妊娠・出産・育児

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羊水検査を終えて むう  -- 2002/03/14 ..
36歳 妊娠16週です。
12週のときに胎児があまり良い状態ではないと知らされてから1ヶ月が過ぎました ものすごくショックで茫然自失のようになり不安や恐怖、様々な感情の中で過ごしてきました。
流産してしまうのか、また継続が不可能なのか、継続しても奇形が生じるのでは・・と。
その日から3日後、2週間後、また1週間後と様子を見るために受診しましたが、少しずつ胎児の状態が改善され現時点ではとりあえず順調といえるそうです(超音波での診察では胎児の大きさも平均で、見える限りでの異常はありませんとの診断です)。
しかし当然のように担当医からは度合いはどうであれ「良い状態でない事実」があったということは胎児の異常が高い可能性として考えられると説明されました。
年齢も36歳ということもあり病院側の判断で羊水検査があるということだけは情報提供しようということだそうです。
その日からは別の意味での選択をしなくてはならなくなりました。
みなさんの投稿を見つけたときは本当にある意味ほっとしました。
私以外にも様々な理由で悩んでいる人がたくさんいるんだということと検査に対する考え方などもとても参考になり感謝しています。
本当にむずかしい問題で簡単に結論がでるものではありません。
でも私たち夫婦は検査を受けることにしました。
これもまた人それぞれですが私たちにはあと出産まで6ヶ月あまりこの問題を抱えて生活していくことはとても耐えがたく、また今のままでは気持ちの上で一歩も前に進めないのではと思ったからです。
でも結果に対してどうするかは正直言ってまだ結論が出せません。
思いはいろいろありますがそのときに正確な状況を把握してもう一度最終決定をしようと思っています。
結果によっては自分達だけでなく家族の意見を聞くことも必要でしょう。
検査結果が出るまでの時間・・私は今いろいろな情報を得ようと
出生前診断や障害に関する本などを読んでいます。
今まで全く関わりのないような世界のことだったのにこういう時間を与えられたのも縁だと思い、せめて事実や現状を見つめることからは逃げないようにしようと思っています。
それと同時に決断したことによって気持ちが少し楽になったのも事実です 今は祈るしかないし「絶対、大丈夫」というようなプラスな思いも少しずつですが持てるようになりました。

検査に関しては精神的には負担でしたね。
羊水を取り終わるまでは短い時間ですが「無事に・・」という思いや「ごめんね・・」という思いがありました。
後で看護婦さんに「針が入ったときお腹の赤ちゃんがちょうどかなり動いていたときだったので先生も慎重になってましたね」と言われ「お腹の子も怖かったんだな」と危険を与えた罪悪感がありました。

検査の結果を投稿できるかどうかはわかりません。
でも私が支えられたように同じ思いの方に少しでもお役に立てたら
と思います。
どういう方法を選択しようとも自分自身にとってそれが正しい方法だと信じて・・・





その後の経過   むう
読ませていただきました。   はな
とりあえずハードル一つ。   くらすぷ
結果   むう
むうさんへ   かずよっち
私も受けます   たまご
ゆきさんへ   むう
むうさんへ   ゆき




 

   >>> その後の経過 むう   -- 2002/03/14..
 
少しご無沙汰していました
くらすぷさんの言うとおり、とりあえずハードルひとつ超えたその後も「胎児が週数に比べて小さい・・」ということで要観察を強いられている状況です
とにかく小さいなりにも成長を・・という思いと同時にやっぱり何かあるのかもしれないという不安を抱えて過ごしています
もちろん検査結果以前に比べれば問題にならないほど平穏な日々を過ごしています
が、先日、長引く風邪の影響もあり突然に激しいめまい、嘔吐に襲われ緊急で2日間入院しました(情けない)
事情を知っている看護婦さんには「いろいろ大変だったから疲れがどっときてしまったのね」と言っていただき涙しました
入院生活の中で当然ながら様々なトラブルを抱えた妊婦達に出会います
ほとんど安静を強いられている毎日の中でそれぞれの状況や気持ちや悩みを延々とおしゃべりし、堂々巡りのようにみんなで「大丈夫、頑張るしかない」と励ましあう中で何となく自分が少し救われたような気もしました
病院のベッドでひたすら時を過ごしている多くの妊婦さんに負けないように私もまた頑張って過ごしたいと思いました

 





   >>> 読ませていただきました。 はな   -- 2002/02/24..
 
