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卵子提供という制度について あまりん  -- 2002/12/02 ..
卵子提供をお考え中という方をこのサイトで見かけました。
私も来月で39歳でまだそうとは決めていませんが、いずれ考えるかもしれず、興味があります。
㈰ 卵子提供については皆さん、どうお考えですか。
  つまり他人の若い卵子を提供してもらうということです。
㈪ アメリカと韓国で提供を受けられるそうです。
  韓国の方が費用が大分安いようです。
  卵子提供をお考えの方、韓国とアメリカのどちらでなさるべきですか。

  成功率も一回あたり60%近くあり、3回までで90%になるようです。
  私はその人が納得している限りはどんな方法を用いても子供を 持ちたいという強い意志があれば一概に悪いとは言えないと思います。
  低い確率の治療に掛けるよりは、本人が他人の卵子でも良いと 納得できるのであれば、精神的にも時間的にも効率的といえるのではないでしょうか。
  皆さんのお考え、そして卵子提供について詳しい情報をお持ち の方、教えてください。

 


中国の赤ちゃん 続き   まり
中国の赤ちゃん   まり
でも、でも、、、   ももたろう
自分で産む   青空
育ててこそ、家族なのでは、   まり
反論覚悟で書きます。その2   くらすぷ
反論覚悟で書きます。その1   くらすぷ
でも、、、   ももたろう




 

   >>> 中国の赤ちゃん 続き まり   -- 2002/12/02..
 
日本国際社会事業団というところに聞いてみたのですが、日本で中国からの養子縁組を受けることは、制度的になかなか難しいみたいです。まったく不可能っていうこともないみたいだけど。
欧米は中国との間に、国同士で養子受け入れの条約を整えてあるけど、日本はそういうことをしていないそうです。
日本は、何かと窮屈な国なんですね・・・。(TT)
 





   >>> 中国の赤ちゃん まり   -- 2002/12/02..
 
ももたろうさんへ。中国では、一人っ子政策の犠牲になった女の赤ちゃんが、たくさんいるそうですよね。
他でも聞いたことがあります。女の子だからって捨てられちゃったなんて、本当にかわいそう。
そして、アメリカでは、中国から養子をもらっている人も、いっぱいいるそうですよね。

私は、自分の子を産むことをあきらめることになったら、そんな中国の女の赤ちゃんを育てたいなあ・・・
なんて、思うのですが、日本でも中国の子供を養子にすることはできるのかしら。
 





   >>> でも、でも、、、 ももたろう   -- 2002/11/26..
 
まりさんのおっしゃるように、日本で養子縁組がそんなに難しいことはよく知りませんでした。

でも、もしアメリカに卵子提供してもらいに行くなら、アメリカに行ってアメリカの業者を通せば中国に養子をもらいに行くことはできると思います。それなりに手数料はかかるらしいですが、中国は一人っ子政策の影響で孤児院に女の子がたくさんいるそうです。

夫にこの話をちょっとしたところ「産まれてきた子が自分の子供じゃないっていうのはちょっとヘンじゃないだろうか」ということでした。

確かに、おなかを痛めて、産んで、そして育てたい、と思われるのもわかるのですが、どんなひとの卵子かわからない人の子供を産み、そして、ダウン症やその他の障害があった場合、育てる自信はありますか?

この前スーパーでもらった無料の日本人むけの広告を見ていたら、「卵子提供者募集 健康な女性 (18〜32歳)保険、高謝、経費用意します」とったようなものがいくつか出ていました。これで卵子を提供するのはやはりお金の欲しい女の人ですよね。これはニューヨークだったと思います。ニューヨークにはいろんな日本人がいます。わたしが出会った一人の女の子は黒人を相手に何人とも寝ていました。

これからも、卵子提供を受ける日本人が多く渡米しているのがわかるような気がします。

わたしには子供がいるからあなたの気持ちを100%わかることはできませんが、ひと、としてなんとなく養子をすすめたい気持ちです。
 





   >>> 自分で産む 青空   -- 2002/11/26..
 
