持ってると言うだけで、もし無事に妊娠に至ったら、Shatziがつわりを経験し、胎動を経験し、陣痛を経験し、Shatziの体から栄養を受けて成長し、Shatziの母乳を飲んで大きくなるのだから、Shatziがれっきとしたお母さんだからね。』と言ってくれています。本当にありがたいです。

家族には、きっとこの『卵子提供』の事は打ち明けないと思います。これは、彼女も同じです。両親の年代の人には、きっと理解できないと思います。もしかしたら、反対されるかもしれません。

両親にも話せない事を進めようとしている事にも、罪悪感がありますし、今後、お互いがどのような心の動きになるのかも想像出来ません。本当に起きている間はずっと考えています。

この難しい内容の事を『私だったら』と自分に置き換えて考えを述べて頂けたこと、本当に嬉しかったです。ららみさん、ありがとうございました。もっともっと4人(私たちと彼女夫婦)で話し合って、皆が納得いく回答が導き出せたらと思っています。

もしも決断し、卵子を提供してもらい、無事に妊娠できたら、またこちらで報告したいと思っています。ららみさん、本当にありがとうございました。感謝しています。
 





   >>> 難しいですね・・・ ららみ   -- 2005/03/05..
 
こんにちは。
お友達からドナーの申し出があったとは感動ですね。

これは私の想像でしかないので、なんの参考にもならないかもしれませんが、私がShatziさんだとしたらどうするか考えてみました。友人と自分たちとの今後の関係。生まれてくる子と友人との関係。提供することを友人の家族はどう思っているのか?考えることは山ほどありますが、もし友人がなんの曇りも無い気持ちで提供してくれるのなら私だったら受けるかもしれません。
ただDNA上の母はその友人になるわけで、その友人に生まれてきた子を抱っこしてもらった時などもしかすると複雑な感情が生まれるかもしれないです。いろんな事を想定した上で、それでも友人に提供してもらいたいと思うならそれもいいと思います。ご主人と友人と友人のご家族でよく話し合われるのが一番だと思います。
みんなが幸せになれる方法があるといいですね。
応援しています。