はじめまして。36歳独身です。
皆さんと違い、妊娠経験はないのですが、近い将来のこととして、彼には、高齢出産がハイリスクであることから、妊娠した際は、羊水検査を受け、障害を持っている危険性のある場合は産まないで欲しい、と言われました。
正直言ってとてもショックでしたが、それをきっかけに、まずは情報収集をと探していたところ、このサイトに出会い、実際に立ち向かっておられる皆さんのお話を読ませていただき、本当にありがたく思っています。
妊娠していない私にとって、まだ皆さんのように実感を持つことはできませんが、現実として必ず考えなくてはならない問題。これを事前に考える機会を与えてくれた彼に、今はとても感謝しています。そして、少なくとも自分がどういう覚悟で子供が欲しいのかをふたりでしっかり話し合わなければと思っています。もちろん、今の自分と、お腹に命を授かった自分で、価値観は変わってしまうと思いますが・・。答えはでなくても話し合うことがとても大切だな、と、恥ずかしい話、今まであまり自覚のなかった私ですが、そうおもっているこのごろです。 
まずは、妊婦として頑張っておられる皆さんに、元気な赤ちゃんが生まれるよう、心からお祈りしています。
 





   >>> とりあえずハードル一つ。 くらすぷ   -- 2002/02/20..
 
検査の結果、とりあえずのハードルを一つ越えられたようですね。
私も、前回の出産時に染色体異常の存在を身近に体験し、その経験から今回の妊娠時に羊水検査を受ける事にしたのですが、本当に、検査〜結果までの2〜3週間というのは、今まで生きた中でもっとも命、障害、夫婦の事、私たちを取り巻く事について考えた時期だったと思います。

母親として、母親になる覚悟、甘やかなコドモとの生活ばかりが将来用意されているわけではないかもしれない事、しかし、それを甘やかな生活にするもしないも、全ては自らの心がけ次第であることなど。

ゆえに、とてもシビアな人生観を持つようになったと思います。
(それをヒトに押し付けたりはしないようにしますけれど)
しかし、そういう事を考える機会をくれたお腹の子、染色体異常であった召されていった子のおかげで、ある意味成長できたのだと思っています。

むうさんと同じように、私も「結果は異常なし」を聞いて体中の力が抜けたのを覚えています…。

ですが、確かに巨大なハードルではありましたが、まだまだ立ちはだかるハードルの一つにしか過ぎません。
私もようやく妊婦としては最後のハードル=出産を控えてますが、その後にもまた、新たなハードルが待ってるので気を引き締めていきたいと思います。

これからの物事の関わり方は、おそらく今までとは違ったより深いものになるであろう事は明らかだと思います。
むうさんも、そして皆様も、どうかお体に気をつけて妊婦生活を送られてくださいネ!(^^)
 





   >>> 結果 むう   -- 2002/02/18..
 
