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羊水検査 明里  -- 2002/08/27 ..
以前、何回かこのコーナーに書かせていただいた明里です。
先々週、羊水検査を受けてきました。
幸い、検査自体は、問題なく終わりました。
先週の火曜日にインサイト検査の結果がでて、主要な染色体異常
(21,18,13トリソミー、および性染色体異常)は問題なしとの
解答をいただきました。しかし、あと珍しい染色体異常や、モザイクなどの場合、この検査では発見できないので、現在、通常の羊水検査の結果待ちです。
今回は双子と言うこともあって、かなりいろいろ悩みました。
検査そのもののリスクも高くなるし(結局、お腹に4回針をさされました)、どちらかいっぽうに異常があったばあいどのようにするか、いまだ結論がでていない問題があります。
実際の養護施設の先生方にもお話をお聞きしました。
現実はシビアです。

治療の是非についてはそれぞれ個々の夫婦の考え方があるので
論じるつもりはありません。
しかし、今回の検査に関して感じたことは、結局医者も看護婦も
障害児や検査等についてあまりに無知だということです。
極端な話、羊水検査で赤ちゃんに針が刺さった場合、それは避けられない事故なのか、あるいは医者の技術不足なのか??
危険、危険と言わないで、何がどう危険なのか、説明がほしかったです。そしてその事故を防ぐために、最善のことをやっているのか
どうか?そして障害等が見つかった場合、私の市では何がどうできて、補助や援助はどうなっているのか・・・
インターネットという情報源がなければ、私はパニックに陥っていたでしょう。
患者個人の積極的な情報収集が必要だと痛感しました。
同じ病院の医師ですら、人によって説明内容がちがうんです。

羊水検査をやったことを後悔していません。お腹の子がどうであれ
産まれてから突きつけられるより、わかることはわかっておきたいとの、夫婦の話し合いの結果です。養護施設の先生の話によると
女性より、男性の方が「子供が障害児」という事実が受け入れなれないそうです。だから、わかることがあるならお腹にいるときから十分話し合って心の準備をすることが必要じゃないか、その結果
育てられないと判断したなら、それはそれじゃないかなって考えました。

羊水検査と堕胎は切っても切り離せない関係に現在なっています。
せっかく宿った子供を殺したいとおもう母親はいないでしょう。
もしどんな形で産まれてきても、その子が一生安心して暮らせるような、そんな福祉社会に、早くなればいいなって、願って止みません。


返信ありがとうございます。   えみ
ぐーふぃーさんのおっしゃるとおり   hiro
羊水検査を受けました   ステーシー
素敵な出産になぁれ〜。   ティンカーベル
羊水検査その後2   明里
羊水検査について 1   明里
教えてください!   ティンカーベル
えみさんへ。   くらすぷ
お元気そうで何よりです。   くらすぷ
参考?!   ピノキオ
明里さん、はじめまして。   えみ
ぐーふぃーさん、ありがとう!   aki
そうは思っても。   セイカ
ぐーふぃーさんへ   明里
障害児って   ぐーふぃー




 

   >>> 返信ありがとうございます。 えみ   -- 2002/08/27..
 
くらすぷさん、励ましていただきありがとうございました。
返信を書いたのですが、長すぎて送信できなかったらしく数時間もかけて打ったのになくなってしまい、もう1度書こうと思ったのですがしばらくの間くじけていました。すぐに返信をいただいたのに申し訳ありませんでした。
お一人目からすごく辛く悲しい思いをされたのですね。何人目だから辛くないなんてことは決してありませんが、私自身二人目でしたので、一人目から辛い体験をされたと聞きますとすごく胸が苦しくなります。
でも現在は、双子ちゃんのママでなんでも二倍で大変でしょうけれど、幸せいっぱいですね!

明里さん、結果がでてほっとしていることと思います。
いろいろと情報を教えてもらって本当に助かっています。
また何か新しい情報がありましたら教えていただきたくよろしくお願いします。
私も近い将来ここに妊娠報告が出来る日がくるといいなと思っております。
無事ご出産されることを心から祈っています。頑張ってください。
 





   >>> ぐーふぃーさんのおっしゃるとおり hiro   -- 2002/08/25..
 
