妊娠・出産・育児

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受精卵と胚盤胞のダブル移植!? あん  -- 2002/11/10 ..
昨日の読売新聞の体外受精の記事を見たのですが、
胚盤胞まで成長させてから移植したほうが妊娠率は高い!と出ていました。

そして、最近さらに妊娠率を高くする方法として、
まず4〜8分割の受精卵を採卵2日目に移植し、
残った受精卵を胚盤胞まで育て、5日目位にもどす。
という2段階方式の移植方法が注目されていると載っていました。

最初にもどした受精卵から『着床させておくれ〜物質』なるものが分泌(この辺が神秘的な部分ゆえ、まだ解明されてないらしいんですが・・・)され、
かなり着床しやすい環境に子宮の中がととのったところに、
第2弾として胚盤胞をもどし、即着床!そして妊娠!という記事でした。
胚盤胞まで育つ=生命力の強い受精卵ということになるから、
もともと胚盤胞をもどすという方法自体が、
通常の受精卵をもどすよりは妊娠率が高いそうで、
それに加えて、
通常の受精卵ももどしてあるから、妊娠率は倍増!?なのだそうで、
それまで何回も体外受精をしてダメだったカップルが、
この方法で1度で妊娠してしまったそうです。
成功率がかなり高く、双子ちゃん率もかなり多いそうです。

ただ、胚盤胞まで育つということが大前提なのですが。
ある程度の数の卵子を採取する・・・ということも大・大・大前提ですが・・・(これが高齢となると1番の悩み・・・)。

不妊治療にも保険適用という話しもあり、
そうなれば、もっともっと不妊治療に理解ある世の中になり、
さまざまな研究もされ、妊娠する確率の高い方法がどんどん見つかるかもしれないですね・・・。

私は4〜8分割の受精卵をもどしたことしかないのですが、
胚盤胞をもどして妊娠された方のお話しが聞けたらな、と思います。よろしくお願いします。




きょんさん、お返事有難う♪   あん
2段階胚移植法ですね。   きょん




 

   >>> きょんさん、お返事有難う♪ あん   -- 2002/11/10..
 
きょんさん、貴重なお話し有難うございました。
確かに、胚盤胞まで成長しくくれるのをじっと待っている期間って、精神的にかなり来そうですね・・・。
私の受精卵は、いつも分割が遅くてハラハラです。
通常なら採卵2日目に、子宮にもどしても良い状態になるところ、
もう1日待ってやっと移植・・・という感じです。
だから、胚盤胞になるまでものすごい長く感じると思います・・・。
卵は6〜7個は取れますが、
移植に2〜3個使って、残りの受精卵の成長を見ながら凍結しましょうと言われるのですが、
結局成長が止まってしまい、凍結までには至りません。
そんな風にお腹の中でも、もどしたらすぐに成長が止まっちゃっているのかな〜・・・と思うと、
移植後に安静にしていたり、家事を主人にたのんだり、外出を控えたり、ホルモンの薬を飲んでいることが、
無駄なことに思えて、生理予定日が近づくにつれ、心の中が荒れて行きます・・・。
胚盤胞を作ることも、かなりの難易度な気がして来ました・・・。

でも、
めげずに次回病院に行った時に、先生に杯盤砲の移植について
聞いてみます。
きょんさん、ありがとうございました。

 





   >>> 2段階胚移植法ですね。 きょん   -- 2002/11/07..
 
 2段階胚移植法ですね。2年くらい前から画期的な新しい技術として注目されていたような気がします。
 私は残念ながら両側の卵管を手術で切除してしまったので、この方法は適応外なのですが、かなり妊娠率は上がるようですね。ただ、まだ実施例が少なく、一般的に普及、施行されれば、妊娠率はもう少し下がるのではないかと言われていると何かで読んだことがあります。しかも、2日目に戻す卵と5〜6日目に戻す胚盤胞とで途中脱落する卵の可能性も考えると、かなり多めに卵が採れることが絶対条件になるようです。

 私は前述の通り卵管が無いことから、受精卵が胚盤胞まで育つ間に卵管で栄養をもらうというプロセスが無いので、通常の方法では難しいのではないかと言われていました。(実際通常の胚移植は失敗の繰り返し。)
 ということで、採卵数が1個でも胚盤胞まで培養を試みるのですが、1歩手前の桑実胚で成長がとまったり、胚盤胞まで育っても着床しなかったり。いわゆる、自然周期に近い形の採卵だったので毎回採卵数は2〜3個。途中で成長が止まってしまうつらさは、なんとも表現のしようがありません。いっそ、成長が止まる前に駄目もとで子宮に戻して欲しいと切に思っていました。
 妊娠率が高いとはいえ、普通なら2日間で戻すところを、6日間ハラハラ過ごす(私の卵は成長がいつも遅めなので)、自分にはどうしようもないのでつらいことでした。
 40歳になって、卵胞だけ大きくなって中身が無いという周期があって、医師から「ホルモンのバランスが崩れている」と言われ、ピルと卵胞ホルモンを前周期に使う治療をしてもらった時に、何故か採卵6個、受精5個という私には好成績で、最終的に6日目に胚盤胞2個が戻り(結局1日一個のペースで他の卵は成長が止まっていきました)、1個が着床。息子に恵まれました。
 胚盤胞培養は、やってみないことにはわからないのですが、やはりリスク(卵が駄目になる)が大きい分、可能性も高いと思います。体外で胚盤胞に育つ卵はかなり優秀な卵だとも言うし。でも、私も3回目の胚盤胞移植で上手くいったものの、前2回の失敗は相当へこみました。モニターで赤ちゃんになる胚の部分というものを説明された時は、もうそこに赤ちゃんが見えた気がして嬉しかったのに、マイナスの結果だった時は流産した時くらい悲しかったです。でも、この技術がなければ私は妊娠できなかったと思います。
 胚盤胞移植では、移植後1週間で妊娠判定(血液検査)でした。フライング検査をする間も無しって感じです。移植までハラハラする分、移植後は判定までが短いのは精神的には良かった気がします。
 あんさんの所にも早く赤ちゃんがきますように。