妊娠・出産・育児

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仕事と妊娠 きしゅう  -- 2002/07/17 ..
超高年齢妊娠ということで多くの方々に励ましのメールをいただきましたきしゅうです。
つい先日、14週の検診で赤ん坊の成長を確認してきました。

ところで、私は大学に勤めており、仕事内容は教育と研究です。
何しろ47歳ですから、仕事の上で責任ある立場にもなっています。
今回、妊娠したということで、職場では、ずいぶん助けられています。
いわゆる上司の立場にある人が、前のこと(流産)があるから、とにかく身体を大事にするようにといってくれたりもしました。
誰にも代わって貰えない授業以外の仕事を、ずいぶん代わって貰いました。
授業を一度だけ休講にしたことがあります。
休講などよほどのことがない限りしない私が休講をしたことから、仕事上のパートナーというべき若い男性教員が、真剣な顔で、この際思いっきり休みを取ったほうがいいのでは、といってくれたことがありました。それだけでなく、私がするべきこともずいぶん代わってくれました。
なにげなく必要要員からはずしてくれたこともあります。
本当にありがたいことだと感謝の念に耐えません。

一方、研究関係で、勤務先とはまったく別のところでも仕事上のかかわり(とくに小中学校の先生方とのかかわり)をもっています。
正直言って、こちらには職場の対応とは全く違う対応がありました。
研究会のレポーターを依頼され、これこれこういうわけで引き受けられないと伝えても何となくそっけない。
予定されていた報告をことわることも生じ、それなりに気を使って事情を伝えてお断りしたのですが、やはりそっけない。
もちろん、そうでない対応をしてくれたところもあります。
おそらく客観的にもばりばり研究活動をしてきました。
好きで研究をしないわけではないのにと、そんな思いが生じます。
というより、わたしは、通常の妊娠年齢をはるかに超えているけれど、妊娠という人生の一大転機に直面しました。研究仲間とは、研究だけでなく人間としても理解し合えていると思っていただけに、ショックなのです。
こんなことにショックを感じるのが、甘えなのかもしれませんが。

いずれにしても、勤務先と研究仲間との対応の落差に、少し驚いています。
でも、これは、職場に、長く勤めていることも手伝って、いい人間関係がつくられているということなのだと思います。

ちょっとしたつぶやきでした。


いくさん、頑張れ!   きしゅう
母は強し!   きしゅう
これからもよろしくお願いします   きしゅう
適度に励んでいきましょう   きしゅう
ききさん、同い年?   きしゅう
ちょっとわかる気がしました。   いく
仕事と子育ての両立は難しい   明里
仕事と出産、育児   みなみ
人によるんですね   Alicia
仕事と子育て   きき




 

   >>> いくさん、頑張れ! きしゅう   -- 2002/07/17..
 
いくさん、もうすぐ出産なんですね。
楽しみですね。
私も、早々と帝王切開の可能性が高いといわれています。
今は、いろんなことを忘れて、生まれて来る子どものことだけを考えてください。
本当に、あとひとがんばり、がんばてくださいね。

昔、マスターの学生だったころ、学生結婚した先輩が25歳で妊娠・出産しました。
指導教官から赤ちゃんをコインロッカーにいれてでも勉強するんだといわれたと、彼女がよく言います。言われたときはショックだったけれど、おかげで甘えずに研究に励めたともいいます。しかし、それは20代で出産した人の話。
いくさんは教員としての経験を踏まえて大学院で勉強しているんでしょう。そこは、学生生活しか知らない人に比べれば強みだし、それに若くもないのだし、年の功で、ずうずうしく勉強も、子育てもやっていこうよ。

安産を心よりお祈りしています。

 





   >>> 母は強し! きしゅう   -- 2002/07/17..
 
明里さん、双子の妊娠、おめでとうございます。
今、何ヶ月ですか。
子を産み育てる人がいるから、この社会が続くのに、そういう人をおろそかにする社会は、基本的によくないよね。
後続の女性たちのことも考えて、気を使いながらも、ときにずうずうしく、子を産み、そだてていこう。
母は強し、なのだ!

 





   >>> これからもよろしくお願いします きしゅう   -- 2002/07/17..
 