私は、現在38歳。2時の母です。二人とも35歳を過ぎてからの子供で、1人目のときは羊水検査のことは知らなかったのですが2人目
の時に産婦人科の先生から受けますか!?ということを聞かれ
話を聞きに大学病院まで行ったのですが結局、1部の障害が分かるだけ(ダウン症)でほかの障害はわからない・・・・・ましては、
羊水のとり方で、それも確かではない・・・・・と言われ・・・
検査をしませんでした。
年齢を重ねるごとにダウン症の子供を生む確立が増えると話の中では言われてたのですが若くして生んだ子供がダウン症だったと言う方もおられますし・・・・一概には言えませんよねぇ・・・・!?
現在、3人目もほしいなぁ・・・・と思ってます。
年齢を気にせず・・・・!!子供は、かわいいですよ!!。生んじゃいましょう!!
 





   >>> 羊水検査を受けました ステーシー   -- 2002/08/20..
 
私も羊水検査を受けた者です。何故受けたかはここでは省きますが、
どのような結果が出ても出産しようと考えていましたが、やはり
結果を聞くまでの1ヶ月間は、不安仕方なく情緒不安定でした。
誰でも自分の子なら可愛いと感じ、世界中を敵にしてもこの子を守ろうと、
思うでしょうが、順当にいけば親が先に死んでしまう。その後障害を持った子が生きていけるかどうか不安になる、ましてちゃんと育てられるのかどうか、自分の子供のことを考えて、よりたくさんの情報を得たいと思うのは当然のこと。

私の場合、ティンカーベルさんのおっしゃる100%を求めているわけではありませんでした。
明里さんもただ子供のことを思い、なるべくたくさんの知識を集めて
いらっしゃるに過ぎないと思います。
医者からの情報では足りない部分が多く、ネットで知る情報が自分にとっていろんな面で参考になり、随分励みになりました。
情報を仕入れすぎて、不安になる方もおられるようですが、私のように沢山聞いて、最後は自分で判断する・選択するタイプには明里さんの投稿も非常に参考になります。ありがとうございました。
 





   >>> 素敵な出産になぁれ〜。 ティンカーベル   -- 2002/08/20..
 
明星さん、すべてにおいて、マニュアル化していますが、いかがなものでしょうか?
何事においても、100%の事は、決してないのです。
感染防止に努めても100%の滅菌はないのです。
このサイトは、高齢で、妊娠に望みたい方や進行形の方のページですが、色々な方が、拝見する事も決して忘れないで下さいね。
明星さんの回りにもたくさんの方々が、今回の出産に協力していてくれる事も忘れないで下さい。
私は、同じ医療者として、作業者になってほしくありません。すべてが、検査や医学的行為だけで、解明できるとは、思っていませんから。
医療行為そのものでも、完璧な事は、ありません。
どこにでも、怠慢な医師もいますが、少なくても、明星さんの回りの医師は、そういう方々とは、ちがうのではないのでしょうか?
 





   >>> 羊水検査その後2 明里   -- 2002/08/19..
 
先ほど羊水検査の結果の報告をいただきました。
問題なしとのことで、ほっとしています。
正直な気持ちです・・・こんな気持ちを抱いていいのかわかりませんが。

このサイトの書き込み全般にも言えることですが、
羊水検査をうける人たちは、なにか罪の意識におびえ、
医者や看護婦にすら理不尽な態度をとられ、それをしょうが
ないようなことと、とらえているような気がしてなりません。
羊水検査による感染の危険はたしかにあります。
ならば、検査を行う医師は、その感染を防ぐために
どのような処置をしているのか。私の専門は細菌感染ですので
適切な処置さえすれば感染のリスクはかなり減らせることは身をもって知っていますし、それをせずにただただ危険だと医師がいうのであれば、それは医師の怠慢です(実際その怠慢な医師は大勢います)

もし、なんらかの理由で「検査を受ける」と決めたならば
そのリスクは「しょうがない」ととるのではなく
そのリスクを減らすためにどうしたらいいのかその努力がお腹の我が子を
少しでも守る手段となると私は考えます。

