妊娠・出産・育児

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障害って   -- 2002/07/17 ..
 高齢出産で、胎児に浮腫など異常が発見されて、悩む方が多いですね。
 私は自分が産まれたときに脳性マヒという障害を負って、43年間障害者をやってきました。
 私自身が2ヶ月の早産で、しかも産まれるまで、双子ということがわかりませんでした。
 出産時なんらかの原因で酸素不足になり、脳神経が一部損傷し脳性マヒとなり、私より30分後に産まれたもうひとりは命が助かりませんでした。
 その後に生まれた健康な弟や妹よりずっと私は両親、祖父母の
愛情をうけて育ちました。
 自分が障害者なので身体障害、知的障害、重複障害、様々な障害者を見てきました。
 自分が43歳で妊娠し、医師から改めて高齢だと染色体異常が
高いと言われると、やはりダウン症だったらどうしようと不安になりました。ただ普通の妊婦さんとちがうのは、
いろいろな障害を知っているので、ダウン症だったら他の障害より
育てやすいという安心感?もありました。
 羊水検査受けますかと医師に聞かれて、夫は
「異常が発見されても治しようがないのだから受ける必要はない」と即座に答えました。私も全く同感です。
 羊水検査でわかるのはダウン症とその他わずかな染色体異常の
障害だけです。
 出産時のトラブルで障害になるかもしれないし、育ってその後
自閉症であることがわかるかもしれません。
 表に出てこない事実ですが、
ダイオキシンその他の化学物質汚染で異常児の発生が非常に高くなっているとの告発、データもあります。
 高齢であろうとなかろうと、これが妊婦をとりまく環境です。
 私も、ダウン症以外にあんな障害、こんな障害だったらどうしようと一時すごく不安にかられました。
 でもそんなことを心配していたら、この子は安心して生まれて
くることができないだろうと思いました。
 たとえ障害があっても、それがどんな障害でも、
お母さんは受け止めるから、安心して生まれおいで、
とにかく生きて産まれてちょうだいって思うようになりました。
 健康で生まれても、大きくなって、不登校、ひきこもり、
あるいは犯罪者になったりしても、
あるいは交通事故、その他の事故、病気で障害になったとしても
おまえの命と人生をお母さんは見守るから
おまえと一緒に苦しむから
どうか生きて産まれてほしいと毎日願っています。
 そしておまえが幸いにも健康で産まれたのなら、
病気や貧困で苦しむ日本だけでなく世界の子ども達のために
なにかしてあげてほしい。
 お母さんは自分の障害とたたかうのが精一杯で、
他の人間のためになることは何一つできなかったから。


強い人たちがいるんだろう・・・   華ちゃん28
目から鱗・・・   くりまろ
環境汚染   ミミ
海さん、ありがとう。   ぴろん。
ほっ。。。   Amiga
賛成 !   かっぱ
海さん、勇気をありがとう   ミューズ
安産、お祈りしています。   沙良
同感です。   Yumi
すばらしいです   まるまる
海さん、初めまして   ロビン
そうですね   kinako




 

   >>> 強い人たちがいるんだろう・・・ 華ちゃん28   -- 2002/07/17..
 
なんて世の中にはこんなこんなにも強い人たちがいるんだろう・・・海さんをはじめ、ぴろんさんの投稿で涙があふれました。うちは運良く二人の娘に恵まれ、にぎやかな?(毎日が戦争にも近い)状態で暮らしております。それが当たり前のようになっちゃって、子供とコミュニケーションがおろそかになっていたことに反省しました。縁あって親子になれたんですもの。もっと楽しまなくっちゃ!!
ですよね。
 





   >>> 目から鱗・・・ くりまろ   -- 2002/07/11..
 
海さん、皆さんこんにちは。
私は35歳で現在15週目の妊婦です。
初めての子供なので何から何までが???だらけで
皆さんのご意見がとても貴重な情報源となっています。
さて、以前ひ弱なママさんのところで
「羊水検査」を受けた方が良いのかどうか、相談した事があります。(明里さん、答えてくれてありがとう)
海さんの投稿を読んで、吹っ切れました。
涙が止まらなかったし、なんて自分は浅はかなんだとはづかしくなりました。

今まで悶々と悩んでいたけれど、羊水検査は受けないと決めました。どんな状況であれ、お腹の中の子供は幸せにするぞという覚悟のような、決意のような気持を持つ事が出来たからです。
ちなみに私の出産予定日は来年の1/1です。
世界中の人々が「おめでとう」という日に生まれいずるこの子は
もうそれだけで幸せな事でしょう。

海さん、勇気を与えてくれてありがとうございます。
そして、すべての妊婦の皆さんに、幸あれと祈念いたします。
私も一緒に頑張らせてくださいね。



 





   >>> 環境汚染 ミミ   -- 2002/07/10..
 