みなみさん、レスありがとうございました。
先輩、と思ったけれど、私より3歳年上なだけなんですね。
でも、子育ての上では大先輩。これからもいろいろ教えてください。
出産後のこと、少しずつ考えられるようになってきました。
でも、それよりも今は、胎動を早く感じたい!

 





   >>> 適度に励んでいきましょう きしゅう   -- 2002/07/17..
 
aliciaさん、こんにちは。
レスありがとうございました。
今、助手さんをしているんですね。

私は29歳で定職に着き、仕事の上では順調でした。
結婚・出産の友人たちを横目に、仕事(というより研究)だけが心のたより、といった時期が長かったです。
それはそれで精神的につらい面もあるのです。
30代のころは、ハードな調査をこなしながら深夜、さらに朝方まで原稿を書くことも稀ではありませんでした。
でも、そのころの私は、妊娠した女性の気持ちなどわからなかったと思います。
もしかしたら、人を傷つけるようなことをいってしまったこともあるかもしれません。

結婚して少し代わりましたが、それでも仕事中心の生活は基本的に変わりませんでした。
時間を惜しむように足早に歩く癖が板につき、早足には定評(?)がありました。
その私が今はゆっくり歩いています。
今すでにそうですが、子どもができればなおのこと研究のペースは落ちるだろうと思います。
でも、今、そういう自分を楽しんでいます。
aliciaさん、ときは愚痴を言いあいながらも、適度に励んでいきましょう。

 





   >>> ききさん、同い年? きしゅう   -- 2002/07/17..
 
ききさん、さっそくの返信ありがとうございました。
アメリカで仕事も人間関係も開拓されてきたんですね。

子育ての方が、確かに大変ですよね。
やっと、子育てのことまで考える余裕が出てきた、というところです。
妊娠を持続させることが最大の課題で、出産後のことまで考えるのは何か怖い気もしていたんです。

ききさん、同い年か、ちがってもおそらく数ヶ月。
お互い、すてきな中年をつくっていきましょうね。
わたし、妊娠したことから、これまでと全く異なる生活をする可能性が出てきて、どんな自分が拓かれるのか、と、それも楽しみです。

 





   >>> ちょっとわかる気がしました。 いく   -- 2002/07/17..
 
こんにちは、きしゅうさん!以前からきしゅうさんの投稿を読んでいて、すごいな〜と心から応援していたひとりです。14週おめでとうございます。(^o^)丿
私はきしゅうさんにくらべるとまだヒヨッコの35歳。でも妊娠以来いろんな合併症やトラブルを抱え、やっと今週末37週を迎えます。その日に入院をして38週で帝王切開の予定です。
”ちょっとわかる気がした”というのは、私が10年間の中学校の現場生活の中で感じていたことが書いてあったからです。というのは学校現場は地獄のように忙しく、他人のことを思いやる心の余裕がないというのが実際のところだからです。教員(公務員)というと、他の職業に比べると妊婦にとって制度的にはめぐまれているとは思います。しかし実際はそれ以外の問題で大変なことも多いのです。事実私の周りでは、生徒がピアノの椅子に細工をしたために衝撃をうけて流産した先生。荒れた子供たちへの家庭訪問をたびたび行い、無理を重ねて早産をし、子供さんに障害が残った先生。去年は私の仲のよい友人の教員が、妊娠しているにも関わらず担任をはずしてもらえず、6ヶ月で死産という悲しい結果を迎えました。ほんの身の回りだけでもこれだけあります。うわさに聞いた似たような話を書けば、枚挙にいとまがありません。実際のところ、多くの先生方が、新しい命の誕生の喜びをしみじみと感じる心の余裕がなく、目の前の子供をどうするのか、ということに忙殺されているのが現状です。現場にいるとき、私は”こんな中では実際妊娠なんかできないなあ””妊娠したら無事に出産を迎える自信がないなあ”と思っていました。子供を慈しみ育むための教育機関がこんなことではいけないと思ってはいましたが・・・。
でもほとんどの先生方が、自分の家庭や体を壊してさえも目の前の子供のことを思い活動している方々ばかりです。でも、ちょっと心の余裕がなかったために、きしゅうさんに対する対応が上手にできなかったんだと思います。私がいうのはなんですが、”ごめんなさい”という気持ちでいっぱいです。
私は・・・というと、結婚のために地方から都内へきたためにやむなく現場を離れました。その後、妊娠をして大学院へ進学して、また再び現場に戻るための勉強をしているところです。ただ、困ったことに、現場にいるときはごまかしごまかしやってきた体の不調が、妊娠をしたとたんに次々に現われ、妊娠糖尿病でインシュリンを打ち、甲状腺の障害も発見され、厳しい妊娠生活になりました。また、大学院への通学が片道3時間かかっていましたので無理が重なったのか、23週で切迫早産になり、病院のベットで24時間の点滴生活になりました。その結果、大学院は出産までお休みするはめになってしまいました。でも後少しで出産、最後のひとがんばりというところです。ちょっと愚痴ですが聞いていただけますか?切迫早産になり、大学院を休学するか否かで、担任の教官に相談をした時、”ちょっと無理をしたので切迫早産になってしまったようです。”と言ったら、”そのくらいで無理と言っていたら勉強なんてやっていけないよ”といわれショックを受けました。妊娠しながら、片道三時間の通学をしてることをご存知の教官のお言葉だったので、多少傷つきましたね。でもこんな人は何処にでもいるのでしょう。ただ教育現場にいる、ってことが腹が立ちますが・・・。
きしゅうさん、若輩者の私がいろいろと偉そうに言えることではないですが、どうぞこれからの妊娠生活をお大事にお過ごしください。月並みな言葉ですが、”無理をしない”。これが、妊娠生活の基本だとしみじみ感じている私です。そして、こらからもときどきここにきては、きしゅうさんのうれしい報告を心からお待ちしています。私も最後までがんばります。(^o^)丿