「受ける」と決断をした人たちの「リスクを減らす参考になれば」
と思い、私の経験を記載しました。

私も医師に 0.3%の流産率との話を聞かされましたがその施設の過去3年間の羊水検査の実績と流産、破水、感染などの有無を直接教えていただきました。
そして破水、感染がどのような場合に起こったかと。
幸い私が受けた施設では過去3年間で、羊水検査が原因による流産はなく、破水、感染も10例ほどで1週間ほどの入院により快癒したとの返答をいただきました。そのうえで、検査に踏み切りました。

最初の投稿にも書きましたが、検査そのものは、科学技術とおなじ
で、良いも悪いもありません。それをどう判断するかが問題です。たとえ治らない遺伝子疾患であっても、産まれて来る子のために最善の設備をえらび両親が知識を得ていることは非常に大切ではないかと思います。医師は絶対的な存在ではありません。特定の病気に関して、とくに自分の子供の病気に関して両親が医師よりも知識が豊富になり、医師の不適切な治療を指摘するのは、良くあることです。また悲しいことに産まない選択をしたとしても「人道的な立場」からその人たちを責めるのは間違いであると思います。それこそ本当に個人個人の問題です。このサイトでも「羊水検査を受けるか受けないか」の書き込みはあっても「羊水検査で遺伝子異常が見つかったので、どうしたらいいでしょうか?」との書き込みはありません。そこにいたっては第3者の入る余地はありません。そのご夫婦の倫理観、宗教観に基づくものです。そして周りの状況、経済的なもの、などなど・・
だれかに悪いとかいいとかではなく、本音で決定せねばならないことです。

 私の本音をもう一つ追加させていただけば、ダウン症に関しては、検査前からあまり心配はしていませんでした。不妊治療で授かったため、初期は一週間ごとに性能の良い超音波診断をうけていました。10週から13週にかけて頚部にむくみがみられなかったこと、同じく鼻骨の形成が確認されたことから95%以上大丈夫と判断していました。これに血液スクリーニング検査をあわせれば98%以上の確定診断になるそうです(イギリスでは最近、血液検査、頚部浮腫、鼻骨の有無によるこの診断は一般的だそうです)。

私が心配だったのは顕微鏡授精のため、性染色体異常の発生です。不妊科の医師は否定していますが、諸外国の論文発表をみるとあきらかに、顕微鏡授精では性染色体異常が増えています。日本での報告が少ないのは、出生後すぐに見つかるケースがすくないこと。また日本での顕微鏡授精の歴史がまだ浅いことが原因ではないかと思うのですが、実際はわかりません。ターナーやクラインフェルター症候群は症例がすくないので医師が気がつかない場合も多いですが、出生後早くみつけて処置をしてあげなければならないことも、起こりますし、それで後遺症をのこさずにすみます。

しかし万が一、生涯介護が必要な遺伝子異常がこの羊水検査で見つかっていたら・・・正直、双子をあきらめていたかもしれませんし、ぎりぎりで留まって産んだかもしれません。無条件に「私は産む!」といえない自分が情けないですし、このような考え方は、現在がんばってハンディキャップ児を育てているご家族の方々に本当にすまなく思います。しかし、私や主人が苦労をするのはいいとして、私が死んだ後、娘の負担を考えると、躊躇します。娘に、可能な限り自由な将来の選択肢を与えてやりたい・・お腹の子供より娘がいまは一番大切です。勝手な親だといわれようが、これが正直な気持ちです。

他の方の書き込みにありましたように、この検査は一部しかわかりません。
日頃の生活を慎み、一回一回の検診でわかることを先生にしつこく聞きまくり出産までがんばりたいと思います。

 





   >>> 羊水検査について 1 明里   -- 2002/08/19..
 
