妊娠・出産・育児

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高齢出産と周囲 庵王園  -- 2002/06/13 ..
 36歳、7ヶ月目(初産)です。
 10歳年上の夫は、3年前に脳梗塞に倒れ、後遺症のため車椅子での生活となりました(両足、右手麻痺)。トイレ等の日常生活には介護を必要としませんが、私が外で働く間、何らかの家事をするようなことには無理があり、また生活全般にも何かと消極的です。(二人暮し。私の実家からは遠く、夫の実家は同じ市内ですが交通の便が悪くしかも車無し)
 そんな中、子供が授かりました。始めは悩みましたが、これも何かの啓示と思い、出産を決意しました。
 体調が安定していたときは良かったのですが、現在切迫早産で入院中です。私が寝込んでしまうと夫の世話を実家に頼ることになるものの、私の方まではなかなか手が回らず放って置かれているような感じで… 実家の方も近くに住む姉夫婦の方が優先といった感じで、この調子だと子供が生まれたら、一人で子供と夫と仕事?
 出産を決めた時「頑張ってね。応援するよ」と、皆は言ったけれど、精神的な応援だけでは…(結局、私にやれってこと?)
 実際に頑張るのは結局私一人かなあと思うと、どこまでやれるんだろう。と不安が募るばかりです。


ありがとうございました   庵王園
数年間、がんばって!   ひめ
公的サービス   MIN
ふぁいとお〜!   めるも
社会資源を活用して   海
ひとりでたいへんでいらっしゃるとは思いますが・・・。   ろろ




 

   >>> ありがとうございました 庵王園   -- 2002/06/13..
 
 みなさん。色々と励ましのお言葉&アドバイスありがとうございました。 
 前回の投稿をしたときは、一旦落ち着いたはずのお腹がまたひどく痛み出して(ウテメリン24時間点滴で2週間経っていたのに…)夫も2週間留守番状態で機嫌が悪く電話もつれなくて、このまま一人きりで子育てができるのだろうかと、ひどく不安になっていたのです。
 あれから、電話などで夫ともゆっくり話し、お互いの実家のほうにも色々と話してみました。どちらの親ももう高齢ですから(私たちがこの歳ですし)できることには限りはあるものの、お互い色々と工夫してみようという姿勢が出てきました。夫も元気な赤ちゃんを待ってくれていますし、ちょっと積極性の芽が出てきつつあるような…。
 私も、気兼ねしてウジウジ悩むばかりで、具体的にどうして欲しいのかはっきりと伝えなかったなあと、反省。
 地方なので、都会ほどの行政サービスはありませんが、アンテナを広げて利用できるものはビシバシ利用して行こうとも思います。
 本当にお世話になりました。 かなり復活してきた今日この頃です。



 





   >>> 数年間、がんばって! ひめ   -- 2002/06/13..
 
24週、同じ7ヶ月の者です。
文面から、大変さが伝わり、レスいたします。

私の友人のケースですが、彼女が出産した翌日、
なんとご主人が脳梗塞で倒れて入院。
彼女も入院中、旦那さんは違う病院に入院という状態に…。
彼女は退院後、1ヶ月は実家に帰っていましたが、
ショックで母乳も止まってしまったとか。

でも、母は強し!かな。
幸いご主人は公務員で、病気休暇がとれ、リハビリに専念。
言語障害と片マヒはあるものの、なんとか1年後に職場復帰できました。(給料や役職はダウンし、仕事も単純作業に変えられましたが)
その間、彼女は、保育園に子供を預けて働き、家計を支えました。
今では、子供も小学生になって、両親を手助けしています。

庵王園さんの場合は、ご主人が人生に前向きな意欲を無くしているようで、
それが、ネックでしょうが、友人のご主人も同じで、今でも、意欲なく暮らしています。
絶望にさいなまされ、何度も離婚を考えたらしいけど、
それでも、友人はつとめて明るく、今、子供と前向きに生きている。
子供はどんどん成長していきます。
どうか、数年間、がんばってみて下さい。
子供がきっと手助けしてくれる年齢になります。



 





   >>> 公的サービス MIN   -- 2002/06/12..
 
産褥期はどうされるのでしょう?