 





   >>> 仕事と子育ての両立は難しい 明里   -- 2002/07/16..
 
きしゅうさんその他皆様、大学の教員をしながらの子育て組みが
いるということを知って、とても心強く思っております。
私は2歳の子の母親で現在双子を妊娠中です。
歯科大学で助手の職業をしてます。
はじめは臨床系だったのですが、患者を診ていると時間の拘束が
長くなることから、基礎系に移りました。
臨床は週2で出張先でのみ診ております。
現在36歳ですが、双子の妊娠となり、本当に仕事を続けられるの
か、くじけそうになっています。幸い、職場は「論文さえ出してくれれば、あとは自由」の雰囲気なので、なんとかがんばってます。
両親も年をとってますが、できうる限りサポートをしてくれてます。
ありがたいことです。
でも、双子であり、年齢のことなどを含めてハンディキャップの
ある子が産まれたらなど、先のことを考えると不安が耐えません。
いくらなんでも3人のサポートは両親には無理ですし。
家政婦さんなどサポートをしてくれるひとを探さなければ
ならないでしょう。
周りには、女性の助手の方はいますが、みんな子供はいないか
いても一人だけです(ろこつに3人は無理だと言われました)

同じような大学の職業の方とメールの交換でもできればいいのですが、ここの場でアドレスをオープンにするのは難しいですね。

きしゅうさんも、あまりむりせず、がんばってください。

 





   >>> 仕事と出産、育児 みなみ   -- 2002/07/15..
 
きしゅうさん、投稿をずっと読ませて戴いています。赤ちゃんが順調に育っていらっしゃるようで良かったですね!私は現在50歳。6歳の一人息子の出産前日まで働き、そして生後2ヶ月で仕事復帰しました。仕事関係の方達には18週頃まで一部を除いて妊娠を伝えませんでした。10週目頃に数週間仕事でホテル暮らしをしましたが、妊娠を周囲に伝えられない特殊な状況にありとても大変でした。(もちろん家族や友人には伝えて支えてもらっていました)きしゅうさんの仕事と少し共通面がありそうなのですが、現在は大学ではなく別の教育機関での指導や各地で講演等を行っています。ききさんのレスにもありましたが仕事の事は実際は生まれてからの方が大変ですよ。子供の事で新しく築かなくてはならない人間関係も多いのです。私は様々な工夫で乗り切っています。育児の手段や周囲に理解協力して戴くノウハウ等、本当はもっと詳しく具体的にお伝えしたいのですが(限られた狭い専門分野の世界の中だけですが)名前が多少知られているので、あまりお話出来ず残念です。個人的にメール交換出来れば良いのですが・・。問題の無い範囲でお伝えしますね。例えば、悩んだ末、子供の世話は保育園ではなく専属のベビーシッターの方にお願いして11ヶ月で断乳するまでは常に仕事先にも一緒に行って貰いました。これは大正解!時間的な問題や病気の時の事を考えると保育園では無理なのです。高齢出産の場合、当然我々の親も高齢なので全面的に頼れませんよね。仕事を続けるには誰が子供を見るかという事が大きな課題です。我が家は夫も育児に大変協力的ですので大助かり!きしゅうさんも先の事を少しずつ考えておかれた方が良いですよ。ご出産や子育て、影ながら応援しています。お体に気をつけて頑張って下さいね。
 