ティンカーベルさん、ピノキオさんの考えもわかるし、
これについては議論しても始まらないので、
「倫理的な側面に対する議論は避けたい」と
書いたのですが、この問題を話し合う限りそれは避けられないようですね

akiさん、その後はいかがですか?クアトロ試験の結果待ちと
お聞きしています。結果が問題のないことを祈ってます。

くらすぷさん、ご意見ありがとうございました。
私が書いた「参考になれば」の一言にひっかかっている人が多いようです。クラスプさんがかかれたような書き方をすればよかったと後悔しております。
この掲示板に書かれる方々が検査そのものについての反対が思った以上に多いので、正直びっくりしています。羊水検査イコール危険または堕胎。そしてダウン症との図式が世間一般の認識としてできあがっているのと、産婦人科医師や助産婦の方々が否定的な考えを提示しているせいなのか、それとも日本の国民性なのか・・・・イギリスやアメリカなどキリスト教国ですら血液検査(クアトロ試験)は80%以上受けていると海外で出産した友人から聞きました。
母親教室、育児雑誌をみても思うことですが、なぜみんな健康に産まれることを大前提としか話さないのか。実際、ハンデキャップ児は産まれ、そして医学の進歩で助かる可能性は年々高くなっています。私は出産したときのことを思い出しても、健常児ですら怒濤のように忙しく、パニック状態でした。まして出産してからハンディキャップが発見された場合、知識集めどころじゃないと考えられます。結局は医者の言うがままになってしまうのではないでしょうか。
たとえどんな子供でも育てる覚悟があったとしても、私はお腹の子がそれなりのハンディキャップのリスクがあるのだったら、検査は決して受ける価値のないものだとは思えません。これはあくまで私の考えです。

えみさん、辛い思いをされたとのこと。
私などには想像もつかない苦労をされたことと思います。
それなのに、私の書き込みを励ましてくださって
ありがとうございました。
私の方こそ、めげそうになる書き込みの中で、大変うれしかったです。
上のお子さまの健やかな成長をお祈りいたします。
そして元気に、新しい命を迎えられることを
心から祈ってます。
 





   >>> 教えてください! ティンカーベル   -- 2002/08/18..
 
明星さんの考えもあるかと思いますが、検査の参考とは、何ですか?
もし、生まれてきて、何か障害があった際は、どうするのですか?参考に聞かせて下さい。
人の命は、商品の品定めと違います。
自分の思い通りにならないのが、子育てです。
参考にとは、障害を持つ親御さんには、どう感じるとお考えですか?
検査は、否定しませんが、発言が、人として思いやる気持ちを忘れていませんか?
子育ては、夫婦だけでは、育ててはいけません。周りとの助け合いの中で育てるものです。
医療従事者の方は、羊水検査の際の感染のリスクから、流産の危険もあると説明している訳で、穿刺の技術が、下手だからではないですよ!
 





   >>> えみさんへ。 くらすぷ   -- 2002/08/17..
 
すみません、明里さんへのレスのフォームなのですが、えみさんへメッセージを書きたく、ココの場所をお借りする事をお許しください>明里さん

>えみさん
多少、詳細は異なりますが、ワタシも本来ですと助からない染色体異常の子が居ました。
14トリソミーという希な症例です。(世界に13例程)
そして、生まれて2ヵ月半たったある朝に、呼吸停止で突然に召されてしまいました。救急隊員が駆けつけたときは、ほぼ絶望的で、
蘇生処置も施したのですが、結局だめでした。
診断は乳幼児突然死症候群(SIDS)でした。
ただ、この子の持って生まれた身体のコトを合わせて考えてみると、ハッキリした原因はわからないものの、もしかすると染色体異常由来の原因があったかもしれませんでした。

小児病院で生前、染色体異常を告げられ、普通の子としての人生は送れない事に戸惑い、前途に用意された苦難の道を見せ付けられ、
ホントにどうしたもんかと、病院の長いすに座り込みアタマを抱えたことがありました。
どうしよう、どうしようとそればかりがアタマの中を駆け巡り、不安のあまり涙さえ流す始末でした。
しかし、あるときに自分が「あたりまえの普通の生活」という枠に囚われすぎていたことに気が付き、それからは大変なりにも前向きにやっていけそうだと思った矢先の逝去でした。

えみさんと同じくもう、一昨年前のはなしです。

現在、我が家には双子がおります。その子たちを身ごもって居た時に羊水検査を受けました。
染色体異常の子供の出産歴がある場合、次の妊娠時に異常の出る確率は普通の妊婦さんより、若干高めになるそうです。
私自身は、子供の異常を前もって知る事で、心の準備および育児の環境を整える事ができると思い受けました。

えみさんも、ワタシもおそらくは召されて行った子供から学び得たことは多くあると思います。
色々な良い条件がそろったうえで、ご自分も不安を払拭できたのでしたら、是非、また新しい命をお迎えしてください。

明里さんのもとにも、元気なお子さん達が生まれることを切に願ってます。
ご精読有難うございました。
 





   >>> お元気そうで何よりです。 くらすぷ   -- 2002/08/17..
 