今週末に検査結果が出ているだろうということで受診の予定でした
もし出ていないときには受診日の変更を電話でお知らせしますという約束でした
あと数日・・・予想していたとおり「その日」が近づくごとに気持ちは追い詰められるように不安を増していきました
先生の口から良い結果を知る自分と悪い結果を知る自分が代わる代わる頭の中に浮かんでは消え・・という状態です
そんなときに限って精神的に負担になるような出来事も起り「どこまでもついていない・・運命は私に挑戦的だ」と思っていました
ここ数日は眠れない日も多く「何で検査を受けたのだろう」と思ったり反面、検査だけでこんなに自分が乱れてしまうなんて「受けずに出産までなんて私には絶対無理だっただろうな」とこの選択が正しかったと思ったり・・でも相変わらずどんなにいろいろな情報を得ても結果が悪かったときにどうするかという答えは出せませんでした 障害児のいる家庭は思っているほど特別ではないというような実際のお話なども読み少し安心し私にも受け入れられるのではと思ったり・・でもそれを受け止めるまでの経験者の様々な思いを目の当たりにすると今でさえこんなに自分が弱いのに私は頑張れるのか?乗り越えられるのか?と心が引きちぎられるような思いになるんです
今日も自分の弱い気持ちをノートに書き綴っていました
すると電話がなったんです
病院の先生からでした「検査の結果が出なかったものですから」というような言葉だったので受診日がまた延びてしまうんだと思い淡々と返事をしました
するともう一度「検査の結果が異常なしだったので少しでも早く知らせたほうがいいと思って・・」と言ったんです
まさか電話で結果報告されるとは思わなかったのでピンとこなくて理解するのに少し時間がかかりました
そのあとはとにかく泣き崩れてしまいました
今はいろいろな思いもありますが・・とにかく疲れ果てました
一体こんなにも精神的な負担を強いられる検査とは何だったんだろう?とさえ思ってしまいます
喜びで興奮してというような感情は一切無く(当たり前ですが)とにかく疲れました
それでも結果報告に対する先生の心遣いには本当に感謝しています

これで私はとりあえず染色体の異常に関しては「安心」をいただきました もちろん胎児の状態が悪かった期間に何らかの影響を受けていることも考えられるのですべてがクリアされたわけでなく、ごく順調な妊婦さんと同じようなリスクを背負うだけとなったわけです 
私に与えられたこの1ヶ月あまりの期間は私にとってあまりにも過酷でした
でもきっと私にその期間を与える原因となった「お腹の子の良くない状態」にはこの子の何らかの意思表示があったのだと思います
出生前診断や障害に対する様々な情報を得て私のこれからの生き方もずいぶん変ったと思います
今まで生きてきた中でこれほど大きな問題はありませんでした(少し大げさかもしれませんが・・)
出産までのこれからの期間、更に多くのことを考えていくと思いますが私が良い結果だったのと同時に他の誰かが悪い結果をいただいているかもしれないこと、そして今日もまた確実に障害をもった子供たちがこの世に「生」を受けている事実をしっかりと心に刻んでいたいと思います
たまごさんもかずよっちさんもしっかりと自分達の考えをもち決断しているのでそれぞれ立派な正しい判断だと私は思います
人それぞれの考え方が違うのはもちろんのこと・・倫理だとか道徳だとか・・立場によって考えもずいぶん変るものだと思います
医学が更に進歩する中でそれと同時に人の心のケアができる機関ももっともっと充実していってほしいものです。
 





   >>> むうさんへ かずよっち   -- 2002/02/16..
 
はじめまして。38歳で今年7月に初産を控えてます。妊娠してとても嬉しかったのと同じくらい胎児の障害についてすごく心不安を持ちました。ネットや本などから検査について毎日毎日しつこいくらい調べ、それだけでかなりのエネルギーを使ったと思います。超音波で見る限りでは何も異常はなかったのですが、どうしても不安で産院に自分から検査について尋ねました。正直言って、冷たいようですが私達夫婦は、もし重度な障害を持って産まれてきてしまった子を育てていく自身がないからです。やっと授かった子なのにと言う方達もおりますが、じゃああなたが育てて下さいと言ってしまうかも・・・。
私の場合、羊水検査を受けて結果がよくない場合=あきらめると初めから決意しており、ただその羊水検査を受けるのがどうしても踏ん切りが付かなく、結局クアトロ検査を受けてその結果で羊水検査を受ける事にしたのですが、クアトロ検査は確率でしか出ないのが不安でした。検査を受けて結果が出るまで約2週間、いろんな事を考えました。私達の年台はそのクアトロ検査で295分の1を基準に高いか低いかと結果がでるのですが、もしそれよりも高いと出て、羊水検査を受けたら、300分の1で流産をしてしまう確率もあると言うのも怖く、そう決めて検査を受けたものも、考えがだんだんと鈍ってくるようになってしまったんです。結果が出る頃には胎児もかなり大きくなって検査の結果を知った日に超音波ではとても元気な動きをしている姿を見て、なんとも言えない気持になりました。その時点で羊水検査は受けるのをやめましょうと決めました。確率的には420分の1という事で一応低いという結果がでましたが、これはあくまでも確率。今は胎動も感じやっと母になるんだという実感が沸いてきました。むうさんも結果が出るまでかなり不安だと思いますが、その時にご夫婦で選んだ道が正しいかどうかはむうさん達が決める事です。頑張って下さい!
 





