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双子の羊水検査について 明里  -- 2002/06/13 ..
初めて投稿します
現在36歳、出産時は37歳になる予定の
双子のママ予備軍です。
現在10週なのですが、羊水検査を考えてます。
トリプルマーカーについても考えましたが
高齢のため、必然的に確率は高く出るでしょうし、
確実なことはわからないとのことで羊水検査を受けたいのですが
双子でもできるのでしょうか?
ご存じの方、情報をお願いいたします。


詳しいお話しありがとうございました   明里
慎重に、しかし怖れないで。   くらすぷ




 

   >>> 詳しいお話しありがとうございました 明里   -- 2002/06/13..
 
くらすぷさん、詳しい情報ありがとうございました。
私には1歳4ヶ月の娘がいるのですが、
その時も羊水検査は受けました。ですのでだいたいのことは
知っています。しかし、一人目の時は単胎でしたので
流産その他の確率も低く、あまり検査を受けること自体
迷いませんでした。しかし、今回は・・・・・・
2度以上針を刺すという検査そのもののリスクも怖いです。

おっしゃるとおり、日本では減胎は認められていません。
なので、片一方に染色異常が見つかった場合、
難しい、ほんとうに難しい選択が待ちかまえていると思います。
しかし、検査をうけようが受けまいが、胎児の状態は
すでに決定されています。ならばどのような選択をするにせよ
なるべく早く真実を知りたいと私たち夫婦は考えています。

羊水検査に関してはここのサイトでいろいろ
論議されています。
くらすぷさんのおっしゃるとおり、検査のリスクをふまえて
あえて受ける人たちを、「人道的」な観点から
一方的に責めてほしくはないと思います。
子供を育てるのは本当に大変です。
夫婦だけの問題じゃなく、共働きならば
預け場所、実両親、義両親たちも巻き込まざるおえません。
結局、決定できるのは「当事者」たちだけではないかと思ってます。

ほかに、双子の羊水検査または血液によるマーカーの検査に
ついて何か知っていることがありましたら、是非とも教えてください。

 





   >>> 慎重に、しかし怖れないで。 くらすぷ   -- 2002/06/12..
 
こんにちわ。まずは妊娠おめでとうゴザイマス。
ワタシは現在3ヶ月の双子を持つ者です。
年齢は32歳なので高齢出産といわれる枠まで少しの猶予がある
立場ですが(昔は立派に対象年齢でしたけどねぃ(笑))
最初の子を子供起因の染色体異常で結果的に亡くした為、
次の妊娠時には羊水検査を薦められました。

で、妊娠したと思ったら双子でしたのでちょっと不安でしたが、羊水検査は受けました。

さて、これからちょっと脅かすわけではありませんが、かなり具体的なことを書いていきたいと思います。

ワタシの場合は一卵性双生児でしたので2人のDNAは一緒ということから穿刺は一度で済むことになっていました。(片方分、調べればオッケーと言う事ですね)
対して、二卵生は双子といえども、生物学的にはむしろ同じ時期に生まれた兄弟という方が正しい見解であり、2人ともまったくちがうDNAを持ちますので、穿刺は必ず二回になります。
ただ、同意書にも書かれていますが、なんらかの不都合により穿刺が二回以上になる事もあります。
それは、エコーで胎児の位置を確認していても実際に穿刺した場所から羊水を充分に採取できなかった場合などです。
ワタシの時は一回目に羊水が充分に採取できなくて二回穿刺しました。

羊水検査自体はさほど時間はかからないと思います。
病院によっては術後少し休んで何ともなければ、即日帰宅が可能なところもありますし、大事をとって一泊することを決めている病院もあります。
羊水検査の手順などや細かい疑問などは、遠慮せずにちゃんとドクターに伺ってください。

このサイトの投稿にもいくつか羊水検査についてのものがありますので参考にされると良いかもしれません。

また、双子の場合ならではの問題は
一卵性の場合、羊水検査でチェックに引っかかったとして
2人とも染色体異常の可能性が高いです。
また、二卵性の場合、片方に異常が見られもう片方は健常という事もあります。
今の日本では減数手術(健常の胎児を残す手術)は確か認められていない、または、成功確率が低いので行っていないと聞いたコトがあります。

その場合どうされるかご夫婦できちんと話し合われたほうがいいです。

ワタシの場合羊水検査を受けた理由は、もし異常が見つかった場合出産後までに気持ちを入れ替えて育児できるように、妊娠中に覚悟を決める為だったといったほうが良かったかもしれません。
最初の子の時は、出産後しばらく気持ちを切り替えるのに時間がかかりましたので。

それから、羊水検査時におけるリスクに関して。
非常に低確率ではありますが、羊水検査は子宮に採取針を刺すためにその刺激により、子宮が緊張・収縮することが有り最悪の場合流産を起こしてしまう事があります。
おそらく多胎の場合それが少し多いかもしれません。
(単胎の方より切迫早産のケースが多い事からもその可能性は高いと思われます)
ドクターとよく相談されてみてくださいね。

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これとはちょっと外れる話になりますが、リスクが大きいのに何故羊水検査を受けるのか?と疑問に思われる方がいらっしゃいますが、どんな手術でもリスクは必ずあります。
それが盲腸だったり簡単な手術だったとしても、100%の成功率というのは、実は無いのです。
それが証拠に、どんな手術でも確認書のような書類を書かせられます。
ですので、そのリスクを何が何でも回避したい方はその選択を尊重しますが、リスクを承知でそのオペを受けられるヒトに対して、その家庭背景を考えずに遠まわしに「選別することは良くない」というのは辞めていただきたいです…。今の日本では理想論だけでは生活できない事もあります。
ごく一部の自分勝手な親以外は、なんとも思わずに選択してる訳ではないのですから。
(誤解して戴きたくないのは、障害者の存在を否定しているのではないと言う事です)
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ええと…。かなりキッツイ事を書き並べてしまいました。
しかし妊娠というのはそれだけの覚悟を要されるものだと思います。
何よりも、ハハオヤになるのですから、いろいろな事に目を背けてばかりは居られなくなる立場です。
正しい情報を知ることで、漠然とした不安を解決させる事をオススメします。
双子のメーリングリストもありますので入ってみては如何でしょう?いろいろな疑問などに先輩ママさんからのアドバイスが受けられますよ♪

普通の妊娠より気をつけなければならない事がたくさんありますが、ともかく、無理せぬよう日々をお過ごし下さいね。