こんにちわ。お久しぶりです。
一連の羊水検査スレッド(?)では色々とつたない言葉で思ったことを書き、物議をかもしてしまいましたがその後どうしていらっしゃるかと気になっておりました。(特に、双子繋がりというのもあって)とりあえず明里さんはお元気そうで何よりです。

さて、4度穿刺だったのですね。お疲れ様でした…。

■羊水検査はやはり、今の情勢では表立っては積極的には勧められない検査の一つでもあり、いまひとつ閉鎖的な雰囲気であるという風にワタシも感じました。
ドクターごとに違うことを言われるのは、他の病気の場合も同じだと思いますので、もう、それは全ての意見が「有る」という理解のし方をしないといけないかもしれませんね。
技術的な事も色々あるとは思いますが、ドクターからしてみれば、信用して貰わない事には全てが始まらないという思いもあると思うのです。
ただし、インフォームドコンセントは重要ですから、不安なこと、疑問に思うことをトコトン聞く事はむしろいい事だと思います。
実際100%の成功率であったとしても、100%成功します、とはゼッタイ言いませんし、言えません。
それを解ったうえで、ドクターと一緒に検査を進めて行く気持ちでないと、お互いの意思の疎通すら破綻してしまうでしょうね。

■しかし、わたし達受ける側も、ある程度の予備知識を仕入れないとこれからはダメだと思います。
怖いから知りたくないという姿勢は、覚悟の無さを露呈してるようなものだと思います。
子供を妊娠する事、育てる事は覚悟の連続だと、ホントに実感します。

■一般に男親は子供の表情が出てくる頃になってやっと、父親の意識が芽生えだすようですが、これは仕方の無い事でしょう。
ですので、養護施設の先生が生まれる前から、密接に子供のコトについて夫婦で考えることはいい事だと思います。

■明里さんが仰る「羊水検査を受ける人たちへの参考になれば」という意味は、羊水検査を受けず、障害を持った子が我が元に来ても喜んで迎えるという事を宣言していらっしゃる方もいますが、
実際はそんな人たちばかりではなく、その妊婦の性格もあるでしょうが、経済的な事、自分たちを取り巻く人々のコトなどや、受け入れるにしても障害児が生まれる前にしておかなければならない事、準備せねばならない事を考えている人も居るという事を知らせたかったのだと思います。
羊水検査を受けること自体の参考ではないと思います。
明里さん、ワタシなりの解釈をしてしまいましたがもし間違いがあれば訂正してくださるとありがたいです。

■「受け入れる事」に関して、ここのサイトの別スレッドで海さんという方が書いていらっしゃいますが、要約すると障害を授かって自分の中のさまざまな心情の変化や知識を得ていくことで、時間をかけだんだんと受け入れていくのであって、最初からポンと受け入れられるのではないというコトです。

>もしどんな形で産まれてきても、その子が一生安心して暮らせるような、そんな福祉社会に、早くなればいいなって、願って止みません。

まったくもってそのとおりだと思います。
そして、それが現実のものになるのであれば、羊水検査自体もなくなっていくと思います。
障害者の問題は介護問題と共に、わたし達一人一人が意識せねばならない事のうちの一つだと思います。

ともかく、そして羊水検査を受けた方々に一日でも早く穏やかになれる日が来る事を祈っています。

 





   >>> 参考?! ピノキオ   -- 2002/08/16..
 
明星さん、羊水検査が、個人の選択技になるのなら、投稿の自由もあると思います。色々な意見をすり合わせる事も大切だと思います。検査は、否定できませんが、人間、パーフェクトな方は、いません!アレルギーやアトピーなど、なにかしら、あるものです。それは、生まれて来て、初めて分かる事もあります。
誰もが健康を願い産むのです。
私は、現場で働く、ぐーふぃーさんの意見に考える何かがあると思いました。
検査をするのは、個人の事というならば、逆に参考などはないと思います。
 





   >>> 明里さん、はじめまして。 えみ   -- 2002/08/16..
 