私も43歳、不妊治療を始めたばかりで1回目のIVFが受精せず、今度はICSIを受けます。43年間も環境汚染にさらされて生きているので環境ホルモンの問題もあるかもと思いながら、本当に妊娠できるのかと疑心難儀してましたが、海さんの妊娠を読んでちょっと安心しました。ありがとう!
がんばって治療に臨みたいです。
まだ、妊娠するかどうかわかりませんが、もしもできたなら羊水検査は私もしたくないと思ってます。
今はなるべく毒になるものをさけ、体質を改善するように努力してます。最近はほうれん草、らっきょう、にんにく、トマト、納豆、わかめなどの消費量が増えました。健康に気を使ってるって感じです。それに、ヨーグルト菌をもらってヨーグルトは毎日自家製を食べてます。
元気な赤ちゃんが産まれますように!
がんばって!!!

 





   >>> 海さん、ありがとう。 ぴろん。   -- 2002/07/09..
 
はじめまして、海さん。
投稿を読んで、涙ぐんでしまいました。
私は、1999年に出産しました。
待望の我が子は産まれてすぐ専門病院へ・・。
「重症の心臓の奇形で命が危ない」と。
ショックで目の前が真っ白になる・・。とはこのときの感覚でした。幸い、緊急手術でその時は、命はとりとめました。
その後の検査で子供の染色体異常が発見されました。
「異常」って・・。私の中でぐるぐる回りました。
このかわいい我が子が、「異常」
目の前のかわいい赤ちゃん・・。
私にとって最愛の我が子・・。
「心臓が良くなったとしても、その他どんな異常が発見されるかわからない。」との医師の言葉に胸が痛みました。
何度かの手術の際にも、このことは何度も言われました。
「それでもこの子に痛い思いをさせて手術するのですか」と。
それでも、私は、この子に少しでも長く生きてほしかった。
この世に生まれて楽しいこと、いっぱいあるのに、今逝ってしまったらせっかく生まれたのに、痛い思いしかしてないじゃないか・・。
少しでも、生まれてきて良かった。と感じてほしかったのです。
親のエゴかもしれません。でも、我が子は「生き」たがってるように感じました。何度かの難しい手術も乗り越えました。
障害児を受け入れるって言うのは、すごく難しいことのように感じるけど、実際かわいい我が子を見たら、自然にそんな気持ちになるような気がします。
そして、入退院を繰り返しましたが、お外をお散歩してお花をみたり、いろんな人にかわいがられて・・。水分の制限はあったけど、離乳食も食べて、大好きなお風呂にも入れて・・。幸せそうな顔をいっぱい、いっぱいみせてくれました。
1年3カ月。天国へ旅立ったときは、安らかな顔をしていました。「辛い思いもしたろうね。もう苦しくないね。天国でいっぱい自慢話できるね。神様にほめてもらえるね。」と何度も頭をなでました。今ごろは天国でやんちゃしてるに違いありません。
子供を妊娠しているときは経過も順調で、羊水検査もしませんでした。もし、羊水検査をしていたら、「異常」とでたでしょう。私はこの子に会えて、きれいごとではなく、本当によかったと思っています。この子は私にいろいろなことを教えてくれました。
「生きて産まれてきてくれてありがとう。」と心から思っています。
海さんの気持ち。お腹のあかちゃんにきっと届いてますよ。
海さんの投稿で、私も勇気をもらいました。ありがとうございます。

 





   >>> ほっ。。。 Amiga   -- 2002/07/09..
 
初めて投稿する来月出産予定の38才の妊婦です。
このサイトは時々訪れていましたが、4年前いわゆる障害児(脊椎破裂)の子を授かった私はいつもドキドキしながら皆さんの発言を
読んでいました。
「障害児がうちにきてもらっては困る」「それは選べること」
といわれているようで・・・・。
なので、海さんの発言にほっと安心し、大きく心を強くした次第です。
私もこの子を授かり動揺し、悲しみ苦しんだけれど、無意味なことだったとどうしても思えなかったです。今まで通ってきた道筋の、たとえば、受験・就職・職場での男女差別とか、結婚にまで至れなかった恋愛などと同様、人生ってそういうものじゃないかと・・・。
うちの子は、出産後傷をふさぐ手術を受け、多少歩行がスムースでなく、排泄障害がありますが、至って元気!保育園でもなかなか人気者のようです(^。^);
 偶然にもあまたある障害の中で、この障害は出生前に診断されうるようですが、この子がうちにきたのも何かの縁。あの時、「診断を受けない」と夫婦で決めたから来れたし、この障害のことは知識として知っていたけれど、この子が不要なほどには大したコトではないじゃんか、というのが実感なのです。
海さんのおっしゃるように、(一筋縄でなかった過程で得たのも含め)色々な人の愛情を受けて、ここまでこれました(産休にはいったところです)。私は障害を負った当人ではないけれど、「丈夫に生んであげなくてすまない」とも思わないし、ムスメがめそめそした時でもふらつかない人生力(=挫折の数々?)がある。と思い返して、次の子を静かに迎え入れようと思っています。
海さんのメッセージをまた期待しています。