   >>> 人によるんですね Alicia   -- 2002/07/15..
 
こんにちは。
実は、私もきしゅうさんと同じ仕事をしています。
とはいっても、私は39歳ですが、遅くから大学院に行ったので、まだこの世界に足を踏み入れて2年目の下っ端です。
夫とは別居中。私が子連れ赴任をしました。
子どもは2歳と1年生です。
上司は理解があり、打ち合わせの時間が夜にならないように、また朝早く出発しなくてもいいように・・といろいろな配慮をしてくれます。
が、先方の都合が優先ですので、夜の研究会や打ち合わせが入ることもたびたびあります。
そんな時はファミリーサポートセンターを活用していますが・・。
「今は子どもを優先しなさいな。」と言ってくれて、嬉しく思っています。
でも、甘えすぎないように頑張っているつもりです。
業績をつけないといけないのですが、学生実習が年9ヶ月あることもあり(ほとんどつきっきりです)、共同研究や外来講師で精一杯で、自分自身の研究ができないのが実情です。
大学院の指導教官も理解はありましたが、「ファーストで3本は欲しいな。それも英語で・・。3年で書けよ。」と言われたりで、プレッシャーを感じていました。
ただ、この仕事を始めた頃より随分肩の力が抜けた気がします。
私がいらいらすると子どもにもそれがわかるし、八つ当たりになってるなと思うこともあります。
こどもに「ごめんね。母さんいらいらしてるね。」と弱音を吐いたり・・・。
出だしの年齢が遅いこともあり、焦りはあります。
ステップアップの機会もなくはなかったのですが、今はこのままでよかった、業績はあまりつかないけど、きりきり舞するほどの忙しさではないので、多少ゆったりとできるかなと思うようにしています。
助手仲間では、きしゅうさんと同じぐらいの年齢ですが、大学の講師をしていて子どもができたため、あの忙しさでは無理だと退職し、助手としてこの大学に赴任された方もいます。
私はクリスチャンではありませんが、今の私の立場は神様がいいようにしてくれているような気がします。
きしゅうさんはもっと責任ある立場にいられるのですから、これから大変かと思います。
でも、無理なさないで下さい。
お互い理解のある職場でよかったと思います。
これからも、人間関係を大事にしていきたいです。
とりとめのないことを書きました。



 





   >>> 仕事と子育て きき   -- 2002/07/14..
 
きしゅうさん、
14週検診、エコーであかちゃん見られて感動だったことでしょう。わたしは、前回の投稿で返信したききです。
44歳で出産し、今元気な3歳の女の子の母親です。
覚えてらっしゃいますか?
きしゅうさんの投稿にも励まされてあと1人がんばって産みたいと思っています。

仕事と妊娠、仕事と子育て。本当に大変ですよね。
私も、出産2日前まで、仕事をして、その後1年育児休暇をとり、次の年に復帰しました。
妊娠中は、元気いっぱいということもあって余り仕事との両立は、もんだいありませんでした。アメリカで教師をしているので、日本に比べると、勤務時間が終わるとさっと帰れるので検診などもほとんど、勤務後に行けました。
まわりも、いろいろ優しくしてくれました。

さて、生まれてからが大変です。
保育園。そして、仕事、ピックアップしてから、遊んで、買い物して、次の日の準備。こどもが、病気にでもなると、もう、大変!
職場のサポートは、妊娠中に比べると余りなく、子どもがいるからという理由は、通じなくなりました。

でも、今は、無我夢中でやるのみです。体は疲れますが、こどもを持てて本当に幸せです。