妊娠・出産・育児

バックナンバー1〜2003年3月

2002年3月〜2002年12月の投稿バックナンバー


高齢出産VOICE TOP

babycom高齢出産という選択 TOP

高齢出産VOICE バックナンバー一覧

ワードで検索!ワードを含んだ投稿リストが表示されます



37歳で初めてのことばかり ももんが  -- 2002/01/25 ..
「子供は出来たら産めばいいし、出来なかったら2人で、生きていこう」と言う事で、34歳で、結婚。それが結婚して半年で夫が一人息子の為、義父母から「早く孫の顔をみたいから2人で、病院へ行って来い」と会うたびに言われてうんざりしていました。結婚前私は10年近くフリーランスで仕事をしていて、友人たちとも話がかみ合わなくなってきていたし、両親からも「仕事より早く結婚しろ」と言われていました。やっと結婚できたと思ったら、今度は「早く子供を」。半分意地になって「子供なんていなくたって」と強がりを言っていました。でも、部屋で1人で仕事をしていて、外で聞こえる子供の声や、母親たちの笑い声が段々辛くなってきて、夫に相談。無理しながらも家を買う事にしました。家の基礎が出来上がった頃、妊娠がわかって、医者の言葉に夢を見ているようでした。母や姑に報告しても何故か泣いているのは私だけで。それから、毎日つわりさえ嬉しくて、何もかも楽しくて、毎日、お風呂の中でお腹に話し掛けていました。でも、夫の反応は思いの外冷たくて、私がおなかが痛いと言っていても「自分は疲れているから」と言って取り合ってくれませんでした。検診の度、「張っていませんか?」と聞かれていましたが意味がわからず、そのまま普通の生活を続けて、ヨガまで週一度やっていました。(そのとき、モニターをつけてくれれば、どれくらい張っていたか判ったと思いますが)7ヶ月に入った頃、最後の仕事を納めた夜に大出血をしてしまい、そのまま入院をする事になってしまいました。「切迫早産」でした。後で、医者から「オイオイ、まじかよと思った」と言われたぐらいの張り方だったそうです。それから、初めての入院生活が始まりました。ずっと点滴をしたまま。トイレと洗面以外の歩行は禁止でした。姑は「昔はこんな病気はなかったけどね」と言い、母は「こんな薬を打ったままで子供への影響はないの?」と、来る度に不安がっていました。2か月間でしたが大部屋と言う事もあり、色々な妊婦をみました。トラブルなく産めるのが不思議なぐらいに。
2ヶ月して、絶対安静を条件に退院しました。そして、10日後に破水。「いよいよ、母親になれる」と思っていたのに、入院中「まるで陣痛並の張り方」と言われた波が、全く来ない。陣痛促進剤をあげて、陣痛室へ行くまでの陣痛は来ましたが、子宮口が開かない。(年齢のせいと言われました)次の日、胎児が感染しかかっていると言う事で、急遽、帝王切開になりました。それからが悪夢の始まりでした。3日間、めまいが治らず、ガスが出なかったのです。運悪く、週末にかかってしまった為、レントゲンも取れず、ただ、お腹の痛みだけが襲ってきて歯が砕けるかと思うほどの痛みと高熱で訳がわからなくなっていました。医者に聞いても「判らない」というだけで説明もなく、浣腸だけが繰り返されました。2ヶ月間の入院生活と開腹手術で筋肉は全く機能しなくなっていて、ベッドから起き上がることも出来ないのに「とにかく動きなさい」。何日、点滴台の上に頭を乗せて床だけを見る生活が続いたでしょう。子供を連れてこられても、点滴でパンパンに張れあがった手では、子供は抱いて上げられません。片方の腕においてもらうのが精々でした。悔しくて情けなくて不安で泣いてばかりいました。とにかく、子供を両腕にしっかりと抱きたい。長かった3週間が過ぎ、退院診察の時初めて聞かされた「腸閉塞」と言う言葉。もし、そうとわかっていれば、自分も家族もあそこまでパニックにならなくてよかったかもしれないのに。家族は、ただ、私がわがままで大げさに行っていると思っていたらしいのに。帝王切開のデメリットに「腸閉塞になる可能性」なんて妊娠関連の本で見た事ありませんでした。帝王切開はどちらかと言うと自然分娩より楽なお産だと言う印象がありましたから。でも、この事があったお陰で、いろいろなことが判り、何より、出産して2年と7ヶ月。1度も育児が大変と思った事がありません。生後何ヶ月の夜泣きさえ、ぱっと起きて両手で我が子をあやせる幸せ。あの3ヶ月に比べれば本当にあっという間に大きくなってしまいました。子供が不安がっている時、やんちゃ言っている時、何をしていても両手で抱いてやります。母親が「あなたのように子供に接すればよかった」と言っていました。高齢で産んだから時間が早く感じるのか。いつまで、こうして両手で抱いてやれるのか判りませんが、我ながら、改めて自分がこんなにも子供を欲しがっていた事に、驚いています。当たり前に結婚して、当たり前に子供を産んでいたらわからなかった事だったと思います。これが、高齢出産の最大のメリットかもしれません。


大変な出産でしたね   まりこのママ




 

   >>> 大変な出産でしたね まりこのママ   -- 2002/01/25..
 
私も以前、出産後1ヶ月半で盲腸から腹膜炎になり1ヶ月半の入院生活を送ったことがあります。筋肉たらたらになって、コップも重くて大変でした。でも、動け!と医師は言うのですよねー。
腸閉塞の診断がすぐにわからなかったのは腹立しいですよね。
私の場合も、出産後だったので、たかが盲腸なのに、救急車で運んでもらったのに、盲腸ということがわからなかったんですよ!
入院中、腸閉塞の怖さも医師から何度も聞かされていたので、どのくらい苦しかったか、想像できます。
すごく苦しい体験したあとは、不思議に多少の苦痛も苦労も平気になりますよね。
現在、楽しい子育て中とのこと、良かったです。