 





   >>> 賛成 ! かっぱ   -- 2002/07/09..
 
海さん。はじめまして。
海さんの意見に賛成です。
命については考えさせられます。いまだ大きな課題です。
私は昔、看護実習でダウンの赤ちゃんの出産をみたことがありますが他の赤ちゃんと同じくかわいかったです。
そのことが頭にあるため自分は障害がある赤ちゃんも受け入れようと思いました。
命には、それぞれ意味があると思うんです。

ところで、子供を生んでみて気がついたことがあります。
妊娠していてお腹が重い時と産褥期は自分の体が思うように動かない。ああ、お年寄り(年老いた母も含む)がスムーズに動けないってこんな感じかもしれないとか、
ベビーカーで出歩くと歩道の段差とか狭さ、施設利用の不便さがきになる。ということは車椅子で移動する方はけっこう大変なんじゃないかな、とあらためて気づかされました。
まだまだ日本はノーマライゼーションの考えが遅れているんでしょうか。
海さんは、健常者では気づかない大切な事をいっぱい知っていらっしゃると思います。きっと、やさしいお母さんになるでしょう。

安産、心からお祈りします。


 





   >>> 海さん、勇気をありがとう ミューズ   -- 2002/07/08..
 
海さん、はじめまして。
朝から感動して涙がとまりませんでした。私は39歳、5歳の娘がいます。この春に二人目を妊娠しましたが、すぐに流産してしまいました。高齢の妊娠出産はやはり障害のことが気になります。
海さんの言葉の一つ一つに人間としての、母としての強さを感じました。勇気をいただいた気がします。ありがとうございました。ご出産、がんばってくださいね。あなたのような母のもとに生まれてくる子供はとても幸せだと思います。
 





   >>> 安産、お祈りしています。 沙良   -- 2002/07/07..
 
日本では、羊水検査は染色体異常児を出産しないために用いられる
ことが多いようですが、海外では、異常がわかった上で、障害児を
迎える準備のために用いられることも多いようです。
妊娠中に、もうすぐ小学生になる障害児(高機能障害)に出会いま
した。小学生になる喜びを語る彼女を「いらない命」とは、到底思えませんでした。
もともと、羊水検査をするとつもりはありませんでしたが、
「障害児だったらどうしよう。」とは考えていました。
もちろん、健康に生まれてくることを望む気持ちには変わりありませんでしたが、
「どんな子であろうと、大事な命にはかわりはない。」
と出産まで、穏やかな気持ちで過ごせました。
海さんは、「他の人間のためになることは何一つできなかったから。」とおっしゃっていましたが、そんなことはもちろんないでしょう。
海さんのがんばりに励まされた方も多いはず。
ご両親にとっては、かけがえのないかわいい我が子。
ご主人にとっては、なにより大切なパートナー。
そして、お腹の赤ちゃんにとっても唯一の母。
大仰な言い方をすれば、人類にとっても命の鎖をつなぐ大事な
役割の途中・・・。
海さんの投稿、読ませていただいてます。
海さんの強さ、優しさをいつも感じています。
無事のご出産、心からお祈りしています。
 





   >>> 同感です。 Yumi   -- 2002/07/07..
 
海さんの投稿を読んで、本当にそのとうりだと思い投稿させていただきます。

私は、今23週目ですが、高齢ということもあって、
羊水検査をできる時期の15週くらいまでは、毎日その事ばかりを
考えていて、よく主人を困らせていました。
その度、主人とも話し合い、最終的には検査は受けませんでした。

今では、毎日お腹の中で元気に動いている赤ちゃんを感じて、
まったく不安が無いとは言えませんが、
幸せな妊婦生活を送っています。

私の甥っ子も、生まれた時は五体満足でしたが、
成長するにしたがって、多動&軽い言葉の遅れなどが分かりました。
出産てそこが終わりではなくて、そこがスタ−トなんですよね。
その後、何があるかなんて、ほんとうに分からない。
今は、この授かった命を大切に、どんな事でも受け入れる自分になれるように、残りの妊婦生活を送ろうと思っています。

 





   >>> すばらしいです まるまる   -- 2002/07/07..
 