どうしても自分の子供が欲しい、と思う女性にとって、卵子提供なら養子でも同じ、というのはちょっと違うと思います。

卵子提供を考えられる方は、自分で産みたい、との思いが強く、最終手段として卵子提供を考えられるのではないでしょうか。
例え自分の卵子ではなくても10ヶ月間自分のお腹の中で育て産むという事は、自分の卵子で自然妊娠した時となんら変りない気持ちで母親になれるように思います。
 





   >>> 育ててこそ、家族なのでは、 まり   -- 2002/11/25..
 
卵子提供なら、養子をもらうのも良いのでは?というご意見には賛成です。
家族は、遺伝子だけのものではない、育ててこそ親子だと思います。
でも、日本では今、養子をもらうのもとても大変で、40歳まででないといけないとか、
専業主婦でないといけないとかの規定をもうけている養子紹介の団体もあって、
それもできない人が大勢いるのだと思います。

もし、40代半ばや後半で、生涯の連れ合いに出会って、その人と家族が作りたいと
思ったとき、日本には選べる方法がありません。
男性は50代でも生殖能力があるのに、女性はそうではありません。
でも、社会での仕事などのシステムは、産む性である女性の体の年齢のことを
考慮してくれるわけではありません。
また、日本では、男性の理由の不妊の場合は、精子提供のAIDが許されているのに、
女性の場合は選ぶ方法がないのです。

やむにやまれず、海外に行く人がいても、私はそれは責められないと思います。
人は、幸せになりたいと思うものです。
でも、自分がそれができるかというと、・・・できないと思いますが。

なお、韓国では来年に卵子提供は禁止されるだろうと予測されているようです。
 





   >>> 反論覚悟で書きます。その2 くらすぷ   -- 2002/11/24..
 
>>続き

医学の進歩は確かに目ざましく、それに伴ない恩恵を享受できる事は確かに素晴らしいことです。
しかし、人間の生死は人間の手が関与してはならない領域だと思います。
「死」を無かった事にして「不老不死」を求める人は数あれど天命に逆らう事が出来た人は今までに一人も居ません、。
同じようにして「生」も中絶が人間を選ぶ行為としてするべきではないとするならば、「生」を無理やりに造り出す事は、良しとしない行為といえるでしょう。

配偶者同士の精子、卵子で子供を「創る」事は出来ても、第三者の介入を許してしまう「造る」事はしてはなら無いのでは無いかと考えます。
それを、「そういう考えも否定できない」と言わしめてしまっている世の中は果たして、私には間違ってるという気がしてなりません。
誕生産業はお金になります。
ニーズが段々増えていますから。
もちろん倫理度外視が殆どでしょう。
ミモフタもありませんが、依頼があれば顧客にしない手はありません。

アメリカなどは、キリスト教徒が多いですが中絶は反対する事はあっても、こうした生命の操作に関してはなぜか、よく言えば不思議なほどおおらかな国であり、また、商売になるのであれば倫理は無視して(法的な事柄をかいくぐってでしょうが)産業として根付かせてしまえる国でもあります。

そこに「出来る技術」があるから手を伸ばすというのは
非常にある意味短絡的だと思います。

どうしても「子供が欲しい、欲しい、欲しい」という呪縛に
目が曇っていると思うのですが、どうかよく本質を考えて欲しいのです。
子供というモノを得る事を最終目標にしてしまって、何をしたいのですか?
子供というモノを得て、それで幸せになれると思いますか?
子供を得て、不幸になる事は幾らでもあります。

あからさまに言ってしまいますが、生殖行為というのは生物学的には遺伝子を残すという意義があるのです。
これが古来より連綿となされているのには、おそらく私たちには理解できない理由がちゃんとあるはずです。
暴言を許してくださるなら「子育てごっこ」のための命ではないはずです。