ホームヘルパー、ガイドヘルパーなどの公的サービスの利用ができると思います。
身内を頼りにされるより、利用できるサービスを最大限に利用して、自分たちの生活を作られることをお薦めします。
障害を持った家族がいる場合、こどもがいようがいまいが家族介護だけでの生活には限度があります。
また他人が関わってくることでご主人の気持ちも変わってこられるかもしれませんよ。
まだ人生を諦められるには早すぎると思います。
生まれてくる赤ちゃんのためにも、明るい前向きなパパとママになれるように次のステップを考えてみられる事をお薦めします。
詳しくは福祉事務所か障害者の自立を支援してくれるセンター(自立生活センター、自立支援センターと呼ばれてます。)にお訪ねください。
特に自立を支援してくれるセンターは障害当事者が相談に乗ってくれます。

安産、お祈りしてます。
 





   >>> ふぁいとお〜! めるも   -- 2002/06/12..
 
まず、他の人たちと違う状況の中、出産を決意されたことに敬意を表します。
私もあと数日で7ケ月(初)に入ります。庵王園さん、本当に立派だと思いますよ。
出産すると決めた以上は、誰もあてにしないぐらいの覚悟でいきましょうよ。いざとなったら自治体に相談したり、ヘルパーさんをお願いしたりいろりろ手段はあると思います。(これは余分にお金もかかっちゃいますけどね)
あと、ご実家の方もなかなか手伝ってくれない、ということですが、具体的にお願いしてますか?「○○まで□□してほしい」とか・・・。できなければ断ってくるでしょうし、きっとやってくれると思いますよ。
また、赤ちゃんが産まれればご主人もきっと今よりお身体の状態が良くなると思います。そして生まれた赤ちゃんも自然に人を思いやることのできる子供に育つと思いますよ。
 





   >>> 社会資源を活用して   -- 2002/06/12..
 
 強い方ですね。庵王園さん。
 重い障害のあるご主人を抱えて、何かの啓示と受け止めて
出産を決意なさるとは。
 私は全身に障害があって車椅子に乗っている、43歳で13週目の妊婦です。
 妊娠前は車椅子で料理など家事をしてましたが、これがとても
ハードなんですよ。
 以前2回流産してますから、今回の妊娠がわかってから、
料理その他の家事をすっぱりやめて安静に勤めています。
 問題はだれに家事をしてもらうか。朝食と夫の弁当は夫が自分で作ることになりました。
 妊娠以前から我が家には午前中ホームヘルパーが来て、台所のあとかたずけ、洗濯、掃除をしてもらっています。
 これは区の障害者福祉制度から派遣されるヘルパーです。
 これに加え、NPO法人(非営利の民間福祉団体)が運営しているヘルパー派遣を午後から利用することになりました。
 洗濯物のかたづけ、買い物、夕食作りをお願いしたところ、若いヘルパーが派遣されて料理がまったく下手で頭を痛めてます。
 それで生協の組合員の助け合いの会がやっている家事援助者派遣を申し込みました。
 区の全身性障害者介護人派遣制度というのもあり、利用しています。
 行政の福祉制度、ボランティア団体などを福祉用語で社会資源といいます。
 いろいろ調べて相談しておおいに活用することをおすすめします。
 ご主人は障害者ですから区市町村の障害福祉課に身の回りのヘルパーを頼むとか、
あるいは障害の原因は脳梗塞ですから若年性老人疾患として
介護保険の対象になり、そっちからヘルパー派遣がされるかもしれません。
 普段税金や介護保険料を払っているのです。活用せねば損。
 困難を抱える家庭に育児の援助をするボランティア組織もあるかもしれません。
 身内、知人よりも社会的な人的パワーを利用したほうがいいと思います。
 結婚前、私の夫は「僕が家事を手伝うからヘルパーに来てもらわなくていいよ」と言っていたのですが、
だから結婚したのですが、
実際は全然あてになりませんでした。


 





   >>> ひとりでたいへんでいらっしゃるとは思いますが・・・。 ろろ   -- 2002/06/12..
 
ご主人様の日常生活のお手伝いとか、お仕事をお持ちでの初めての妊娠、すごく不安でいらっしゃることと思います。出産を決意されたことに心からエールを送らせていただきます。

庵王園さんには、他の人とはまた少し違うご苦労がすごくおありなのだと思います。でも、体力的に本当に大変な時期がいつまでも続くわけではなくって、こどもはどんどん大きくなりますから(とはいうものの、その2年、3年が途方もなく長く感じられて、たすけて〜〜!と言いたくなることもしばしばなことも確かではあるけれども)、きっと、ああ産んでよかったと思う日がすぐに来るはずですよ。

そして、なによりも、「生活全般に消極的」とあるご主人様のお気持ちが新しい生命の誕生によって大きく変わられるといいなと思います。