今までの投稿をずっと読ませていただきました。羊水検査についてはいろいろな意見がありますが、私自身とても明里さんの意見がありがたく、いろんな情報、意見を聞かせていただき励みになりましたし、安心も沢山いただきました。

私は今35歳です。第一子を29歳で出産し、第二子を31歳で産みました。しかし、第二子は、先天性の重い障害をもって生まれてきました。昔でしたら、生まれてすぐに亡くなってしまっていたのでしょうが、気管に管を通し、一命をとりとめました。その時点では、いずれ元気になれるものだとずっと思っておりました。しかし、退院時に染色体の検査をしたいと医師から言われた時は、どうやって調べるかも分からず、私の赤ちゃんに染色体異常があるって言うの??ととても信じられなく、あまりのショックにその場に倒れたのをおぼえております。
それから検査結果がでる1ヶ月間、本当に本当に辛く悲しい時間でした。結果は問題なしでしたが、当時は調べられない遺伝子だったようです。しかし、昨年晩秋、原因の遺伝子が判明したそうです。その事を知った今、複雑な気持ちにはなりましたが、お腹の中で調べられるのだったら知りたいと思うようになりました。その事を知る前は、羊水検査を受けても、下の子と同じ病気かどうかは生まれるまではわからない、でもせめて染色体異常だけでもしりたい。一部の障害だけでもいい知りたい。
自分がまさかという経験・・・それまでは高齢の人に羊水検査を否定するようなアドバイスをしていました。自分の経験で人に言うことも違うくなってしまう自分も情けないことですが、障害の子供を育てること本当にいろんな面で大変なことです。
下の子は一昨年、亡くなってしまい、本当にその病気であったかどうかもう調べることはできませんが、生まれ持った病気よりも、生後3ヶ月の時に呼吸が止まってしまい、心臓マッサージで一命をとりとめ、脳障害になってしまいました。
「これでもか!これでもか!これでもあなたはこの子を愛せますか?」と言うくらいに辛い事が起こりました。その時は、あまりに突然だったのでどんな姿になっても生きていてほしい!と思いました。そこから私も下の子の為に、いろいろな医療行為を学び障害児の母として頑張りました。しかし、精神的、経済的(1年10ヶ月のNICU入院料など)本当に家庭はめちゃくちゃになりました。

今、上の子は6歳ですが、やっと少しずつ下の子が亡くなった事から立ち直ってきました。かなりの時間がかかりました。上の子にも多少の発達障害があります。私は30代での苦労でしたが、上の子は2歳からの苦労でしたので本当に親としての対応も不充分で、上の子にも下の子にも申し訳なく思っている次第です。

今現在は、もう一度赤ちゃんがほしい!と思いながらもなかなか吹っ切れず、でも諦めないぞ!と日々悩みながら過ごしております。
一人目も二人目も普通の発達をしている子供ではありまでんでしたが、子供は大好きです。上の子と会えた時、人生最高の幸せを感じました!二人目もそうなれると思っていました。もう1度あの幸せの入院生活を経験してみたい・・・
今まではほとんどプラス志向できましたが、もうこれ以上は、受け入れられるか正直自信はありません。

一言!神様!私はこれ以上は、障害を持つ子供の親としてやっていけるかどうかわかりません!宣言をしておきたいと思います。(^^)/

とーっても長くとりとめのない文になってしまいました、すみません!

明里さん!またいろいろ教えて下さいね!明里さんのように堂々と自分の意見を言えるって私はすばらしい!って感じます。またうらやましいです。いろいろ良い事は言い易い、しかし、批判されるような心の奥底のことっていいたい気持ちはあってもなかなか正直に言えないものです。私も実際そうでしたし今でもまだそうです。でもこれからは今までの経験も含め、自分の気持ちに正直にいきたいです。
明里さん、元気な赤ちゃんに会えるといいですね!お祈りしています。
 





   >>> ぐーふぃーさん、ありがとう! aki   -- 2002/08/16..
 