 海さん、こんにちは。海さんが車椅子の生活というのは前に拝見いたしましたが、それが生まれもってのことだったと知ってびっくりしました。
 そして生きてきた海さん、そしてこれからお子さんを育てられようとしている海さん、とても素敵です。そしてそのお子さんに対する気持ち、きっとお腹の中にいるお子さんにも届いていると思います。

 私は糖尿病ということは書きましたが、1人目を出産して1ヶ月ぐらいした時に合併症である網膜症が悪化(それまでにちゃんと眼科検診を受けていればよかったのですが)し、失明寸前になりました。産んだばかりの子のミルクの調乳すらできない、オムツの状態も見えないで、実母にオムツかぶれしてるよと言われても見えないというのがとてもつらかったです。
 これから海さんもいろいろな意味で子育てなどにももどかしさを感じてしまうことがあると思います。でも、周囲の方もきっと協力してくれるのでしょう。
 がんばってください!
 





   >>> 海さん、初めまして ロビン   -- 2002/07/07..
 
海さん、初めまして..。ロビンと申します。海さんの発言を読んで、涙が出ました。おそらくこの発言で涙が出ると言うことは私はまだ未熟だったのだと思います。現実を認めず、綺麗なところだけで過ごそうとしていたのかも知れません。私は8月に体外受精をする予定になっています。いろんな「リスク」(と呼んでいいのでしょうか?)が高齢には待ち受けていると、よく言います。私自信もし授かった時に羊水検査を受けるのかどうか、また他のことでの悩みが生じるかも知れません。約2年前(38才で)流産をしています。今度産まれてきたらどんな様子で産まれてきても受け止めるから...あなたのおっしゃっていたたとえ、犯罪者になっても味方になるよ、だから私達の子供として産まれてきて。と切実に願います。健常者の私にはまだまだ足らない知識があります。知らないから恐いのであって、しることによってそれが緩和されるのでしょう。無知は恐いです...。たとえ、自分の子供が障害を持って産まれてきたとしても全部を受け止める覚悟をお母さんとして持った人でないと、出産を臨んではいけないような気がしました。私には、その覚悟があるのか...、これは高齢出産のみに言えることではなく、他の誰もに起こる可能性があるものでしょう。
育てると言うことは責任があります。産むのは簡単でしょう。あなたを育てたお母さんにもとても尊敬します。改めていろんなことを考えさせていただきました。ありがとうございます。
 





   >>> そうですね kinako   -- 2002/07/07..
 
海さん こんにちわ。

私は36歳の妊婦予備軍です。
子供が欲しいなあと思った瞬間から
いろいろな不安や心配事が襲って来て妊娠もまだしてないのに
健康な子供が産まれなかったらどうしょう・・私は
子供がどんな状態で産まれてきても受け入れる事が
出来るんだろうか・・なんて考えた時もありました。

私のまわりには健康な子供を産んだ友達ばかりで
障害を持った子供を持つ・・というのは
身近な事ではなかったんです。

でも1年程前に自閉症の子供を持つ子と友達に
なりました。
海さんが仰るように彼女の子供も自閉症だとわかるまで
かなりかかり はっきりわかったのは2歳の頃だと
言っていました。それまで目を合わせないとか反応が
遅いとか上の子の時とは微妙に違う部分はあったそうですが
健康診断に行っても異常はないし先生には
大丈夫ですよ と言われていたそうです。

ニ歳児検診の時の知能テストみたいなのをやった時に
初めて検査に引っかかり、自閉症かも・・と
言われたそうです。

その時の彼女の気持ち、今までに至るまでの経緯
そしてこれからの不安・・・
聞いてると私には無理かも知れない・・と思ったのが
正直な気持ちでした。

でも時間が過ぎ 私も子供が欲しいと思い初めて
いろいろ悩み
子供を作り始めるにあたり旦那とも話しをしました。
羊水検査をして異常が見つかったとしても
堕胎はしない、私は出来ないのだから検査はやめようと。

健康に産まれても
どんな事があるかわからない。
ずーっとあとでわかってくる障害だってあるんだし。

漠然と子供が欲しいと思っている時は
絶対羊水検査をしよう!って考えていたけれど
いろんな事があって 今の気持ちに落ちつきました。

子供を持つと言うのは
すごく大変な事だけど 自然体で受け入れようと
今は思っています。

海さん 健康な赤ちゃんが産まれますよう・・
祈っています!