   >>> 私も受けます たまご   -- 2002/02/16..
 
はじめまして。
私はカナダ在住の40歳で初めて妊娠したたまごです。去年の10月から不妊治療を受け、卵管を一度清掃し、その次はクロミドという薬(排卵誘発剤)を飲むことになっていましたが、それを飲む前に妊娠がわかりました。現在9週です。妊娠がわかり6週目のとき子宮外妊娠でないかどうかの検査をしただけで次の検査は11週までありません。日本のように頻繁に検査をしてもらえるのはうらやましいです。あまりつわりがないのでちゃんと育っているか不安なのですが体温が高いのと便秘がちなのと胸がはるのがあるので妊娠続行中であると思います。
さて私の場合は年齢が40歳なので羊水検査をしようと思います。自分では大丈夫だと信じているのですがつれあいはなんせカナダ人なのではっきりしていてハンデキャンプの子供を育てる自信はないので調べてほしいと言われました。私の友人も調べるようにすすめますので時期がきたら調べようと思います。
私の年齢ですとダウン症の確立は1%です。普通の確立のほうがはるかに高いので迷っている人はやはり受けたほうがよいかもしれません。

 





   >>> ゆきさんへ むう   -- 2002/02/14..
 
ゆきさん、私の発言への返信ありがとうございました
その後体調はいかがですか?
今日、検査後(2週間目)の検診へ行って来ました
やはり順調で異常なしということでした
いよいよ来週には検査結果がでることになっています
順調であることが逆にとても不安な気持ちをかりたてるのです
検査を受けることを決断した事で一歩進んだように気持ちが楽になったのも事実・・といいましたが自分でそういう状況をつくりあげていかなければ崩れてしまいそうなんだと思いました
夜中もふと目が冷めるとそれからいろいろなことが頭をめぐり何時間も寝付けなかったりします
普通に食べていても少しも体重が増えず痩せたね・・なんて言われてしまうと本当に自分は一体どうしたいんだろう・・どうなるんだう・・と先が見えない状況にますます不安になります
気持ちがアップしたりダウンしたり・・・・
でも心から応援しています!といってくれたゆきさんの言葉に私のほうこそ再び励まされました
どんな結末を迎えようともお互いきっと癒される日がくることを信じていくしかないですよね
最近「時間」は本当にありがたいものだと思います
確実に私の気持ちも状況も変えていってくれる・・決して止まったままではないんだよね
同じような立場の人がみんな少しでも救われますように・・・

 





   >>> むうさんへ ゆき   -- 2002/02/08..
 
はじめまして。私は37才、妊娠4ヶ月です。
今、むうさんとほとんど同じ状況です。羊水検査についてはまだ詳しいことわかりません。だけど、これから考えなければいけない問題だと思ってます。
不安で一歩も踏み出せない今の私。むうさんの決断に心をうたれました。
私も、強くならないとね!
何からはじめていいのかわからないけど、まずは検査について勉強しようと思います。

今のむうさんなら、どんな結果が出ようと前向きに対処していかれると思います。
頑張って下さい!!!
心から応援しています!