ぐーふぃーさんのメッセージ、とても嬉しかったです!
現場にいらっしゃる方の声と言うのは、とても参考になります。

明里さん、よかったですね!
先日は胎児の浮腫の件でいろいろ参考になる返信を頂き、
とても感謝しています。
ぐーふぃーさんは、別に明里さんのことや検査のことを批判しているのではないと思いますよ。
私もそうです。 明里さんの言うように、人それぞれですよね。
でも、私のように、ぐーふぃーさんのメッセージを読んで、勇気づけられた人もいるのではないでしょうか?
明里さんは、気を悪くされたのかもしれませんが、一部の人の頭から羊水検査を批判する意見は私も読んでいてすごく嫌な気になりましたが、
ぐーふぃーさんのメッセージは「私の場合はこうしたよ」という意見であって、
羊水検査の論理的な問題を討論されているのではないと思いますよ。

私はいまだ決心つかず、マーカーテストの結果待ちです。
また、相談させてくださいね!

 





   >>> そうは思っても。 セイカ   -- 2002/08/16..
 
初めまして。ぐーふぃーさんの意見を読んで、障害を持っていても
育てていけば可愛い我が子になるのは、検査をする母親達は皆、わかっていると思います。自分の子なのだから・・・でも、やっぱり実際に障害を持った子を授かるまでは、誰でも育てていく自信ってないと思います。子供を育てて行く中で、親も育っていくものでしょう?お母さんたちは頑張らなくちゃいけないのです。強くならなくちゃいけないのです。
 





   >>> ぐーふぃーさんへ 明里   -- 2002/08/15..
 
意見、ありがとうございます
ぐーふぃーさんの考え方もわかりますし
そう考える人がいなければ、いけないと思います
しかし、羊水検査やその後の対応については
ほうとうに人さまざまで、家庭の事情によっては
お腹の子供が健康に育つことだけを考えて
子供を楽しみに妊婦の生活を送ることが難しい夫婦もいることを
わかってください。
経済的なこと、年老いた両親の介護のこと・・・
羊水検査でわかるのは一部ですが、知れることは知っておきたい
と、私たち夫婦は考えました。もし、羊水検査のほかにも
検査手段があるのなら、私たち夫婦は受けたでしょう。

ここで、羊水検査の倫理的な側面を論議したくありませんし
それについては解答の出ない答えです。

いろいろな考え方があると思うし、
個々人の夫婦が決断を下すことだからです。
羊水検査を受けようと考える人たちに
参考になればと思い、書き込みました。
できれば検査そのものについての批判は
べつなところで書いていただけないでしょうか
もうしわけありません。
(ぐーふぃーさんを非難しているのではないのです
ごめんなさい。でもほかのサイトでそのことについて
話しても結局解答が出ないことがいやというほど
わかってしまうし、話は平行線に終わってしまうことが
わかったし・・・本当にごめんなさいね)

 





   >>> 障害児って ぐーふぃー   -- 2002/08/14..
 
はじめまして、私は現在37才になったばかりの 4ヶ月の妊婦です。
はじめての出産になり、もちろん高齢出産というものにも引っかかります。そして障害児を対象にした養護学校で教師をしています。
私の羊水検査などしようとも思いましたが、やめました。
ほっとする自分が許せない気もしたのです。

今までたくさんの障害児のお母さんと出会ってきました。そこで、いろいろな経験(おかあさんたちは強くて、頑張っています。)をさせてもらいました。
障害児が負のイメージがあるように思われがちですが、障害を持たない子が簡単にやり遂げてしまうことを、あの子たちはとても一生懸命頑張ってできるようになります。
その時にうれしさを一緒に共有できる、あの気持ちは何物にも代えられないのです。
障害を持ったことで父母の結束が硬くなる家の方が多いように思います。どんな障害を持っていようとも子どもの笑顔に勝てるものはないと思います。
お腹の中にいるときに判断してしまうなんてもったいない。産まれたらどの子どもの笑顔もすてきです。この子の笑顔のために・・・。と考えることができるようになると思いますよ。

羊水検査で分かるのはほんの一部の障害だけです。

検査結果など気にせずに今はお腹の中の赤ちゃんが健康に大きく育ってくれることだけを考えた方が楽しいですよ。
きっと・・・・・・。
私はそうしていきたいと思っています。