とてもキツイ言葉を並べたと思います。
しかし、オブラートにかけた言葉を排出しても、
受けて側のいいような解釈に取られる事は、わたしにとっては
不本意でしたので、率直なことを書かせていただきました。

昔は言われなくてもちゃんと解っていた事ですが、個人個人がもっとしっかり、するべきではない行為を明確に線引きできるような考えをもって欲しいなと思います。

重ねて書きますが、不妊治療を否定してるのではありません。
治療はその本来もてる器官の手伝いをする行為ですから。
読まれる方の中に、私の意見に共感してくださる方が一人でもいらっしゃればありがたいと思います。
ご精読ありがとうございました。
 





   >>> 反論覚悟で書きます。その1 くらすぷ   -- 2002/11/24..
 
私は不妊の治療を受けずに子供を授かったのでここに意見を書く資格はないかもしれません。
しかし、ずっと考えている事だったので反論覚悟で書かせていただきます。

私はどうしてもこの点だけは皆さんにもう一度考えて欲しいと思います。
「医学で可能な事であるからといって、お金があるからといって、
全て望みを叶える事は果たして正しいことなのか」

不妊治療は治療行為です。
不妊治療は、自分と配偶者の中との間の遺伝情報のやり取りを原則に、あらゆる試みをされる治療行為だと理解します。

しかし、他人の卵子、子宮を介すると言う事はここに、わずかながらの第三者の関与が生じると言う事であり、その後の何らかの問題が発生したときの責任を誰が負うかという問題があります。

ココで「血筋」と言う事にこだわるのか?という疑問があると思いますが、私が懸念しているのはそういう概念上のコトではなく、実際の現象として自然ではまずありえない行為を、意図的にされていることを問題にしています。
ずっと未来に不自然な影響が出ないとも限りません。
一方、不妊治療の内容は確かに実際の自然界ではありえない方法での受精ですが、本質的には配偶者以外は介入しないので最低限の自然な状態だと思います。
(極端な蛇足ですが、遺伝子組替え食品云々を気にするような方々が、こうした問題を肯定することは多分、矛盾してる出来事かもとちょっと思います)

仮にその行為が法的に認められるようになったとして、最初こそ真摯な子供が出来ないカップルの願いから行われる手法((あえて治療としません)でしょうが、それが普遍的に
認められるようになってからは、おそらく治療の範疇を超え、ただ単に「子供」という物体が欲しいという欲求からの産物になりかねないと思います。
ちゃんと育てる方もいらっしゃると思いますけれど、そうではない人も出てくる可能性大です。

実際、卵子の話ではありませんが、アメリカでも代理母の問題ですら多くあり、記憶に新しい話では子供を産みたくないと思っている女性が代理母をやとい、その代理母が双子を妊娠した事が発覚した時、依頼した女性が「双子なら子供は要らない」と言い出し、問題になったニュースで流れましたね。(ご覧になった方も多いと思います)

これなどはかなり極端な例かもしれませんが、医学の進歩に任せて、お金の使うに任せての行動はこんな悲劇を引き起こす可能性が多分にあると思います。
また、本当かどうか真意は結局闇に葬られましたが、クローン出産もニュースに取り上げられた事は記憶に新しいと思います。

感情的にはとてもよく解ります。
私も死んだ子を生き返らせる事ができるのならば、そうしたいですから。(クローンの問題に関してですけど。しかし馬鹿げた話、ペットではそれが実現してるとも?…病んでると思います。)

>>続く
 





   >>> でも、、、 ももたろう   -- 2002/11/24..
 
もし他人の卵子を使うなら養子をもらってもいいのではないでしょうか。
アメリカでは確かにいろいろ卵子や精子の提供を受ける人がいるとは思いますが、養子をもらう人もとても多いです。養子が欲しい人がたくさんいすぎるのでアメリカ国内では養子をもらうのが難しく、中国やロシアの孤児院からもらう人が多いようです。
白人の夫婦がアジア系の顔の子供を連れているのをよく見ます。